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2010年01月22日
今度も愛妻家?
妻と映画を見に行ったのは、ずいぶん久々のことだったようです。
今度は愛妻家」を見てきました。

見終わって、まず最初に思ったのは「もったいない!!」の一言です。
あれだけの名優、あれだけの名演、あれだけのプロットを持ちながら、どうしてこんな佳作になってしまうのか?!
編集権を正しく行使するだけで、この作品は2倍も3倍も良くなることは間違いありません。
ディテールを練り直せば、5倍10倍はもちろん、米アカデミーも夢ではないはず。

映画に素人同然である私ですらそう思うのですから、現場の考えはさらにシビアなはず。
原作者である中谷まゆみ氏へ再映画化のオファーや、もっと厚かましいと、この作品を「原案」とした再構成のオファーは殺到するでしょう。
しかし「この作品そのものを欲しい」という海外のバイヤーは、全く存在しないか、あっても非常にディスカウントされたものであるに違いありません。本当にもったいない。

おそらく最も大きな原因は、つまらない政治力のたまものだと思います(「沈まぬ太陽」の影響受けすぎ?)。
とくに某女優のシーンは、スッパリと全部カットすべきだった。それだけでも作品の価値は5%ほど増したに違いありません。
本当に残念です。


とはいえ、佳作に入れてあげるには十分の作品だと思いました。
もちろんここでネタバレをするわけにはいきませんから、ストーリーの子細に触れませんが…

男性である私の目から見て、妻さくら役の薬師丸ひろ子は「怪演」というほかありません。
女性に年齢を聞くのは野暮なのは承知していますが、つい調べてみると御年45歳?!
設定を抜きにして、目尻のシワも目立つ女性が、こんな魅力的に映る機会はあまり無いように思います。
妻は、この点は、あまりピンと来なかったようですけれども。
でも、その存在感こそが、彼女をとりまく人たちの悲喜こもごもを引き立ててくれていると思うのですけど…?


残念ながらというか、館内はガラガラ。平日午後ということを差し引いても惨憺たる状況。
ちょっとこのままだとレンタルDVD化も危ぶまれそうでした。
決して悪い作品ではないと思うので、興味があったら、お財布や上映館の割引デーを睨みながらぜひ見に行ってください。
見たあとで「つまらんかった金返せ!!」と言われても責任はとれませんので悪しからずm(_ _)m


そしてやっぱり、やっぱりですけれども。
見終わったあとで、お互いの夫婦関係をあらためて考えさせられました(;´Д`)
うちではお互いが「居てあたりまえで、ぞんざいな存在」と考えることは無いとは思っています。
けれども甘えがあったり、逆におせっかいだったりすることは、やっぱりあると思う。

妻さくらと、夫の俊介とのエピソードを、私たち夫婦の間に起きたエピソードに照らして、思いました。
これからも大切にしなくてね。

2010年01月20日
日航の法的整理を基点とした『流れ』
山崎豊子「沈まぬ太陽」の最終巻を読み終えたのは、ようやく先週末のことでした。
そのきっかけは「たまたま」と思えた映画化によるものでしたが、これは今をおいてほかにチャンスが無かったのだと、今こそ改めて思います。

主人公・恩地元のモデルとなった小倉寛太郎(ひろたろう)氏いわく「小説はあくまで小説。私のことを良く描きすぎている」だそうですが、日航の『伏魔殿』ぶりを知るに、こんな鬼気迫る物語があったとは、自らの不明を恥じるばかりです。
小倉氏のバーチャル講演とでもいうべき「自然に生きて」は、ややもすると綺麗事すぎて鼻につくところもあるかもしれませんが(私みたいな小ずるくショッパイ小博打打ちには到底真似できません)、「人としてどう生きるか」と問われたら、やっぱり少しでも小倉氏のような生き方が出来たらなぁ、と思います。



「自然に生きて」 著: 小倉寛太郎


そんな9205JALですが、ようやく今日1/20(火)、会社更生法を申請しました。
これに伴い翌日付で「日経225銘柄から除外」「信用新規買停止」、そして2/20付での上場廃止が確定しました。
個人的には今日まで信用買が禁止になっていなかったことに驚きです。週末には気づいて唖然としたのですが、既にチャンスは無いと諦めました。
ちゃんと見てたら、1/14の6円カイ(10枚中1枚)8円ヤリ(9円が喰われた時点で地団駄)なら出来たかも…と思います。
まぁ、タレラバは相場につきものですけどネ☆


さて、相場師ならば過去を懐かしむだけでは意味が無い。未来への意味を問わなくてはなりません。

まず、さきの記事でも触れたとおり、会社更生法ですから100%減資です。
廃止前に買っても、それは再上場時には売れない只の紙屑です(´Д`)
妙な下心を残しても意味がないです、買い手がいるうちにバカに売りつけてとっとと逃げましょう。
マネーゲームと称して買ってくれる輩がまだ居るみたいですから(゜∀゜)

次に除外の日経225へのインパクト。これは以前の記事で軽く触れましたが、たぶん普段から225先物に触れていない人には何の役にも立たないでしょうから以後控えます。

また細かい話として、既存の株主優待とマイルについて。
JALマイレージクラブ会員には既にメールが来ていると思いますが「マイルは維持します」。
また5月末で切れる既発行の発株主優待も維持。
これは廃業ならともかく、業務維持を前提とするなら常識でしょう。
需要があるならあるだけ優待券を買っといて問題ないです。
ただ転売目的とするなら、これだけ実需が滞ってますから動かない可能性も大では…?
私も2009年5末の優待券は結局捨てました(v_v;

そして、為替市場で噂されている為替予約について。
なんと!!これは山崎豊子氏が10年以上も前の著書で明らかにしていたんです。まさかこんなアホアホ体質が10年以上も継続されていたとは俄に信じがたいんですが…
たった1年で5000億以上の債務超過とは理解できない」との話もあるようですが、その増資当時からさらに10円の円高がすすんでいますから、「ひょっとして…」「為替が再び円安に戻っていれば…」という大バクチor大死亡ポジションが維持されていたとしても全く不思議はない。
もしそうだとしたら…今なら為替先物で同額のポジションを持つだけで安価にヘッジできただろうに…全く愚かとしかいいようがない。
旧経営陣の責任は重大です。そして、そんな無能な経営陣をひたすら据えてきた株主も、やはり責任を負わされても仕方ないでしょう。
(株式市場は無情です、無知は即ち罪です)

でもって、それにもっともらしいFUDがついて市場に戻ってきたこと自体、なんともはや…と言うほかありません。
もっとも為替市場においては、日航ポジのインパクトは無視は出来ないものの脅かされるほどではないと思います!!
もしそれを理由付けに大きく動いたとしたら、それは明らかに仕掛けですから短期で向かったらそこそこ儲かるんじゃないかなぁ〜(自己責任でタノムデホンマ)


それと…日経225に新規採用になるJR東海について。
これは当選確定したことで若干の上値は狙えるかもしれませんし下値は限られるかもしれませんが誤差の範囲でしょう。

つーか、どこをどう見間違えてJR西日本だと思ったんだか・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。

これだけボケ続けていたら、そらSMFGでもショートスクイズ喰らうわと思った次第…
公募価格決定まで粘れない時点で、ポジションサイズも過大だったし、千載一遇の売り直しチャンスをみすみす逃しても然るべきだと思いました…3160円まで仕掛けられた瞬間までは目の前で見てたのに…


すみません、最後はいつものオチで締めさせてください、、、、
(SMFGのショートスクイズに耐えられなかったのでヤル気失せまくり)

「投資は自己責任。イヤなら市場から去れヽ(`Д´)ノ」
≡≡┌( ・_・)┘
  (-_- )チラ

2009年12月23日
今年出会った3冊、思考・脳・賢者の石
年の瀬が迫ってきました。できれば年内にあと1〜2本くらい書きたいと思っていたテーマはありましたが(以前コメント欄で予告したイスラム金融の話とか)、ちょっと年内は無理そうです。
そう考え、今年最後の記事に何を書こうかと思っていたら、思い出しました。

今年出会った本の中で、私に一番大きな影響を与えた本を2冊と、与えている本を1冊、ご紹介します。

まず1冊目『思考は現実化する』 著:ナポレオン・ヒル



内容は、おそらく流行りの?啓蒙書と大差無いと思うのですが、そもそも自己啓発そのものを胡散臭く感じていた私には、目から鱗でした。
加えて良かったと思うのは、屁理屈抜きに、実際に成功した人たちの事例を、淡々と紹介しつづけている点ではないでしょうか。
そして、成功と失敗との境目は、実は一般的に知られているよりずっと薄いことを、あらためて思い知らされる一冊でした。

一点だけ、大きな難を挙げるとすると、こうした自己啓発本の例に漏れず、撤収戦にまつわる記述が全くないことです…
もちろん信念を貫くためには相応の覚悟が必要で、はじめから撤収のことを意識していては身につくものも身につくはずはないのですが、無知なままで闇雲に突き進むことだけ勧められても、一生を棒に振るだけです、、、、
たぶん、そのへんは財団のプログラムで学ぶか、身をもって学べというつもりなのかもしれませんが…
たびたび煮え湯を飲まされてきた身としては、どっちかというと撤収のタイミングを教えて欲しいわ!!と言いたくもなります(^^A;

とはいえ、リーマンショック以降、どちらかというと失意に近い状態でくすぶっていた私を、ふたたび奮い立たせるには十分の内容でした!!
このブログをはじめた理由も、そうした前向きな自分を忘れないように、というのが一番の理由…だったと…思います…(現実には、はじめたときの心境は既に忘れましたけど^^;)

確実に言えるのは、後ろ向きの奴に決して運は巡ってこないということです!!
宝くじですら、買わなきゃ決して当ることはありません!!
もちろんそれなりのコストを払わされることにはなりますけど…
手元から現金が出ていかないのであれば、あとは時間と努力を支払うのみです。
惜しんではいけないのですが…最近も、つい惜しみつつある自分に気づきますね…反省反省。


2冊目は『奇跡の脳』 著:J.B.テイラー



脳科学者だったテイラー博士自身が脳卒中を体験したときのことをつづった貴重な本です。
さきのヒル博士の本と時期が前後していたせいもあって、実に感慨深く読み入ったものでした。
ヒル博士の啓発だけを読まされると「そんなに俺は強くないやい」と反発したくなってきますが、ジル博士のこれを読むと「それでいいのだ」と思えてホッとします。
…もちろんそれでは儲かりませんけど^^;
人の「弱さ」について、ことさら興味の強い自分(なぜかというと私自身がいかに弱いか、自分でよく分かっているからです)からすると、弱い自分を認めた上で、虚勢をはらず、いかに背筋を伸ばして生きてゆくかについて考えさせられる本…だと…いう感想を持つのは、私くらいでしょうか^^A;
(自信ないなぁ)


そして最後に、まだ読み途中の本『賢者の石』 著:コリン・ウィルソン



「賢者の石」とありますが、今のところ、遊び人もホムンクルスも出てきてません。
もちろんハリーポッターも出てきません^^;

そもそも何故この本を知ったのかというと、ずいぶん前と思われるBS-JAPAN(テレビ東京系)の番組で、当時のJTBの社長さん(すみませんお名前を失念してしまいました)の愛読書として挙げられていたんです。
のみならず(たしか)こんな不思議なことを仰られていました。
「ボロボロになるまで何度も読み返し、同じ本であるのに既に3冊目が手元にある」
そして、読み返すたびに違うことに気づかされるというのです。

私はまだ物語の1/4も到達していないと思うのですが、不老不死の探求のため、科学なのか非科学なのかエセ科学なのか分からない研究を主人公がすすめています。
ここでキーになるのが、驚いたことに前述2冊と共通していて、それは脳であり意識であるという、そんな物語がすすんでいます。
これは残念ながら地元の図書館では全く見当たらず、ちょうど何かのときに妻に買ってもらい手元にあります。
返却期限が無いので、つい後回しになってしまい、読み返して愉しむにはまだまだ時間がかかりそうですが…焦らず楽しんでいるところです。


興味があったら、皆さんもぜひ読んでみてください。

年内の更新はこれでおしまいにします。それでは皆様、
Merry Christmas and a Happy New Year!!

2009年12月19日
美術品の相場
年の瀬で慌しい中ですが、皆さん如何お過ごしですか。
ウチは年内最後の資源ゴミの日を迎え、溜まった通販カタログの多くを捨てることが出来たので少しホッとしてます(^-^A;)

そんな中、少し疲れた体で図書館の小説コーナーを彷徨っていたら、偶然に面白い本に出会いましたので紹介します♪

「ひまわり」落札


著者: 勅使河原 純

物語の登場人物は、あくまでフィクションにすぎませんが、かなりリアリティがあるのでグイグイ引き込まれて読んでしまいました(というのも山崎豊子を読み進めているところでもあるので)。慌てて著者のプロフィールを見ると、主専は美術ライターとのことでした。
さすがに万人受けするディテールでは決してなく、小説としては荒削りのようにも思います。
それでも面白いと感じるのは、それを踏まえてあらためて現実を追い、その味気なさとの対比を感じるからです(-o-!!
現実に「ひまわり」を落札したのは当時の安田火災海上、つまりなんのことはない損保会社で、逃げ道のないポートフォリオの逃げ道を探すための打診的な触手に過ぎないと分かりますが、これでは興ざめですよね。むしろ物語のような商社のチャレンジであるほうが、ずっとワクワクしますo(^o^)o
結末のオチはちょっと…と思いましたが、それでも相場好きの身として、美術品マーケットの魑魅魍魎ぶりを十分に楽しめました笑顔

何よりハッとさせられたのは、物語はじまって間もないシーンでの、こんな言葉ではじまるくだりです。

「ドミニカの大富豪アイザック・レードマンは『最高の作品はつねにわが手にあらず』などと面白いことをいっています。
この秘密を知っているのはロンドンの…」

残念ながら、ここで明かされる美術品投資家たちのモデルになる人物は、ちょっと検索した程度では見つけることが出来ませんでした。
ですがこれは、明らかに実在の人物を思い描いて書かれたものにほかならず、かつ美術界においては常識ですらあり、そして一般人においては煙のような存在に違いない、ということは、想像に難くありません、、、、


さて例によってですが、私が今日ここにこれを紹介するのは…アフェリエイトです♪
じゃなかった!!
彼ら美術家たちの正体を暴こうとしているわけではありません!!というおはなし!!

とくにITバブルの頃から見られた「とにかく惚れ込む」というタイプの投資家の存在を、そして彼らの心理を、私は決して理解することが出来ませんでした。
これはもちろん、私がIT業界に出自を持ち、今なお籍を持ちつづけ「そんな易々と利益率を確保できる甘い業界ではない」という先入観があったせいはあるでしょう。
のみならず現実に、私の周囲には、夢を描きながら決して芽を出すことのなかった事業や、少なくない(10桁はありませんでしたが9桁は普通でした)資金を投じてコケた事業を何件も目にしています。
私自身は、そんな案件でも「投資家が投じる資金」のおこぼれにあずかれました(と今になって分かります)が…まさに死屍累々と言っていい。
それでもヤフーや楽天のような、針に糸を通すような数少ない例外は、確かに存在します。

投資とは、夢を賭けた人物、夢に賭けた人物の、究極のギャンブルであること。
そして、博打であるからこそ、いいかげんにやっても、緻密な調査研究を続けても、必ずしも結果として現れないこと。
そのことを改めて考えさせられました。


とはいえ、やっぱり美術品マーケットは特殊すぎると思います。
すべての商品が「この世にひとつしか無い」という付加価値を持っていますから、欲しがる人が居れば、その欲しい人が出せる限りのプライスまでアッという間に跳ね上がってしまいます。
その一方で、その人がひとり居なくなっただけで、市場の引き受け手が居なくなり、一気に価値が下がってしまうのです…
新興株人気と、それゆえの流動性自体が株価を押し上げ、人気がなくなり流動性が落ちるに従って株価が下がってくることを知っている相場師たちには、理解できない価格推移ではないと思いますが…
それでも、思い入れも無いような絵画であれば、とても大金を投じる気にはなれないでしょう、、、、


ちなみにうちには絵画が一枚だけあります!!
それは妻のお義母さんに贈っていただいたもので、活けた花を描いたアクリル画のレプリカらしいんですが…
デカすぎて壁にかけることもままならず、未だに壁に立てかけてあります、、、、
それでも最初はトイレ脇だったので出世しました^^;

うーん、絵画は本当に難しいですねぇ。

2009年11月18日
伍百円硬貨
相変わらず記事を書く時間を取れていないのですが(習慣づいていないと駄目ですね)えらいマニアックなページがありましたので御紹介します。
伍百円硬貨もくじ
こういうページは個人でなければ無理ですやね^^;

2009年10月29日
まだ連絡なし(;^_^A
外出前の中途半端な時間なので、ついアクセスログを見てしまって、思わず吹いてしまいました。

「第一生命 株 割り当て まだ連絡なし」

で検索して来られた方がいらっしゃいました、、、、、
上場は来年3月ですよ、あわてないあわてない。

1株未満の端株であっても、連絡そのものが来ないというのは考えにくいですから、気長にお待ちくださいね。
どうしても心配な方は、担当のライフパートナーの方に問い合わせてみてはいかがですか。
オバチャン担当の方にも、契約者ごとの割当状況は連絡がいっているようですよ。

2009年10月28日
ギブ&テイク
煮詰まることの多い仕事なので、ネットゲームをよくやります。
ほんの息抜きのつもりが、熱中して晩から朝までやってしまい、力尽きて眠ることもよくあります。


一番長く続けているのは、左のリンクにもありますpogo.comです。
(残念ながらアフェリエイトは全くありません(^^ゞ)

たしか当初は独立系だったと思うのですが、いつの間にか米エレクトリック・アーツに買収され、収益構造もずいぶん変わったようですが、私は未だに無料ユーザです(;^_^A
当初は漠然とビデオスロット系をやっていましたが、順にオマハノーリミットテキサスホールデンと渡り歩いて、今年に入って今さらながらモノポリーにハマリました。
…いや、こう言うのは正確じゃないな。正確にはこうです、「最近までハマってました…」


モノポリーは、上級者と突き詰めれば実に奥の深いゲームだと思います。
…と、あえてこう書くのは、それまで身内でボードプレイしたことはあったものの、煩雑であるばかりであまり面白いゲームに思えなかったからです。
ネット版は、その「最も面倒くさい部分」、つまり「決済にかかわる作業」が非常に迅速に行われるようになっており、純粋にダイス振りと交渉に注力することができます。
苦手な人は交渉も鬱陶しいと思うでしょうが…。交渉こそがモノポリーのキモですから、これを排除してしまっては、残念ながらこのゲームを楽しむこと自体が不可能です。もっと簡単なゲームに移ったほうがよいでしょう。
また、この「交渉」が面倒だと思う方は、株式投資にも向いていないと思います、、、、
とっととこんなページは閉じて、持ち株も投信も全て売り払って、個人向け国債を買ったほうがナンボかマシだと思いますヽ(`Д´)ノ

モノポリーの必勝法は「ただどんな土地でも買い占めれば勝てるわけではない」ことを、まず知ることです。
ゲーム各々の局面…つまり、序盤、中盤、終盤において、各プレイヤーがどれだけ物件を抱え、どれだけ現金を確保しているかを把握しなくてはなりません。
その上で、あえて一見自分に不利な取引を申し出ます。これは実は計算高いプレイで、相手に与えても被害の少なく、かつ相手にとっても取引を拒否するにはしのびないほど有利な条件を提示すること…
これに優る必勝法は無いと思いますし、実際、勝率の高いプレイヤーがどんな行動を取っているかをつぶさに観察すれば、おのずと分かることです。

そしてプレイしながら、モノポリーでの必勝法は、麻雀の必勝法に通じるものがあるなと思いました。
一般向けの麻雀雑誌が「なに切る?」という企画、つまり一局ごとの最適手順を追求していた頃、伝説の雀士と言われた桜井章一氏はくだらないと切り捨て、こう言い放ったそうです。
「そんなもん局面で変わるに決まってるだろ。
東一局でイーブンのときと、オーラスで千点差を競り勝つ必要があるときとで、同じ戦略をとるはずがないやろヽ(`Д´)ノ」
…顔文字は使わなかったと思いますけど。

そして、株式投資&投機にも、まったく同じことがいえます。
なけなしの10万円を死なせないために市場に投じることと、もともと無かったと思っていた1株を売るか売らないかを考慮することとは、全く価値が異なります。
それを無視して、割り当てられた第一生命の株を売るか売らないか、どちらがトクか論じるなんてナンセンス、ナンセンス、ナンセンス!(あぁまた書いちゃった、しーらねっと)


さて冒頭で、あえて「最近までハマってました…」と書いたのは。
飽きが来た、と単純に言えればいいのでしょうが、コトはもうちょっと深刻です…
というのは、理由がふたつあるんです、、、、


ひとつは(とくに若いプレーヤーを中心に)あまりにもナンセンスな取引を持ちかける輩があまりにも多いことです!!!
表題に書いた「ギブ&テイク」という言葉には、実に深い意味があります。
ボクも若い頃は多分そうだったに違いないと思い、その頃を思い出すと恥ずかしくはなりますが…
「ギブ&テイク」とは、「自分の不必要なものを相手に押しつけて、自分の欲しいものを要求する」ことでは決してありません!!!
相手が欲しくなるであろうものを提示した上で、その上ではじめて自分の欲しいものを提示することです!!!
20代前半くらいまでの若いプレイヤーには、このことがあまりにも分かっていないのが多すぎます!!!
(逆に50代60代のプレイヤーは、そういう交渉ごとがイヤなのか、キノとかビンゴのような老けたコーナーに居座っていることが多いようです(;^_^A)

最初の最初はあまり分かっていなかったので、単に「そりゃ不利だろう」と断っていたのですが、そのうち彼ら若い連中は、バカな相手からむしり取ってやろう(と考えること自体が浅くバカなんですけど)としか考えていないことが分かり、辟易しました。
挙げ句には、そんな交渉を持ちかける18歳の男の子に「You too young...」と苦言を呈したら、お前の英語はつたないと悪態をつかれました。呆れて「Yes, I can't say Engligh well, but I can pray my luck...」と言い放って、その後は彼との会話を全く無視し、残りのすべてをダイスに賭けました。
結果、もちろん私は勝てませんでしたが、そのとばっちりを受けて当初トップだったプレイヤーは破産、彼もかなり有利な物件を抱え交渉次第ではトップも余裕だったにもかかわらず、2着でした。
…もちろん私は、より有利な条件をくれた人と交渉して破産を逃れ、応じてくれた人が勝ちました。


もうひとつは…コレ書いちゃっていいのかな、イイヤ海外のゲームだし…
途中でプレイヤーが勝ちを諦めたり、不足するプレイヤーの穴埋めをするためのコンピュータプレーヤーが、あまりにも馬鹿すぎることです!!!!!
当初から、このコンピュータプレーヤーの挙動を狙ったプレイをする人は多数存在していました。
一部のプレイヤーはこの行為を忌み嫌い、これを行うプレイヤーをcheater(不正プレイヤー)と激しく責めていたようです。
彼らの行為をつぶさに観察していると、どうもコンピュータは独占に対するアドバンテージを過大に捉えており、自らの物件を過剰に抵当に入れてでも現金で買おうとすることが分かりました。
つまり独占物件をあえて高値のキャッシュでコンピュータに売りつけ、破産を狙い物件をタダ取りするか、窮したところてキャッシュで余り(独占されていない物件)を買い叩くことで、コンピュータに負けることはまずあり得ないことが分かりました…

これを防ぐ唯一の方法は、すべてのプレイヤーが最後まで人間としてプレイすることですが…
オンラインゲームの常で、不利になった根性無しプレイヤーはすぐ抜けてしまうんです、、、、、、

まぁ息抜きだし、勝てればなんでもいいやと割り切ってプレイしてますけどね(゜∀゜)


株式投資もおなじだと思います。
相手のことを考えられない欲深いプレイヤーと、
自らの状況を考えられないプレイヤーと、
諦めの早いプレイヤーは、
決して勝ちを手にすることはできないと思います。

おっ、うまくまとまった!(自画自賛)

2009年10月06日
ひとことだけ言わせて

返済猶予でも不良債権に分類せず=亀井金融担当相

(中略)
亀井金融相は、銀行などの金融機関が中小・零細企業の申し出によって条件変更に応じた場合の債権の扱いについて問われ、不良債権に分類しないのは「当たり前」と述べた。
(中略)
「(銀行の自己資本比率規制である)BIS規制にこだわる必要はない。…
(以下略)


キチガイだぁ、ここに気違いがおるぞぉ。

※「キチガイ」「気違い」は精神疾患を抱えて暮らす皆さんを指す言葉ではありません。悪しからず。

2009年09月01日
投機家として衆院選2009に思う
「政権交代」選挙を終えて、民主党政権の誕生が決まりました。
選挙の結果はおおかたの予想通りの一方、バラマキ行政→国債大増発による長期金利の上昇警戒は、とりあえず落ち着いたようです。

そんな政権交代について、まず思うのは
「麻生さんはホントにツキが無いなぁ…」ってことです(;^_^A
茶番と言われた総裁選でしたが、あれ自体は私は良かったと思っています。
本来ならあそこで解散に打って出るべきだったでしょうが、そんなタイミングで未曾有の金融危機が起こってしまった。

もしあのとき解散していたら、今回ほどの大惨敗にはならなかったかもしれませんけど。
でも、あんなときに解散に打って出るようなボケ総理だったら、財界の信用を得るのは難しかったでしょう。
私だって信用しませんよ。
そして解散しても、惨敗こそしなかったでしょうけれども、やっぱり政権維持は難しかったかもしれません。

しかし終わってみれば、残り少ない任期の中で、やっぱりあれが唯一のチャンスでした。

ギリギリまで解散出来なかった麻生総理は。
市場引けまで損切りできずに膨らんだポジションを抱え、
大引けで板ブチ抜いて清算した参加者

に、なんだか似ています。
投機家の一人として、麻生さんは嗤えません。

ポジションを持つタイミングも、クローズするタイミングも、短い時間軸の中ではどうしても水物になりがちです。
考え方は合っていても、その日の参加者の気分やポジションの偏りかたで逆行することは少なくありません。
もちろん、それも含めて相場でしょうけれども…
終わってみれば分かることでも、その場に当事者として居合わせているのといないのとでは、やっぱり違います。

どれだけ客観的で冷静に物事を見ているつもりでも、当事者である限り、
どうしても何らかのバイアスを持ってしまうものです。
終わってみたあとで「あぁ、このときは、こうしたほうがマシだった」と悔やむことも、
「結果だけ見れば良かったけど、こうすればもっと良かった」と反省することも多々あります。
むしろそれの無い日のほうが少ないくらいでしょう。

また一方で「これはもう、どうしようもなかった」と、
自らの実力と努力だけではどうにもならない、運不運もあります。
これがあまりに多いと、ちょっと何か別の考え方をするべきではと疑いも持ちますけど。

麻生さんも、自民党も、下野したあとも切磋琢磨して(選挙対策じゃないですよ、政策研究です)
ふたたび政権奪取に向けて頑張って欲しいと思います。
もちろん民主党の新政権が良い国家運営をできるのであれば、それにこしたことはありませんが、
個人的にはあまり期待していません。とくに鳩山兄さんには…
苦しい日々が続くと思いますが、我々国民みんなで選んだ政権ですから仕方ありません。

私も潰されぬよう注意を払いながら、相場にも仕事にも取り組んでゆきたいものです。
…ぁっ、今回はオチありませんでした、どうもすいません(^^ゞ

2009年08月16日
人の行かない裏道
人の行く裏に道あり花の山』という相場格言があります。
人と違う投資行動をすることで大儲けできる「かも」って、けっこういいかげんな格言です^^;

とはいえ、日本人はとくに、人と違う行動をすることが苦手なようです。
子供の頃から協調性を重んじるよう教育をされてきているせいもあるかも。
そして、失敗した曉には、ここぞとばかりに批判の集中砲火を浴びます。
人と違うことをすることに、極端に怯えたくなる気持ちは、よく分かります。

けど、誰もがどこかで、人の行かない道を選んでいると思います。
高速道路のETC限定バーゲンのおかげで大混雑の高速道路、お盆のラッシュを避けたり、混みやすい日中を避けて深夜に移動するのもそうです。
暦どおりのお盆休みやゴールデンウィークを避けて、すこしずれた時期にゆったりした長期休暇をとるのもそうです。
飛行機なんかは閑散期を見越して年中バーゲンやってますし、これを利用して安価な旅行を楽しんだ人は相当数にのぼるのではないでしょうか。

…と。
突然ですが、今日は私たち夫婦の結婚記念日なんです。
私たちの結婚もまた、裏道のようなものでした。
さすがにここで詳しく書くわけにはいかないですけど、この風変わりな結婚を、半ば呆れ顔で見守っている人は大勢いるだろうなと思います。
くじけそうになったことも何度もありますし、今でもときどき「この結婚は失敗だったかな」なんて思うこともあります。

それでも思うのです。
世間一般の常識にとらわれていたら、妻と出会うことも、妻と結婚することも無かったな、と。
あとは自分の気持ち次第。裏道だろうとなんだろうと、進む以外に道は無い。

今日はこれから、ささやかなお祝いをしてきます。
ちょうど衆院選の公示直前で、街宣カーが騒がしくなっているので、世間の喧噪から離れたところに行きたいな。

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