2024年03月31日
キューバ財務価格省 法外な値段での販売等に罰金41件 ハバナを視察
キューバ財務価格省
Cubadebate、2024年3月31日、キューバ財務価格省
価格統制は、キューバ財務価格省(MFP)が優先している取り組みであり、法外な値段に対処するため、他の要素と歩調をあわせて実施されている。
ハバナ旧市街、ハバナ・デル・エステ、グアナバコア、プラヤ、プラサ・デ・ラ・レボルシオンの各市で先日おこなわれた視察において、合計41件の罰金が科せられた。そのうち31件が法令30号の規定によるものである。
価格表示無し、価格の改ざん、認可されていない場所での販売といった不備が発見された。課せられた罰金の合計額は22万7千ペソだった。
Impone el MFP multas por precios abusivos en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/31/imponen-el-mfp-multas-por-precios-abusivos-en-la-habana/
2024年03月30日
ホルヘ・ペルゴリーア キューバ映画大賞受賞
ホルヘ・ペルゴリーア・ロドリーゲス
Radio Habana Cuba、2024年3月30日、Prensa Latina
キューバの俳優で映画監督のホルヘ・ペルゴリーア・ロドリーゲスが2024年キューバ映画大賞を獲得した、ときょう土曜日(3月30日)にホテル・ナシオナルで開催された、著名な映画関係者による審査委員会が発表した。
キューバのアルピディオ・アロンソ文化相は、自身のXアカウントでこのニュースを確認し、文化プロモーターでもあるペルゴリーアを祝福した。
「彼の才能と業績は国内外のさまざまな空間で認められている。多くのファンが今回の受賞を祝うことだろう」、と文化相は投稿した。
ペルゴリーアへの賞授与は明日日曜日(3月31日)、キューバ芸術映画産業庁(ICAIC)創設65周年の祝賀プログラムの一環となる、ハバナ中心部のヤラ映画館での公開文化式典においてこなわれる。
審査委員会は、キューバ人作家・詩人・民俗学者のミゲル・バーネットが主宰し、キューバ映画大賞受賞者の女優エスリンダ・ヌニェス、映画監督のエクトル・ベイティアとロウルデス・デ・ロス・サントス、メイクアップアーティストでキューバ映画大賞受賞者のマガリ・ポンパがメンバーであった。
友人たちから愛情をこめてピチと呼ばれているペルゴリーアは、1965年8月13日にキューバ首都ハバナで生まれた。国際的に最も著名なキューバ人男性の顔として知られる。
劇場で自身の俳優キャリアを開始し、映画およびテレビで活動しはじめてまもなく、トマス・グティエレス・アレアとフアン・カルロス・タビオが監督した映画「苺とチョコレート」(1993年)のディエゴ役で大衆の好評を博し、映画界での自身初の成功を得た。
1994年のオスカーで最優秀外国映画賞にノミネートされたこの映画における、ホモセクシャルの若者を演じた彼の演技と、政治的ドグマと古い性的偏見にとらわれている学生ダビドとの彼の関係は、キューバ映画におけるもっともすぐれた名演のひとつと考えられている。
この作品でペルゴリーアは1993年、ハバナでの第15回新ラテンアメリカ映画国際フェスティバルで、最優秀主演男優賞を受賞した。
1995年には、米国ニューヨークのラテン映画批評家協会や、カリフォルニア・ロサンゼルスの映画批評家協会の最優秀男優賞も受賞している。
その時点からペルゴリーアは60作以上の映画に出演し、その中にはスティーブン・ソダーバーグの「チェ」や、アルトゥーロ・ソットの「アモール・ベルティカル」、フアン・カルロス・タビオの「バスを待ちながら」、「クアトロ・エスタシオネス・エン・ラ・アバナ」、オクタビオ・コルタサルの「デレーチョ・デ・アシロ」など多くのすぐれた作品がある。
ペルゴリーアは映画監督業にも進出しており、「アフィニダデス」「アモール・クロニコ」「セ・ベンデ」「ファティマ・オ・エル・パルケ・デ・ラ・フラテルニダ」という監督作を持つ。
テレビでは、2013年にコロンビアのフォックスTVが製作し、コロンビアとアルゼンチンで撮影されたシリーズ「リンチ」の3シーズンで主役を演じた。
ペルゴリーアは絵画を愛好しており、2001年から自作の展示をキューバ、スペイン、米国で始めた。2015年末、ハバナ旧市街に本部を持つ文化プロジェクト兼アート・ギャラリーの「ガレリア・タジェール・ゴリーア」を設立した。
まぎれもない文化促進者であるペルゴリーアは現在、低予算の映画を支援するためにキューバ人映画監督の故ウンベルト・ソラースが創設したイベント「ヒバラ国際映画祭」を主宰しており、同映画祭は毎年、キューバ東部オルギン県の沿岸地区ヒバラで開催されている。
また、昨年にはキューバ南部のイスラ・デ・ラ・フベントゥを開催地とする「カリブ映画・環境フェスティバル "イスラ・ベルデ"」を発足させた。第二回目の開催がきたる4月21日から27日にかけておこなわれる。
映画「苺とチョコレート」での抱擁シーン
キューバ映画大賞授賞式でのスピーチ(2024年3月31日)
キューバTV キューバ映画大賞授賞式の模様とペルゴリーアの軌跡(2024年3月31日)
キューバTV ホルヘ・ペルゴリーアの受賞コメントあり(2024年3月30日)
映画「苺とチョコレート」全編 *Youtubeサイトにて
Premio Nacional de Cine 2024 para actor cubano Jorge Perugorría (+Fotos)
https://www.radiohc.cu/noticias/cultura/350990-premio-nacional-de-cine-2023-para-actor-cubano-jorge-perugorria-fotos
ロシアの石油9万トンを積んだ船が到着 キューバ・マタンサス
Cubadebate、2024年3月30日
キューバエネルギー鉱山省はXアカウントで、ロシアの石油9万トン以上を積んだ船が、マタンサスの超大型石油タンカー基地に到着した、と発表した。
Arriba a Matanzas buque con más de 90 000 toneladas de petróleo ruso
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/30/arriba-a-matanzas-buque-con-mas-de-90-000-toneladas-de-petroleo-ruso/
キューバ ロシアの石油会社ロスネフチの今季初の観光ツアーグループが到着
10年以上前からハバナツールはロスネフチのキューバでの公式受け入れ先である
Radio Habana Cuba、2024年3月30日、Prensa Latina
国際ツアーオペレーター旅行代理店グループのハバナツールはきょう土曜日(3月30日)、ロシアの石油会社ロスネフチの、今シーズン最初の航空便がキューバに到着した、と発表した。
ハバナツールはプレスリリースで、ノードウィンド航空がロシアからキューバに運んだ389人の乗客は、滞在プログラムを展開することになるが、これは春シーズンに向けた石油企業3社のうち最初のグループとなる、と説明し、秋に向けては現時点でこのほか4つの航空便が具体化している、と述べた。
キューバ西部マタンサス県の「フアン・グアルベルト・ゴメス」国際空港での歓迎には、観光省のマリア・デル・カルメン・オレジャナ第一副大臣や、ハバナツールのヨエルキス・サラサル総局長ら幹部たちが出席した。
10年以上前からハバナツールは、ロスネフチ社のキューバでの公式受け入れ先となっており、同社は企業観光プロジェクトの一環として、自社の労働者の福祉政策や生活の質を強化するためのプログラムをキューバ国内で展開している。
キューバTV(2024年3月30日)
En Cuba, primer vuelo turístico de 2024 de empresa rusa Rosnetf
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/350978-en-cuba-primer-vuelo-turistico-de-2024-de-empresa-rusa-rosnetf
2024年03月29日
米国のジャズ歌手ローリン・タリーズ キューバでの公演決定 4月4日・5日
米国のジャズ歌手ローリン・タリーズ
Cubadebate、2024年3月29日、Cubarte
キューバ首都ハバナのマルティ劇場と国立美術館劇場では、それぞれ4月4日と5日、米国の歌手ローリン・タリーズ・フリアソンの公演がおこなわれる。これは、米国で開催される「女性とジャズ」の歴史を記念する祝賀式典の一環である。
4月1日から6日までを予定しているローリンのキューバでの滞在は、在キューバ米国大使館と、キューバ文化省・キューバ音楽庁との協力の成果であり、予定にはキューバ人女性芸術家たちとの交流も含まれている。
ローリンはオハイオ州のクリーブランドで生まれ、クリーブランド音楽院でクラシックの訓練を受け、そのあとフィラデルフィア芸術大学でクラシックとジャズの歌唱を学び、声楽科を卒業。その独自のトーンと心を揺さぶる歌詞で、大衆の好評を獲得している。
絶賛されたデビューアルバム「ゴージャス・ケイオス」では、アダム・ブラックストーン、ロバート・グラスパー、クリスチャン・マクブライドといったスターミュージシャンたちと共演している。
タリーズの才能は、世界中をツアーすることを可能にしており、ニューポート・ジャズ・フェスティバル、ジャズ・アット・リンカーン・センター上海、ジョン・F・ケネディ・センターといった国際的に名声のある多くの場所でパフォーマンスしている。ニュージャージー・パフォーミング・アーツ・センターでは2018年に第9回サラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンペティションで優勝している。
また、米国国務省教育文化局がイニシアチブをとり、アメリカン・ヴォイシズ協会が実施する米国音楽海外文化使節において、米国を代表するという栄誉に浴している。
自身の地元地区でさまざまな審議会で貢献することも楽しんでおり、そのなかのレコーディング・アカデミーズ・フィラデルフィア・チャプターでは副議長を務めた。
ヤニック・ネゼ=セガン指揮のフィラデルフィア管弦楽団と共演し、自作曲の「ディス・ラヴ」を含むレパートリーを歌唱した。2022年にローリンは、チェンバー・ミュージック・アメリカの依頼により、自身の最新作「ミュージアム・オブ・リヴィング・ストーリーズ」を初演した。
2023年には、フィラデルフィア・シアター・カンパニーでの「レディ・レイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」で主役ビリー・ホリデイを演じ、演劇デビューを果たした。その後ローリンは、この役を再度演じ、現在はこれをロチェスターのゲヴァ・シアター・センターで主演している。
The Philadelphia Jazz Project Presents: Laurin Talese
LADY DAY AT EMERSON'S BAR & GRILL
Cantante estadounidense Laurin Talese Frierson actuará en Cuba para conmemorar historia de la Mujer y el Jazz
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/29/cantante-estadounidense-laurin-talese-frierson-actuara-en-cuba-para-conmemorar-historia-de-la-mujer-y-el-jazz/
今季キューバ野球リーグで歴史的記録を達成間近な選手たち アルフレド・デスパイネ フレデリク・セペダら
アルフレド・デスパイネ
La Demajagua、2024年3月29日、Prensa Latina
自身のキャリアでの重要な記録の達成がいま、今季キューバ野球のベテラン選手たちのモチベーションの一つとなっている。
統計家ベニグノ・ダキンタの資料によると、なかでももっともメディアの注目を浴びるのは、フレデリク・セペダとヨルダニス・サモンによる通算二塁打の史上1位をめぐる争いである。
キューバ野球リーグでの自チーム、サンクティ・スピリトゥスの愛称にちなんで、「ガージョ・マヨール」として知られるセペダが今季4本を放ちその分リードしており、一方サモンは今季二塁打がまだ出ていない。
今リーグでの達成はほぼ可能性がないが、セペダはキューバ野球リーグ史上最多安打王にも手をかけようとしており、現在通算2434安打で史上2位につけている。
セペダがもし冬季リーグでプレーすればすぐに2500安打に達し、今年2502安打で引退したレジェンド、ダネル・カストロを抜く可能性がある。
同じサンクティ・スピリトゥスの選手ユニエル・メンドーサは、メディアでの注目が低い選手ではあるが、26シーズンのあいだひじょうに安定した活躍を見せ、通算2375安打を記録しており、2356安打のサモンとともに、キューバ野球リーグでの2400安打クラブに次に加わる選手と考えられる。
今季1000安打に届きそうな強打者には、ギジェルモ・アビレース(974本)、ヤリエル・ドゥケ(971本)、アンドレス・デ・ラ・クルース(966本)がいる。
現在ホームランダービートップ(7本)のアルフレド・デスパイネは通算270本を達成したが、その力のあるスウィングにリーグ投手陣の低い質が組み合わされれば、通算300本に近づく可能性は多分にある。
これは十分に超えるべきノルマである。というのも、デスパイネはキューバではまだ数年プレーできる年齢(37歳)であり、キューバリーグは40歳を超えた選手の主役がひじょうに日常的となっている。
通算100本塁打を目指す4人の打者、ヤリエル・ドゥケ(97本)、アリエル・サンチェス(96本)、ヨルダニス・アラルコン(95本)、元大リーガーのアレクセイ・ラミレス(92本)による争いもひじょうに活発となっている。ラミレスは今季ピナール・デル・リオチームに復帰し、すでに2本塁打を放っている。
セペダとサモンによる争いに期待が高まる一方、サンティアゴ・デ・クーバのベテラン投手陣のアルベルト・ビセとダニー・ベタンコートの動きもこれに負けてはいない。この2投手はそれぞれ通算163勝をあげ、現役投手最多勝利数を分けあっている。
通算100勝に近づいているのは、ダチェル・ドゥケンス(95勝)、アライン・サンチェス(94勝)、レアンドロ・マルティネス(93勝)である。
ホセ・アンヘル・ガルシア投手の場合、セーブする1試合1試合が大記録となる。先日キューバ野球リーグでの通算300セーブを達成したが、キューバでは彼のほかは誰も200セーブにすら達していない。
全75試合の正規日程の5分の1を終え、打撃が優勢で、投手陣と守備がダメージを負った、打高投低の最もアンバランスなキューバリーグの一つとなっている今季のプレーオフへの出場権8枠の争いに伴う個人のモチベーションはさまざまである。
アルフレド・デスパイネ、今季初本塁打(2024年3月9日)
Jugadores se aproximan a marcas históricas en el béisbol cubano
https://lademajagua.cu/jugadores-se-aproximan-marcas-historicas-beisbol-cubano/
2024年03月28日
米国からキューバへ非正規移民61人が送還 今年の合計340人
Cubadebate、2024年3月28日、キューバ内務省
米国からの航空便がきょう木曜日(3月28日)、61人(男性52人、女性7人、未成年2人)をキューバに送還した。
7人は海路で不法出国し、残りの人たちは合法に出国後、非正規ルートに加わり、米国国境を目指した。
送還されたうちの1人は、人身売買の罪で服役していた刑務所を脱走していたため、逮捕された。
今年は、地域のさまざまな国からの送還作業が26回おこなわれ、計340人がキューバに戻されている。
キューバTV(2024年3月28日)
Devuelve EEUU a 61 inmigrantes irregulares por vía aérea
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/28/devuelve-eeuu-a-61-inmigrantes-irregulares-por-via-aerea/
コロンビア文化相 シルビオ・ロドリゲスにコンサート開催を依頼
シルビオ・ロドリゲス
Radio Habana Cuba、2024年3月28日、Prensa Latina
キューバ人歌手シルビオ・ロドリゲスの画像や、彼の歌の歌詞、彼のもっとも象徴的なコンサートのシーンなどが、コロンビア人のSNSで拡散されている。
コロンビアのフアン・ダビド・コレア文化芸術知識相がシルビオに対し、またコロンビアに来てコンサートをするよう依頼した手紙が公開されたあと、シルビオの名前はXのトレンドにさえあがった。
「コロンビア人の多くがあなたのような歌手の歌とともに育った。あなたのこれまでの我が国への訪問はこのことを証明してきた。きょう私は個人として、市民として、そして組織の人間として、大統領に代わって、あなたにお願いがある、もう一度わが国にきて、コンサートであなたの声を聞かせてくれないだろうか.、あなたが適切と考える場所でわれわれは準備できる..」、と3月1日付の書簡は述べている。
コレア文化相は、コロンビアがグスタボ・ペトロ大統領が牽引する史上前例のない変革の中にあり、これらの提案は包括的で民主的なものである、と述べた。
「いまシルビオを尊敬する大臣としての私の課題の一つは、われらの原体験を象徴し、そのシンボルを通して恐れや制裁を打ち破り、復讐の思想を乗り越えられる社会の希望を抱くことは可能だとわれわれに考えさせられる、そういう集団的空間を提供することである」、と大臣は論じた。
大臣はシルビオに対して、シルビオが好むコロンビア地域でのコンサートを提供する可能性を申し入れたが、同国首都はふたたびシルビオの声が聴けることに幸せを感じ「われわれを希望で満たすことだろう」、とも述べた。
この書簡が公開されたあと、多くのインターネットユーザーがXにおいてこの招待に賛同した。
シルビオ・ロドリゲス コロンビアでのライブ音源(2010年7月10日、メデジン)
Celebran invitación a músico cubano Silvio Rodríguez a realizar concierto en Colombia
https://www.radiohc.cu/noticias/cultura/350828-celebran-invitacion-a-musico-cubano-silvio-rodriguez-a-realizar-concierto-en-colombia
キューバのグアンタナモで交通事故 4人が負傷 バスとトラックが衝突
事故はグアンタナモの高架道ラ・ファローラで起きた
Cubadebate、2024年3月28日
水曜日(3月27日)高架道ラ・ファローラのアルト・デ・コティージャ付近での旅客バスとトラックによる交通事故で、4人が負傷した。
キューバTVの特派員ミゲル・レジェス・メンドーサによると、東部グアンタナモ県において、バラコアとサンティアゴ・デ・クーバ間を運行するバスにトラックが衝突した。
レジェスが自身のフェイスブックアカウントで提供した情報時点で、乗客たちはバスの窓から引き出されており、同県イミアス市へ搬送された。
すぐに、赤十字の緊急医療サービスが稼働した。現在まで重体の患者も、死者も、報告されていない。
バスに乗っていた残りの乗客たちはイミアス市へ搬送された。
(ミゲル・レジェス・メンドーサのフェイスブック投稿の情報による)
Accidente de tránsito en viaducto La Farola dejó cuatro lesionados
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/28/accidente-de-transito-en-el-viaducto-la-farola-dejo-cuatro-lesionados/
キューバ 食料品・衛生用品・医薬品の手荷物での非商用持ち込みおよび関税支払い免除の延長を決定 6月30日まで
Radio Habana Cuba、2024年3月28日、Prensa Latina
キューバは、食料品・衛生用品・医薬品の手荷物での非商用持ち込みおよび関税支払い免除の延長を決定した。
官報に掲載されたこの措置は、6月30日まで例外的に認可され、金額価値の制限はない。
乗客の預け荷物に関しては、キューバ税関が定めた価値・重量に基づき500米ドルあるいは相当重量50kgを限度に、非商用目的の食料品・衛生用品・医薬品および医療品の持ち込みの同日までの延長が決定された。
また、自然人が発送荷物によっておこなう非商用目的の持ち込みに関する関税制限は、200米ドルから500米ドルまでの増加が維持されている。
この場合、はじめの30米ドルあるいは相当重量の3kgまでは関税支払いの免除が続けられ、超過分について30%の関税料金のみが適用されることになる。
今回の発表によると、この期限の延長は、航空便や船便および郵便により自然人が持ち込む食料品・衛生用品・医薬品および医療品の、200米ドルあるいは相当重量20kgまでの非商用目的の持ち込みおよび関税支払い免除を含んでいる。
この利益給付は、乗客の荷物の中にある、食料品または衛生用品として分類された商品や、医薬品および医療品として特定される商品は、他の製品とは分離した包みで税関に提示されるという条件で適用される、と発表は明記している。
キューバTV(2024年3月28日)
Cuba prorroga importaciones sin carácter comercial
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/350769-cuba-prorroga-importaciones-sin-caracter-comercial