CD-ROM付 [新装版]TOEIC(R)テスト BEYOND 990 超上級問題 プロの極意 新品価格 |
★★★★★
本の要約
英語の実用/運用においてはTOEICで無理して990点を取る必要は無いとしながらも、"それでもあえて"990点という最高点を取りたい人に向けて書かれている。
想定されている読者のレベルは、TOEICで既に900点近くまたはそれ以上を取得している人である。
990点のための特効薬は無いとしながらも、それに近づくためのアドバイスが多数掲載されている。
以下が基本思想として読み取れる:
TOEICで仮に990点以上が取れるとしたら、1200点くらいを目指すつもりでトレーニングしないと、990点は取れない。
また、例えば990点と975点の人がいるとして、両者は点数は近いかもしれないが、その間には点数以上の大きな壁がある。この本は、その差を埋めるためのコツやトレーニング方法の一例を伝授するものである。
TOEICでは、上級者でも間違いやすい問題があるという。この本の練習問題では、主にそのようなTOEICの中の難問というか癖問に対して焦点が絞られている。
なおかつ、そのような問題に対抗するための「高地トレーニング」素材も多く含まれている。それは、選択肢の数とその中の正答数が通常よりも多い問題や、リスニング問題の音声の高速バージョンなどである。
また、各種のコラムや「極意」ページでは、歴戦の著者たちならではの内容が掲載されている。
感想など
私はもともとTOEICで990点を取りたいと思ってたわけではない。
英語をある程度速読する必要性に迫られていたので、英文の速読トレーニングができる本を探していたのがきっかけ。英文速読といえば、スピードが重要な鍵となるTOEICの、その上級対策本を読むといいのではないか?!という考えから、この本が目につき、手にとってみた
まず、本のタイトルと帯にインパクトを感じた。『上級者と「超」上級者の境界線(ボーダー)をBEYONDせよ!』って、かなりウけた それと同時に、ガチ度みたいなものが瞬時に伝わってきたので、自分にとってそこまで必要なのか?と感じつつ、即購入してしまった。
ひと通り読んで問題も問いてみて、やはり難しかったが、充実感はある。
また、各種のコラムの内容は、なんだかんだ言いながらも、TOEICの向上に努めている全ての人にとって有意義であると感じた。990点を目指している人だけではなく。
さらに、オーバーラッピングやシャドーイング、そして早口音読などの方法と効用について書かれているが、これは英語初級者にとってもかなり効果的なんじゃないかな
私はまだ800点代であり、もしかしたこの本をまだ読んではいけなかった人なのかもしれない・・・が、それでも役に立ちそうな内容ばかりだったし、これを読んだおかげで再び意欲が湧いてきて、TOEICをまた申し込んでみた。もちろん、英文をより速く読むためのトレーニング方法も、自分の中で確立できた。
音声素材CDについては、MP3で提供されているのがありがたい CD-DA形式だと、もはや取り込みやタイトル付けが面倒なので。
また、ナレーションも本格的で、出題対象4カ国のネイティブスピーカーがちゃんと読んでいたり、早口バージョンは単なる早回しではなくリアルな早口が収録されていたり、かなり本格志向な内容だった。著者らのトーク音声も面白くて味がある内容だった。
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タグ:TOEIC 990
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