2023年07月01日
今だから見たい、国別おススメ青春映画4選!
がむしゃらに夢に向かっていた若き日々… そんなキラキラで甘酸っぱい青春時代を思い出したい時に オススメの各国の青春映画、集めてみました。 1999年から2008年製作の4本をご紹介します。 ドイツ : 『飛ぶ教室』(2003) 中 国 : 『初恋のきた道』(1999) フランス: 『サルサ!』(1999) 日 本 : 『DIVE!!』(2008) UnsplashのTolu Olarewajuが撮影した写真 |
ドイツ
『飛ぶ教室 The Flying Clasroom』 ♪勉強よりも大切なこと♪ 【ストーリー】 ドイツ、ライプチヒ。6回も転校を繰り返した末、少年合唱団で有名な聖トーマス校の寄宿舎にやって来た少年ヨナタン。不安だったが、指揮者のベク”正義”先生や個性豊かな4人のルームメイトともすぐに意気投合する。彼らは秘密の隠れ家の中で見つけた古い芝居の台本を、クリスマス劇の題材に決める。ところがそれを知ったベク先生は、突然その上演を禁止してしまう。そこには一体どんな理由があるのか? |
中国
『初恋のきた道 The Road Home』 ♪言葉にできない想いの数が、ひと皿ふた皿増えてゆく♪ 【ストーリー】 都会からやってきた若い教師に恋をして、その想いを伝えようとする18歳の少女。文盲の彼女は料理の数々にその想いを込めて彼への弁当を作った。やがてその気持ちに彼も気付き、いつしか二人の心は通じ合う。しかし、時代の波「文革」が押し寄せ2人は離れ離れに。少女は町へと続く一本道で愛する人を待ち続けるが…。 |
金色に輝く山並みを背景に、恋しい人を追いかけて走るおさげ髪がたまらなく愛らしいチャン・ツィイーの姿が印象に残る。湯気をたてる目にも美味しそうな料理の数々にも心を奪われる美味しい映画でもある。ちなみにチャン・ツィイーは、リン・チーリンが出てくるまでは私の中でアジアン美女No.1だった。もっと世界的に活躍して、ぜひボンドガールをやってほしかったんだけどなぁ。
フランス
『サルサ! SALSA』 ♪ラテンの女神に恋をした♪ 【ストーリー】 若きフランスの天才ピアニスト、レミはクラシックピアニストの道を捨て、大好きな音楽、サルサを弾くためにパリのラテンバンドを訪れる。しかし、彼らが望んでいるのは白い肌のレミではなく、キューバ人ピアニストだった。悩んだレミは金髪を黒髪に、白い肌を日サロでチョコレート色に焼いてキューバ人になりすまし、サルサダンス教室を開く。そこに訪れたナタリーは、レミを黒人だと勘違いしたまま恋に落ちてしまい…。 |
日本
『DIVE!! ダイブ!!』 ♪快感をつかみとれ♪ 【ストーリー】 経営難のダイビングクラブに所属する知季は平凡な中学生。しかしクラブ存続のために現れた新コーチが知季の持つ特殊な能力に気付いたことで、今まで遊び半分にやっていた高飛び込みを本気で特訓することになる。エリートの要一(池松壮亮)や天才ダイバー飛沫(横溝淳平)と共に、オリンピック出場をかけた熱い闘いが始まる中、高飛び込み以外のことを考える余裕のなくなった知季に、恋人は寂しさを募らせる。高飛び込みと彼女、知季はどちらを選ぶのか…。 |
小粒な作品だが、キャストがすごい。主演は今でも人気の林遣都。『バッテリー』で注目された彼は、整った顔立ちに似合わない舌っ足らずが少年らしくて可愛い。2009年『赤い糸』でブレイクしたライバル役の溝端淳平は今でこそ色白で洗練されたイケメンだが、デビューしたてのこの映画ではワイルドな魅力を見せている。そして『ラスト・サムライ』で注目された池松壮亮は、今や映画界で引っ張りだこの売れっ子。知的な眼差しに誠実さとナイーブさを秘めた私好みで、NHK大河ドラマで武田信玄の子供時代を演じた頃から好きだった。
公開当時はまだ3人とも知名度は今ひとつだったが、将来を予感させる個性はすでに光っていたという訳だ。
青年になる直前、最後の少年期をプールの中にギュッと詰め込んだように見事に捉えていて若さが眩しい、眩しすぎて胸がキュンとしてしまう。たまにはこういうキラキラした作品を映画館で見ると、一服の清涼剤のようで、それは特別な作品になる。
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