●プログラミング言語
私が、IBM System/38と出会ったのは1986年のこと
当時、アルバイトとして働いていた会社の社長からお誘いを受けたのがきっかけ
それまでは、自宅でNecのPC−8001という日本発のパソコン(笑)で
機械語とn88−basciってプログラミング言語で遊んでた
その当時は、ドットプリンターもヘッドが8pinしかなく、それで 16dot X 16dot の漢字を出力しようと
もう、これはbasicだけではなく、CPUが直接理解できる機械語ってのでプログラムしなければ・・・
面白かったなぁ
そんなプログラミング小僧を、社長はプログラミング人材として欲したそうだ
丁度ホストコンピューターを変えるので、プログラムが出来る人間を探していたって
ホストコンピュータは、三菱 Melcom 70/40 から IBM System/38 へ
Melcom は COBOL でアプリケーションが書かれていて、しかも外注していた
しかし、IBM System/38では、全て自社で開発するという
●RPG
私にとって、RPGは初めての言語
もう、一から十まで初めてのことばかり
一番衝撃的なのは、プログラムコードが桁位置によって管理されていること
6桁目に1桁の仕様書コードってのを記入しなければいけないとか
プログラムコードを記入するためのC仕様書では、28桁目から32桁までの5桁に
命令(5桁以内)を書かなければいけないとか、もういろいろありまくり(笑)
●ただ
ただ、それまで苦労していたデータベースアクセス
何も知らないままn88−basicでデータベースを構築していたけど
その苦労は並大抵のものではなかった・・・・
それが、このRPGを使ったら、嘘のように簡単に
それはもう、新大阪から東京まで自転車で通っていたのが新幹線に変わったぐらい(笑)
顧客マスタから顧客コードと顧客名称の一覧を印刷しようとしたら
もちろん、IBM Queryでも出来たけど、ここはあえてRPGで作ろうとすると
F仕様書2行
C仕様書7行
O仕様書3行
で済んじゃう
まぁ、これはウルトラスーパー簡単なアプリだけどね
●いまや
衝撃を受けた、固定桁の不思議な言語も
オーブン系のC#とかPHPなどと同じように
桁位置に縛られない形式でコーディングできるようになった
そして、データベースアクセスはさすがにそのまま(笑)
これは、もうFF−RPG一択しかないって感じ
さっきのアプリ仕様をFF−RPGで書くと
F仕様書2行
C仕様書7行
O仕様書3行
変わらんやん(笑)
でも、読み易さは格段に上がっている
2013年にフリーフォームRPG(FF−RPG)が出された
11年前も昔だ・・・ひと昔をはるかに超えている(笑)
始めからフリーフォームでプログラミングしていたらよかったー
食わず嫌いは、IT系では最悪だΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
と、FF−RPGを知った今、後悔の極み
恐らく、FF−RPGを使っていたら、開発効率は数倍になっていただろう
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