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2020年08月31日

遅れてきたジェネレーションXたち 【愛すべきブラットパック映画F】 

Lovable…The Brat Pack MoviesF Generation X

『リアリティ・バイツ』&『旅立ちの時』

ブラットパック映画衰退期に、それまでのわかりやすい若者たちとは一味違う、大人から見れば不可解さを伴った存在感を放って登場した、遅れてきた世代。そんなジェネレーションXに分類されるのがウィノナ・ライダー、ジョニー・デップ、そしてリバー・フェニックスら個性的な俳優たち。ブラットパック時代からは少し外れるが、そんなポスト・ブラットパック時代を担う若手俳優たちの珠玉の作品の中から2作をチョイス。


★揺れるジェネレーションXたちの、これがリアル。

『リアリティ・バイツ 
 Reality Bites』

 監督:ベン・スティラー(1993/米)

【ストーリー】
テレビ局でADをしながらドキュメンタリー制作を夢見るリレイナ(ウィノナ・ライダー)。定職に就けないトロイ(イーサン・ホーク)らが転がり込んできて大学時代の仲間4人の共同生活が始まる。それぞれ上手くいかないことばかりですれ違い始めた頃、CATVの大物と知り合い、リレイナの夢は現実へと近づき始めるが、微妙な恋心を抱き合うトロイとは険悪なムードに…。
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ベン・スティラー29歳の時の監督作。今でこそ『メリーに首ったけ』(98)『ナイト・ミュージアム』(06)『LIFE!』(13) などのコメディ俳優として有名な彼だが、80年代後半は、ブラットパック作品にほんの脇役で出演する下積み時代だった。

ジョニー・デップとの破局から立ち直ったばかりのウィノナ・ライダーが、素直になれないタカビーなヒロイン役で名演を見せる。ベン・スティラー自身も、X世代の若者たちを温かく見守るオトナな役で出演している。X世代の代表作として知られるこの作品だが、ラブストーリーとしても見応えがあり『いまを生きる』(89)のイーサン・ホーク演じる皮肉屋トロイがリレイナに想いを伝えるために歌うシーンは、女性にとっては胸キュン度が高い。

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ウィノナ・ライダー Winona Ryder
才能がありながら大スターとしての地位を確立できなかった女優に、ウィノナ・ライダーがいる。
あの人間離れした美しい容姿に、恵まれた演技の才能。多くの監督たちから望まれながらも、ジョニー・デップとの突然の破局など私生活での数々のスキャンダルを克服できず、貴重なチャンスを逃してきた。今でもかろうじて映画出演はしているものの、本来ならメリル・ストリープのような大女優になっていてもおかしくないほどの才能だったと、惜しむファンは多いはずだ。

90年、ジョニー・デップと共演した『シザーハンズ』、ゴールデングローブ助演女優賞にノミネートされた『恋する人魚たち』、91年コアなファンが多い『ナイト・オン・ザ・プラネット』、93年には『エイジ・オブ・イノセンス』でゴールデングローブ助演女優賞を受賞、そして94年『若草物語』ではアカデミー主演女優賞にノミネートと、輝かしいキャリアを積みながら、95年の『キルトに綴る愛』以降、体調不良による主演降板を繰り返す。

99年、製作総指揮も務めた『17歳のカルテ』(完全にアンジェリーナ・ジョリーに喰われていたけど)、2000年のリチャード・ギア共演『オータム・イン・ニューヨーク』では変わらぬ美貌で魅了してくれたが、2010年の『ブラック・スワン』で自らの女優人生を彷彿とさせるような役を演じるまで、スクリーンで姿を見かけることはほとんどなかった。時々、ヒロインの夫の不倫相手役などほんの小さな役で出ていたりするが、堂々主演の映画を見たいと思う古いファンの一人である私。ウィノナについては語りたいことが多いので、その機会は別に設けるとしよう…。カムバック、ビューティフル・ウィノナ



★夭折したリバー・フェニックス、少年時代の隠れた名作

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『旅立ちの時 
 Running on empty』

 監督:シドニー・ルメット(1988/米)

【ストーリー】
60年代反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された両親と共に、名を変え各地を転々として逃亡生活を送る少年ダニー(リバー・フェニックス)。ニュージャージーで暮らし始めたダニーは音楽教師の隣人フィリップスにピアノの才能を認められ、彼の娘ローナ(マーサ・プリンプトン)と恋に落ちる。そんな折り、再び両親の危機で移動しなければならなくなる。


『スタンド・バイ・ミー』で注目されたリバー・フェニックスがアカデミー助演男優賞にノミネートされた、『ファミリー・ビジネス』『評決』などで知られる社会派の名匠シドニー・ルメット監督による青春映画の傑作。初めての本気の恋を、両親の逃亡によって引き裂かれんとするときのリバーと、当時実際に付き合っていたマーサ・プリンプトン演じるローナとの切ない別れのラブシーンに、ぼろ泣きした記憶がある。

大人になってから観れば両親の苦悩にも共感できるだろう。親に見守られる子供から、まさに自分の足で歩き出そうとする大人への旅立ちの物語として、若者たちの真摯な泣き顔が心に残る一作だ。何より、少年から青年へと成長するリバー本人の繊細な演技が瑞々しくて、この作品が一番好きという彼のファンも多い。

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リバー・フェニックス River Phoenix
『スタンド・バイ・ミー』(86)ではまだ少々肥満気味だったリバーも、この頃にはすっかりスリムになって人気沸騰。89年にはハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズの少年時代という大役を勝ち取ることになる。そのハリソンと共演した『モスキート・コースト』(86)、『ジミーさよならのキスもしてくれない』(87)などで日本でも人気に火が付く。

88年この『旅立ちの時』でアカデミー助演男優賞にノミネート、91年、友人キアヌ・リーヴスとの共演作『マイ・プライベート・アイダホ』でヴェネツィア国際映画祭男優賞受賞など、演技派として将来を嘱望されていたリバーだったが93年、ヘロインの過剰摂取により急逝する。その早すぎる死によって、彼の特異な少年時代に注目が集まった。まるで『旅立ちの時』そのままに、南米各地を転々とした少年時代、カルト的宗教団体での性的虐待体験…。彼、及び家族の壮絶な半生を知ると、『旅立ちの時』という作品におけるリバーの演技、そして涙が胸に沁みる。

ジェームス・ディーン同様、若い才能ある俳優の死は伝説となる。リバーの才能を引き継いだかのようにめきめきと頭角を現した弟、ホアキン・フェニックスの活躍を見るたびに、危うい青年時代のきらめきをスクリーンに焼き付けたリバーという稀有な俳優を思い出すのである。


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