2023年05月01日
宇宙人ジョーンズとはまた違った観光課の職員になりすました惑星調査? 宇宙人ヒラテが登場! 宇宙人ジョーンズ「町おこし」篇
この記事は、2022年10月30日に更新の、ネジ工場の事務員は借りの姿 実はジョーンズに地球調査を命じた宇宙大統領みゆきが登場! 宇宙人ジョーンズ「禁じられた惑星」篇の続篇となる内容となります。
とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。
前回の「禁じられた惑星」篇が、サントリーさんの捉え方だと第82弾だったので、今回が83弾となり、「ボスと外へ!」というコンセプトで描く最新作では、町役場の観光課を舞台に、観光客誘致に頭を悩ませる課長と、どこか謎めいた雰囲気を持つ部下役の女性が登場。
町おこしのヒントを求めて、「クラフトボス」片手に出かけた町はずれの休耕地で、UFOらしき物体と遭遇したことから浮かんだ役所さんの“ひらめき”をきっかけに、閑散としていた町が大いに活気づくストーリーを通じて、外出のお供として、働く人の“気持ちの換気”に連れ添い、開放感を後押しする「クラフトボス」のメッセージを訴求していきます。
観光課の職員になりすました“宇宙人ヒラテ”のミステリアスなキャラクターや、地球調査の同僚ジョーンズとの意外な関係性がうかがえるコミカルな掛け合い、役所が思いついたユニークな町おこしの方法。
さらには、宇宙人ジョーンズCMシリーズ17年目にして初めて登場するUFOとジョーンズの操縦シーンなどが見どころとなっていました。
まずは下のYouTubeからのプレーヤーを通じて、今回の記事の対象になった「町おこし」篇のテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
クラフトボス 宇宙人ジョーンズ「町おこし」篇 30秒
では、いつものように「町おこし」篇のCMを私なりに振り返ってみましょう。
【宇宙人ジョーンズ「町おこし」篇】
とある町役場の観光課にて。
課長の男性(役所広司)が企画書を眺めながら、
「こんなアイデアじゃ観光客なんて来ないよなぁ…」
と嘆いていると、女性部下の平手(平手友梨奈、以下、平手)が
「町、歩いてみます?」
と提案する。
その言葉に同意し、2人は「クラフトボス」を持って町に視察へ出かけた。
人通りの少ない商店街を気持ちよさそうに歩きながら「クラフトボス」を空にかざし、
「あ、コレ、イラスト入ってますよ」
と役所さんに話しかける平手。
すると課長が、
「あ、なんだ?あれ?」
と、何かを発見する。
視線の先の休耕地には、何と銀色の円盤がオブジェのように直立していて、うっすら煙が上がるその物体を、いまいましそうに蹴っている宇宙人ジョーンズ(以下、ジョーンズ)の姿が。
「あ…ートじゃないですか?」
となぜか慌てている平手の声を背に、課長はどんどん謎の物体に近づいていき、
「UFOみたいだ、アチッ」
と危うくやけどしそうになりながらも、興味深そうに観察し始めるのであった。
その姿を横目に、迷惑そうなジョーンズ。
ふと視線を感じて振り返ると、平手さんが腕を組んで仁王立ちしていて、ジョーンズを睨みながら
「どういうこと?」
と、目を光らせながら設問をした。
あまりの剣幕に、ジョーンズが顔を背けながら、
「ソウジュウミスです」
と答えると、「クラフトボス」を飲んだ瞬間、
「ひらめいた!」
と、何やら町おこしのアイデアを思いついた課長の声が聞こえてきた。
後日、UFOの町として再生した街には、UFOや宇宙人感を全面に押し出した店名や看板がずらり。
大勢の観光客でにぎわう商店街の一角で、課長自らがパンフレットを配りながら、
「UFOの町へようこそ!」
と声を張り上げ、急きょこしらえたことがわかる宇宙UFO博物館や宇宙人フェス仮装大会などの施設やイベントもすっかり大盛況の様子。
そんな中、上空に謎の光点を見つけて「ホンモノキター」と指差し、大騒ぎする観光客たち。
画面が上空の光点に切り替わると、賑わう町を、片膝を立ててUFOに座りながら眺めていた、平手ならぬ“宇宙人ヒラテ”の姿があり、
「活動しにくくなったわ…」
とボヤいていた。
それに対して、操縦席から、
「スミマセン!」
とジョーンズが謝るも、「クラフトボス」を飲みながら、
「ただ、この惑星で、宇宙人ヒラテに叱られるのは、うれしい」
と、いつもの報告ではないことを、心の中でつぶやいていたことで。まんざらでもなさそうな表情のジョーンズでENDとなっていた。
◆「町おこし」篇のCMの撮影エピソードと私の一言コメント
ではここからは、「町おこし」篇のCMの撮影エピソードをご紹介しつつ、私の一言コメントを交えながら書いてみたいと思います。
役所さんが撮影準備中にひらめいたユニークなアイデアを本編に採用!
役所さんが墜落したUFOに近づいて、興味深そうに観察するシーン。
ここでは、役所さんが監督に「UFOに触った時、『アチッ』て言わなくていいですか?コンテを見たら煙がシューッと出てたので」と、自らの演出プランを提案する場面がありました。
「あ、それはいいアイデアですね」と同意した監督の前で、役所さんは大声を上げたり、大げさなぐらい熱そうな仕草を見せたりなど、さまざまなパターンの演技を披露。
OKが出た後、「監督がどれを選ぶのか楽しみだなぁ」「もしかして、カットになるかも(笑)」と話していた役所さんですが、墜落直後の臨場感を演出するコミカルなセリフとして、本編に採用されました。
墜落したUFOであることや、墜落した際は、煙がシューッと出ていたことでなんらかの損傷があったことが予想されるので、役所さんがUFOに触ったとき、「アチッ」と言ったのはふさわしいセリフだったと感じました。
宇宙人と人間のキャラを瞬時に切り替える変幻自在のお芝居で現場を魅了
「地球調査シリーズ」初出演にして、観光課の職員になりすました地球調査中の“宇宙人ヒラテ”を演じた平手さん。
ある意味一人二役の難しい役柄だけに、撮影前はやや緊張の面持ちを浮かべていました。
それでも、いざカメラが回り始めると、瞬時におだやかな顔つきに変わり、お芝居に集中。
初共演ながら「隣にいて、とても優しいオーラを感じていました」という上司役の役所さんの好リードも相まって、OKテイクを連発していました。
一方、宇宙人ジョーンズと対峙するシーンでは、操縦ミスをやらかした同僚を腕組みしながら睨みつけるこわもてキャラに一変。
あの宇宙人ジョーンズもまともに目を合わせられないほど、堂々たる存在感を放ち、現場を大いに盛り上げていました。
町役場の女性社員として演じていたときは、とてもおだやかな顔つきだった平手さん。
一方で、操縦ミスをやらかしたジョーンズと対峙したときの「どういうこと?」のセリフでは、宇宙人ヒラテとして目が光っていましたが、まるで上目づかいのように怖い目で見つめていたなど、人間と宇宙人とを見事に切り替えていたなと感じましたね。
世界的なUFO事件を彷彿とさせるストーリーにジョーンズさんも興味津々
撮影に当たり、監督から今回のCMについて説明を受けたジョーンズさん。
ストーリーを聞いたとたん、「ニューメキシコ州のロズウェル事件(※参照)みたいだね(笑)」と、かの有名なUFOのニュースと重ね合わせ、楽しそうに微笑んでいました。
大地に突き刺さったUFOに蹴りを入れるシーンでは、「うまくできるかな〜?」と心配そうな表情でカメラ前に立ったジョーンズさんですが、いざ本番がスタートすると、まるでエンストした車に怒りをぶつけているかのようなお芝居で現場を釘付けに。
カットがかかると、スタッフの皆さんから笑い声が聞こえてきて、監督も「面白い!」と絶賛の声を上げていました。
※ロズウェル事件
ロズウェル事件とは、1947年7月に、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが、米軍によって回収された事件のこと。
このニュースをきっかけに、片田舎の町が一躍世界的なUFOの聖地となりました。
次の記事では、宇宙人ヒラテ役を演じた平手友梨奈さんのプロフィールならびに、視聴後の感想、CMソングについて書いてみたいと思います。
とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。
前回の「禁じられた惑星」篇が、サントリーさんの捉え方だと第82弾だったので、今回が83弾となり、「ボスと外へ!」というコンセプトで描く最新作では、町役場の観光課を舞台に、観光客誘致に頭を悩ませる課長と、どこか謎めいた雰囲気を持つ部下役の女性が登場。
町おこしのヒントを求めて、「クラフトボス」片手に出かけた町はずれの休耕地で、UFOらしき物体と遭遇したことから浮かんだ役所さんの“ひらめき”をきっかけに、閑散としていた町が大いに活気づくストーリーを通じて、外出のお供として、働く人の“気持ちの換気”に連れ添い、開放感を後押しする「クラフトボス」のメッセージを訴求していきます。
観光課の職員になりすました“宇宙人ヒラテ”のミステリアスなキャラクターや、地球調査の同僚ジョーンズとの意外な関係性がうかがえるコミカルな掛け合い、役所が思いついたユニークな町おこしの方法。
さらには、宇宙人ジョーンズCMシリーズ17年目にして初めて登場するUFOとジョーンズの操縦シーンなどが見どころとなっていました。
まずは下のYouTubeからのプレーヤーを通じて、今回の記事の対象になった「町おこし」篇のテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
クラフトボス 宇宙人ジョーンズ「町おこし」篇 30秒
では、いつものように「町おこし」篇のCMを私なりに振り返ってみましょう。
【宇宙人ジョーンズ「町おこし」篇】
とある町役場の観光課にて。
課長の男性(役所広司)が企画書を眺めながら、
「こんなアイデアじゃ観光客なんて来ないよなぁ…」
と嘆いていると、女性部下の平手(平手友梨奈、以下、平手)が
「町、歩いてみます?」
と提案する。
その言葉に同意し、2人は「クラフトボス」を持って町に視察へ出かけた。
人通りの少ない商店街を気持ちよさそうに歩きながら「クラフトボス」を空にかざし、
「あ、コレ、イラスト入ってますよ」
と役所さんに話しかける平手。
すると課長が、
「あ、なんだ?あれ?」
と、何かを発見する。
視線の先の休耕地には、何と銀色の円盤がオブジェのように直立していて、うっすら煙が上がるその物体を、いまいましそうに蹴っている宇宙人ジョーンズ(以下、ジョーンズ)の姿が。
「あ…ートじゃないですか?」
となぜか慌てている平手の声を背に、課長はどんどん謎の物体に近づいていき、
「UFOみたいだ、アチッ」
と危うくやけどしそうになりながらも、興味深そうに観察し始めるのであった。
その姿を横目に、迷惑そうなジョーンズ。
ふと視線を感じて振り返ると、平手さんが腕を組んで仁王立ちしていて、ジョーンズを睨みながら
「どういうこと?」
と、目を光らせながら設問をした。
あまりの剣幕に、ジョーンズが顔を背けながら、
「ソウジュウミスです」
と答えると、「クラフトボス」を飲んだ瞬間、
「ひらめいた!」
と、何やら町おこしのアイデアを思いついた課長の声が聞こえてきた。
後日、UFOの町として再生した街には、UFOや宇宙人感を全面に押し出した店名や看板がずらり。
大勢の観光客でにぎわう商店街の一角で、課長自らがパンフレットを配りながら、
「UFOの町へようこそ!」
と声を張り上げ、急きょこしらえたことがわかる宇宙UFO博物館や宇宙人フェス仮装大会などの施設やイベントもすっかり大盛況の様子。
そんな中、上空に謎の光点を見つけて「ホンモノキター」と指差し、大騒ぎする観光客たち。
画面が上空の光点に切り替わると、賑わう町を、片膝を立ててUFOに座りながら眺めていた、平手ならぬ“宇宙人ヒラテ”の姿があり、
「活動しにくくなったわ…」
とボヤいていた。
それに対して、操縦席から、
「スミマセン!」
とジョーンズが謝るも、「クラフトボス」を飲みながら、
「ただ、この惑星で、宇宙人ヒラテに叱られるのは、うれしい」
と、いつもの報告ではないことを、心の中でつぶやいていたことで。まんざらでもなさそうな表情のジョーンズでENDとなっていた。
◆「町おこし」篇のCMの撮影エピソードと私の一言コメント
ではここからは、「町おこし」篇のCMの撮影エピソードをご紹介しつつ、私の一言コメントを交えながら書いてみたいと思います。
役所さんが撮影準備中にひらめいたユニークなアイデアを本編に採用!
役所さんが墜落したUFOに近づいて、興味深そうに観察するシーン。
ここでは、役所さんが監督に「UFOに触った時、『アチッ』て言わなくていいですか?コンテを見たら煙がシューッと出てたので」と、自らの演出プランを提案する場面がありました。
「あ、それはいいアイデアですね」と同意した監督の前で、役所さんは大声を上げたり、大げさなぐらい熱そうな仕草を見せたりなど、さまざまなパターンの演技を披露。
OKが出た後、「監督がどれを選ぶのか楽しみだなぁ」「もしかして、カットになるかも(笑)」と話していた役所さんですが、墜落直後の臨場感を演出するコミカルなセリフとして、本編に採用されました。
墜落したUFOであることや、墜落した際は、煙がシューッと出ていたことでなんらかの損傷があったことが予想されるので、役所さんがUFOに触ったとき、「アチッ」と言ったのはふさわしいセリフだったと感じました。
宇宙人と人間のキャラを瞬時に切り替える変幻自在のお芝居で現場を魅了
「地球調査シリーズ」初出演にして、観光課の職員になりすました地球調査中の“宇宙人ヒラテ”を演じた平手さん。
ある意味一人二役の難しい役柄だけに、撮影前はやや緊張の面持ちを浮かべていました。
それでも、いざカメラが回り始めると、瞬時におだやかな顔つきに変わり、お芝居に集中。
初共演ながら「隣にいて、とても優しいオーラを感じていました」という上司役の役所さんの好リードも相まって、OKテイクを連発していました。
一方、宇宙人ジョーンズと対峙するシーンでは、操縦ミスをやらかした同僚を腕組みしながら睨みつけるこわもてキャラに一変。
あの宇宙人ジョーンズもまともに目を合わせられないほど、堂々たる存在感を放ち、現場を大いに盛り上げていました。
町役場の女性社員として演じていたときは、とてもおだやかな顔つきだった平手さん。
一方で、操縦ミスをやらかしたジョーンズと対峙したときの「どういうこと?」のセリフでは、宇宙人ヒラテとして目が光っていましたが、まるで上目づかいのように怖い目で見つめていたなど、人間と宇宙人とを見事に切り替えていたなと感じましたね。
世界的なUFO事件を彷彿とさせるストーリーにジョーンズさんも興味津々
撮影に当たり、監督から今回のCMについて説明を受けたジョーンズさん。
ストーリーを聞いたとたん、「ニューメキシコ州のロズウェル事件(※参照)みたいだね(笑)」と、かの有名なUFOのニュースと重ね合わせ、楽しそうに微笑んでいました。
大地に突き刺さったUFOに蹴りを入れるシーンでは、「うまくできるかな〜?」と心配そうな表情でカメラ前に立ったジョーンズさんですが、いざ本番がスタートすると、まるでエンストした車に怒りをぶつけているかのようなお芝居で現場を釘付けに。
カットがかかると、スタッフの皆さんから笑い声が聞こえてきて、監督も「面白い!」と絶賛の声を上げていました。
※ロズウェル事件
ロズウェル事件とは、1947年7月に、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが、米軍によって回収された事件のこと。
このニュースをきっかけに、片田舎の町が一躍世界的なUFOの聖地となりました。
次の記事では、宇宙人ヒラテ役を演じた平手友梨奈さんのプロフィールならびに、視聴後の感想、CMソングについて書いてみたいと思います。
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