2024年03月12日
キューバのエドゥアルド・ロドリゲス・ダビラ運輸相 国営バス会社運転手に関する規律違反の告発に対応
Cubadebate、2024年3月11日
キューバのエドゥアルド・ロドリゲス・ダビラ運輸相は、自身のフェイスブックアカウントで、最近あった告発に関する投稿を行った。以下にそれを掲載する。
3月10日の日曜日に、このSNSで、規律に違反した重大な行為が告発された。それは運輸省の自動車会社グループ(GEA)管轄の国営バス会社(EON)の車両に関した事案である。
キューバ野球リーグのマヤベケチームの運送サービスを担当しているこのバスの運転手は、運賃30ペソと定められているマタンサス-ハバナ間のルートで、500ペソの超過徴収を行ったと告発された。
この事案発生により、GEAと国営バス会社の最高責任者はすぐにマタンサスに向けて移動し、同運転手との分析を行った。その結果、この事案に加え、同運転手によるその他の違反も明らかになった。
マタンサスのビクトリア・ヒロン球場からハバナに向けて出発するという同運転手による決定は、EON本部にも、所属する会社部署にも、相談がなかった、と私に報告されている。もう一人の運転手にも知らされていなかった。
このバスは、乗客を乗せるためにマタンサスのターミナルを通過せず、また、運転手一人だけで(これは安全のため許可されていない)、都市間移動をおこなった。これらすべてが、規則に違反している。
このような事案に対して、同本部は、同運転手を違反行為の責任者とみなし、解雇する決定をおこなった。また、物的責任に関して、法令249号を適用し、これらの違反行為に使われた燃料消費により同社に生じた費用を賠償させることとした。
旅客運送という公共的使命を持つ国営企業の手段を使って、人びとの弱みにつけこみ、労働者や学生たちの移動の必要性を利用して、会社や人びとを傷つけて、個人的な利益のためにこれを利用することに、いかなる正当性もない。これは倫理的でなく、人間的でなく、合法ではない。
いまは運転手たちを含む皆にとって困難な時期ではあるが、他者への損害と不誠実さは、あるべき道ではない。このような事案が一定頻度発生していることはわかっているが、これを当然のこととして受け入れてしまうことは、無処罰の一形態である。
われらの運転手や労働者へ、国民の福祉のために日々努力している数多くの運送事業者たちの名声が、これらの行為で傷つけられるのを許してはならない。
また今回のような違反や不規律が起きたときは告発するよう呼びかけるものである。これは人びとの権利であり、人民による管理の一環である。それぞれの分析において首尾一貫であり、厳格であることは、全国の、あらゆる層における運輸行政の義務である。
Ministro del Transporte responde a denuncia sobre grave indisciplina en vehículo de la Empresa de Ómnibus Nacionales
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/12/ministro-del-transporte-responde-a-denuncia-sobre-grave-indisciplina-en-un-vehiculo-de-la-empresa-de-omnibus-nacionales/