ちょっとオールトの雲まで出張です

　今回は、仙台市の南部の長町地区における「あすと長町大通り」沿いにオープンしたIKEAに関する投稿をします。仙台のIKEAは平成26年7月中旬にオープンしました。







　ご存じのとおり、IKEAは北欧の国の家具屋で、首都圏を中心に多数店舗を展開している店です。下の写真のようなモデル空間を店の中で再現して、客の購買心をくすぐっています。


　　　　　　写真の出典：IKEAのホームページ

IKEAというお店について
　私も東京勤務の時に何度か行ったこともあり、このお店でモノも購入したこともあります。お店はどこも巨大な店ですが、IKEA商品でコーディネートされたモデル空間が幾つもあり、観ているだけで楽しいです。輸入品のわりに値段もかなり「安い」です。私もその「安さ」と店内のクオリティの高さ、妻の猛烈な要望に負けて、クィーンベットを購入したことがあります。

IKEAでモノを購入する際の留意事項
　ただし「非常に良い買い物をしたな〜」と充実感に浸っているのは商品が届くまでです。商品が届いてから、「安さ」の裏には必ずリスクがあることを思い知らされます。
私の場合、クィーンベット（引き出し付き）を購入したため、多少の組み立ては覚悟していました。そんな甘い考えは商品が届いてから打ち砕かれます。

IKEA商品の組み立て
　まず愕然とすることは、全てのパーツがバラバラであることです。そして組み立て説明書が非常に難解で解読に時間がかかることです。クィーンベットとなれば、パーツの数はかなり多く300以上です。完全にプラモデルの世界です。何事も初動が大事ですが、この家具作りも初動をミスるとエラい目に合ってしまいます。

部品の確認と仕分け、説明書の解読作業
�@部品の確認・仕分け
　まずは部品の確認と仕分けです。日本製の場合、細かい部品は少し多めに入っていますが、北欧の商品は数量分しかありません。一つでも紛失すると命取りの原因となります。仮に紛失しても国内のホームセンターで同様の部品を購入することは不可能に近いです。IKEAならあるかもしれませんが・・・。
�A説明書の解読
　次に行うことは、組み立て説明書の解読作業です。写真のとおり文字はほとんどなく、雑なポンチ絵を見ながら組み立てる必要があります。コレが一番のネックです。判りやすくするつもりなのか、ご丁寧にポンチ絵は3Dで描いていますが、どの向きからみて描いたものであるか一目で判断することは不可能です。最後の絵は「分からなければIKEAに電話してくれ」という意味だと思います。



　私の場合、説明書の解読作業に約半日、組み立てに2日かかりました。ちなみに、義務教育をキチンと受けており、多少の解読能力があれば、誰でも作れるのでご安心ください。

商品の組み立てにおける心構え
　最後に必要なのは忍耐力だけです。日本は北欧のようにのんびりした生活ではありません。時間がなかったり、仕事が忙しい方は出張組み立てをオススメします。IKEAのサイトをみたところ、「製品代×20%+出張費」(税別)で組み立て作業をしてくれるらしいです。
　結構な額ですが、家庭によっては組み立て作業が原因で夫婦仲が悪くなったり、下手すると離婚まで発展するケースもありますので、お金を払ってリスクを回避する方法もあります。どちらを選択するのは本人次第です。













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