今宵も元気なウサギです。
ようやく「鳴沢了シリーズ 第9弾 疑装」を読み終えたのでシェアしていきたいと思います。
★疑装 鳴沢了シリーズ 第9弾
★あらすじ
西八王子署管内で保護された喋らない少年。「鳴沢了」は、アメリカに住む彼女の息子「勇樹」と、どことなく重なる「彼」を気遣うが、ある日、突然、病院から消えてしまう。調査を進めていくと「彼」が日系ブラジル人であること、父親が犯罪を犯してブラジルへ逃亡したことが見えてくる。「彼」は単なる失踪なのかそれとも事件に巻き込まれているのか強引に捜査に乗り出す鳴沢了。舞台は群馬県。旧知の元同僚で現探偵の「冴」も加わり物語は意外な展開に…。
★感想
相変わらず強引に捜査してしまう「鳴沢了」。生活安全課の範疇であることもそっちのけで「勘」を頼りに行動優先するところが魅力の一つなのですが、今回は「勘が鈍ってる」って思う場面が多かったように思います。ある意味「経験が邪魔をする」という事なのかと思いながら、今まで読んできた「第1弾」〜「第8弾」までを思い返して読み終えたイメージです。また、今まで「鳴沢了」の相棒になる人は「警察官」でしたので、視点が「警察目線」からの展開が多かったですが、そこを「冴」の登場で「警察以外の視点」から「ゆさぶり」が入ったところが良かったですね。
物語自体は「謎が謎を呼ぶ」展開で、ラスト100ページでの急加速が印象的でした。また、読み終えてみれば、初めから最後まで2家族間での出来事であり、そのまま完結していることに驚かされます。あまり内容自体に触れると「読んでない人に申し訳ない」ので、この辺にしておきますね。
さて、あと3巻で「鳴沢了シリーズ」全刊読了です。2022年内には読み終えたいと思ってます。熱い男「鳴沢了」の終焉がどうなるのか今から楽しみです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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