5歳パッカー　〜ママとの旅の記録〜

1年間住んだ思い出のアパート。
すっごい狭いのだけど、デリーは家賃が高いので。。
これで、9000Rsでした（2万円弱）物価が安い割に高い。
日本でいう1K（1R＋K＋B/T）ですかね。




そして保育園。
託児所？特にプログラムとかなく、おばちゃんが預かってくれてる感じですネ。
幼稚園とかあったけど、お勉強系な所は預かり時間が短くって。
でも朝7時から、夜19時まで預かってくれて、１０００Rsくらい。
インドの祝日でも、私が仕事なので無理言って預かって貰ったり。
保育園ではないけど、頼れる近所のおばちゃん！みたいな感じで、信頼して預ける事が出来ました。
愛情いっぱい注いで貰って、家族のように可愛がってくれたな、子どももすっごく懐いてました★





託児所までの送迎は、いつもリキシャー。
毎朝同じ時間に送迎するから、何も言わずとも待っててくれる。
いわば固定客となってました。
道案内しなくていいから、こっちもラクですしね。


で、去年インドを訪れた際立ち寄ってみると、いつものエリアで以前お世話になったリキシャーワーらーと再開！
覚えていてくれて、嬉しかったです。
ただ・・物価が上昇中のようで、値段上がってたな〜。

ママのお仕事の都合で、バンコクに住む事になったヨ！
約一年のインド生活。
楽しかったなー。
しばし、インドの家族とお別れ、寂しいナ。
仲良くなった保育園のみんなともバイバイだネ。

タイ航空の飛行機に乗って、翌朝にはバンコクだヨ。
お世話になったアパートの大家さん。
ディーディーにバイヤー、さようなら。

八百屋のアンカルや、毎朝乗ってた、リキシャーワーラー。
行き付け商店シークのアンカルジー。

色々あったけど、楽しかったヨ。
日記には綴っていない、沢山の事があったインド。
大好きだヨ。

またいつか帰ってくるからね、フィルミレンゲ。

帰国の日がやって来たヨ。
朝からみんな荷造りだヨ！
のんびりした時間を過ごし、日本では中々食べられないチベット料理で昼食。
インドマックも体験したいと、ご要望にお応え♪
みんな、やり忘れた事は無いくらい、インドを堪能してくれたみたい。
嬉しいナ。

オールドデリーのマーケットでは、リキシャーに変な所に連れて行かれ・・
インドらしいハプニングにも遭遇したなぁ。

次にリキシャーに定員オーバーで乗ったはいいけど、ドライバーにしがみつくように乗せられてサ。
挙句に、セクハラオヤジだっよ、このドライバー！

イトコは、サイクルのオジサンに、お釣りをちょろまかされそうになったり(笑)
面白いんだヨ、このオジサン、明らかにお釣りを少なく渡しておいて、反応を見てるの！！
少ないっ!!!!! て訴えると、笑いながら返してくれたり。
怒りより、笑っちゃったってサ。

いろーんなハプニングも笑えちゃうのがインドなのかな？

うちの家族はみんなインド好きになってくれたヨ！
イライラするけどネってオマケ付きだけどネ。

ばいばい家族、また逢う日まで〜！

シャタブディに乗って、アグラへ出発！
日帰り旅行だヨ。
でも、ワタシとママはお留守番。

後の引越しの準備が迫っているからネ。
そう、今回の旅行は、タイへのお引越しが決まったからなんだ。
ママとワタシがインドへいる内に、みんなが遊びに来てくれたんだ。
もう2週間後には、このインドともバイバイなんだヨ。
さびしいナ。
でも新たな街ではどんなお友達が待っているかな？
バンコクでは、幼稚園に通う事になってるんだ。
結構良い幼稚園らしんだ・・不安だなぁ。。
今日は大使館に行って、書類を取ったりと、それなりに忙しい日になったヨ。

そして、暗くなる頃、みんながアグラから帰って来たんだ。
実はママとワタシ、タージマハルには行った事がないんだ！
余りにも有名過ぎて、いつか行けるって、ママは違う所ばかり連れて行くんだもん。
みんなの話しを聞いていると、さすがだった！って、感動したって言ってたヨ。
ワタシも、いつかは行きたいナ!!

やっと我が家。
うん、ドロボーも入った様子はナシ。
長期空けていたから少し心配だったんだ。

最初にデリー観光は済ませておいたから、後はショッピング♪
FAB INDIAに行ったり、サケット(ショッピングモール)に行ったり、インドは可愛い雑貨が沢山だヨ。
GKやカーンマーケットは、オシャレなお店も沢山あるから、オススメだヨ。
ワタシの子ども服を買って貰ったり、おもちゃも買ったヨ★

明日は、アグラーへ行くから、列車のチケットも手配。

もうすぐみんなとお別れだから、少し淋しいヨ。。

ステキな遺跡達、ばいばい。
21時頃発の夜行寝台バスに乗って、ムンバイへ向かうヨ。
ホテルの近くにあった旅行会社でバスチケットを買ったヨ。
このバスは半畳程の寝台スペース(イスじゃないヨ)席となったバスなんだ。
寝て起きるとムンバイだヨ！

ムンバイの街は、何だか・・都会だナ。
混雑していて、デリーより酷いヨ。
ここには一泊もしないんだけど、荷物置きと休憩の為に、安いGHを取ったんだ。
900Rs くらいしたんだヨ、シャワーも付いてない狭い部屋なのに。
物価が高いよ、ムンバイ！

さ、休む暇は無いんだヨ、早速エレファンタ島へ行かなくちゃ！
船に乗って行くんだ。
規模は小さいケド、こんな所に、遺跡があるんだって吃驚。
でもね、ここでワタシ野良犬に囲まれたの＞＜
犬嫌いの始まりだよ゛ーーー
おばーちゃんは、カゴに乗って移動だヨ。
お姫様にみたいに運んで貰ってたヨ。
島から遺跡までの距離が結構あったからネ。

アジャンタとムンバイの素晴らしさが残っていたので、ちょっとね。
感動は薄かったかな！

ムンバイ市内を移動している途中に、ヴィクトリア・ターミナス(世界遺産)もチラっと観たヨ!!

ふー、後は国内線を使って、デリーへ戻るだけだ。
早いようで長い旅も、終盤だナ。

あ、インドの国内線飲み物なんて出ないヨ！
乗りなれてないみんなは、飲み物聞かれてジュースをオーダー。
お金を請求されて吃驚してた(笑)

アジャンタに続き、今日はエローラだ！
ここも、同様にじっくり鑑賞したくて、1日時間を取っているんだ。

今日も、タクシーをチャーターしての観光だヨ。

エローラってね、デカン地方における石彫建築の頂点にあると言われているんだ。
5世紀〜7世紀の間に作られたんだって。
時代の交差はあれ、仏教、ジャイナ、ヒンドゥー教と、インド3大宗教の窟院が1か所に共存しているっていう点が素晴らしいっ！
さすがインドって気がする。
ここには34もの石窟があるんだ、凄いよネ。
そして結構複雑な作りに感じたナ。
子どもの足では難しい場所なんかもあったんだ。
そんな時はママ♪おんぶで細部まで連れてって貰ったもんネ。
大きなゾウさんのレリーフが印象的だったヨ。

もうね、アジャンタもエローラも素晴らしいに尽きるの。
本当、この二日間、現実から離れたような気分。
こんなステキな遺跡を目前に見られ、触れられ、幸せでした。

次回は、もっと歴史的な背景や、それぞれの石窟にどのような意味があるのか。
宗教ごとの違い、特徴などを観れるようになって行きたいナ。

・・所でインド人！
ワタシはスターじゃないんだヨ。
勝手に写真撮るのやめてくれる？
後、家族の記念写真を撮ってるつもりなのに、なんでツアーの御一行様のような写真になっちゃうかなぁー！
もう笑っちゃうヨ、インド人!!

タージホテルでリフレッシュした一同、今回一番の見所、
『石窟寺院 アジャンタ』へ行くヨ!!
じっくり見たかったので、一日ばっちり取ってあるんだ。

この日は、タクシーをチャーターしたヨ。
さすがにおばーちゃんを歩かせる訳にはいかないからネ。

もう、言葉を失うくらい感激したヨ。
仏教って素晴らしいネ。
沢山の洞窟があって、その中に石彫の彫刻が無数にあって、当時の色を留めた絵画が残っていて、石窟を１つずつ、廻って行ったのだけど、最後の第27窟を出る頃には、涙が出そうになったヨ。
ここは、天国かと思っちゃった。
森の中の崖に、27もの石窟が掘ってあり、ずらーと緩やかなU字型に並んでいるんだ。
そして、それぞれの石窟にそれぞれの彫刻や絵画、天井にまでびっしり。
これらの石窟寺院は紀元前200〜紀元650年頃に遡るそうなんだ。
こんなに遥か昔の遺跡なのに、こんなに立派に残っていて、タイムスリップしたみたい。
なんだろうな。
1〜27窟全て見て回る事で、視覚で仏教を感じたというか・・
経典を読むって訳じゃないけど、思想がこの石窟達を見て回る事で、身に染みてきたような、体から入ってくる、伝わってくる、そんな感覚だったナ。
ここはまた絶対訪れたいって、本気でそう思ったヨ。

でもね・・
やっぱりおばーちゃんはツライみたい。
少し見た後、途中座り込んでしまったヨ。
無理のない範囲で歩き、それぞれ交互におばーちゃんに付き添い休憩しながらの見学だったヨ。
さすがに、階段や足場の悪い道は、堪えちゃうよネ。

でもワタシは元気♪
楽しいからワクワク、走り回って、ママに説明して貰い、楽しめたヨv

深夜0時過ぎの列車に乗る為、駅へ。
眠いからママが抱っこ。
ワタシはほとんど寝てたのだっ！

GHを出て、深夜ボパール駅へ向うんだ。
またしてもSleeperでの移動。
今回は少し長くて、お昼頃まで乗ってないといけないんだ。
ひと眠りして、起きてもまだつかないヨ。
列車の中は退屈だな。

ここで一名。
腹痛を訴えるおばーちゃん。
どうもお腹が緩み気味で、食欲も無いとの事。
さすがに旅の疲れが出て来たかな？
やっぱりケチらず2A取ってあげた方が良かったかな！？

午後になり、ようやくオーランガバードへ到着。
タージホテルを取ってあるからネ！
今日は休息日だヨ。
高級ホテルでゆっくり、旅も中盤、疲れを癒して後半に備えて貰う予定。

実は、タージは事前に日本でメール予約しておいてもらったんだ。
同行してるママのイトコなんだけど、高級ホテルとは思えない、対応にイライラしっ放し、これがインド人なのか？と不安の声が出ていたんだ。
でも、行ってみると、何も問題は無く、近代的な素晴らしいホテルだったヨ。

アメニティーもForestの物を使用していて、外とは大違い、アロマの香りが漂っていて、プールもあったんだ。
ヤングチームは早速プールだヨ♪

その後、お母さんも加わり、アーユルヴェーダでエステ★
うーん、オイルの香りが癒される・・

今は外へ一歩も出たくない気分。

ちょっと立ち寄るだけ、って思ってたけど。
もう少しゆっくりしても良かったナ、オルチャ大好き★
宮殿ホテルをチェックアウトして、ジャンシーへ。
カジュラホからお世話になっていた、ドライバーさん、ばいばい。
列車に乗って、ボパールへ向かうヨ。
ごめんね、ボパールは宿取ってないからね、さっ宿探しから。
適当に、駅近くの安宿を見つけて、泊るのだけど・・
年配者達から抗議の嵐。
そりゃー、宮殿ホテルから安GHじゃー、がっかりだよネ。
ごめんねー1泊だけ我慢してネ。

ここボパールでは、サーンチーとビームベトカに行くんだヨ。
先ずはサーンチーから。
朝一番に宿を出て、タクシーと交渉。
５００Rs 程でチャーターさせて貰う事になるんだ。
サーンチーは割とキレイ。
復元されてあるんだって、どうりでキレイ。
修学旅行生のインド人に囲まれて、人気者のワタシ。
ご一行と一緒にサーンチー遺跡を堪能したヨ。
続いてビームベトカ。
古代の壁画があるんだ。
森の奥底の岩陰に密かに存在している。
動物、狩人、生活が、描かれていて、その様子を想像するだけでも、胸がドキドキしちゃう★
柵とか無いから、身近で見られるのも嬉しいよネ。

これだけ見て回るのに約一日。
GHに戻る頃には夕暮れ時。
本当は、民俗博物館にも行きたかったケド、残念。
時間も体力も、これで精一杯。

深夜、オーランガバード行きの列車に乗らなきゃいけないから、今の内に休憩だヨ。