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2010年03月14日
二番目に弱いプレイヤー
すっかり間が空いてしまいました。
体調を崩したせいもあり、確定申告で忙しかったせいもあり…その惨憺たる期末会計に気が滅入ったせいもありますが、新たに何かを書こうというモチベーションが涌かなかったというのが一番の理由かもしれません。

ですが、ちょうど3月SQを迎えたところで、今回の大SQの個人的な顛末をまじえながら、久々に書いてみようという気になりました。
先に結果だけ書くと、ボロボロの惨敗です…3月限プット10750買1枚を持ったままSQに突っ込んで、見事なまでに全部融けました…・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。

顛末を書きます。
SQ磁石のことがアタマにあったので、フワッと浮いた最終日3/11の寄りから間もなく03P107@130L1で入りました。
一瞬薄利は乗るも、その後は真綿で首を絞められるようにジワジワと買い進まれて含み損に。
ちょっと調べると、今年に入ってからSQは上に100円飛んでショートサイド2連敗、磁石もあんまり頼りにならないくさい。
さらに今期SQは10750のコールサイドに意外と玉が溜まっていて、磁石効果も薄いかも、と思いはじめました。

後場に持ち越したくなかったので、いったん@115で損切り。中国CPI(消費者物価指数)の結果を受けて…その結果にかかわらず…上に仕掛けられてはキツいということを嫌ってのことでした。
ところが中国CPIの結果、市場予想+2.3%を上回る+2.7%。
ここで「中国のさらなる市場引締を警戒」して、若干の押し目になりました。

@130L1を持ち越してたら神風吹いて利喰いとなりましたが、そこは嘆いてもしょうがない。
むしろここで押したことで、ロング持ちのチャンスが出来たとドテン、03C105@125L1。
ひたすら我慢が続きました。ディケイが厳しそうなので03C107@8S1を当ててヘッジ。
14:00を過ぎて動き出しました。とはいえ欲はかけそうにないなと@160で売指値(原資産@10660程度)。
これが無事に刺さったとき、既に03P107は@16まで伸びていました。チョト納得いかなかったので少し粘り、無事@15で買い戻し。

問題なのはここからで、つい妙なアヤを取りにいってしまった。
さらに少し上にいったところで再びドテン、3月限10750を110円で買1
売買共に材料に乏しい以上、14時以降のポジションの偏りは、現物か先物か、どちらかの引けで垂れるだろうという読みをした後でした。
岡三オンラインの藤江氏が「アヤを取りにいって逆にいかれたときはすぐに投げる」と仰っていたのを思い出したのは、この週末を散歩しながらのこと。綺麗サッパリ、すっかり忘れていました。
予想外に強く引けた現物を見て「おっ、これはマズい」と思ったものの、先物とのパリティとの比較で不利に推移しているなという意識がありました。
これは03C107Sと先物を当てて合成で処分したほうが…と思って時計を見ると、既に15:09過ぎ!!
引けまでに両方の注文を手入力で当てる余裕はさすがに無い。

悔やむべき痛恨のミス、そこで思考が硬直してしまいました…
最良策は、アヤを取りにいったのだから板の分を支払って処分してしまうこと。
次善策は、プレミアムの分は諦めて、3月限ミニ先物10枚ロングを当てて合成03C107L1にすること。
次々善は、プレミアム分に少しでも欲をかいて03P105S1、か。
もちろん大SQ直前に、相場観無しで中途半端なポジを持つべきではありませんでしたが、短期取りだったならそこは悔やんでもしょうがない。

そこまでの判断をするまでに、少なくとも40秒以上はあったはずです。
しかしそれも出来ずに引けを迎え、SQに突っ込んでしまいました…


次なる次善は、夕場の寄りで6月限の先物か、4限月のプットのどこかでヘッジすることです。
既にプレミアム分(03C107相当分)を捨てたに等しく、これは翌限月のOP売りではカバーできませんから諦めるしかありません。
しかしSQ値自体「幻のSQ」とよく言われるように(実際3月限もそうなりましたね)現物や先物の市場値とは一致しませんから、ヘッジとしては乏しく、あまり積極的になれません。
夕場が軟調だったこともあり、すっかりお祈りトレードと化してしまい、そのまま裸で持ち越してしまいました…

翌朝いざSQを迎え、いちおう最悪の覚悟はし、1円でも残ってくれればと思いましたが…
今となっては「先物で持ち越さなかった」ことを救いにするのが精一杯。

まさか裸先物ショートで突っ込んだ主体がそんなに居たとは思えません。
また建玉からして、私と同じ03P107裸ロングで突っ込んだ主体がそんなに多かったとも思えません。
どちらかというと03C105裸ショートと03C107裸ショートで突っ込んだ個人が主犯なんじゃないかと思いますが…
詳しく追求しようにも、公開されている情報では限度がありますし、この先は想像に止めておきます。


さて「投機はジャンケン」等でも書いてきましたが、私が自分を含めた短期筋を「二番目に弱いプレイヤー」と度々強調するのは、未来を耐えうるだけの資金力が無いからにほかなりません。

信用取引にしても、先物取引にしても(あるいは為替証拠金取引にしても)、保証金あるいは証拠金をもとに…つまり「拝借した資金」を元手に相場を張ることになります。
もちろん金利がかかることになります(先物取引では配当落も含めた理論値との乖離分で間接的に支払ってます)が、それらプレミアムを除いても、その先「元本を割り込むほどの損失」が出るよりも前に、撤退を強要されてしまう可能性が高い。
極端な話、現物だったら上場廃止で無価値になるまで耐えることができます。しかしレバレッジド・プレイヤーはそうではない。耐えられないからこそ、短期の値動きに敏感になってしまいます。
当然、勝率は落ちるでしょう。勝率を上げるには、エントリポイントをいかに的確に探して、不利なポジション持ちをいかに避けるかしか道がない。
…それでも、勝率100%は到底無理。まずはトータルプラスを目指し(トレードスタイルにもよるでしょうが自分の場合は勝率ベースで7割以上は無いと浮きません)、あとはいかに大きなサヤ・大きなトレンドを拾い歩いて何とか利益をモノにするほかありません。


市場を跋扈する10人の勝者」を振り返るまでもなく、金融市場で一番強いのは、本当の価値を知り、その商品に投資するプレイヤーです。
それは時には株式であり、時には為替であり、時には債権であり、時には商品先物であるでしょう。
あるいは時には不動産であることもあるかもしれません。
彼らの利益率は、総投資額から換算すると決して大きくはないかもしれませんが、それでも市場から得る利益は最も大きいものとなるでしょう。
なぜなら彼らは「待てる」からです。
これは個人投資家であってもそうです。9983ファーストリテイリングの栄華を信じ、2002年に、2500円で1万株(2500万円)買っていた人は、現在の資産価値は1億6千万円に達し、さらに税引後で年額190万円の配当を得ることが出来ているはず。
しがない庶民の私には、とてもそこまで大胆に賭けることも、そこまで大胆に待つことも、とても出来ません。
これはもう性格もありますから、たぶん私には一生出来ないと思います。


それでも、こうして何度も「二番目に弱い」「二番目に」弱い、と強調するには、一番弱いプレイヤーが居るからにほかなりません。
それは「決して自分で考えることのないプレイヤー」ですヽ(`Д´)ノ

真摯に市場に参加していると、こうしたプレイヤーがいかに多いか知り、驚かされます。
もちろん冒頭に掲げたとおり、自戒の念も込めていますけど。

過去のアノマリーに縛られること。
バックテストに拘り続け、決して実戦では役に立たないシステムを作りつづけるシステムトレーダー。
日経の書いたことを鵜呑みにする読者。
郵便局員の言いなりで投資信託を買い続ける、身寄りの無いお年寄り。

私は負けず嫌いなので、自分の納得できない理由で投資をすることも、自分の理解できない理由で負けることも、とても耐えられません。
負けるには必ず理由があるし、理由があるならそれを知ることで必ず避けることができるはずです。
そこをあえて避けずに可能性に賭けるようになって、投資家としても、投機家としても、はじめて入り口に立つことが出来るのだと思っています。


たとえば…
一般的に(どちらかというと)個人の借金は否と考えられることが多いですよね。
ところが企業会計においては、これは真逆です。
というのは「資金を投じて利益が得られる」というのが企業投資の大前提なので、金利以上の利益率が取れるなら、投資額はいくらでも大きければ大きいほどよい、と言われているのだそうです(ホンマかいな、しーらねっと)。

でも、投機の世界に少しでも足を踏み入れたことのある方なら身に染みて分かっているはず。
借りた資金は、その実が実るまで待ってはくれないことを。


それを補うには、それを補うための「何か」が必要でしょう。
それも資金の貸し手に出来ることであれば、その貸し手が自分で実行するでしょうから、決して貸してはくれないでしょう。

二番目に弱いプレイヤーが、唯一勝ち残る道。
それは「より多くの知識を身につけ、より多く考えること」に、ほかなりません。

小手先の値幅取りでも、市場に流動性を供給するという意味で、少なくとも市場に必要とされることは間違いない。
ただそこで利益を得られないのであれば、市場に参加しつづけることは難しいでしょう…
でもどうすれば利益を得られるようになるのか。

残念ですが、その答えをここに書くことはできません。
なぜなら **私も知らないから** です(;´Д`)
過去に通用したことは多少書いてきましたし、また過去を振り返って書くことはできるかもしれませんが、おそらく誰の役にも立たないでしょうし、もはやわざわざ書く気にもなれなくなりました…


個人的に、私生活でそろそろ忙しくなるというのもありますが…
主観として、これからは本当に自動取引・自動執行が幅をきかせる時代がくるように思います。
(実は岡三RSSに完全移行して、発注関数も含めてテストを開始しています)
そうなると、相場観の反映は、場中よりもむしろ場が開く前に完了している可能性が高い。

ですが残念ながら、わざわざここに書けそうなことは無さそうです…
まだ全く儲かっていませんし、わざわざ恥を晒すのは到底私の趣味趣向に合いません(ノ_;)
また逆に、やっと儲かりだした矢先に、わざわざその手口を明かす気にはとてもなれません(´・ω・`)


というわけで、このブログは、この記事をもっていちおうの終了とさせていただきます。
別のかたちで再開することもあるかもしれませんので、気になる方は、たまにホームページをチェックしてみてください。

最後になりましたが、今までお読みいただいた方、ありがとうございましたm(_ _)m
またいずれ、市場のどこかでお目にかかりましょう(^^)ノ

2010年02月13日
SQ磁石
225先物オプションの参加者以外に、あまり意識されることの無いSQ(先物オプションの特別精算日)ですが。
2月SQも無事通過(苦笑)したようです。

今回は若干の買い長で決まった余波で、場中も若干の買い長のまま引けたようです。
グローバルトレンドはまだ上を見るには難しそうですから、(常識的には)売りから入った皆さんは災難だったと思います。
私は、自信が持てなかったのと、疲れていたのと、間違ったばかりであるのと、他に作業を抱えていたのと、他にも悩みを抱えていたのとで参加しませんでしたが…
かつてのSQ前後に、その特異な需給をprofitのネタにしてきた身としては、隔世の感があります。

いちばん儲かったのは、2006年から2007年にかけてのこと。
インフレ期待と安定した金融情勢の後押しのなか、トレンドは常に買い長でした。
ところがこのトレンドに、あまりにも素直に従ってしまったのが、(おそらく新興バブルで資金を得た)個人投資家だと思います。
当時の手口を見ると、松井・Eトレード・株ドット・タイコム・トレイダーズといった、主だった個人手口は常にデルタロング。
これら投資家の大半は、無垢に裸でSQに突っ込んでいたと思われます。
そこに目をつけたのが、自己系のディーラーだったのか、裁定系のディーラーだったのかは、今となっては分かりませんが…
当たり前のように、SQ前にトレンドに逆らう仕掛け、つまりトレンドに素直すぎた個人の裸デルタロングを喰い潰す仕掛けが入りました。
この仕掛けに気づいたのは、これが常態化するようになって随分たってからだと思うのですが…
「SQ直前には垂れる」というアノマリーも味方につけ、尻馬に乗ってアホみたいに儲かったのは、今となっては遠い過去の想い出です(ノД<。)


当時と違い、オプションの権利行使価格も250円幅になってしまいました。
個人の裸デルタが極端に偏ることも無くなった今のSQがどうなったかというと、まさに「磁石」のようです…

250円幅になったとはいっても、人間そう簡単には変われません。
建玉が溜まりやすいのは500円幅、つまり今のレンジだと9000円、9500円、10000円、10500円、11000円です。
9250円、9750円、10250円、10750円には溜まりづらい。
そして結果的に、溜まっていない250円幅を抜けて、溜まっている500円幅で激しい打ち合い(というか投げと攻めのぶつけ合い)になるようです。
とはいえ、強弱そのものが対立しているので、特定の投資主体が特定のバイアスを持つことが無い。
結果としてSQに突っ込む裸ポジ自体も上下拮抗していて、ブレが少なくなったようです。
アヤが無くなったぶん、保守的ポートフォリオを維持する主体には喜ばしい事態になりつつあるとは思いますが、値動きを狙う投機家には厳しい相場つきになっています。

こうした傾向があるのが分かっているのなら、ショートストラドルで素直に取りゃいいじゃんかと思われるかもしれませんが…
ボラ40%超の頃ならともかく、今ならチョト風が吹いただけで吹き飛びます。
実際にいつ風が吹いてもおかしくない国際金融情勢ですから、リスクとリターンを考えると、どちらから入るにもおいしくないなぁ…と思いモジモジしたまま今回も通過してしまった次第。

カレンダーを駆使したり厚めにバックスプレッドを持ったりして、ちゃんと取れている方は多いと思いますけどね…
まだまだ不勉強で、とてもポジションを持てるほどに至りません。

勉強がすすまない理由は、もちろん悩み事が多いせいもありますけど…
やっぱり、なまじ儲かってしまったが故に、かつて通用した手法に固執してつい持ちたくなってしまい、真面目に勉強する気になれないことだと思います、、、、

かつての成功を否定することが、どれだけ容易でないかを今、思い知らされています。
それでも今、そこから抜け出せなかったら、ふたたび夢を見られることは一生無いだろうということだけは、理解しているつもりです。


なんか重たい話になってしまったな。皆様、良い週末を(´ー`)ノ

2010年02月09日
2月はユニクロで100円落ちる
たびたび小ネタですいません。

たしか今年に入ってからだと思うのですが、3月限の225先物と:現物との乖離が目立つようになりました。
配当落やろうなと察しはついたのですが、3月末をまたぐ6月限ならともかく、2月末にそんなに落ちるかなぁと思っていました。
ようやくちょっと調べてみたら、やはり9983ファーストリテイリングが大きい!!
2月に落ちるのは中間配当ですが、それだけで100円落ちます。
現在の日経平均の除数は25弱(24.718)ですから、ユニクロだけで4円落ちます。

ユニクロほどではありませんが、もうひとつ大きいのは3382セブン&アイです。こちらは期末で28円程度と予想されてるので、1円強でしょうか。
この2社だけで5円程度落ちるとは、2月/8月落ちは意外と侮れないと感じました。

もともと小売業は2月8月(ニッパチ)が閑散期で、この時期を決算期に据えているところは少なくないようです。
最近はグループ会社内での連結決算がやりづらくなるので、決算期を3末に揃えようという動きも少なくないようですが…

それと、あらためて1株利益と配当額の推移をチェックしてみて思いました。
やっぱり、ユニクロの収益力は恐るべしというほかありませんΣヽ(゜Д゜; )ノ

投資の勉強をはじめるようになって、何より勉強になったなと思ったのは、どんな好景気だろうが不景気だろうが、儲かってしまう会社というのはとことん儲かってしまうのだということです。
私はコンビニはATM以外ほとんど利用しなくなりましたが(深夜営業のスーパーで事足りるからです)、ユニクロの服はたまに買います。
株のほうは、どうしてもPERやPBRが割高に見えて買えずにいましたし、今後も買えそうにはありませんが、どうせ持つならこんな会社の株を持ちたいものだとつくづく思わされます、、、、

ロイターの財務情報ページが秀逸なのを初めて知りました。御存知なかった方は是非見てみてください。

2010年02月06日
小ネタ:拾えない相場
わざわざ書くつもり無かったんですけど、振り返ってあまりにも口惜しいので、ちょこっとだけ書きます。
02P102.5を振り落とされました(x_x

松井証券で「カムバック・キャンペーン」(だったかな?)なるものをやっていたので、僅かとなった資金をそちらに移してました。
そうこうしているうち、商品先物を中心に相場つきがどんどんキナ臭くなってきたので、ショートのエントリポイントを探していました。
先週末、1/30(金)の夕場で02P102.5が170円まで押し込まれたので拾い、いちおうヘッジとしてミニ先物L2@10240を当てて週末を迎えましたが…
まったくのリバウンドに向かったことになってしまい、週明けの(たしか)後場の早い時間にP102は@115でクローズ、同時にミニ先物も@10340でCLS。実質3万円強の赤字。
松井のキャンペーンが終わったこともあったのと、クサったのもあって、もうイヤだとばかりに早々に出金して暫く見るだけにしてました。

それがたった一週間で…というか、実質3日で風向きは急転、当初の相場観どおりでちゃんと利が乗っているはずだった!!
もちろんスパンを短く取ったおかげで大虐殺を免れたことは何度もありましたから、恨み言を言う筋合いは無いのですが…
考え方が今の相場にフィットしていない、まだまだ修行が足りないなと反省することしきり。


…と、情けなくもこんなことを書くのは…
相場にフィットしている時というのは、本当に迷い無く、当たり前のように取れてしまうのを、なまじ知っているからですΣヽ(゜Д゜; )ノ

それを知らなかったら、慎ましくも、もっと平凡で平穏な生活で満足していたかもしれないのに…
以前「無知は罪」と書いたことがあったように思いますが、一方で「知ることは新たな苦難を背負い込むこと」であるようにも思います。
どちらが幸せであるかは、正直微妙だなぁ。

それでも、知ってしまった以上、もう引き返せないんですけどね(;つД`)

2010年01月16日
情報弱者としての戦術が必要
COREGA CG-BARGXが届きました。アローヘッド対策の特効薬として期待が高まりましたが…
結論を先に書くと、残念ながら、うちではダメです。
あえて「うちでは」と書いたのは、有効な対策となる環境の方もおられるはずですので。
問題点を順次挙げてゆきますので、必要に応じて参考にしてください。


まずCG-BARGXという製品についてですが、この価格なら仕方なしと言いようがありません。
NATタイムアウトの設定が無く、テーブル数も少ないのか(ウチの用途だと)かなり早くに既存セッションが切れてしまうようです。
それよりもまず「ネットワークフィルタを外すわけにはいかない」という需要を満たしてくれません。
フィルタは10件しか登録できず、それも特定のホストについての「制限」しかできません。
うちは基本的に全部止めて、逆に特定のホストからのみ「許可」したかったので、これでは役に立ちません。
まぁフィルタが増えるほど劇的にパフォーマンスが落ちるのは承知していますが…それを解決してくれるルータが欲しくて購入したんですけどねぇ(-"-;


仕方がないので、多段ルータ運用を試みることにしました。
普段、業務で使っているホスト群は既存のBBR-4HGの後ろにそのまま置き、既存ルータの手前にCG-BARGXを置きました。
投資情報ツール用のPCをCG-BARGXの直下にぶら下げて、とりあえずパフォーマンステスト。
とりあえず閉域網(同一プロバイダ内)で上下共に90Mbps超出ることを確認して、CG-BARGXの性能面は悪くないと実感できました。
ところが閉域網の外に出ると下りで25Mbps、上りで6Mbpsしか出ません。なんだこりゃ?!
すこし昔に直結試験したときは、もう少しマシなパフォーマンスが出ていたように記憶しているのですが…
そら普段youtubeを見る程度なら、ルータ交換せずとも不自由なく見られてますから文句は無いのでしょうけれども。
FTTHのメリット無いやん、これならADSLで十分やろヽ(`Д´)ノ

…まぁ、東京からこれだけ離れたこの地で、家庭向け契約で文句を言うほうがおかしいのでしょうけれどもね、、、、
帯域保証して欲しいなら、地元プロバイダも地域IP網も使わず、それ相応の費用を払わなくてはならないでしょう。
いちばん間違いないのは直結ですね。月額100万円の契約ですなぁ(;´Д`)
以前顧客が使っていたbit-driveのファイバーリンクpremiumは、確かに家庭用とは比べものにならない品質でしたが、月額7万円からの契約です、これでも足りるかどうか。

逆に都区内にお住まいなら、比較的安価な契約でも足りたりしてね(;´Д`)ノ


そして、最後に各情報ベンダのツールの設計と性能に起因する問題。
3社見た中でも、とくにマーケットスピードは、ちょっと…
有無を言わさずに送り込んできて、ちょっとでも詰まるとリアルフィードにデグレード、再度ログアウト→ログインするまで再びリアルフィードになることが無いです。
またRSS向けの通信セッションが切れた場合、その後の再接続も無いまま静かに黙ってしまうようです。
板の遅延も、発生しだしたら3社の中で一番酷い。たぶん設計段階で欲張りすぎたのでしょうね。

ただこれ、他のベンダが良いという意味では決してないです!!!
他社は欲張らず、間引いたり情報量を制限したりして対処しているようです。
岡三RSSは割り切ったもので、エクセル上では0.5秒単位の更新しかしません(内部的な通信については未解析)が、少なくとも大きな遅延は無いようです。
それでもネットストック・ハイスピードも、岡三ネットトレーダーも、分析板情報や分析チャートを開いた状態で相場が荒れると、当たり前のように固まってくれます…
各社、ほぼ無料の提供ツールながら、十分健闘はしていると思いますけどね、不十分です。

たぶんこの手のコンシューマ向けのノウハウは、どちらかというとゲーム会社のほうが持っていると思います。
ですがサービスにカネを払いたがらない日本人、開発チームを数十人投入して素晴らしいツールを作ったところで、たぶんペイしないでしょうね…


こんな個人に不利な環境ですが、活用している人は確実に存在するようです。
たとえば1/14(木)の引け間際の6954ファナック
14:59まで9210-9220で推移していたのを、残り40秒くらいのところで一瞬で300枚程度ブチ抜かれ、上は9260円に。
そのまま引けは上で決まり、580枚成立でした。
引成と不成注文が相当溜まっていることを見越した先回り買いでしょう。
周知されるとフェイクの引け成行板が出たりと鬱陶しい応酬になるでしょうが…今のところはリスクの低い小銭拾いだったのかな…?


ともあれ、FULL契約も無い(しても上記のとおりウチでは役に立たないでしょう)情報弱者の身で、無謀な博打に身を投じないためには、新たな戦術の構築が必要なようです、、、、、
しばらく玉を張るのは諦めて、じっくり練りたいものです。

いや、もちろん確定申告とかいろいろ忙しいのもありますけど。
決して8316SMFGで踏まされて金が無いからじゃないぞ、断じて違う(ノД<。)

2010年01月12日
日本航空の上場廃止に伴う日経225銘柄の入替
どうやら、9205日本航空(JAL)の再建に伴う100%減資と上場廃止が決まりそうです。

JALの株主優待には随分と御世話になり、それこそ半期ごとに両建てで権利取りにいそしんだものですが、一般株主の権利喪失を契機に廃止となりそうですね。
残念といえば残念ですが、主に株主優待とバーゲン(と以前は誕生日割引も)ばかりで乗っていた私のような搭乗者は、JALの経営を相当圧迫していたに違いませんし、致し方ありません。

さて、そんな中、日経225平均の採用銘柄でもあるJALが廃止となることで、早くも銘柄入替をめぐる思惑買いで盛り上がっているようです。
下馬評では9021 JR西日本とのことですが、そっちのほうは他にも書いておられる方もおられると思いますし、私のほうはからきしダメなので置いときます。
代わりに、入替に伴う指数インパクトについて書きたいと思います。

225銘柄の上場廃止といって、まず思いつくのは2005年春のカネボウの上場廃止です。
2008年年頭の日興コーデの上場廃止も?と思いましたが、このときはシティとの株主交換による廃止だったんですね。
ほかにも合併や株式交換に伴う除外は過去に何度かあったようですが、これは関係ないので置いておきましょう。

他にはあったかな?ちょっと思い出せません。
また2002年より前は、まだ株について不勉強でしたので、さすがにちょっと分かりません。

記憶があやふやなので驚きましたが、カネボウのときも不祥事に伴う整理ポスト入りによるものであって、債務超過でもなければ減資すら報じられていなかったんですね。

となると、今回のように、ほぼ無価値の状態で除外され、新たな銘柄が新規採用されるというのは、(指数としての)日経平均にとって、あまり無い経験ということになります。
JALの現在の株価を考えると、除外に伴うパッシブファンドへの影響はほとんど無いでしょう。
問題は新規採用です。指数を算入する側は、ただ入替を宣言するだけで出来ますが、日経225への追従を目指すパッシブファンド、つまりETFを含めた投資信託たちは、既存の銘柄を売って、新規採用される銘柄を買わなくてはなりません。
採用される銘柄にもよりますけど…仮にJR西日本として、発行済み株式200万株のうち3%として、6万株を新たに調達する必要があるとすると、ざっと200億くらいの売りインパクトになるのかな…?

えーっと、そうするとラージ先物でだいたい1800枚くらいのインパクト、かなぁ…

すいません、かなりざっくりとした概算で。
ただ今の出来高と流動性を考えると、ちょっと軽視は出来ないんじゃないかなぁ、、、、(ぼそっ)

また、昨年2009年秋には定期入替がありませんでしたので、入替はほぼ10ヶ月ぶりとなります。
アローズに移行してから初の入替でもありますし、ちょっと荒れるかもと思い御紹介しました。


なんか計算で根本的に間違ってるところがあったら教えてください。
あと個人的には、JR西日本は採用されないんじゃないかなぁって予想します(゚∀゚)
だって、日航を除外してJR西日本、って、いくらなんでも、ちょっと、ねぇ。


あっ、アハハ、8316SMBCを裸売りして担がれてるんで、ただのポジショントークですよ(;´Д`)
毎度の口上になりますが、皆様、投資は自己責任でお願いいたしますm(_ _)m



追記:
発行済み株式に対しての株数って、いにしえのトピ買いのときのインパクト算出方法ですね。いったいいつの話をしているのやら^^A;
日経平均ですから、純粋に株数ですね。いつおう記事はこのまま残しておきますので、何かのヒントにしてください。

2010年01月04日
東証アローヘッド開幕!!
新年おめでとうございます。
市場的にも個人的にも、今年は変化の年になりそうですが、精一杯微力を尽くしたいと思います。

さて、2010年最初の話題は、やはり表題の件。
なんか日本語の使い方間違ってる気もしますがキニシナイ!!
目視ですぐ分かるような大きなトラブルも無く稼働しているようです。

正直、すこし疑っていました。
さすがに東証と各参加者(証券会社)間のテストは問題無いでしょうが、情報ベンダーと一般個人投資家の間ではトラブルが出ても不思議ではないと思っていました。

寄付前から早速、マーケットスピード&RSS(楽天証券)、岡三ネットトレーダーライト(岡三オンライン証券)、ネットストックハイスピード(松井証券)を同時に起動し、PCの負荷や各社間の遅延などをチェックしていましたが、ウチの作業用PC(ポリゴンぐりぐりのゲームなんかはとても無理)でも十分追いついており、問題無さそうでした。
別PCで岡三RSSも確認してみたところ、秒間2回程度の更新になっているようでした(間引いているのかな?)。遅延は無さそうでしたが。
大発会の薄商いであることを差し引いても、まずは順調な滑り出しと言えそうです。関係者の皆様お疲れさまでした。


さすがに前場まるまる張り付いてはいられませんでしたが、早速いろいろ眺めてみました。
とくに面白いと感じたのは、株価2千円台の銘柄です。

アローヘッドへの移行に伴い、売買精度についても一部変更が実施されました。
呼値の変更もそのひとつで、とくに大きいと感じたのが2千円以上3千円未満の価格帯です。
従来5円単位だった呼値が1円になり、他の価格帯と比較しても変動幅がかなり顕著です。

たとえば8316SMBCです。



メガバンは売買代金上位に顔を出しており、こんな薄い板なんてことはなかったのですが、まるで1000円台の8253クレセゾンを見ているかのようです。(ちょっと言い過ぎか)

ディーラーもまだ慣れていないのか、朝の時間帯では5〜6枚は平気でブチ抜くような荒行をやってました。

そんな流動性の低い銘柄みたいな扱いをせんでも…と思うのは…どうも素人の浅はかな考えっぽいですね、すみません。

そして直感的に感じたのが、古典的な板読み型のディーラーは徐々に淘汰されていくだろうな、ということでした。
以前、岡三オンラインの藤江氏がオンラインセミナーで仰っていたことが思い出されました。
「本当に優れたシステムは人間の追いつけないスピードで最も効率的に執行するので、いずれ市場の主流プレイヤーとなり、感情を持たないが故に人間は勝てなくなるのではないか」
というようなお話をされていたんです。
(たしか第14話「過去のプロと将来のプロ」あたりではないかと思うのですが…ちょっと忘れましたすみません)

このSMBCのような薄い板で大玉をサバくには、いわゆる「ブロックトレード」のような執行が不可欠です。
私の中で「ブロックトレード」とは、よほどの大口機関投資家が短期間に最良執行するための手法という認識でいましたが、今や数千万単位の玉をサバくためにも使われるに違いないと感じました。
VWAPや価格帯別出来高、それにザラバに薄く広く置かれた板の加重平均などは、人間が目視で判断するにはどうしても限界があります。
ちょっとした変化に神経質になりすぎると、つまらないブラフに引っかかることも多くなりがちです。
それなら、ある程度のマージンを持たせて機械的に執行していったほうが安全と考える参加者は少なくないはず。

以前も書きましたが、恣意的な要素を一切排除した相手に対してジャンケンを挑み、勝率5割を超えようというのはナンセンスです。
もし短い期間の中で実現出来たとしても、それはただの運であって、何の優位性もありません。


では、もう人間に勝ち目は無いのかというと…そんなことはないはずです!!
どんなに高度なアルゴリズムを備えても、
機械の後ろにいるのは、まぎれもない人間です。
ただ戦い方を変える必要があるでしょうね。


長くなりましたので、今日はここまで。
それでは、本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

2009年12月22日
東証arrowhead(アローヘッド)
年の瀬、皆さん慌しくお過ごしのことと思います。
自分もそうあるべくなのですが、業務のほうは早くも年内は止まってしまい、私用に精を出すありさまです、、、、
来年の年の瀬を、同じような状況で迎える余裕はさすがに無いです…身の振り方を考えなくてはならないかなぁウーン。

と、そんな中、来年早々に導入が決定している東証の新システム「アローヘッド」の全貌が徐々に明らかになってきました。
正直、今秋にジャスダックが大証システムにリプレースされた程度の変化くらいにしか思っていなかったのですが、確認するうちに、思ったより影響は大きそうだ(それも悪い方向へ)と思うようになり、警戒を高めているところです。
ロイターで特集記事を組んでいるようですので、まだ押さえていない方は参考にしてください。


私が一番危惧しているのは…もう年内少ないので書いてしまっていいと思いますが、数少ない優位性のひとつが、おそらく年が明けたら無くなってしまうであろうということです。
それはTOPIXラージ先物の板でした。TOPIX先物は投機家が主体性を持って取引されることはほとんど無くて、どちらかというとNT裁定と現物裁定の需要家同士が、それぞれの玉をクロスさせるような細い市場という認識でいました。
そしてこの板は、現物株の板を合成したものに極めて近い(と思われる)板を形成していました。おそらく現物裁定業者の板だと思うのですが、このトピ板を強引にブチ抜くほどのディーラーは居なかったと思われます。というのは、あらゆる投資主体が自発的に参加していない市場で、自分自身と戦っても勝ち目は無いからです。
この事実は、(多くの日本人投機家にとって)主戦場である日経225先物市場にも影響があり、この力関係を無視してブチ抜いた仕掛けは、少なくない確率で押し戻されます。
よほどのサプライズ…つまり価格の前提となる事実関係に変化があれば別ですが、何も無いままで大多数の市場参加者が考えを改めることなど考えにくいからです、、、、

ですが、この前提が来年以降に通用するとは考えにくい。
というのは、これまで有意差が微小と思われていた執行条件について、大きな優位差が生じる可能性が高い。
となると、少なくない裁定業者が手を引くなり、少なくとも導入当初はポジ取りを見送る可能性が高くなると予想されます。
裁定取引は、あくまで市場に残る「サヤ」(ほぼ同一価値と思われる、異なる銘柄の価格差)をさらってナンボですから、執行負けする可能性があるようであればとても参加できません。
年内は「サヤ取りに参加する主体」と、自らが取ろうとしているポジションのサイズだけを気にすれば済んだものが、年明けには新たな参加者のサイズのみならず、その執行スピードを意識しなくてはならなくなるからです。

と、なると、それを相場観の参考にしてきた人間は…
しばらくは手足を縛られた状態と考えても差し支えないように思います、、、、、


そしてもうひとつ考えるのは。
東証における市場の流動性は、上がらないどころか、むしろ下がるのではないかということです。
リスクを取る主体が、マーケットメーカーとアービトラージャーしか居ないのであれば、短期の投機家は自分の影と戦うようなもので、これでは全く勝ち目がありません。
勝てない市場に参加する物好きな主体はそうそうは居ません。ふたたび新興バブルを期待しようにも、常識的な高値はすでに超えていますから期待するのは難しいと思います。

とくに新興好きの参加者が忘れているなと私が思うのは、今の新興市場にはホリエモン欽ちゃんも既に居ないということです!!!
バブリーな買い手(最終購買者)の期待が無いまま、新興市場に大相場が現れると考えるのはナンセンスだと思います、、、、
そしてそうした人気新興株の多くがマザーズに居ますから、アローヘッド移行後に流動性が落ちたときの影響は…ちょっと想像したくありません。

もちろん、前にも述べたとおり、株式は有限個の権利を分割したものです。
吊り上げることは難しくはないと思いますが…多くの市場参加者か自らの信念で突き上げるほどの大相場にはならないように思いますし…なにより、流動性の期待が持てないように思います…


まぁ、すべては来年、蓋を開けてみないと分かりませんけどね^^;
少なくともかなり警戒しているということを書いておこうと思い、この記事を起こしました。

2009年11月20日
ユニクロ指数
そうだ、小ネタだと思ってチェックしつつ書き忘れていたことがありました。
日頃よりQUICKの日経平均寄与度ランキングをチェックしているのですが、ここ数日の動きにはアタマを抱えてよいものやら悩みます、、、

ちょうど今日(2009年11月19日 木曜)は控えておいたので、せっかくなので見てみてください。
9983ファーストリテイリングだけで指数を35円も押し下げてます…

かつて9433KDDIが100万円台に乗って、1ティックで5円近く動いたときにも「どうなの?」と思いましたけど、
今のユニクロのえげつなさはそれ以上ですね。
勝手にトラッキングするインデックス投信が悪いと言えばそれまでですが、、、、
日経平均の算出デスク(そんなのあるんかいな)は、ダウ方式の指数算出の問題点に、もう少し真剣に取り組んだほうがいいと思いますヽ(`Д´)ノ

2009年11月13日
個別株崩壊
また間が空きました。書きたいネタはいくつかあったのですが、ちょっと時間が取れませんでした。
とくに「くりっく365」のランド円のミスプライスの件は書きたかったのですが、旬を逃してしまいました。
あえて一言だけ申せば、
「商品先物の知識しか無い取引所に、外国為替は無理なんじゃね?」
って感じですかね(´∀` )

さて久々に投機ネタです。
表題は、すべての個別株が崩壊って意味じゃないです。
単体銘柄がピンポイントで、それまでの市場の流れを無視して崩壊しているお話。

下記は7593 VTホールディングスの11月11〜12日の、二日分の日中足です。

11日の午後2時直前(歩み値は確か13:59くらいでした)に突如大口の売り物が出て、そこから株価は急落、終値は前日比24円安の大暴落でした。

つづいて6425 ユニバーサルエンタ(旧アルゼ)の11月12〜13日。
(これを書いているのが前引け後なので前場までです)


ひとつ共通する大きな点は、どちらも「ニュースリリースなどに反応したわけではない」ということです!!
なんか取締役の逮捕でもされたか、なんやろうと首を傾げてみても全くわからない。

そしてもうひとつは、この崩壊の日に結構なボリュームの信用残高が減っていることです。

下記はVTHDの11日の信用残高推移。


普段1000枚以下しか出来高の無い銘柄で、10000枚も買い残が積み上がっていたことも驚きですが、そのうち丸々2000枚が、11日の後場で、それも市場で処分されるというのは異常です。

ユニバの12日も、こちらは枚数は少ないですが、最近の出来高を考えると、やっぱり多いです。


となると考えられるのは、ひとつしかない。

「誰かが、資金繰りに詰まった」

両方とも、新興市場の中ではそこそこ出来高もあり人気のあった銘柄です。
流動性も手伝って株価水準に割安感は無く、かといって割高というわけでもない。

こういう銘柄での投げ売りは判断が難しいです。
パブロフの犬状態で、つい買い持ちにしたくなりますが、実は報道が周知されていないだけで事件を伴っている可能性もある。
かといって信用残高の多い新興銘柄を売り持ちにして待ち続けるのは、それこそ自殺行為に等しいです。
(だいたいアノレゼは貸借銘柄じゃないです)

そもそも強弱が対立して出来高を伴っていたこと自体、(投げてしまった)大口のアホールダーさん依存のところがあったに違いありません。
となると、新たな大口が現れない限り、株価はジリ安で流動性は悪化する可能性が高い。

博打と割り切って引け間際の突っ込んだところを拾ってオーバーナイトし、戻そうが戻すまいが短期で処分する、くらいしか手が無いように思います。


むしろ、こういう急落の可能性のある銘柄は、短期長期を問わずむやみに触らないこと、
どうしても触りたいのであれば、こうしたリスクがあることを理解した上で、少しでもキナ臭さを感じたらどんな状況であっても処分する(あるいは塩漬け)、くらいの覚悟が必要に思います。


えっと私ですか?
そういう博打はさんざん懲りたので、しばらくはいいです…
それに今の資金力だと、格闘美神武龍(byサミー)を打ってたほうが、まだ勝ち目がありますから(ノ∀`)

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