2016年11月27日
ハバナの中央バスターミナル操業休止 フィデル葬儀のため
フィデル・カストロ・ルス最高司令官の葬儀実施のための調整により、全国バス会社は、2016年11月27日(日曜日)の2時から中央ターミナルの操業を休止すると発表した。
その結果、国内バスの発着点は、ハバナ旧市街のヘスス・ロペス(Villanueva / Línea del Ferrocarril)にある、ビジャヌエバ(Villanueva)ターミナルに移動される。
同じく、バタバノ・ヘローナ間(Batabanó-Gerona)の海上運送の発着点は、通常のスケジュールのまま、エスパデーロ駅(Espadero esquina a Juan Delgado, 10 de Octubre)に移動する。この海上運送を予約している乗客を乗せたバスは、エスパデーロのターミナルを出発する。
全国バス会社は今後も、中央ターミナルからの操業の調整について利用者へ発表を続けていく。
Terminal de Ómnibus Nacionales suspende operaciones ante honras fúnebres de Fidel
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/27/terminal-de-omnibus-nacionales-suspende-operaciones-ante-honras-funebres/#.WDs4W9LhDIU
2016年11月26日
キューバ、9日間の国喪を宣言 11月26日から12月4日まで フィデル死去
国家評議会、国喪を宣言
キューバ革命の最高司令官フィデル・カストロ・ルス死去にともない、キューバ共和国の国家評議会は、2016年11月26日6時から2016年12月4日の12時まで、9日間の国喪を宣言する。
国喪期間中は、公共の活動や観劇等は中止され、公共の建物や軍施設には半旗を掲揚する。またラジオ放送とテレビ放送は、ニュース・情報番組、国や歴史の番組を放送する。
キューバ共和国国家評議会
Decreta el Consejo de Estado Duelo Nacional
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/26/decreta-el-consejo-de-estado-duelo-nacional/#.WDvwDNLhDIU
フィデル追悼 キューバ全国で11月28日から12月4日まで
共産党中央委員会の組織委員会と内閣および政府は、フィデル・カストロ・ルス最高司令官の葬儀のため、11月28日から11月29日の9時から22時まで、ホセ・マルティ記念塔において、首都都民が故人指導者への追悼のために通うことができる、と発表した。
11月28日と29日の両日、9時から22時まで、首都を含む、各地方で適時発表される場所において、すべてのキューバ国民は、追悼と、2000年5月1日に我々の歴史的指導者が表明した革命の概念を守るという厳粛な宣誓の署名とを、おおなうことができる。これはその思想とわれわれの社会主義を継続するという自発的意思の表明を意味する。
11月29日19時には、ハバナのホセ・マルティ革命広場において、追悼集会がおこなわれる。
その翌日には、1959年1月の解放キャラバンを回想する旅程でその遺灰は移動を開始し、サンティアゴ・デ・クーバに12月3日に到着する。
その到着当日19時に、アントニオ・マセオ広場において、追悼集会がおこなわれる。
埋葬儀式は、12月4日の7時より、サンタ・イフィヘニア墓地においておこなわれる。
また、軍の観閲式や、グランマ号による上陸60周年記念の国民戦士行進、および革命軍の日は、2017年1月2日に延期される。
組織委員会
Rendirán homenaje a Fidel en todo el país del 28 de noviembre al 4 de diciembre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/26/rendiran-homenaje-a-fidel-en-todo-el-pais-del-28-de-noviembre-al-3-de-diciembre/#.WDvnwNLhDIU
ビセンテ・フェリウ 「フィデルは人類のために誰よりも闘った」
Vicente Feliú(キューバのシンガーソングライター、ヌエバ・トローバ創始者のひとり)、フェイスブック、2016年11月26日
フィデルは人類のために誰よりも闘った
すべての英雄たちと同様に、彼は愛され、そして憎まれた。彼は基本の四点について再分配した。教育、医療、尊厳、自尊心、恥辱、主権。彼は多くの国民と感情を共有し、人類の間の連帯を広げた。さまざまな歴史の流れと、自然の流れを変えた。人類と地球のために誰よりも闘った。より聖なる義務のいくつかを成し遂げるという革命の戦士としての満足感を唯一己自身によって達成した。
昨夜、11月25日の夜、フィデル・カストロ・ルスの肉体は死んだ。世界に愛の頂点がある限り、その名前とその業績は存在し続けるだろう。
2016年11月26日朝7時
アラマール、ソーナ1
https://www.facebook.com/vicente.feliu/posts/10211145659621547
Fidel luchó como nadie por la humanidad
http://www.cubadebate.cu/opinion/2016/11/26/fidel-lucho-como-nadie-por-la-humanidad/#.WDvMZdLhDIV
キューバ革命の歴史的指導者、フィデル・カストロ死去
Sierra Maestra、2016年11月26日、プレンサ・ラティーナ(PL)配信
キューバ革命の歴史的指導者、フィデル・カストロ死去
キューバ革命の歴史的指導者、フィデル・カストロは今週金曜日の夜、90歳で死去した。
この悲しいニュースはラウル・カストロ議長によって国内テレビ放送を通じて発表された。キューバ革命の歴史的指導者の遺体は故人の意思を尊重し火葬に付される。
葬儀についての情報は数時間のうちに発表される、と議長は述べた。
FALLECE LÍDER HISTÓRICO DE LA REVOLUCIÓN CUBANA, FIDEL CASTRO
http://sierramaestra.cu/index.php/comandante-en-jefe/11080-fallece-lider-historico-de-la-revolucion-cubana-fidel-castro
アレハンドロ・フィリオ 「フィデルは死なない」
Alejandro Filio(アレハンドロ・フィリオ)、フェイスブック、2016年11月26日
この人生、この男、この夢は、決して死にはしない
この歴史は、人間の尊厳が存在することをわれわれに示してきた
だから、きょう、どこかで、司令官(チェ)は司令官(フィデル)に、より力強い、より純粋な、より完全な抱擁を与えるだろう
そのとき終わりのないこの星=革命は輝くだろう
勝利まで、永遠に!
アレハンドロ・フィリオ
よりよい歌のために
https://www.facebook.com/alejandrofiliocantautor/photos/904093069692226/
プラシド・ドミンゴ、26日のキューバ公演中止 来年前半に開催へ
Juventud Rebelde、2016年11月26日
スペインのテノール歌手プラシド・ドミンゴは、来年前半にキューバでコンサートを開く意向を表明した。歴史的指導者フィデル・カストロの死去を尊重したものである。
舞台芸術全国会議の関係者は、プレンサ・ラティーナの取材に対し、ドミンゴがハバナのアリシア・アロンソ大劇場で今週土曜日に開催を予定していたコンサートの中止を認めた。キューバ国内が国喪期間にあるためである。
世界的な名声のこの芸術家は、キューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロの死去をすぐに知らされた。コンサートの運営関係者によると、プラシド・ドミンゴはキューバ国民の痛みに連帯した。
関係者によると、この75歳のシンガーは2017年の前半にコンサート開催を実現する意向であることを明言した。
Plácido Domingo suspende concierto de este sábado en La Habana
http://www.juventudrebelde.cu/cultura/2016-11-26/placido-domingo-suspende-concierto-de-este-sabado-en-la-habana/
フィデル・カストロ前議長死去 ラウル・カストロ議長が発表
2016年11月25日金曜日の夜10時29分、Fidel Castro最高司令官が死去した。このニュースは、テレビ放送の国内ニュース番組の放送終了時にラウルが簡潔な発表を行った。その発表内容を本紙読者にお伝えする。
親愛なるキューバ国民へ
深い痛みとともに、わが国民およびアメリカ大陸をはじめとする世界の友人たちにお伝えします。本日2016年11月25日、夜10時29分に、キューバ革命の最高司令官Fidel Castro Ruzが亡くなりました。
同志フィデルの意思により、遺体は火葬に付されます。
明日土曜日の26日の早い時間に、葬儀組織委員会は、キューバ革命の創始者にささげる追悼行事についての情報の詳細を国民に提供します。
永遠に勝利を!
Hasta siempre, Comandante
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/26/hasta-siempre-comandante/#.WDpJIdLhDIU
2016年11月25日
米国からハバナへの直行定期便運航開始 11月28日から
来週月曜日(11月28日)から、米国の航空会社6社が米国からハバナへの一般定期便の就航を開始する。これにより半世紀以上途絶えていたこの路線が再開されることになる。キューバ当局が発表した。
11月28日にホセ・マルティ国際空港のターミナル3に到着するアメリカン航空に始まり、同じ週内に、ジェットブルー、ユナイテッド航空、デルタ航空、スピリット、フロンティアが続く。ECASA(キューバ航空サービス会社)のMiguel Cabrera Álvarez国際関係グループ長が、ハバナの運輸省本部での記者会見で発表した。
ホセ・マルティ国際空港は、海外からの観光客の50%以上が到着するところであるが、米国の航空会社8社による米国10都市からの運航便をターミナル2と3で受け入れることになる、とCabreraは語った。またすでに発表されている通り、来年1月にはアラスカ航空とサン・カントリーも運航を開始する。
これらの米国からハバナへの新たな運航便は、2016年1月に署名された定期便運航実施に向けてのキューバと米国の間の「了解覚書」の合意を維持するものである。8月31日にサンタ・クララ行きのジェットブルーの最初の運航便がその口火を切った。
今回再開されるハバナへの定期便と、すでに開始している他の都市への定期便は、経済封鎖が課す制限や規制にもかかわらず、我が国との取引の機会と可能性を疑いなく示すものである、とCabreraはつけくわえた。
IACC(キューバ民間航空協会)のAlfredo Pablo Cordero会長は、米国による経済封鎖は航空分野に特に強力に打撃を与えているが、空港の安全を確保するためにはあらゆる強化や供給を惜しまない、と述べた。
キューバからの国際運航便がテロリズムと関係していた事実は一度もない、とCordero会長は指摘し、"そのために私たちは働くし、働いてきたし、これからも働き続ける"、と語った。また、"我が国の航空における安全は高いレベルを保っている"、とし、15年以上前からキューバと米国は航空分野で「深く、落ち着いて、尊重しあう」協力を維持している、と強調した。
キューバ当局はまた、11月29日から12月の二週目にかけて、イタリアのアリタリア航空、トルコのトルコ航空、ドイツのユーロウイングス、フランスのエア・カライベス、オーストリアのオーストリア航空の接続便がキューバに到着する、と発表した。
米国人の場合、キューバへの渡航が許可される12のカテゴリーの財務省による承認を経てキューバに到着する。米国からキューバへの自由な渡航はいまだに禁止されているためである。
ホセ・マルティ空港のJuan Carlos Quintana局長によると、キューバでの航空客の50%以上はホセ・マルティ空港の4つのターミナルを通じて搭乗している。2015年からこれまで、約450万人の旅行者が利用しており、2016年は500万人以上の達成が期待されている。
キューバでは約120の国際航空会社が運航しており、そのうち61社が定期便を運航している。
その他の情報詳細
-ECASA(キューバ航空サービス会社)とキューバ民間航空協会(IACC)は、運航開始のために航空会社が必要とする契約および試運転の手続きを促進する唯一のメイン窓口を設けて協働した。
-すでにすべての航空会社は各社それぞれの基準により、ホセ・マルティ国際空港のすべてのサービスと契約している。ターミナル2と3でオペレーションをするための事務所を持てる以外に、陸上でのサービスが容易になっている。
-アメリカン航空はキューバに支店をもっており、その他の航空会社はキューバの商業会社が代理している。
-現時点では、デルタ航空のみがベダードのカジェ23yPにあるオフィスでキューバ国内での航空券発売をおこなっている。ほかの航空会社も近い将来それができるように環境を整えているところである。
-ホセ・マルティ国際空港の歴史において、もっとも旅行者が集中する時期となるだろうと期待されている。来週月曜日から、運航数もかなりの増加が予想されている。米国系の航空会社だけでなく、他の同じくハバナへのルートを開始する航空会社を含み、およそ週に500便が見込まれている。”これは大きな挑戦であり、大きなチャンスである”、とQuintanaは述べた。
-米国からのチャーター便も継続されてはいるが、運営航空会社がキューバへの定期便を開始する状況にあるため、チャーター便の数は減少傾向にある。
-キューバと米国の間で署名された定期便運航のための了解覚書は、1日に110便の運航を可能にしている。米国からハバナへ予定されている1日20便は、アラスカ航空とサン・カントリー航空の運航が開始する来年1月に達成される。米国の各都市からサンタ・クララやバラデロ、オルギン、シエンフエゴス、サンティアゴ・デ・クーバ、カヨ・ココの各空港へのルートはすでに運航されている。
Desde este lunes, 6 aerolíneas estadounidenses abren rutas regulares directas a La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/25/desde-este-lunes-6-aerolineas-estadounidenses-reinician-vuelos-regulares-a-la-habana/#.WDkDwdLhDIU
2016年11月24日
橋の倒壊の犠牲者4人の葬儀おこなわれる オルギン・モア市
モア市、橋の崩壊で死亡した4人に別れを告げる
昨日(11月23日)の午後、多くのモア市民とニッケル労働者たちは今週火曜日に亡くなった同志4人の遺体を現地の墓地まで運んだ。 4人はオルギン県モア市にあるComandante Pedro Sotto Alba工場に続く橋の倒壊によって死亡した。現地のラジオ放送「ニッケルの声」のRubiel De La Cruz Rabí記者が伝えた。
伝えられた情報によると、埋葬には故人の家族、知人・友人たちのほかに、Alfredo López Valdésエネルギー・鉱山大臣や、県・市の主要な政治家たちが参列した。
事故は11月22日、労働者たちが橋の維持・修繕の仕事をしているときに起こった。
亡くなった方々は、Ulises Caballero Velázquez(50歳、工業メンテナンス専門家B)、Osvaldo Sollet Argüelles(54歳、溶接工A)、Ernesto Suárez García(43歳、溶接工A)、Yunior Palencia Bientz(46歳、専門家A)の4人。
テレセントロ・モアTVのYulieska Hernández記者の報告によると、現地の港湾から鉱山会社まで原料を運ぶパイプラインのシステムは事故の影響を受けなかった。しかし、安全確保のため運航は停止されている。
橋の状態により、水曜日には鉱山採掘および冶金の操業やメンテナンス、セキュリティに必要な人々のみが鉱山会社に運ばれた。あわせて、人々を通過させ、車の通行に使える仮の通路建設を急いでいる。
Comandante Pedro Sotto Alba工場の経営陣によると、より喫緊の課題として、原料の供給を再開し、生産続行を確保するためのパイプラックのブロック解除がある。
橋の完全な復旧にはさらなる時間と計画のための調査が必要とされる。
Despide Moa a los cuatro fallecidos tras derrumbe del puente
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/24/despide-moa-a-los-cuatro-fallecidos-tras-derrumbe-del-puente-video/#.WDfXFdLhDIU