2020年10月21日
【おすすめ本】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版』〜PART2 いちばん理にかなった自殺タイミングはいつか』〜〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
人生の中で、いちばん理にかなった
自殺タイミングがあるとしたら、
それはいつだろう。
20●●年に死ぬと決めた自分の設定は、
どれくらい適切なんだろう。
自殺しない方がよい場合と、
自殺した方が合理的な場合があるとしたら、
それぞれどんな時だろう?
自殺する、しないを決めるにあたり、
何を考える必要があるだろう?
2.この本で得た気づき
人生の期間を大まかに4つに区切るとする。
- 人生が良い期間
- 人生がこれから悪くなり始める直前
- 人生は悪くなり続けるが、死ぬよりはましな期間
- 存在するよりも悲惨なひどい期間
この場合、
いちばん合理的な自殺タイミングは
3のどこかだという。
ただし3の時点で自殺すると、
4に落ちるまでの「ましな期間」をまるごと失う。
そして4に陥る頃には身体も心も自由を奪われ、
自殺のために動くことすらできないだろう。
「ましな期間」をごっそり捨ててでも、
その時点で自殺しますか?
それとも、好転するわずかな可能性にかけて、
4の長い期間、苦痛に耐えますか?
そういう選択をする必要がある、というのだ。
理にかなった自殺タイミングはある。
ただし、こうも言っている。
未来を見通せる水晶玉なんて
誰も持っていないだろう?
「この時点で永遠に眠る」
その選択は感情的で自暴自棄にしたものか。
それとも冷静に考え抜いたものか。
自分の判断は信頼できますか?
3.学びから実戦していきたいこと
命の期限を決めるのは
生きるモチベーションのためか、
それとも苦しむ期間短縮のためか。
そこを分けて考える必要があるなと思った。
自分は20●●に死ぬ。
だから生きるのはその日まででいい、
やりたいことを精一杯やろう。
自分は20●●に死ぬ。
それは、その先の人生が悪くなる一方だから、
先んじて終わらせておこう。
自分の命のリミット設定はどちらのためか。
つらいことが起きた時、
それを考える頭は残しておきたい。
そして、
もし自暴自棄になり、20●●年の前に
短絡的な自殺を選びそうになったら。
一瞬でも立ち止まって、自分にこう問いたい。
「何のための自殺ですか?」
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