アナログなMusic Video ーVOICEー: Perfume好きな一夫の日々

2017年06月17日

アナログなMusic Video ーVOICEー

今回はPerfumeの話題です。

Panasonicとのコラボによる「AWA DANCE」は発表されるまで知らなかったのですが、新曲の一部を聴けたのは貴重でした。そして、日にちが経過しましたが、WOWWOWで5月28日に放送された「Perfume スペシャルプログラム～collaboration～」をようやく見ました。内容は13人組のゲストによるPerfumeに関するコメントとゲストからPerfumeへ質問という内容で、MIKIKO先生、関和亮氏、ハリセンボン、木村カエラなどがゲストで登場し、最後は「神」である中田ヤスタカ氏がPerfumeと対談するという内容です。目新しい話はそれほどありませんでしたが、Perfumeと中田ヤスタカ氏の初対談ということで貴重な番組放送だったと思います。

番組の中で私が印象的だったのは、Perfumeの映像ディレクターである関和亮氏が「VOICE」のMusic Videoの撮影が大変だったというエピソードです。自分達のポーズの型をあらかじめとっておき、曲に合わせて本人達がその型にポーズを合わせるという5～10秒程度の1カットのために2～3時間もかかったというアナログな撮影ならではの苦労話が印象的でした。

【動画】Perfume「VOICE」

PerfumeのMusic Videoは、記事「Perfumeの映像の要「関和亮」」に書きましたが、「近未来型テクノポップユニット」というコンセプトのイメージで作られたカッコいいPerfumeの映像が多いです。そのため「VOICE」のようなアナログ的な可愛らしい映像は珍しいです。「VOICE」発表当時はMusic Videoを見てもの手作り的な紙芝居の印象しかなかったのですが、改めて見ると凝っているなと思いました。当時、印象に残っていたのは、「VOICE」の初回限定盤CDジャッケットで、3人の脚だけという表紙でした。関和亮氏はPerfumeの映像ディレクターとして、3人の魅力を引き出していると思います。