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2018年02月02日

漫画『君は春に目を醒ます』1巻の感想とあらすじ 憧れのお兄さんと同級生になった少女が織り成すドキドキな恋模様

『君は春に目を醒ます』1巻の感想。



君は春に目を醒ます
著者:縞あさと
掲載:月刊LaLa
1巻発売日:2017年11月2日

あらすじ・概要

あなたが目覚めるのをずっと待ってる――。

小学4年生の女の子・岩永 絃(いわなが いと)は、同級生の男の子・沖 弥太郎(おき やたろう)から頻繁にちょっかいをかけられ、いつも泣かされてばかり。そんな絃は、家が近所で仲が良く、いつも自分のことを優しく守ってくれる、7歳年上の男子高校生・日下 千遥(くさか ちはる)にほのかな想いを抱いていた。
千遥がいてくれたらどんなことも怖くないと思っていた絃。しかし、千遥が現代医学では治療不可能な珍しい病にかかってしまったことから、最近実用化された「人口冬眠(コールドスリープ)」をすることに・・・。
それから7年もの年月が流れ、やっと完成した特効薬によって病気は完治し、人工冬眠も解かれ、千遥は長い眠りから目を覚ます。かつて憧れのお兄ちゃんだった千遥と、同じ学年になった絃は、彼と一緒に同級生としてドキドキな生活を始めるのだった。


コールドスリープから7年ぶりに目覚めた男子高校生と、かつて彼を兄のように慕い、憧れも抱いていた7歳年下の女子高生が、同級生としてドキドキ胸高鳴る学校生活を送っていく物語。
「憧れの兄」から「同級生」になった少女たちの恋模様を描いたトライアングルラブ。帯での謳い文句は「好きな人の年齢が年上→同い年!?年の差、同級生、どっちの恋もあなたとする。」。月刊少女漫画雑誌「月刊LaLa」の2017年7月号にて連載開始。
作者は『魔女くんと私』を過去作に持つ漫画家・縞あさと(しま あさと)先生。

紹介・感想

最近は、少年・青年向けの漫画誌でも「女性漫画家」が増えてるからなのか、それらの雑誌でもちょっと少女漫画チックな作品が多くなってきましたね。
逆に少女漫画誌では、別に男性漫画家が増えてるわけではないと思いますけど、性別問わず楽しめるコメディ色強い作品が多くなってる気がします。ここ数年、少女漫画のカオスっぷりは少年漫画にも負けてないですから。
それはそれで男でも手に取り易くなって良いのですけど、男だって恋愛濃度が高い純少女漫画を読みたくなるときもあります。こういうこと言うと女性に引かれそうだなと以前は思ってましたけど、むしろ女性よりも同性に引かれることの方が多いように思えます。まあ、大抵の人は特に気にしないと言ってくれるのでいいんですけどね。それに、私の周りだと意外と共感してくれる人が多かったりもして、それはちょっと嬉しくもありました。

といったところで本日は、久々に自分の中でスマッシュヒットした『君は春に目を醒ます』という少女漫画を紹介させていただきます。

内容は、近所に住む7歳年上の憧れのお兄さんが治療のためにコールドスリープすることになり、それから7年後に完治したことで眠りから目覚めます。彼とヒロインの少女は同級生となったことで、戸惑いとドッキドキな学校生活を送っていくというお話。

ざっくり説明するとそんな感じの内容です。7歳もの「年の差恋愛モノ」でありながら、「同級生モノ」でもある高校生の恋愛模様を描いた少女漫画。「コールドスリープ(人口冬眠)」というSF要素を含んではいますけど、結構自然な形で現代日本の世界観に溶け込ませていたと思います。
これは設定勝ちみたいなところがありますね。年上のお兄さんへの淡い初恋から、同級生での恋愛へと軌道変更するという斬新な展開。これだけでも十分興味を引かれます。

ヒロインは表紙にもなってる女子高生の岩永 絃(いわなが いと)。子供の頃は嫌なことも嫌とは言えない気弱な女の子だったので、同級生の男子に泣かされてばかりいました。
そして、そんな泣き虫の絃をいつも優しく守っていてくれたのが、近所に住む7歳年上の男子高校生・日下 千遥(くさか ちはる)。親の帰りが遅いときにはよく面倒を見てくれて、実の兄妹のように仲がよく、 絃にとっては憧れのお兄さん。

千遥くんがいてくれたらどんなことも怖くない、きっとこれからも・・・・そう思っていた絃でしたが、千遥はこのままだと余命一年くらいの難病を患ってしまいます。
でも幸いなことに、この作品世界では「人口冬眠(コールドスリープ)」が実用化され始めていたので、千遥は特効薬が完成するまでコールドスリープすることに

そして、特効薬は2、3年後には完成するはずでしたが、予定は大幅にズレ、結局7年もの時が過ぎてようやく完成し、千遥も長い眠りから目覚めました。実際の年齢は24歳でも、肉体と精神は眠りについたときのまま。奇しくもそれは、絃が千遥の年齢に追いついた年でもあり、憧れのお兄さんと同級生になって新たな生活を始めることになります。

絃は千遥が目覚めたときにがっかりさせまいと努力したことで、今では言うべきことをしっかり言える強い女の子に成長しています。
ただ、あれから7年過ぎていようとも、千遥にとってはつい数日前の感覚ですので、同い年の絃への接し方は昔のまま。彼の中では今も放っておけない大切な“妹”みたいな存在であるため、彼女の手を引いて歩いたり、抱きしめたり、頭をナデナデしたりと、完全に子供扱い。
でも、絃は年頃の女の子です。昔は気にならなかった彼の振る舞いは、成長した今の絃にはドキドキさせられてしまうことばかり。

物語はそんな2人だけではなく、もう一人の男子高校も交えて進んでいきます。それは、かつて絃にちょっかい出して泣かしていたいじめっ子の弥太郎。絃への片思いを続けていたところ、最強のライバルが帰ってきたので、かなり気が気でない様子。現状は2人から一歩下がってる感じですが、間違いなくこのまま大人しくはしてないでしょうね。

絃は千遥の年齢に追いつきました。でも、千遥はまだ7年前のあの頃のまま。千遥が絃の7年間に追いついたとき、果たして2人の関係はどうなるのか・・・。それまでにはもう少し時間が必要そうです。

最後ににだらだらと

といったところで、方や憧れのお兄さん、方や心配な妹的存在だった相手と、同級生になった高校生の恋愛を描いた漫画『君は春に目を醒ます』1巻の紹介でした。

正直言うと、読む前はコールドスリープの設定に不安を感じていましたし、今後その設定が活かされる機会はなさそうですけど、7歳も年の差がありながら同級生モノという流れにもっていくには、とても上手い装置の使い方をしてたなと思います。

ヒロインが応援したくなる良いキャラでしたね。憧れのお兄さんと同じ年になれた喜びはありながらも、自分の気持ちだけではなく、周りの変化に戸惑う彼の心に寄り添う姿が良かったです。なにより、眠り続けていた千遥を一途に想い続け、彼を心配させまいと強い女の子になる努力をしていたところがグっと来ました。

ただね、当て馬っぽいけど不器用な弥太郎にも報われて欲しいと思ってしまうところがあるので、誰をどう応援していいのかに悩まされます。

千遥の心が追いついたとき、果たして2人は兄妹のような関係から脱却するのか、はたまた7年間絃の変化を見守り続けてきた弥太郎が待ったをかけるのか、今後の展開が非常に気になります。

ちなみに表紙でヒロインの周りを舞っている花は「ビオラ」。少女の片思いを応援してくれる花であり、「私のことを思ってください」「乙女の恋」など、乙女チックで素敵な花言葉を持つのが特徴です。


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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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