8月22日、フジテレビで放送された金曜プレステージ「独占初告白!250億騙し取った男たち 急増・振り込め詐欺!蟻地獄と化する犯罪組織の全貌公開!」をみました。
なるほど、こんな組織体系をとっているんですね。
組織は大きく4つに分けられるそうです。
一番儲かるのは、やはり金主といわれるオーナー(投資家)が出資して番頭(店集)がかけ子(プレイヤー)を雇用、そして出し子と受け子に区別されるのだという。
番頭はまさに詐欺の支店、人数の分だけ詐欺のグループが存在するというのだ。
かけ子は、文字通り手当たり次第に電話をかけ騙す相手に連絡をし、息子などを装い演じるのだ。
出し子は振り込まれた口座より現金を引き出す役、受け子は実際に現金を受け取りに行く役だという。
幹部には足がつかない複雑な組織体制をとり、捕まるのは末端だけ。
自分が犯罪にかかわっているかどうかも認識していない(とぼける?)出し子に受け子が殆どだという。
未成年者がバイト感覚で受け子、出し子をすることもあるという。
数十年前の未成年だと今みたいに携帯もなくIT社会でもありませんでした。
現代の子は、何をするにもお金が掛かり過ぎ・・・。
親も大変ですが、子供も大変な時代ということなのでしょう。
それ故にバイト感覚で犯罪に足を踏み入れる未成年者も増えてきているということですか・・・。
OSって言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
普通の社会人なんら、オペーレーティングシステムとまず浮かぶのではないでしょうか?
詐欺仲間では、「オレオレ詐欺」のことをOSというそうです。
この社会問題、前から思っていたのですが電話会社と国の責任も重いと思います。
NTTは、固定電話の発信者情報(着信履歴)を無料にすべきで携帯の様に着信拒否ができるようにすべきです。
携帯会社もいい加減、犯罪の温床であるプリペイド携帯を廃止すべきです。
そして何より、進研ゼミ(ベネッセコーポレーション)でも問題になりました個人情報違反の罰則を強化する必要があります。
事実、老人ホームを探している人が老人ホームの資料や訪問すると、その名簿が作られ高く売られるそうです。
老人ホームの入居者は、お金がある人だから直ぐ現金を狙えるということなのでしょう・・・。
数週間前にも私のとことろにマンション営業が名指しでありました。
どうして私のところに電話をかけてきたのかを聞くと、名簿に記載されていたものだとあっさりと認めました。
マンションの購入など一度も検討したり、物件を見に行ったりしたことがありませんが、何処かで入手した名簿なのでしょう。
その前には執拗なマンション営業があり断っても何度も電話してくることがありました。
深夜や早朝と嫌がらせをするようなもので悪質でしたが、留守電対応すると数回で掛かってこなくなりました。
そりゃそうですよね、電話の回数だけ電話代が掛かるのですから。
留守電で無視するのが一番ですね。
相手の電話番号がわかっているなら、警察に報告してあげると次の被害も防げるかもしれません。
この番組を見て年齢層が若いことや、誰でも簡単に始められるものだということがわかります。
そしてタイの代理出産の事件(?)を思い起こしました。
確か、24歳の資産家だという話です。
親の資産を受け継ぐには若すぎるし、24歳で自ら伸し上がって資産家になったというのなら、その経緯が気になります。
これだけ世間を騒がしといて、事情説明も行わないところをみると怪しいですね・・・。
代理出産もビジネスで考えると、人身販売にもなりかねません。
そんな危ない橋を渡るところをみると、オレオレ詐欺の新たな展開なのかなとも受け取れます。
もしかしたら、この資産家男性はOS経験かもしれません・・・。