DVD映画レビュー:ロード・トゥ・パーディション
ロード・トゥ・パーディション
おすすめ度(★★★☆☆)
1931年の冬、二人でパーディションを目指す父子の物語
ロード・トゥ・パーディションは、題名の通りパーディションへの道のりを描いた映画です。
劇中で言われるパーディションは、イノイリ州の町の名前ですが、英語では「地獄」という意味もあります。
パーディションまでの6週間の旅を通してファミリーにどんな変化が起こるのかとくとご覧ください。
父子の間に壁を感じる方には目頭を熱く感じさせられるものがあると思います。
受賞
- 第75回アカデミー賞撮影賞受賞(他5部門ノミネート)
- 第60回ゴールデングローブ賞助演男優賞受賞
- 第56回英国アカデミー賞撮影賞、プロダクション・デザイン賞受賞
キャスト
- 監督:サム・メンデス
- 主演:トム・ハンクス
- 出演:ポール・ニューマン、ジョード・ロウ、ダニエル・クレイグ
こんな人にオススメ
- 父子の間にわだかまりを感じるあなた
- 人の心理を読む映画を楽しめるあなた
- ギャングやマフィアの抗争が好きなあなた
あらすじ
1931年の冬、マフィアの殺し屋を務めるマイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)はボスの息子コナー(ダニエル・クレイグ)と共に取り立てへ向かった。そこでコナーが軽はずみにも相手を殺してしまうことになる。
たまたま居合わせたマイケルの息子(タイラー・ホークリン)は父親たちの犯した過ちを目撃してしまい…
今作はアカデミー賞撮影賞を受賞していますが、授賞式の際撮影を担当したコンラッド・L・ホール氏は亡くなっていたため息子さんが代理で授賞式に出席しました。
逸話
- この作品に対して世界中の映画批評家たちが肯定的なレビューを書きロード・トゥ・パーディションは各国で高評価を得ています。
- 原作はアメリカのミステリー作家マックス・アラン・コリンズのグラフィックノベル「子連れ狼」です。
- パーディションとはイノイリ州にある町の名前です。ただし、perdetionには「地獄に落ちること」「破滅」という意味もあります。
何度見ても面白い注目ポイント
- オープニングシーンとエンディング間近のシーン
- マイケル・サリヴァン・ジュニアの口調が変わる瞬間
- 1930年代のファッション
- ストーリー構成