2024年03月18日
U15キューバ代表 ベネズエラ戦は日没のため中断 翌日試合再開が決定 U15パンアメリカン野球選手権第三試合
JIT、2024年3月18日、José Luis López Sado記者
ドミニカ共和国ボカ・チカでのU15パンアメリカン野球選手権大会2024の第三戦でキューバ代表チームはきょう(3月18日)、ベネズエラ代表に勝利できなかった。
コンプレホ・ベースボール・シティでおこなわれた試合は、7対7の同点で(日没のため)中断された。主将のラサロ・エルナンデスが4打数2安打3打点を記録し、打線をけん引した。
キューバには勝利が必要であり、2敗目を喫するとスーパーラウンドへの進出可能性がひじょうに難しくなる。
アレクサンデル・ウルキオラ率いるキューバ代表チームは、ペルーとの初戦を12対3で勝利したが、そのあとプエルトリコに5対6で敗れている。
ベネズエラ戦での同点での終了については、大会組織委員会がどう判断するか、待たねばならない。
当初の日程によると、ウルキオラ率いる選手たちは、きょう火曜日(3月19日)グアテマラと対戦し、水曜日(3月20日)にニカラグア戦で予選ラウンドを終了する予定である。
グループAには、ブラジル、アルゼンチン、パナマ、メキシコ、バハマ、開催国ドミニカ共和国がいる。
今大会では、今年コロンビアで開催されるワールドカップへの出場権5枠が与えられる。競技システムによると、各グループの1位同士が金メダルを、2位同士が銅メダルを、3位同士がワールドカップ最後の出場権をそれぞれ争うことになっている。
キューバは、2022年にメキシコのエルモシージョで開催された同カテゴリの前回ワールドカップでは2位に終わった。決勝戦で米国と対戦し2対3で敗れた。
キューバTV(2024年3月18日) *翌日3月19日に試合再開との報道
Cuba y Venezuela no definen en Panamericano de Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=754605
ALBA-TCP声明 キューバに対する不安定化工作を断固拒否する
Radio Reloj、2024年3月18日、ALBA-TCP
ALBA-TCPはキューバに対する不安定化工作を拒否する
「われらのアメリカの諸国民のためのボリーバル同盟=諸国民貿易協定(ALBA-TCP)」加盟国は、キューバ共和国の国内秩序を破壊しようとする外国の情報部員による不安定化工作を断固として拒否する。
封鎖が強化された結果、キューバが直面している困難な経済状況、特に電力サービスや食料配給の状況に対する市民の不満の表明を好都合に利用し、米国政府は社会的爆発を引き起こそうとしている、 経済的な包囲網を強化し、国民のニーズに応えるキューバ国家の能力を妨害し、有害な計画を通じて不安定化を煽り、キューバに対する中傷キャンペーンを推進している。これは、国際法と国連憲章の目的と原則に明らかに違反している。
キューバは、すべてのラテンアメリカとカリブ海諸国にとって、回復力、勤勉さ、抵抗の模範であり、キューバ当局は、キューバ革命の敵の憎悪と侮蔑の結果として、この価値ある国家が長年さらされてきた状況に立ち向かい、改善するあらゆる気概を持ってきたし、現在ももっており、将来も持ち続けるであろう。
ALBA-TCPの加盟国は、キューバ政府及び国民との強固な連帯を表明し、敵のキャンペーンに対する政府と国民の正当な糾弾を支持するとともに、1960年のレスター・マロリー米州担当国務次官補の覚書以来、対外介入を正当化するためにキューバ国民に苦難を引き起こしてきた米国政府による残忍かつ違法な経済・通商・金融封鎖に起因するあらゆる困難を克服しようとする、キューバ政府及び国民のたゆまぬ努力を再確認する。
本同盟は、気高くたくましいキューバ国民の福祉と安全のために努力を続けるキューバ共和国政府への支持を改めて表明するとともに、このラテンアメリカ・カリブ海諸国の姉妹国に対する米国の恒久的な敵意、破壊扇動、干渉を断固として拒否する。
カラカス、2024年3月18日
キューバTV(2024年3月18日)
ALBA-TCP rechaza intentos de desestabilización contra Cuba
https://www.radioreloj.cu/destacadas/alba-tcp-rechaza-intentos-de-desestabilizacion-contra-cuba/
キューバ外務省 米国大使に内政干渉を抗議
Cubadebate、2024年3月18日、キューバ外務省
キューバ共和国外務省は、米国の干渉的行為に抗議するために米国代理大使を召喚した
キューバ共和国外務省声明
2024年3月18日、カルロス・フェルナンデス・デ・コシオ副大臣は、ベンジャミン・ジフ米国臨時代理大使をキューバ外務省に召喚し、米国政府と在キューバ米国大使館による、現在のキューバの国内問題に対する干渉と誹謗中傷のメッセージに対して、断固とした拒絶を正式に伝えた。
コシオ副大臣は、正式な抗議文の提出により、米国臨時代理大使に、いかなる国の外交使節団にも要望される良識と誠実さの最低基準を、在キューバ米国大使館が遵守していないことを示していることを喚起するとともに、この大使館事務所とその職員は、外交関係に関するウィーン条約の規範に従って行動する義務があることを強調した。
会見ではまた、コシオ副大臣は、キューバが現在直面している困難な経済状況、特に、キューバの経済能力を破壊することを目的とした経済封鎖の重圧と影響の下で、物資や基本的なサービスの欠落と不足により、国民が日常的に直面している不足と困難に対する米国政府の直接的な責任にも注意を喚起した。
コシオ副大臣は、キューバの経済的・社会的ニーズの解決策を見いだし、対応しようとするキューバ国家のあらゆる努力を制限し、妨害するという米国政府の明白な目的を拒否した。
キューバを不安定化させる計画とその実行は、誰の目にも明らかである。それは、人々の自然な苛立ちを挑発し利用するための冷酷な経済戦争の強化である。毎年、米国連邦予算から数千万ドルの資金が提供されている。攻撃的な目的のために米国領土からデジタルネットワークを悪用する強力な技術的インフラを持っている。米国及び国際の大手メディアと共謀し、主に米国の南フロリダを拠点とし、キューバへの侵略を唯一の生業とする人々の傭兵の支援を享受している。
もし米国政府がキューバ国民の福祉に最低限の誠実な関心を持つなら、キューバをテロ支援国家とされる恣意的なリストから外すべきだし、キューバが輸入する必要のある燃料供給に対する侵害を止めるべきである。また、世界におけるキューバの各金融取引の妨害を止めるべきだし、世界におけるキューバの医療協力計画への恥ずべき迫害を終えるべきだし、キューバ国民と交流する関心と権利をもっている企業家、訪問者、芸術家を脅迫することをやめるべきである。
キューバTV(2024年3月18日)
Cancillería cubana convocó a encargado de Negocios de EEUU en protesta por conducta injerencista de su Gobierno
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/18/ministerio-de-relaciones-exteriores-de-cuba-convoco-encargado-de-negocios-de-eeuu-para-protestar-por-la-conducta-injerencista-de-su-gobierno/