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posted by fanblog

2017年05月01日

漫画『眼鏡橋華子の見立て』1巻の感想とあらすじ

『眼鏡橋華子の見立て』1巻の感想。


眼鏡橋華子の見立て
著者:松本 救助
掲載:モーニング
1巻発売日:2017年2月23日

日本の眼鏡人口は6000万人にものぼり、2人に1人がメガネを必要としているこの時代。これだけの人々が利用する中で、一体どれだけの人が本当の眼鏡に出会えているのだろうか。
眼鏡とは特に縁もないのに雑誌の眼鏡特集をまかせられた編集者・川原。カメラマンの安西と共に眼鏡屋の取材へおもむくも、どれもこれも同じに見えてさっぱり魅力が分からずにいた。そんな時、交差点で出会った和服を纏う謎のメガネ美女から安西の眼鏡が見えずらいことを指摘され、『極上のメガネ、お探しします。 眼鏡画廊 眼鏡橋 華子』と印刷された名刺を渡される。
後日、取材を兼ねて彼女が営む眼鏡画廊を訪れた川原と安西。「メガネを選ぶことは自分自身と向き合う行為」だと真剣に説く華子は、安西との会話から1つの眼鏡を選び出し、彼の個性を引き立てる。
眼鏡が変わっただけで印象までガラリと変えた安西を見た川原は、興味のなかった眼鏡に、そして眼鏡橋華子という女性に強く引かれ出し、今日も画廊へと足を向けるだった。

銀座に店を構える弱冠21歳の和服+メガネ美女が、来店したお客様に対して最も見合う眼鏡を見繕い、悩みどころか人生観すら変えていく様子を送ると共に、主人公の変態じみたメガネ愛を覗く物語。
めくるめくメガネの世界を懇切丁寧に案内してくれるメガネ漫画。今回1巻読んだのは、以前試し読みしたときに主人公の美しさに惹かれてしまったことがきっかけ。
作者の女性漫画家・松本救助さんは「メガネとブタと女の子とおいしいお酒が好き。」とのことで、『ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました』や『メガネ画報』といった作品も出されています。

メガネをメインの題材にした作品となると全く思い浮かびませんが、メガネをかけた魅力的な女性キャラなら挙げるとキリがないほど様々な作品に登場していますね。
私がまず思い浮かべてしまうキャラは漫画ではないのですが、子供の頃にプレイしたRPG『ファイナルファンタジー8』に登場した「キスティス先生」、彼女のことがめちゃくちゃ好きになってしまったことをよく覚えてます。近年では『エマ』のヒロイン「エマ」さんや、『ハイキュー』の烏野マネージャー・「清水潔子」さんもホントにお美しい。
『眼鏡橋華子の見立て』でも主人公の女性が素晴らしいメガネ姿を披露してくれるわけですが、彼女は主人公というよりヒロインと言った方がもしかしたら正しいのかもしれません。この作品の主人公は「眼鏡」そのものですからね。

簡単に説明してしまえば、とにかくメガネ愛をこれでもかと詰め込んで前面に打ち出してる作品。とりあえず可愛い女の子に眼鏡掛けさせとけばいいんだろ、みたいな眼鏡っ娘を押し出した作品とはマニアックレベルは段違いです。最近はメガネ女子・メガネ男子に萌える作品を多く見ますが、この作品はその要素もありながら、それ以上にメガネ自体に萌える作品だったと思います。
1話完結型の作品で、エピソードごとに出会う悩めるお客様キャラクターたちに、眼鏡橋華子が彼等に見合う眼鏡を見繕っていくという内容。この流れ自体はグルメ漫画でよく見るので特に斬新さはありませんが、エピソードの内容と眼鏡のチョイスは見事にマッチしているので説得力があり、楽しみながら眼鏡知識も深めることができるので面白い。ちなみに、登場する眼鏡は実在するモノです。

もちろんメガネの世界にぐいぐい引き込んでくる眼鏡橋華子さんも魅力的。まだ21歳という若さでありながら、銀座に店を構えている眼鏡屋「眼鏡画廊」の店主を務めています。端整な顔立ち、ストレートの綺麗なロングヘアー、纏う衣服は和服、そして見事にフィットしているメガネを掛けた姿が美しすぎる女性。
ただメガネが似合うだけではなく、メガネをこよなく愛し過ぎるあまりに、お客様が極上の1本に出会えると「欲情してしまいます。」と訳のわからないことを言い放つ変態的な面を持ち合わせています。
彼女のメガネ愛は疑いの余地なく本物で、その素晴らしいさを伝える際は我を忘れるほど熱くなって力説し、そこから生み出されている多くの格言・名言にも注目。注目と言えば、毎回華子さんは異なるメガネをかけているので、いろいろな彼女を見れるところも良いですね。

メガネ論を熱く語れるだけあって知識も深く、愛と知識に溢れる彼女が薦めるからこそ確かな説得力があり、同時に信頼感も生まれますね。メガネばかりに執着しているわけではなく、人をしっかり見てお客様の幸せを大切に考えているところも好印象。
それ故に各エピソードでは素晴らしいドラマが織り成されています。お客様との会話から華子が問題点を導き出し、その人に差し出されたふさわしいメガネによって、心を救い、人生観まで変えてしまいます。なかでも、言葉で上手く伝えられない5歳の少年が、メガネで世界を広げる「こどものメガネ」は特に良かったですね。

というわけで、メガネ愛が半端なくヤバイ『眼鏡橋華子の見立て』でした。ストーリーの組み立ては見事で、暴走気味ですけどキャラクターも魅力的。そして何より溢れ出るメガネ愛に偽りはなく、作者さんは本当にメガネが好きな人なんだなということがだだ漏れなところもなんか良い。
メガネを掛けてる人、メガネを愛してる人、もちろん眼鏡っ娘が好きな人も楽しめると思います。この作品を読めばメガネの見方がちょっと変わるかも知れませんね。
楽しみながらメガネのウンチクまで身に付けられるメガネ漫画。期待以上に楽しませてもらえたので、今後も追っていこうと思います。


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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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