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2021年10月31日
ホタルイカ35円ペアの分室局櫛型印(名古屋中央局名古屋駅内分室)
ホタルイカ35円切手は定形外書状の重量便(50〜100g)用に発行された切手です。当初は需要に対応できず大量に印刷されましたが昭和47年2月の料金改正で用途がなくなり、かなり後期になっても郵便局で残っていたようです。また、一部の外信便への対応額面でもありました。
消印は名古屋中央局名古屋駅内分室の櫛型印ですが、この分室にはD欄分室名入り櫛型印とA欄にすべて入った櫛型印があります。
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
消印は名古屋中央局名古屋駅内分室の櫛型印ですが、この分室にはD欄分室名入り櫛型印とA欄にすべて入った櫛型印があります。
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
2021年10月28日
吉祥天立像1000円の分室局和文ローラー印(大阪中央局中央市場内分室)
1000円という額面の切手は、昭和50年の発行当時では該当する郵便物が限られていました。その後、郵便料金の値上げに伴い平成以降のキロボックスでも実逓での使用済みを見かけるようになります。実逓が少ない分、使用済みの多くは料金別納での押印になります。平成14年9月の段階で整理券種になって終売になりました。消印は大阪中央局中央市場内分室の和文ローラー印、別納印か実逓印か判読が難しいようです。
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
2021年10月24日
平成切手カワラナデシコ270円ペアの分室局丸型印(名古屋中央局第二豊田ビル内分室)
平成切手カワラナデシコ270円は平成6年1月に発行され、平成27年9月まで実に20年近く販売されていた切手です。発行目的は速達加貼り用と定形外150グラムまでの適合額面でしたが、ほとんどは速達用として使用されています。平成26年4月1日の郵便料金改正後で需要が無くなりました。消印はペアですので特殊料金の組み合わせで使用されたものと思われます。名古屋中央局第二豊田ビル内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
2021年10月21日
旧はにわの馬65円の分室局櫛型印(名古屋中央局豊田ビル内分室)
旧はにわの馬65円は速達や簡易書留加貼り用として料金改正初日に発行されました。1年後に色検知枠が入った新はにわの馬が発行されましたが、新はにわの馬は昭和42年当初では京浜地区と東京南部の局での限定販売だったため、昭和42年になっても旧はにわの馬が販売されていたと思われます。新額面だったため発行当初から盛んに使用され使用済みは多いはずなのですが、満足できる消印は少ないと感じています。消印は名古屋中央局豊田ビル内分室印で昭和42年11月の櫛型印です。
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
2021年10月17日
埴輪の兵士200円赤の分室局和文ローラー印(札幌中央局簡易保険事務センター内分室)
今回の消印は札幌中央局幌中央局簡易保険事務センター内分室の和文ローラー印です。この分室は札幌地方簡易保険局の改称に伴い、札幌中央郵便局簡易保険事務センター内分室に改称、その後札幌簡易保険事務センターの廃止に伴い(仙台簡易保険事務センターへの統合)、無集配特定郵便局として札幌大通東二郵便局が開局されました。消印は札幌中央局ではなく札幌の文字のみですが札幌中央の4文字でも可能だと思うのですが。
(局の変遷)
・1961年8月21日〜1984年6月30日=札幌中央郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜1999年5月5日=札幌中央郵便局 簡易保険事務センター内分室
・1999年5月6日〜2005年3月31日=札幌簡易保険事務センター内郵便局
・2005年4月1日〜2014年9月13日=札幌大通東二郵便局
(局の変遷)
・1961年8月21日〜1984年6月30日=札幌中央郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜1999年5月5日=札幌中央郵便局 簡易保険事務センター内分室
・1999年5月6日〜2005年3月31日=札幌簡易保険事務センター内郵便局
・2005年4月1日〜2014年9月13日=札幌大通東二郵便局
2021年10月14日
1983年/ふみの日40円ペアの分室局和文ローラー印(名古屋港局埠頭分室)
今回の消印は記念切手への分室局和文ローラー印で、名古屋港局埠頭分室印になります。この埠頭分室には櫛型印もローラー印も和文印と欧文印が設置されており、利用局が多かったと推測されます。この局が無いと地下鉄で名古屋港局まで出向かなければならなかったのですが、郵政民営化の前に採算が取れないという理由で廃止になっています。代替局も設置されなかったので利用者にとっては不便になったと思われます。
(局の変遷)
・1966年4月1日〜2007年3月31日
(局の変遷)
・1966年4月1日〜2007年3月31日
2021年10月10日
八つ橋蒔絵500円の分室局櫛型印(広島駅前局幟町分室)
今回の分室印は昭和30年代の古い切手に時々見かける消印です。台切手は八つ橋蒔絵500円ですが、昭和30年の発行当時において500円という郵便物はまず存在せず、使用目的は主に料金別納での消印になります。消印は正位置に押印されておりシートのペア部分に櫛型印を押印したものと推測されます。この分室は変遷の多い局です。
(局の変遷)
・1946年11月11日〜1954年11月15日=広島幟町郵便局
・1954年11月16日〜1958年10月31日=広島駅前郵便局 幟町分室
・1958年11月1日〜1964年4月19日=広島郵便局 幟町分室
・1964年4月20日〜1965年7月31日=広島中央郵便局 幟町分室
・1965年8月1日〜1969年3月31日=広島中央郵便局 胡町分室
・1969年4月1日〜広島胡町郵便局
(局の変遷)
・1946年11月11日〜1954年11月15日=広島幟町郵便局
・1954年11月16日〜1958年10月31日=広島駅前郵便局 幟町分室
・1958年11月1日〜1964年4月19日=広島郵便局 幟町分室
・1964年4月20日〜1965年7月31日=広島中央郵便局 幟町分室
・1965年8月1日〜1969年3月31日=広島中央郵便局 胡町分室
・1969年4月1日〜広島胡町郵便局
2021年10月07日
平成切手シオカラトンボ9円の分室局丸型印(D欄親局名入り東京中央局日比谷パークビル内分室)
今回の消印は前回のブログで紹介しました「親局がD欄に分室名がA欄に表記」された珍しい分室印のひとつ、東京中央局日比谷パークビル内分室の丸型印です。(9月2日に一度公開しましたが削除しました)
大阪中央局毎日ビル内分室の丸型印と異なるのは、分室名が長くD欄に収まらないという点です。毎日ビル内分室では櫛型印時代ではD欄に「毎日ビル」と入っている消印が使用されています。分室名を正式な名称で記載すると長くなるので省略して記載している分室印も実際にはあります。
例えば、名古屋中央局名古屋駅内分室ですがD欄には「駅内」のみ記載されています。また、D欄ではなくA欄にすべて表記されている櫛型印も使用されています。詳しくは下記の当ブログページをご参照ください。省略された消印についてはまたご紹介したいと思います。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
大阪中央局毎日ビル内分室の丸型印と異なるのは、分室名が長くD欄に収まらないという点です。毎日ビル内分室では櫛型印時代ではD欄に「毎日ビル」と入っている消印が使用されています。分室名を正式な名称で記載すると長くなるので省略して記載している分室印も実際にはあります。
例えば、名古屋中央局名古屋駅内分室ですがD欄には「駅内」のみ記載されています。また、D欄ではなくA欄にすべて表記されている櫛型印も使用されています。詳しくは下記の当ブログページをご参照ください。省略された消印についてはまたご紹介したいと思います。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
2021年10月03日
新前島密1円の分室局最終日丸型印(D欄親局名入り大阪中央局毎日ビル内分室)
前回の消印で大阪中央局毎日ビル分室局の最終日印を掲載しましたが、この局では別の消印も使用していたようです。D欄親局「大阪中央」入りでA欄に「毎日ビル」が記載されています。今回はその消印をご紹介します。
通常分室印ではD欄に分室名が入りA欄に親局が入るのが通常ですが、一部の局では逆の消印を使用しているケースがあったようです。私が知る限りでは東京中央局日比谷パークビル内分室印ですが、この局ではこの消印以外は使用されていなかったようですが見つけましたら掲載したいと思います。また、この分室印は別の機会に紹介したいと思います。
通常分室印ではD欄に分室名が入りA欄に親局が入るのが通常ですが、一部の局では逆の消印を使用しているケースがあったようです。私が知る限りでは東京中央局日比谷パークビル内分室印ですが、この局ではこの消印以外は使用されていなかったようですが見つけましたら掲載したいと思います。また、この分室印は別の機会に紹介したいと思います。