2015年08月31日
花菱昼男第５弾！『毎朝１分読むだけビジネスマン信長の戦法』、予約開始！＼（＾０＾）／
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１８〜１９歳頃から、周りの若者と話していると、「〇〇くん（私）のしている事は儲かるの？」と訊かれる事が多くなりました。
正典主義の萌芽となる思想が既に芽生えていたのが、この時期でしたから、少し年上の若い人たちの前で、私が少しでも薀蓄を披露したりすると、是は毎回訊かれる問いだったのを覚えています。
で、この実情は、現に私が本を発行しても変わりません。
今回、五冊目の著書となる『ビジネスマン信長の戦法』の発刊を記念して、ブログを更新するのですが、本を出しても、依然として「君のしている事は儲かるの？」と訊かれ、その内実が露見して来ると周りから叩かれるという事もあります。
実際、このアフィリエイトブログもそうですが、本を出しても、私はライター専業ではなく、他の内職と兼業する事で明日に繋がるきっかけを模索しているのです。
タレント作家に大賞を受賞させて、販促プロモーションを促進しなければ、大手出版社が潰れてしまう。
今はそんな事まで囁かれてしまう時代です。
現に、作家として何冊か本を出していても、本を書く事だけで食べている人たちはごく僅かで、大概の作家やライターと云われる人たちは、カルチャーセンターの講師や大学の非常勤講師、わりかし小さな会社を起業するなどして、様々な仕事を兼業しているモノなのです。
お金だけが欲しいなら、儲かる・儲からない以前に、大手企業に雇われて、会社の駒として働けば良いだけの話でしょう。
就職して、結婚して、出産・育児の為に定年まで働くという人生のライフステージを築く事に、何ら疑問を感じない人たちなら、きっと、会社の駒として生きる方がよっぽど幸せでしょう。
私は１１歳か１２歳になる以前から、結婚して家庭を持つ人生には甚だ疑問を感じていたので、３０代になっても兼業フリーターを続けています。
勿論、儲かる事は必要です。
収入が増えれば、収入が増えたなりにその後に出来る事も確実に増えていきます。
ですので、実際には、私もお金は欲しいのですが、それは結婚したり家庭を養ったりする為ではありません。
仮に、正典主義を支柱とする私のビジネスが本格的に儲かる時代に入ったとしても、私はそうして得た資産をさらなる正典主義の進化に投資するつもりでいます。
今回、予約開始となっている私の著書『ビジネスマン信長の戦法』を読んで頂くと分かるのですが、私の正典主義とは、信長の「天下布武」に該当します。
信長の「天下布武」という観念は、その実現の為に時に暴力や武力を伴う事も頻繁にありましたが、一方で、平和・外交・文化交流という一面も併せ持っていたのです。
一つの観念を追究する事で全てを刷新していくというスタイルに関しては、信長の天下布武もそうですが、日蓮大聖人の南無妙法蓮華経も、マハトマ・ガンジーの非暴力主義も根源は全く同じです。
信長とは対極に位置する、非暴力主義者マハトマ・ガンジーの「真理把持の闘い（サッティーヤグラハ）」でさえ、理念としては、私の正典主義に通じる一面があるわけです。
先の記事で、気違いじみたバルザックの骨董蒐集を逸話として挙げておきましたが、当時は映像資料やＤＶＤがない時代ですから、作中の登場人物たちの生活情景を描こうとすると、どうしても、その情景のイメージを膨らませる「モノ」が必要になって来るわけですね。
バルザックにとっては、その「モノ」に該当するのが骨董で、実際に、その骨董の全てが贋物だったとしても、彼の作品の中ではきちんと本物として機能しています。
幻想を補うアイテムとしてはそれら贋物の骨董はバルザックの作品に丁度良かったと私は思うのですが、
実際には、文豪バルザックにしても、『人間喜劇』という彼の厖大な作品群を通して、信長の天下布武やガンジーの「真理把持の闘い（サッティーヤグラハ）」に通じる一つの理念を追究していたのかも知れません。
私にはそう思えて仕方がない事があるのですね（−−；
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