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2010年02月13日
SQ磁石
225先物オプションの参加者以外に、あまり意識されることの無いSQ(先物オプションの特別精算日)ですが。
2月SQも無事通過(苦笑)したようです。

今回は若干の買い長で決まった余波で、場中も若干の買い長のまま引けたようです。
グローバルトレンドはまだ上を見るには難しそうですから、(常識的には)売りから入った皆さんは災難だったと思います。
私は、自信が持てなかったのと、疲れていたのと、間違ったばかりであるのと、他に作業を抱えていたのと、他にも悩みを抱えていたのとで参加しませんでしたが…
かつてのSQ前後に、その特異な需給をprofitのネタにしてきた身としては、隔世の感があります。

いちばん儲かったのは、2006年から2007年にかけてのこと。
インフレ期待と安定した金融情勢の後押しのなか、トレンドは常に買い長でした。
ところがこのトレンドに、あまりにも素直に従ってしまったのが、(おそらく新興バブルで資金を得た)個人投資家だと思います。
当時の手口を見ると、松井・Eトレード・株ドット・タイコム・トレイダーズといった、主だった個人手口は常にデルタロング。
これら投資家の大半は、無垢に裸でSQに突っ込んでいたと思われます。
そこに目をつけたのが、自己系のディーラーだったのか、裁定系のディーラーだったのかは、今となっては分かりませんが…
当たり前のように、SQ前にトレンドに逆らう仕掛け、つまりトレンドに素直すぎた個人の裸デルタロングを喰い潰す仕掛けが入りました。
この仕掛けに気づいたのは、これが常態化するようになって随分たってからだと思うのですが…
「SQ直前には垂れる」というアノマリーも味方につけ、尻馬に乗ってアホみたいに儲かったのは、今となっては遠い過去の想い出です(ノД<。)


当時と違い、オプションの権利行使価格も250円幅になってしまいました。
個人の裸デルタが極端に偏ることも無くなった今のSQがどうなったかというと、まさに「磁石」のようです…

250円幅になったとはいっても、人間そう簡単には変われません。
建玉が溜まりやすいのは500円幅、つまり今のレンジだと9000円、9500円、10000円、10500円、11000円です。
9250円、9750円、10250円、10750円には溜まりづらい。
そして結果的に、溜まっていない250円幅を抜けて、溜まっている500円幅で激しい打ち合い(というか投げと攻めのぶつけ合い)になるようです。
とはいえ、強弱そのものが対立しているので、特定の投資主体が特定のバイアスを持つことが無い。
結果としてSQに突っ込む裸ポジ自体も上下拮抗していて、ブレが少なくなったようです。
アヤが無くなったぶん、保守的ポートフォリオを維持する主体には喜ばしい事態になりつつあるとは思いますが、値動きを狙う投機家には厳しい相場つきになっています。

こうした傾向があるのが分かっているのなら、ショートストラドルで素直に取りゃいいじゃんかと思われるかもしれませんが…
ボラ40%超の頃ならともかく、今ならチョト風が吹いただけで吹き飛びます。
実際にいつ風が吹いてもおかしくない国際金融情勢ですから、リスクとリターンを考えると、どちらから入るにもおいしくないなぁ…と思いモジモジしたまま今回も通過してしまった次第。

カレンダーを駆使したり厚めにバックスプレッドを持ったりして、ちゃんと取れている方は多いと思いますけどね…
まだまだ不勉強で、とてもポジションを持てるほどに至りません。

勉強がすすまない理由は、もちろん悩み事が多いせいもありますけど…
やっぱり、なまじ儲かってしまったが故に、かつて通用した手法に固執してつい持ちたくなってしまい、真面目に勉強する気になれないことだと思います、、、、

かつての成功を否定することが、どれだけ容易でないかを今、思い知らされています。
それでも今、そこから抜け出せなかったら、ふたたび夢を見られることは一生無いだろうということだけは、理解しているつもりです。


なんか重たい話になってしまったな。皆様、良い週末を(´ー`)ノ

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