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2009年08月06日
市場を跋扈する10人の勝者
なんやこれー
ひょっとしてファンブログは、ひとつの記事に複数のカテゴリ設定はできないのかな?
あとで調べよう。
とにかく先を急ぎたいので続けます。

そんなこんなで、2002年の秋を迎え、ただでさえ仕事が無いところへ、わずかばかりの投資資金すら減らしてしまい2003年の春を迎えました。
そんな頃に出会ったのが、Lawrence E. Harris氏の書いたという、Zero-Sum Trading Reportという記事です。
PDFファイルとして無償提供されているのですが、PDFファイルであるためか、それとも英文であるためか、それとも紹介にあたり特別のライセンス条項があるのか分かりませんが…。こんなに優れた内容が、なぜ今になっても一般的に語られることがないのか?つねづね不思議に思っているのです。
少なくとも引用の範疇を越えない紹介であれば著作者の権利を侵害することはないかもしれないはずなので紹介します。

内容の主題は「市場を跋扈する10人の勝者」というものです。すなわち、市場で「金銭的」利益を得られる主体は、

@その商品の「真の価格」を理解している参加者
A情報の流布に際し優位性を持っている参加者
Bマーケットメークを行う参加者
C大口顧客のために執行する参加者
Dフロントランナーなどの寄生型参加者
E電子取引を行う参加者
F機械的裁定を行う参加者
G歴史的裁定を行う参加者
Hテクニカル情報に基づく参加者
Iだまし屋(ブラフ屋)

というものです。
このレポートの中では、もちろんそれぞれの主体がどうやって利益を得ているかばかりではなく、誰に対して利益を供与しているか(そして誰に対して毟られる可能性があるか)、そして、このどれにも当てはまらない「負け役」とはどんな主体なのかについてまで、ちゃんと記されています。

残念ながら、この文書は英文です。ですがここでわざわざ紹介するのには、もちろんそれに足る理由があります。
というのは、日本語ではここまで核心を突いた文書に出会ったことは、投資生活7年を経た今でも未だにないことです。おそらく、

・書籍にするには短すぎて、商品としての価値を見出しづらいこと
・一部の市場参加者は、ここまで核心を突いた事実を別の主体に知られたくないこと
・紹介するには、あまりにも単純すぎること
・著作権の問題?

などが考えられます。
ですが少なくとも、インターネットで公開されている文書の概要を紹介するぶんには、全く問題ないと思います。
より詳しく知りたい人は、原典をあたってください。
2003年頃からずっと同じアドレスに残っているはずですが、いつのまにか無くなっていたらごめんなさい。

また、これを日本語化して紹介することで儲けたい人は、著者に連絡を取ればいいと思いますが…
逆に言えば著者の許可を取るほどの内容ではないと思いますし、この内容が理解できていれば、市場でそれ以上の利益を得ることは難しくないのではないかと思います…

ひょっとすると、このへんも、この文書が普及しない原因かもしれません…


そしてもちろん、この考えを受け入れるのに、パチンコでの勝ち方を知っていたことは、大いに役立ちました。
専業トレーダーの多くがパチプロ出身であることと無縁ではないと思います。
トレーダーとして生き残るために、幸運は必須ですが、十分ではありません。
他のどんな主体でもいい、誰かに対して優位性(エッジ)を持たずして、生き残ることは決して出来ないとHarrisも言っています。


ちなみに!!
誤解のないように補足しておきますが、私、この文章の筆者は、タートルズの手法には全く興味がありませんし、たぶん今のマーケットには通用しないと思います!!
この文書はたまたまタートルズの紹介ページにありますが、トレンドフォローよりずっと手前の、市場参加者として最低限知っておくべき知識として、知るに値すると思います。


そして私自身は、自分の「ツキ」について、感謝の念を禁じえません。
なぜなら、この文書に出会えた幸運と、この文書を読める程度のつたない英語力と、この文書を読もうという好奇心のすべてを、それまでの人生で与えられていたからです。

皆さんの幸運を祈ります。続きはまたいずれ。

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