『母親降りてもいいですか…？』〜息子の発達障害を受け入れられる日まで〜

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結婚してから専業主婦になって仕事をしていなかったので、家族以外の人とあまり接する機会がなく、まだ自分の変人ぶりには気付かず…。



最近になって、ケントのことで発達障害のことを色々調べたり、ケントの様子を見ていたりして、

あれ？私にそっくり…

そういえば、私も変な子だったなぁ…

と思った次第であります。



あと。

幼稚園のお母さんたちと話している時に、変なことを言ってしまって空気を凍らせてしまったことが何度かあって…。



数年間、あまり家族以外の人と話すことがなかったので、他のお母さんたちと話していると、楽しいやら緊張するやらで舞い上がってしまうことが多く…。

なんか、変なこと言っちゃうんです。



それに気付いてからは、本当に本当に、気をつけて話すようにしています…。



なので、保育参観とか幼稚園の行事とかあると、

『ケントがちゃんとみんなと同じようにできるかな…？』

という心配と、自分が、

『変なこと言いませんように！』

という緊張で…。



すっごくすっごく疲れてしまって…。



しかも、ケントが変な行動をしちゃったり、自分も変なこと言っちゃったり…でショックを受けたり落ち込んだり…で。

夕飯も作る気力がない程です。



あ、ケントもですが、私もすごく疲れやすいです。

体力がないんでしょうね。



今は専業主婦ですが、そんな感じなので、社会に出て仕事をする勇気が出ないです。

私みたいに、ぼんやりしてて変な人でも、なんとなくで生きてこれたので、ケントも周りに恵まれて、すくすく成長していって欲しいな…。



でも。

しっかり、自分で生きていく

ことも、教えていかないといけないですね…。



こんな母なので、自分のことも心配ですが、ケントが社会に出た時に困らないように、色々伝えていかないと…と思います。




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失言が多いことを自覚している私。

…失言だけではなく、ちょっと変わってるところがあると思います。



自分も、

発達障害

なんだろうな…と感じています。

でも、それを自覚し始めたのって最近なんです。



幼稚園に入園してからのケントを見ていて、

『あれ…？私の子供の頃にそっくりだな…。』

と、思うことがたくさんありまして。



それでよくよく考えたり、思い出したりしているうちに、

『あ、私も発達障害だったのかな…。』

と…。



思い切って旦那に、

「ケントって、私の子供の頃にそっくりなんだよね…。私も発達障害なのかなぁ。」

と話してみたら。



「うん。お前からの遺伝だね。」

と、アッサリ言われました…。

「気づいてなかったの〜？ちょっと…っていうか、結構変わってるところあるけど。」

だそうで…。



昔から、

変わってる子

ではあったと思います。



でも、周りの人に恵まれていたのか、

ユーモアがある

とか、

天然でおもしろい

とか、いい意味で受け止めてもらえていて、いじめられたりすることもなかったし、友達付き合いで苦労したこともありませんでした。



大人になってからも、変わってる部分はたくさんあったと思いますが、本当に周りに恵まれていて…。

自分を持ってる

と、いい風に言ってもらえることが多かったです。



…まぁ、それって時と場合によってはただのＫＹなヤツですよね。

もしかして、遠回しに嫌味だったのかな…。



周りの空気を読んで、行動したり、合わせたりするのは、大人になってからも苦手でした。

今だからこそわかるのですが、新卒で入社した会社では、すんごくＫＹな人だったと思います…。

半年足らずで辞めてしまったんですけど…。



新人さんって、色々先輩に気を使ったりとか、

言葉の指示だけではない何か

で動くことが求められたりするものだと思います。



教えられなくても、周りを見て動けるようでなくてはいけなかったりすると思います。

…それができませんでした。



他にも、

・受け身過ぎて、わからないことを先輩に聞くのにすっごく勇気がいる。(わならないことをちょっと聞くだけなのに、緊張してすごく疲れてました…。)

・電話対応が苦手。(受話音量を最大にしても、相手が言っていることが聞き取れなかったり、聞き間違いをしたり…。)

・社会の暗黙のルールみたいなのが、わからなかった。(上司や先輩に飲みに誘われても、行きたくなかったので断っていました…。)

・微妙な空気を感じ取れなかった。(女性社員が多かったので、色々派閥があったりしたみたいなのですが、全然気付かず…。)

・言われたことしかできなかった。(先輩が朝早く出社して、みんなのデスクを拭いたり、ゴミを集めたりしていましたが…。今思えば「私がやります！」って言わないとですね…。)



結局、先輩たちにいじめられましたが、いじめられていることにも気づいていなかったです…。



辞めてから、ふと思い出して、

『あれって、いじめられてたのかな…？』

という感じです。



そんな変な人でした。



続きます。




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前回の記事に書いた、怒らせてしまったかもしれない前年度の役員のお母さんですが…。

今年度も引き続き役員をされていて。



しかも、お子さんは、

ケントと同じクラス…。



…もう、顔を合わせるのが怖いです。

来月、保育参観やクラスの懇親会があるのですが…。

考えただけで、胃が痛いです…。



こんな悩み、旦那にも言えないし、話せる友達もいないし…。

ブログだけが愚痴を言ったり弱音を吐いたりできる場所になっています。



ブログもなかなかいいものですね。

自分1人でいつまでもグジグジしたり、不安に思ったり、悩んだり…しているより、こうやって文章にしてみると、誰かに聞いてもらったような気持ちになるのか、結構スッキリします。



もう、あの役員のお母さんが気になって気になって…。

怖くて幼稚園に行くのも嫌になってしまっている私ですが。



Google検索で、

「ママ友」

と入力すれば、

「ママ友　トラブル」

と出てくるように、お母さん同士の付き合いは、みんな何かしらトラブルがあったり、悩みがあったりするものですよね…。



『自分だけじゃないよね…。』と思いながら、がんばろうと思います。



次に幼稚園行くのはいつだっけ…？

会うのが怖いなぁ…。




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何かと失言してしまうことが多い私ですが…。

また今日もやってしまいました…。



幼稚園にケントをお迎えに行った時、顔馴染みのママに会ったので、門のところで少し立ち話を。



そのママは今日は役員会だったらしく、赤ちゃんを連れて参加したみたいで、

「おっぱいあげたり、ウンチが出てオムツ替えたり、眠くてグズグズしたりするのをあやしてたりしたら、全然話し合いに参加できなくて…。」

とボヤいていました。



なんでも、昨年度の終わりに、

「PTA役員に推薦する人の名前を書いて提出してください。」

とプリントが配られたのですが。

それに名前が書いてあったらしく、昨年の役員の方から電話があって、

「推薦されたので、次の役員お願いします。」

というわけで、今年度の役員になってしまったようで。



…赤ちゃんがいる人を役員に推薦なんて。



私「すごいね！赤ちゃんいて大変なのに、よく引き受けたね！」

ママさん「いきなりの電話だったからビックリしちゃって…。頭が真っ白になっちゃって、『はい。』って言っちゃって…。断ればよかったなぁ。」

私「私だったら絶対断っちゃう。」

ママさん「でも、断っていいのかもわかんなくてさ…。」

私「うーん…。でも、赤ちゃんいたら行事の時とかあまり動けないし、泣いちゃったら話し合いどころじゃないしね…。」

ママさん「そうだね…。」



ここで。

あ、なんだか、赤ちゃんがいて大変なのにせっかく役員を引き受けたママさんをディスってしまってる！！…と気付きまして。



慌ててフォローする私。

私「でもさ！赤ちゃんいる人を推薦したりする人とかさ、去年の役員の人とかもさ、ちょっとは考えて選んで欲しいよね！」

ママさん「まぁ、うーん…そうなんだけどね。」

私「ってか、推薦用紙に名前書いてあったからって、そのまま相手の事情も確認しないで『次の役員お願いします。』って言う前の役員の人もおかしいよね！」

ママさん『…あ、お疲れ様です〜。』

私「………！？」



去年の役員さんのほぼ悪口のようなことを言っていたら、ママさんが私の後ろを見て挨拶したので、慌てて振り向いたら。

去年の役員さんが…！！

ムスッとした顔で通り過ぎて行きました…。



しまった…。



聞こえたかな…。



聞こえたからムスッとしてたんだよね…？



あぁ…しまった。

またやってしまった…。



お話ししてたママさんも気まずかったのか、

ママさん「あ、じゃあ、また…。」

と去っていきました…。



しまったなぁ…。

帰ってきてからずっと、このことで落ち込んでいます…。



失言が多いことを自覚してはいるので、気をつけて話すようにしているんですが…。

また失敗してしまいました…。



はぁ…。

幼稚園、ケントも大変でしょうが、私もお母さん同士の関係で疲れることがたくさんあります…。




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幼稚園の先生と色々やり取りする連絡帳。

これが最近とてもストレスで…。



連絡帳には、

「今日は○○が上手にできました♪」

とか、

「△△を楽しそうにしていました♪」

とか書いてある子が多いんじゃないかなぁ…と思うのですが。



年中さんになってからの連絡帳。

まだ5月半ばで使い始めてあまり日がたってないのですが、もう読み返すのが嫌になるくらい、本当に色々書いてあります…。



新しい担任の先生、お話しをしていると、

『発達障害のことを色々勉強されてるんだな…。』

と感じることが多いです。



最初は、

『ケントに合った対応をしてもらえるな…。』

と、とても安心したんですが…。

まぁ、それはそうして頂けてありがたいのですが…。



発達障害のことがわかってるが故に、ケントの振る舞いで色々目につくことがあるのかもしれませんね…。

ケントができなかったことや、ちょっと変わった行動をしていたこととか…。

本当に色々書いてくださってあって…。



丁寧に見て頂けて、ありがたいと思わなくてはいけないのですが。

メンタルやられ気味のところに、毎日毎日、ケントの、

普通の子たちと違うところ

をつきつけられて…。



本当に参ってきている私です…。



『お宅のお子さん、こんな感じですよ？いい加減、現実を見つめたら？早く診断受けたら？』

と、暗にメッセージを送られてるんですかね…？



どうすればいいのか、本当にわからないです…。



親として、ケントのことを知っておかないといけないのはわかっていますが…。

連絡帳を読んで落ち込んでしまって、ケントと向き合うのが辛くて…。

幼稚園から帰ってきたケントに、優しく接してあげられなくて…。



ニコニコ笑顔のクマのイラストが書いてある連絡帳の表紙を見ては、涙をこらえる毎日です。




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今日は、ケントの保育参観の日でした。



少しずつ少しずつできることが増えてきているケント。

でも、少しずつ少しずつ、みんなとの差も開いてきていたみたいです…。



今までは、

『このままいけば、小学校は普通学級でいいんじゃないかなぁ。』

なんて思っていた私でしたが。

甘かったみたいでした。

現実を突きつけられたような、参観日でした…。



今までもそんなことは何度もあったのですが…。

その度に落ち込みながらも『まだ年少さんだしね！』と自分を慰めて気にしないようにしていたんです。



でも、もう年中さんになりました。



ケントもがんばっているんですが、みんなと同じように…とは、やっぱりいかないみたいで…。



それを受け入れられない私は…。

帰りの車で、涙が溢れて止まりませんでした…。



家庭訪問や親子遠足でメンタルがやられてたところだったので、ダメージが大きかったです。



何で私だけこんな思いしないといけないの…？？

何でみんなと同じようにできないの…？



何で…？

何で…？

何で…？



いつもは子供たちを寝かしつけながら私も寝てしまうんですが、今日は眠れなくて…。



悔しいような。

悲しいような。

寂しいような。



よくわからないグチャグチャな気持ちでいっぱいで、涙が出ます。



一番嫌なのは、がんばっているケントを受け入れてあげられないこと。

ケント、ごめんね。




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ゴールデンウィーク初日の4月29日は、幼稚園の親子遠足でした。

みんなでバスに乗って、少し離れた場所にある運動公園へ。

希望者は自家用車で現地集合でもOkなので、酔いやすい私とケントは車で。

次男は旦那とお留守番。

でも、みなさん旦那さんや下の子たちもいっしょに来てたので、家族で行ってもよかったかな。



この親子遠足。

行くか行かないか、とっても迷って…。

がんばって行ってきました…。



何で迷ったかって…。

家庭訪問での話がショックで心が折れてしまって、行きたくなくなってしまって…という、私のしょうもない理由です。

前の記事に書いたように、あまりクラスに馴染めていない様子のケント。

その姿を見るのが怖かったり…。



それと。

ショックすぎて気持ちの整理がつかなくて前回の家庭訪問の話には書けなかったのですが…。



保護者の方で、

「ケント君って、何か障害があるんですか？」

と担任の先生に聞いてきた方がいたみたいで…。

ケントが療育に行っていたり、ちょっとみんなとは違う感じなのが、気になったみたいでした。



担任の先生は、

「みんながみんな、同じじゃないです。それぞれ個性があって、苦手なことがある子がいたりします。私たちはケント君のことを、ケント君のペースで色々できるようになれたら…と、見守っていきたいと思っていますが…。保護者の方の中には、何か言ってくる方ももしかしたらいるかもしれません…。」

と。



ショックでしたが…。

担任の先生、言いにくいことをよく話してくださったな…と思います…。

「聞きたくなかった…」とも思いますが、「知らせてくれてよかった…」とも思いました。



そんな話があったので、親子遠足に行きたくなくなってしまったんです。

『この中に、ケントのことをそういう風に思ってる人がいるのか…。誰なんだろう…。』

と思ったら、誰とも喋りたくなくて…。



でも、ケントが意外と遠足を楽しみにしていたので、大げさですが、勇気を出して行ってきました。

結局、クラスでレクレーションをしたり、お弁当食べたり、おやつを食べたり…と、結構バタバタ忙しい遠足で…。

バスにも乗らなかったし、あまり他の保護者とゆっくり話すこともなく。

ケントも楽しそうにレクレーションに参加していたので、ホッとしました。

がんばって行ってよかったです。

でも、やっぱり色々気になって、疲れ果てました…。



また保育参観や行事などで幼稚園に行くことがありますが、他の保護者の方と話すとドキドキしてしまいそうだな…。



というか、その保護者さん。

療育に行ってるんだから、

察してよ。

と思います…。



『そんな子もいるよね。』と、見守ってくれたらいいのにな…。

詮索しないと気が済まないのかなぁ…。



メンタルがやられた家庭訪問からの親子遠足…でした。




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