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2021年10月22日

フランク・アベル・アルバレス投手 最新インタビュー 中日ドラゴンズとの契約が決定

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フランク・アベル・アルバレス

Tele Pinar、2021年10月22日、Ernesto Amaya Esquivel記者

ピナール・デル・リオのフランク・アベル・アルバレス投手は日本プロ野球リーグの中日ドラゴンズと契約を結ぶ。

キューバ野球連盟がこのニュースをツイッターで発表し、あわせてグランマのギジェルモ・ガルシアがフランク・アベルの同僚になることも明らかにされた。

キューバの最も有望な若手選手の一人であるピナール・デル・リオのフランクは、これまでもつねに日本リーグに参加する願望を示してきた。

「私にとって、世界第二のリーグに行くことができるということはとても重要なことだ。しっかり調整し、コーチ陣が指示することをすべておこない、チームが必要とするところで力になる、という目的を持って向かう」、とフランク・アベルは話し始めた。

もうひとつのモチベーションは、同じピナールのライデル・マルティネスとオマール・リナーレスとチームを共有する、ということである。

「日本でライデル・マルティネスとオマール・リナーレス先生がいることは大きな助けになるだろう。彼らは日本リーグのようなプロ野球にしっかり適応するために必要な要素を私にもたらしてくれることだろう」。

ただし、フランクは、中日とのシーズンが終わればキューバ代表チームとピナールデルリオチームの力になるために戻ってくる、と語る。

「自分の国と県(ピナール・デル・リオ)が第一だと何度も私が言っているのは、みんなが知っていることだ。日本でのシーズンが終わり次第すぐにピナールチームに加入して力になりたい。私の出発点はあのチームであり、彼らには借りがあるんだ」。

身長192cmの若き投手フランクは、最高97マイルの速球と、86マイルまで出るスライダーと、コントラストのあるチェンジアップを持っている。

その短いキャリアにもかかわらず、フランク・アベル・アルバレスは、U-23ワールドカップ、U-23パンアメリカン大会、五輪米州予選などの複数の大会でキューバ代表に選ばれており、現在はコロンビアのカリで開催されるジュニアパンアメリカンゲームに出場するために練習している。

Frank Abel Álvarez: ≪Iré a Japón con el objetivo de prepararme bien≫
https://www.telepinar.cu/frank-abel-alvarez-ire-japon-objetivo-prepararme/
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フランク・アベル・アルバレスとギジェルモ・ガルシア 中日ドラゴンズと契約へ 連盟が発表

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フランク・アベル・アルバレス投手(左)とギジェルモ・ガルシア内野手(右)

Radio Habana Cuba、2021年10月22日、PL

キューバ野球連盟はきょう金曜日(10月22日)、フランク・アベル・アルバレス投手とギジェルモ・ガルシア内野手が日本のプロ野球チームの中日ドラゴンズとの契約を近日中に結ぶ、と発表した。

この情報を、キューバスポーツ庁の情報組織であるデジタルサイトJITに対して認めた連盟幹部のルイス・ダニエル・デル・リスコはまた、ヤリエル・ロドリゲス投手とアリエル・マルティネス捕手はドラゴンズとの契約を継続する、とも述べた。

デル・リスコは、ピナール・デル・リオの右腕ライデル・マルティネスの契約更新は検討中であり、また彼の同胞で同じく救援投手のリバン・モイネロはソフトバンクホークスと再び契約する可能性がある、と説明した。

一方、野球コミッショナーのフアン・レイナルド・ペレスは、第一回ジュニアパンアメリカンゲームに参加するチームのコーチ陣の変更を発表した。

「エリエル・サンチェス監督の補佐として、ラファエル・ムーニョス、アライン・アルバレス、ラシエル・サンチェス各コーチが加わる」、とコミッショナーはJITに語った。

コミッショナーは、卓越した名選手であったフランク・カミロ・モレホン、アレクサンデル・マジェタ、カルロス・タバーレスや、ベテランの投手コーチであるホセ・エロセギらも加わる、と述べた。

コミッショナーはさらに、練習から退くことを好んだエリサルド・ギラルトとは異なり、ディオエル・レジェスは残る、と説明した。

ジュニアパンアメリカンゲームは11月25日からコロンビアのカリで開始されるが、野球競技は開幕翌日に始まり、大会終了の3日前の12月2日まで行われる。


フランク・アベル・アルバレス投手インタビュー(2021年9月)


ギジェルモ・ガルシア内野手インタビュー(2021年9月)


グランマ優勝を決めたギジェルモ・ガルシアのサヨナラ本塁打(2021年4月)

Cuba anuncia nuevos contratos para béisbol profesional de Japón
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/274679-cuba-anuncian-nuevos-contratos-para-beisbol-profesional-de-japon
posted by vivacuba at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol

2021年10月19日

キューバ野球ジュニアパンアメリカンゲーム代表候補変更 2選手降格 5選手昇格

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ナイケル・クルース、投手陣の鍵

JIT、2021年10月19日

キューバ野球コミッションは、コロンビアでのジュニアパンアメリカンゲーム・カリ2021(野球種目はバランキージャ市での開催)に向けたトレーニングをきょう(10月19日)開始した代表候補の変更を発表した。

当初発表されたメンバーのうち、ダルリン・ルイス・ヒメネス・ガジャルド内野手(グランマ)とクリスティアン・デ・ヘスス・ロペス・カラ外野手(ハバナ)は合同練習には参加せず、降格となった。

そのため、新たに5選手、すなわち、ペドロ・パブロ・レビージャ・レイバ捕手(グアンタナモ)、カルロス・ラファエル・ロドリゲス・ゴンサーレス内野手(ラス・トゥナス)、アレハンドロ・ハビエル・エスコバル・マルティネス外野手(サンクティ・スピリトゥス)、ロベルト・アルバレス・カルデナス外野手(マタンサス)、ダイロン・メナ・シロト左腕投手(グアンタナモ)が招集された。

この結果、11月25日から12月5日にかけておこなわれる大会に出場する代表チームは、現在30選手で構成される候補メンバーから選ばれることになる。

代表候補メンバー

捕手 (4人):
Andry Pérez García (MTZ)
Jorge Y. Rojas Martínez (PRI)
Ariel Pestano Rosado (VCL)
Pedro Pablo Revilla Leyva (GTM)

内野手 (8人):
Guillermo García García* (GRA)
Tony D. Guerra Echazábal (PRI)
Javier Carabeo Méndez* (MAY)
Adrián Rivera Mora (CFG)
Juan L. López Rojas (VCL)
Raidel Pedraza Fernández* (VCL)
Cristian L. Rodríguez García (VCL)
Carlos Rafael Rodríguez González (LTU)

*印は外野手も兼任

外野手 (5人):
Roider Martínez Pérez (PRI)
Ottoniel González Véliz (VCL)
Dailer Peña Torres (LTU)
Alejandro Javier Escobar Martínez (SSP)
Roberto Álvarez Cárdenas (MTZ)

投手(13人):
Naikel Yoel Cruz Zaldívar (MTZ)
Kelbis Rodríguez León (GRA)
José E. Santos Escalante (SSP)
Frank A. Álvarez Díaz (PRI)
Marlon Vega Travieso (MAY)
Yandi Molina Barrios (HAB)
Yosvany Ávalos Ruiz (CAV)
Luis A. Fonseca García (SCU)
Luis A. Serpa Socarrás (CFG)
Alex D. Pérez Ramos (CFG)
Mailon Cruz Serrano (MAY)
Alyanser Álvarez del Sol (MAY)
Dairon Mena Silot (GTM)

Varió preselección de beisbol para Juegos Panamericanos Júnior
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=255360
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2021年10月04日

キューバ代表 メンバー12人で帰国 U-23野球ワールドカップで4位

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U-23野球ワールドカップに出場したキューバ代表チームが帰国

Radio Habana Cuba、2021年10月4日

メキシコで開催されたU-23ワールドカップで4位になった野球キューバ代表チームがきょう月曜日(10月4日)の朝、ハバナに到着し、スポーツ当局の幹部たちに迎えられた。

ハバナのホセ・マルティ国際空港で、メンバー12人を出迎えたINDERのラウル・フォルネース第一副会長は、
栄誉ある4位という結果を祝い、各試合で見せた奉仕と勇気に感謝した、とキューバラジオが今大会に派遣したギジェルモ・ロドリゲス記者が報じた。

「皆さんが保った姿勢はわれわれの誇りである」、とフォルネース副会長は、キューバ代表団のメンバーを歓迎する際に述べ、「直面した困難さや、多くのプレッシャーにもかかわらず、皆さんは国を代表して、必死で戦い続けた」、と語りかけた。

INDERのアリエル・サインス副会長や、フアン・レイナルド・ペレス新コミッショナーを伴ったフォルネース第一副会長は、チーム・国・ファンとの使命を放棄した者たちとは反対の力強さの意義と、メキシコでの大会でスーパーラウンドに進出し銅メダルを争うことを可能にしたパフォーマンスを賞賛した多くの同胞たちの間に生じた雰囲気を強調した。

「最高の対応は試合のグラウンドから発せられるものであることを意識し自らに使命を課す能力が優った」、とキューバ野球連盟の幹部ルイス・ダニエル・デル・リスコは述べた。

チームの最終戦は、銅メダルを争うコロンビア戦だった。チーム離脱者が最終的に12人となる困難な状況にもかかわらず、3対5の接戦に持ち込んだものの敗れた。

決勝では、ベネズエラ代表が地元メキシコ代表に勝ち金メダルを獲得し、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領から祝福を受けた。

メキシコ代表を決勝で4対0で下したベネズエラに対して、キューバ大統領は「兄弟たちよ、勝利おめでとう」、とツイッターでメッセージを送った。


キューバTV(2021年10月4日)


キューバTV(2021年10月4日)

Regresa a Cuba selección cubana de béisbol
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/272490-regresa-a-cuba-seleccion-cubana-de-beisbol
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2021年10月03日

ヨエン・ソカラースがドミニカリーグへ フランク・マダンとライコ・サントスはベネズエラリーグと契約

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カマグエイのフランク・マダン投手

JIT、2021年10月3日

キューバ野球連盟(FCB)はきょう(10月3日)、本紙に対して、3選手がドミニカ共和国とベネズエラの各プロリーグでの契約の栄誉にあずかり、明日月曜日に出発する、と認めた。

FCBのヨバニ・アラゴーン副会長は、サンクティ・スピリトゥスのヨエン・ソカラース投手がドミニカ共和国リーグのレオーネス・デル・エスコヒードで活動するため渡航する、と発表した。

アラゴーン副会長はまた、カマグエイのフランク・マダン投手とグランマのライコ・サントス外野手がベネズエラリーグのティグレス・デ・アラグアに加入する、と述べた。

両リーグとも10月にその日程を開始し、カリビアンシリーズ2022の開始前、来年1月末までおこなわれる。

今回の契約は、海外でのキューバ選手の契約戦略の実行の一環であるが、これまでも繰り返し述べられている通り、米国政府がキューバに対して維持している封鎖政策によって、米国プロリーグへの扉は閉じられている。

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グランマのライコ・サントス外野手


キューバTV (2021年10月4日)

Peloteros contratados parten a Venezuela y Dominicana
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=250292
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2021年10月01日

キューバ代表 パナマに延長8回逆転サヨナラ勝ち U-23野球ワールドカップスーパーラウンド第五戦

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先発ブライアン・チー好投

JIT、2021年10月1日、PL

キューバ代表はきょう(10月1日)、パナマを相手に延長8回9対8で感動的な勝利をおさめ、第三回U-23野球ワールドカップでのメダル獲得の可能性を残した。

キューバの野球選手たちは、4回終了時に5点だったビハインドを帳消しにする快挙を達成した。

7回裏に6対6に追いつき、8回にタイブレークルールに突入したキューバ代表は、その回3点をあげ、相手チームを退けた。

重要だったのは、右腕ブライアン・チーの好投で、4回1/3を投げ、許した安打はわずか3本で、パナマ打線を抑え込んだ。

また、ロドレシス・モレノが3安打、ギジェルモ・ガルシアが2安打を記録し、打撃面から勝利を支えた。

この勝利でパナマと同じ2勝3敗となったキューバは、この日の残り試合であるベネズエラ対中華台北戦と、メキシコ対コロンビア戦の結果待ちであり、三つ巴となる可能性もある。

エリエル・サンチェス率いるチームが土曜日(10月4日)に銅メダルを争えるかどうかは、その結果にかかっている。


パナマ対キューバ(フル)2021年10月1日


キューバTV パナマ対キューバ(1回途中より)2021年10月1日

Cuba venció a Panamá y sigue con vida en Mundial de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=250274
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2021年09月30日

キューバ代表 コロンビアに完敗 U-23野球ワールドカップスーパーラウンド第二戦

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ジョナタン・カルボー6失点

JIT、2021年9月30日

貧打と、先発投手の6失点が、メキシコのヘルモシージョ市を舞台とする第三回U-23野球ワールドカップのスーパーラウンドにおけるコロンビア戦でのキューバチームの敗北を決めた。

今大会決勝へ進む可能性を残すためには勝利が必須だったエリエル・サンチェス率いるチームは、わずか6安打で1得点に終わり、一方相手チームは10安打で6得点をあげた。

ジョナタン・カルボーは、コロンビア打線を抑える使命を持って登板したが、それを果たせたのは2イニングだけだった。3回に3点を奪われ、4回にさらに2点、5回にも1点を失い、降板した。救援として登板したマルロス・ベガは2回2/3を投げ、無失点に抑えた。

グスタボ・カンペロ(2打数1安打、1本塁打、2打点)、レアンドロ・エミリアニ(3打数2安打)、ヘスス・アダルベルト・マリアガ(4打数2安打)、ラファエル・ロメロ(4打数2安打)が、コロンビアチームの打撃陣で最も活躍した。コロンビアはフアン・サバラも本塁打を放った。キューバ打撃陣ではミゲル・アントニオ・ゴンサーレスが3打数3安打と一人気を吐いた。

コロンビアの監督はひじょうに自然な流れで投手陣を起用した。ルイス・ガブリエル・モレノが5イニングを投げ完封し、中継ぎのカルロス・イグナシオ・デ・アビラはキューバチームに唯一の得点を許したものの、そのあと登板したクルーザーのジェイソン・ホセ・バティスタが三者連続三振で締めた。

キューバは銅メダル争いに進むためには、もはや金曜日のパナマ戦に勝つだけでは足りない。きょう中華台北がパナマに勝つことも必要である。


コロンビア対キューバ(フル)2021年9月30日


キューバTV コロンビア対キューバ(後半のみ)2021年9月30日

Costosa derrota ante Colombia en Copa Mundial de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=250266
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2021年09月29日

キューバ代表 ベネズエラに5回コールド負け U-23野球ワールドカップスーパーラウンド初戦

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ブライアン・チー、崩れる

JIT、2021年9月29日

ベネズエラ代表がきょう(9月29日)、ヘルモシージョ市での第三回U-23野球ワールドカップのスーパーラウンド初日にキューバ代表を圧倒し、11対0で5回コールド勝ちした。

合計15安打で、そのうち長打が8本というのが、コールド勝ちが決まるまで全イニングで得点を続けたベネズエラチームの猛攻を明らかに表現している。

先発のブライアン・チーも、救援のケルビス・ロドリゲスも、相手打線を抑えることができず、二塁打5本と、カルロス・ロドリゲス、ロメール・クアドラード、フアン・フェルナンデスから本塁打を打たれた。このうちロドリゲスによる本塁打は初回に打たれており、この試合結果を予感させるものだった。

チーは、わずか1回を投げ、6安打5得点を許し、2四球を与え、1奪三振だった。その制球のなさは明らかで、それが高くついた。

ロドリゲスは、序盤での非常に大きなビハインドを避けようと登板したが、それが無理になると、負け試合で投手陣の浪費をしないために、全工程を担当しなければならなかった。

ギジェルモ・ガルシアとヤンディ・ヤネスがそれぞれ2安打を記録し、この日のキューバ打撃陣では間違いなく最高の成績を収めた。ヘスス・ベガスが勝利投手となり、チーが敗戦投手となった。

このスーパーラウンドでは、一次ラウンドでの進出チーム間での対戦成績が反映されるため、中華台北に対する勝利と、メキシコおよびベネズエラに対する敗北により、現在キューバは1勝2敗となった。

明日木曜日にコロンビアと、金曜日にはパナマと対戦する。土曜日にメダルを争うためには、この両チームに勝たねばならない。そうでなければ非常に難しくなる。

きょう水曜日、コロンビアは中華台北を破り、本稿執筆時、メキシコはパナマと対戦中である。


キューバ対ベネズエラ(フル)2021年9月29日


キューバTV キューバ対ベネズエラ(フル)2021年9月29日

Furia venezolana ante Cuba en Copa Mundial de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249259
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2021年09月28日

キューバ代表 4連勝 スーパーラウンド進出決定 U-23野球ワールドカップ第五戦

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ナイケル・クルース好投

JIT、2021年9月28日

成績が明らかに上昇する中で、選手数が7人減ったものの、キューバ代表はきょう(9月28日)、ドミニカ共和国に6対2で完勝し、メキシコのソノーラを舞台とする第三回U-23野球ワールドカップのスーパーラウンドへ進出する。

先週金曜日に地元チームで前回覇者のメキシコに敗れたあと、エリエル・サンチェス率いるチームは中華台北、ドイツ、チェコ共和国、ドミニカ共和国に対し4連勝し、自力で進出を決めた。

このすべては、大会のさなかに7人のメンバーがチームメイトを見捨てる道を選んだ中で起きた。この7選手の行為は、政治的意味合いは抜きにして、スポーツ的裏切り、つまり、キューバ風に言えば、言葉の全き意味において「クソ」として分類されるべきものである。

INDERとキューバ野球連盟の当局は、これらの離脱者たちはメジャーリーグベースボールで成功するためにわが国の野球選手が向かうための、合法で論理的で自然な道筋が存在しないということが動機になっている、と主張している。そしてこれは紛れもなく確かなことである。

またそのための理想の道筋が濃密で実りある対話による3年間で築かれたが、フロリダの圧力に扇動された金髪の狂人ドナルド・トランプがあっという間に破壊する役割を果たしたことも事実である。

この状況において、経済危機、新型コロナウイルスのパンデミック、メディアによるテロ、そしてキューバに対する若い世代の不安定化の企みなどの中で、わが国の代表チームは、その第一の最も重要な目的を果たすために、オブレゴン市でチームを作り変えていった。

きょう火曜日(9月28日)、ドミニカ共和国投手陣から、ロドレイシス・モレノ、ランヘル・ラモス、アンドリィス・ペレスが複数安打を記録し、チーム全体で10安打を放った。投手陣では、左腕ナイケル・クルースが6回を投げ、2安打2失点(クリストファー・プホルスによる2点本塁打)に抑え役目を果たした。

試合の締めは、フランク・アベル・アルバレスが任され、1イニングを無傷でこなした。敗戦投手は、5回を4失点だったクリスティアン・モンテス・デ・オカだった。

キューバが属するグループAでは、メキシコが4勝1敗でトップに立ち、中華台北も3勝2敗でスーパーラウンド進出を決めた。グループBでは、ベネズエラ(4勝1敗)、コロンビア(4勝1敗)、パナマ(3勝2敗)が進出を決めた。

明日水曜日(9月29日)、エルモシージョ市において、キューバはベネズエラと対戦し、木曜日にはコロンビア、金曜日にはパナマと対戦する。「容易な相手」は存在しないが、栄光あるキューバ代表のユニフォームを身に着けた者たちは、自らの功績で適切な位置につくことだろう。土曜日にはメダルを争う試合が行われる。

たとえ現在、栄光あるユニフォームを着ているのが17人であっても、さらなる喜びを期待しよう。


キューバ対ドミニカ共和国(フル)2021年9月28日


キューバTV キューバ対ドミニカ共和国(フル)2021年9月28日

Mientras... Cuba crece y avanza en Copa del Mundo de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=249249
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2021年09月27日

キューバ代表 チェコを破り3連勝 U-23野球ワールドカップ第四戦

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先発ホセ・エドゥアルド・サントスが完投勝利

JIT、2021年9月27日

メキシコのソノーラ市で開催中の第三回U-23野球ワールドカップで、キューバ代表が三連勝し、スーパーラウンドへの進出が目前となった。

グループAに属するエリエル・サンチェス率いるチームは、メキシコに屈したあと、中華台北、ドイツ、チェコ共和国に勝利し、きょう月曜日(9月27日)のドミニカ共和国対中華台北戦のあとにも進出が決定する。

ヤキス・デ・オブレゴン球場でのきょうの試合では、右腕ホセ・エドゥアルド・サントスがチェコ打線を相手に完投し、2安打、1失点、5四球、5奪三振で、7対1と勝利した。

一方、打線はこれまでで最多の8安打を放ち、チェコ投手陣による9四球も相まって、7点を挙げた。

ランヘル・ラモス遊撃手が4打数2安打1打点1得点を記録し、キューバ打線で最高の成績を上げた。チェコ打線では、 Marek Chlup と Daniel Ondroušek の二選手が安打を放っただけだった。

サントスがもちろん勝利投手となり、Viktor Vecerkaは3回を投げ許した安打は1本だけだったが、5四球を与え7点を失い、敗戦投手となった。

明日火曜日(9月28日)、キューバ代表は、先週木曜日に雨天のため中止となったドミニカ共和国との試合をおこなう。この試合の重要性は、月曜夜に判明するスーパーラウンド進出決定の有無にかかっている。


キューバ対チェコ(フル)2021年9月26日


キューバTV キューバ対チェコ(ハイライト)2021年9月26日

Tercera victoria seguida en Copa Mundial Sub-23 de Beisbol
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