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2021年03月18日

キューバ野球リーグ 6選手に出場停止処分 プレーオフ準決勝で乱闘

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Radio Reloj、2021年3月18日、Carlos Durán de la Cruz記者

先の日曜日(3月14日)に起きたマタンサス対ラス・トゥナスの準決勝第六試合での乱闘の結果、キューバ野球コミッションはきょう(3月18日)午後、6選手への処分を発表した。

乱闘のきっかけとなったスポーツマンシップに反する二塁への走塁を行ったラス・トゥナスのエクトル・カスティージョは、来期国内リーグの最初の2回のサブシリーズが出場停止となる。

その同僚アルベルト・パブロ・シビルとアンドレス・キアラは退場処分の結果、来期リーグの一試合目が出場停止となり、ユニエスキ・ラルドゥエトはもっとも暴力的行為をおこなったことにより、二試合の出場停止となる。

マタンサスチーム側では、プレーオフでの鍵となる二選手、ジョセル・スアレスとヤディール・ドレイクが1試合出場停止となり、これにより、2選手は優勝を争うグランマとの初戦に出場できなくなった。


キューバTV マタンサス対ラス・トゥナスでの乱闘シーン(2021年3月14日)

Definen sanciones por trifulca beisbolera
https://www.radioreloj.cu/noticias-radio-reloj/deportes/definen-sanciones-por-trifulca-beisbolera/
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キューバ カリブカップ代表候補メンバー発表 セサル・プリエトら35選手

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セサル・プリエト

JIT、2021年3月18日

キュラソーの首都ウィレムスタットで開催される野球の第三回カリブカップでキューバを代表する24人のメンバーは、捕手4人、内野手11人、外野手6人、投手14人で構成される候補メンバーから選ばれる。

コミッショナーのエルネスト・レイノソは、4月17日から24日にかけて行われる同大会が近づいたことで、今季国内リーグの終了時に編成される代表候補チームを繰り上げて今回の招集を早める必要性が生じた、と説明した。

「プレーオフに関係しない選手たちが準備する必要性と、渡航を含む特定の手続きを満たす義務のため、第60期キューバ野球リーグの終了を待てない」、とコミッショナーは説明した。

実績ある選手たちと発展途上の選手たちによるこの混合チームは、6月に予定されている五輪予選の前哨戦として、同大会で勝利を目指す任務を担う、と語ったコミッショナーは、国内リーグで活躍した若い選手たちへの報奨という原則を強調した。

レイノソはまた、トレーニングは3月22日より、代表監督となるアルマンド・フェレールやパブロ・シビルを含む定評あるレベルの首脳陣グループの指揮のもと、新型コロナウイルス対策の衛生措置のなか、マタンサスで開始される、と述べた。

キューバはカリブカップのエリートグループにおいて、ドミニカ共和国(17日)、キュラソー(18日)、パナマ(19日)、プエルトリコ(21日)と対戦し、上位4チームによる互戦(3位対2位、4位対1位)の勝利者チーム同士の試合から優勝チームが決まる。

代表候補メンバー

捕手(4人):
イバン・プリエト・ゴンサーレス(グランマ)
ラファエル・ビニャーレス・アルバレス(ラス・トゥナス)
アンドリィス・ペレス・ガルシア(マタンサス)
ヨスバニ・アラルコン・タルディオ(ラス・トゥナス)

内野手(11人):
リスバン・コレア・サンチェス(インドゥストゥリアレス)
ギジェルモ・アビレース・ディフルノー(グランマ)
セサル・プリエト・エチェバリア(シエンフエゴス)
サンティアゴ・トーレス・バエナ(サンティアゴ・デ・クーバ)
ヨルダン・マンドゥレイ・エスカローナ(オルギン)
ルイス・ビセンテ・マテオ・テリー(シエンフエゴス)
ダヤン・ガルシア・オルテガ(アルテミサ)
パベル・ケサダ・ペドローソ(シエンフエゴス)
ヤディル・ムヒカ・ディアス(マタンサス)
ダニエル・ペレス・ペレス(シエンフエゴス)
アンドレス・エルナンデス・ディアス(インドゥストゥリアレス)

外野手(7人):
デニス・ラサ・スペンセル(マヤベケ)
ヤスニエル・ゴンサーレス・ベガ(マヤベケ)
ヨエルキス・ギベルト・ステベンス(サンティアゴ・デ・クーバ)
ロエル・サントス・マルティネス(グランマ)
ライコ・サントス・アルメイダ(グランマ)
ヤディール・ドレイク・ドミンゲス(マタンサス)
ヘイセル・セペダ・リマ(サンクティ・スピリトゥス)

投手(14人):
ラサロ・ブランコ・マトス(グランマ)
カルロス・フアン・ビエラ・アルバレス(ラス・トゥナス)
ヨアンニ・ジェラ・モンタルボ(マタンサス)
フランク・マダン・モンテホ(カマグエイ)
パブロ・ルイス・ギジェン・ディアス(ビジャ・クララ)
ブリアン・チー・モントーヤ(インドゥストゥリアレス)
カルロス・フォント・ムステリエル(サンティアゴ・デ・クーバ)
ユニオル・トゥール・ポソ(サンティアゴ・デ・クーバ
レンネル・リベロ・エストラーダ(マタンサス)
マルロン・ベガ・トラビエソ(マヤベケ)
ダリエル・フェルナンデス・バス(ピナール・デル・リオ)
フランク・アベル・アルバレス・ディアス(ピナール・デル・リオ)
ナイケル・クルース・サルディーバル(マタンサス)
ヤンキエル・マウリ・グティエレス(サンクティ・スピリトゥス)


キューバTV 発表会見の模様(2021年3月18日)


エルネスト・レイノソ コミッショナーの会見一部(2021年3月18日)

Cuba convoca rumbo a Copa del Caribe de Béisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=198990
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2021年03月12日

グランマチーム コロナ感染3人判明 プレーオフ開始に支障

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CNC TV Granma、2021年3月12日、Rosa María Torres Montalván記者

週のはじめにグランマ野球チームのコーチ1人の新型コロナウイルス感染が判明し、すぐにチームのメンバーから隔離され、PCR検査が実施され、練習が中止された。

きょう、二回目の検査のあと、結果が出て、さらに選手1人とコーチ1人の計2名の感染が判明した。

チームは練習中止と隔離を継続し、残りメンバーたちは良好な健康状態を示している。第60期キューバ野球リーグがほぼ終わりに近づいた段階でのこのニュースにより、プレーオフ開始に支障が出る見込みである。

全国コミッションの適切な判断を期待しよう。

La COVID 19 sigue afectando a los Alazanes
https://www.cnctvgranma.cu/2021/03/12/la-covid-19-sigue-afectando-a-los-alazanes/
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2021年03月11日

三連覇の名監督ペドロ・ホバ 古巣ビジャ・クララに25年ぶりの復帰

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Radio Habana Cuba、2021年3月11日、PL

キューバ野球の三連覇監督ペドロ・ホバが、第61期キューバ野球リーグのビジャ・クララチームを率いるために復帰する。

ホバは、キューバ野球の4大チームのうちの1チーム、ビジャ・クララを率いて、1993年から1995年にかけて3連覇を達成し、その後続けて2度の準優勝を果たして以来、25年ぶりの復帰となる。

「イタリア野球で17年間活動していたが、直近の2シーズンにキューバ野球リーグで最下位に沈んだチームの指揮に復帰するよう、ビジャ・クララ当局と県民から依頼された」、とホバは語った。

元キューバ代表の遊撃手として世界大会4度優勝のホバは、監督として247勝164敗、勝率.601という素晴らしい数字を残している。

「街中では人びとに、ホバ、いつ復帰するんだ、と尋ねられていたんだ。それで今年決断した。前提として、グラウンド内外での規律、攻撃と守備の戦略、ユニフォームへの愛情を優先するよう考えている。これらはかつて指揮していたチームで支配的な要素だった」、とホバは述べた。

監督としてのホバは、国際大会では、ユニバーシアード野球での米国・バッファロー大会(1993年)と日本・福岡大会(1995年)で二連覇を達成し、1994年のメキシコでのクラブトーナメントをビジャ・クララチームで制した。

コロナ禍のため、第60期キューバ野球リーグはまだ終了しておらず、準決勝に2チームが進み、残りチームが最終のプレーオフを待っているところだが、ペドロ・ホバの監督としての指名は、キューバ中部のビジャ・クララチームに楽観を注ぎ込む。

「私は野球人であり、野球に対して義務がある。ビジャ・クララ県を堂々と代表し国際大会でキューバを背負うことができる野球選手を育てたい」、と名監督は強調した。


キューバTV(2021年3月10日)

Pedro Jova regresa a dirigir equipo de béisbol en Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/250264-pedro-jova-regresa-a-dirigir-equipo-de-beisbol-en-cuba
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2021年02月26日

ラサロ・ブランコ 今季プレーオフ4勝目 ヨスバニ・トーレスの最多記録まであと2勝

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ラサロ・ブランコ

Radio Habana Cuba、2021年2月26日

今週木曜日(2月25日)のピナール・デル・リオ戦での勝利で、グランマの右腕ラサロ・ブランコが今季プレーオフ4勝目をあげ、キューバ野球での同一プレーオフでの自己最多勝利数を更新し、ヨスバニ・トーレスの記録に近づいた。

現在35歳で、数年前からキューバ代表チームのエースであるブランコの従来の同一プレーオフでの自己最多勝利数は、シエゴ・デ・アビラとの決勝でグランマチームを優勝に導いた第56期キューバリーグでの3勝だった。

ヤラ市(キューバ東部)出身のスター投手ブランコは、今季2021年のプレーオフで、インドゥストゥリアレスとの準々決勝で2勝をあげ、その後ピナール・デル・リオとの準決勝でさらに2勝を加えた。

記録専門家ロドルフォ・ドゥランの資料によると、ブランコはプレーオフで通算14勝をあげ、そのうち5勝はシエゴ・デ・アビラ、カマグエイ、マタンサスの補強として記録している。

キューバ野球史上のプレーオフ最多勝利投手は、ピナール・デル・リオのヨスバニ・トーレスであり、ピナール・デル・リオを優勝に導いた2011年のプレーオフで6勝をあげている。

ラサロ・ブランコのプレーオフでの勝敗記録

第52期、所属マタンサス、1勝0敗

第53期、所属マタンサス、2勝2敗

第54期、所属グランマ、1勝0敗

第55期、所属シエゴ・デ・アビラ、1勝1敗

第56期、所属グランマ、3勝1敗

第57期、所属グランマ、1勝2敗

第58期、所属シエゴ・デ・アビラ、0勝1敗

第59期、所属カマグエイ、1勝0敗

第60期、所属グランマ、4勝0敗


グランマ対ピナール・デル・リオ キューバリーグ準決勝第五戦(2021年2月25日)

Estelar Lázaro Blanco logra marca personal de victorias en playoffs
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/248921-estelar-lazaro-blanco-logra-marca-personal-de-victorias-en-playoffs
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2021年02月23日

フランク・ルイス・メディーナ 外科手術成功し回復へ

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フランク・ルイス・メディーナ

JIT、2021年2月23日

ピナール・デル・リオの野球選手フランク・ルイス・メディーナは、鼠径ヘルニアによって生じた症状悪化のために受けた外科手術が成功し、回復に向かっている。

キューバ野球連盟の医師長フランシスコ・モンテシーノス博士は、サンクティ・スピリトゥスのカミーロ・シエンフエゴス病院でおこなわれたこの手術の担当医師たちがこの手術結果に満足を表明している、と発表した。

博士はまた、この卓越した投手は現在あらゆる条件が保証された術後経過の段階にあると説明し、医療チームのラセル・マルティネス医師が回復状況を常時観察している、と述べた。

キューバリーグ準決勝を戦う、ピナール・デル・リオとグランマの選手および首脳陣も同じく、この優れた救援投手の状況を見守っており、迅速な回復を願っている。


フランシスコ・モンテシーノス医師による発表(2021年2月23日)


準決勝第二試合 ピナール・デル・リオ対グランマ(2021年2月21日)

Se recupera el pelotero Frank Luis Medina
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=195846
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2021年02月22日

エディルセ・シルバ SNSでの規律違反行為によりプレーオフ出場停止処分

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JIT、2021年2月22日

キューバ野球コミッション(CNB)はきょう(2月22日)、サンティアゴ・デ・クーバの一塁手エディルセ・シルバが、同チームとラス・トゥナスが第60期キューバ野球リーグ準々決勝を再開する試合に出場できない、と発表した。

この詳細が記されているプレスリリースを本紙は以下に掲載する。

CNBの声明

キューバ野球コミッショナーは、サンティアゴ・デ・クーバの選手エディルセ・シルバ・ラ・オーが、同チームとラス・トゥナスとの準々決勝再開となる試合に出場停止の処分が下されたことを発表する。

この決定は、SNSを使用し、現実を歪めたほか、大会規則が明確にしているように、大会組織者と解決すべきだった意見を流布して犯した規律違反に対応したものである。

本件の調査を担当している委員会は、同選手が過ちを認め、自身の悪態を特定した数多くのファンからの意見を含む批判に対し積極的に反応したことを考慮した。

ポストシーズンの意義や、今回の同選手の行動に反対の意思表示を示したチームの全体的態度も検討された。国が国内スポーツに付与している優先事項に対しより確かに対応するために向けられたあらゆる評価を討議する意思を持っていることをわれわれは強調するが、しかし同様に、規律違反が決して放置されることはない、ということを繰り返しておく。

2021年2月22日、ハバナ

キューバ野球コミッション

Informan sobre sanción a pelotero Edilse Silva
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=195830
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キューバ 野球カリブカップへの参加意思表明 キュラソーで4月17日開催予定

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フランク・マダン

JIT、2021年2月22日

キューバはきょう(2月22日)、キュラソーの首都ウィレムスタットで4月17日から24日にかけて開催される、野球の第三回カリブカップに参加する意思を発表した。

キューバ野球連盟(FCB)のイヒニオ・ベレス会長は、同大会には開催国のほかに、プエルトリコ、ドミニカ共和国、米領バージン諸島、パナマ、ペルー、チリ、アルバの各チームが参加することを同大会組織委員会が確認した、と発表した。

ベレス会長はまた、ベネズエラとコロンビアにも招待状が送られていると語り、さらには、同大会は、まだ公式決定がなされていない五輪米州予選トーナメントに向けたキューバチームの準備の一環となる、と述べた。

本件について、キューバコミッショナーのエルネスト・レイノーソは、代表メンバーは、今季キューバリーグ終了時に編成される候補メンバーから選抜されると語り、それは、現在取り組んでいる海外リーグとの契約交渉プロセスから生じる可用性に対応したものとなる、と説明した。

「今回の目的は、日本でわが国を代表している選手たちに起きているような、準備の一環としての、海外リーグからわが国へ届く要請を有利なものにすることであり、かつ、それらの手続きに関係していない選手たちを集めたチームでキュラソーに渡航することである」、とコミッショナーは説明した。

これについてコミッショナーからは、複数の海外チームからの求めに応じて現在検討がなされている選手リストが提供された。

氏名(チーム)国名

César Prieto Echevarría (CFG) - MÉX
Roel Santos Martínez (GRA) - MÉX
Raico Santos Almeida (GRA) - MÉX
Yoenni Yera Montalvo (MTZ) - MÉX
Lisbán Correa Sánchez (IND) - MÉX
Pablo Guillén (VCL) - MÉX
Josimar Cousín la Rosa (MGG) - MÉX
Geiser Cepeda Lima (SSP) - MÉX

Erly Casanova Callaba (PRI) - FRA

Eddy A. García del Toro (IND) - ITA
Héctor M. Ponce Frenes (IND) - ITA
Wilfredo Y. Aroche Jiménez (IND) - ITA
Lázaro E. Blanco Matos (GRA) - ITA

Frederich Cepeda Cruz (SSP) - MEX
Guillermo Avilés Difurnó (GRA) - MÉX
Yoen Socarrás Suárez (SSP) - MÉX


キューバTV(2021年2月22日)

Béisbol cubano confirma interés en III Copa del Caribe
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=195828
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2021年02月18日

セサル・プリエト メキシカンリーグと契約

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セサル・プリエト(中央)、オルメカス・デ・タバスコと契約

Radio Habana Cuba、2021年2月18日、PL

オルメカス・デ・タバスコが、メキシカン野球リーグ(LMB)の2021年シーズンに向けて、キューバの至宝の一人、セサル・プリエトの契約を発表した。

キューバ野球リーグの首位打者プリエトはわがチームの外国人補強選手の一人である、と同チームは公式ツイッターアカウントに投稿し、そのラインナップにこの二塁手が加入することを知らせた。

21歳のプリエトは、キューバの最も有望な選手の一人とみなされており、今季は最多安打(128安打)と首位打者(打率.403)の部門を制し、シエンフエゴスとの自身最高のシーズンを迎えている。

国際的に活躍するキューバ選手プリエトは、二塁打21本、三塁打6本、本塁打6本、51打点、78得点、31四球を記録し、三振は318打数でわずか11個であった。

ただし、同選手の重要な達成は、連続試合安打の新記録を樹立したことである。サンティアゴのレイ・イサークが持っていた従来の記録(37試合)を破り、45試合連続安打を記録した。

1年前にも、メキシカンリーグはプリエトをメンバーにしていたが、2020年シーズンはコロナ禍のためにキャンセルとなった。

オルメカス・デ・タバスコは、5月21日、22日、23日に「2月27日百周年球場」において、ビジターのティグレス・デ・キンタナ・ルーとの三連戦で、今季を開始する。

1985年にガナドーレス・デ・タバスコという名称で創設された同チームは2019年、同リーグ南地区の8位に終わっており、これまでの最高成績は1993年の優勝である。

LMBの2021年シーズンは、アギラ・デ・ベラクルースとマリアチス・デ・グアダラハラという新たな2チームを加え、全594試合が行われる。開幕戦は2019年王者のアセレーロス・デ・モンクローバ対スルターネス・デ・モンテレイの試合となる。


スイング・コンプレート(2021年2月18日)

Talento del béisol cubano fichado en la Liga Mexicana
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/248182-talento-del-beisol-cubano-fichado-en-la-liga-mexicana
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2021年02月13日

ミスター・ホームラン ペドロ・ホセ・ロドリゲス死去

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ペドロ・ホセ・ロドリゲス

Juventud Rebelde、2021年2月13日、Benigno Dequinta、Norland Rosendo記者

彼がプレーするのを見なかった人びとも、その打撃の伝説は知っている。ペドロ・ホセ・ロドリゲスはボールを叩き、それが恐怖で立ちすくみフェンスの向こう側に消えてゆくのを見るために、生まれた。それはキューバでも、海外でも同じだった。「お通りなさい、ミスター・ホームラン」、と彼のことをボビー・サラマンカは名付けた。

彼は8歳のとき、第4回国民学校大会において10歳から13歳のカテゴリーのチームでデビューし、9歳のときにはすでに、本人より年長の選手たちのチームの3番打者だったが、のちにエリート大会で認められる強打者として抜きんでていた。

自身初のセリエ・ナシオナル(1973-74年)では、新人選手としての最多本塁打11本を記録した。この記録を同名の息子が第40期に15本塁打で破ったことは彼の誇りである。

チェイートが打席に向かうと球場全体がお祭り騒ぎになり、彼をはじめアントニオ・ムニョスやエクトル・オリベーラが属した「オレンジ・クラッシャー」の時代には、この3人を抑えることを達成した投手は、自分がキューバで最も幸せな男だと感じることができた、と語られている。

彼は常に、自身の情熱はボールが飛ぶのを見ることだと言っており、打率よりも本塁打を追い求め、2ストライクになってもスイングをコンパクトにはしなかった。

彼は5つの選手権連続で本塁打王だった。その1年目は、1976-77年のセリエ・ナシオナルでアスーカネロスのユニフォームを着て9本塁打を放ったときだった。1977年の選抜シリーズではラス・ビジャスで16本塁打を記録した。その翌年のセリエ・ナシオナルではシエンフエゴスで13本塁打を打ち活躍を続けた。ベストはまだそれからだった。1978年の選抜シリーズではシリーズ記録となる28本塁打を放ち、1978-79年のセリエ・ナシオナルでの19本塁打で連続本塁打王の記録を締めくくった。

彼は一度もセリエ・ナシオナルでは王者にならなかったが、少なからずの人が3Aレベルと考えていた選抜リーグでラス・ビジャスと栄冠に輝いている(1978年、83年、85年)。

ペドロ・ホセは、彼を野球のグラウンドから遠ざけた懲戒がもしなかったとしたら、500本塁打に近づいていたことだろう。特筆すべきことは、キューバでは誰も、リナーレスもキンデランでさえも、本塁打に対する三振の割合は彼より多い。チェイートの三振は本塁打の1.5倍である。

キューバリーグでの289本塁打のなかで、1978年にラティーノアメリカーノ球場でのピナール・デル・リオとのプレーオフで偉大な投手ロヘリオ・ガルシアから放った1本はいまだ語り継がれている。

チェイートはここキューバで本塁打の王様だったが、海外の大会でもその足跡を残した。とりわけ1978年のメデジンでの中米カリブ選手権では10試合で15本塁打を放ち、2試合連続で3本塁打を記録した。そのうちの1試合は、キューバ代表チームがプエルトリコに31対2で勝った有名な試合だった。

ペドロ・ホセは死んだ。「ミスターホームラン」の伝説は残る。


キューバTV(2021年2月13日)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス インタビューPART1(2014年)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス インタビューPART2(2014年)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス インタビュー(1999年)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス引退式(1992年)

El jonrón está de luto: ha muerto Cheíto
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2021-02-13/el-jonron-esta-de-luto-ha-muerto-cheito
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