2016年08月05日
キューバ、米国に圧勝 U-15野球世界大会決勝ラウンド初日
キューバ、米国に勝つ U-15野球世界大会
福島県いわき市で開催中のU-15野球世界大会は8月4日、決勝ラウンド初日を迎え、キューバ代表は米国に11対2と圧勝し、幸先よいスタートをきった。Osiel Rodríguezが勝利投手となった。
キューバチームは今回の勝利で、決勝ラウンド2勝1敗と計算される。予選ラウンドでのコロンビアに対する1勝、日本に対する1敗が事前にカウントされているためだ。
一方米国チームは、予選ラウンドBグループを5戦全勝で一位通過しており、そこから決勝ラウンドには2勝が事前にカウントされている。そのため同じく通算2勝1敗となった。
キューバ代表は明日金曜日(日本時間8月5日)にパナマと、土曜日(同8月6日)にはベネズエラと対戦する。
決勝戦は決勝ラウンド上位2チームで日曜日(8月7日)に争われ、また3位・4位チームは銅メダルをかけて争う。
CUB 11 : 2 USA
http://www.wbsc.org/tournaments/2016-u15-baseball-world-cup/schedule-and-results/box-score/1314/
Cuba vence a EEUU en el Mundial Sub15
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/08/04/beisbol-cuba-vence-a-ee-uu-en-el-mundial-sub15/#.V6NeuUuLTIU
2016年08月02日
韓国に敗れAグループ3位に U-15キューバ代表 WBSCワールドカップ(いわき市)
福島県いわき市で開催中のWBSC U-15ベースボール・ワールドカップ4日目、キューバ代表は8月1日、韓国と対戦し、3対6で敗れた。
これでキューバ代表は2勝2敗となり、全勝の日本、3勝1敗のコロンビアに次ぎ、韓国と並んでAグループ3位となった。
明日8月2日はチェコと対戦する。
大会公式サイト 試合結果
http://www.wbsc.org/ja/tournaments/2016-u15-baseball-world-cup/schedule-and-results/box-score/1304/
MUNDIAL SUB-15 EN JAPÓN Cuba perdió con Corea del Sur
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38909
2016年08月01日
キューバ代表、オーストラリアに勝利 WBSC U-15ワールドカップ三日目(いわき市)
福島県いわき市で開催中のWBSC U-15ベースボール・ワールドカップ三日目、キューバ代表は7月31日、オーストラリアと対戦し、4対3で勝利した。
両チームとも初回の攻撃で1点ずつ取ったが、三回裏で奪った貴重な三得点がキューバチームGerty Feblesの2勝目を決めた。
キューバ先発のUber Luis Mejíasは6回を投げ5安打1四球7三振で、失点を3点に抑えた。
リリーフのLiván Chavianoも3回を1安打無失点と好投し、本試合を勝利に結びつけた。
攻撃陣では、1番打者のVíctor Mesa Ríos中堅手が4打数2安打(三塁打1本、二塁打1本)1得点と光る活躍を見せ、ほかでは、Darián Palma(4打数2安打)、Franny Cobos (2打数無安打)、Daniel Alejandro Castillo(4打数2安打)の3選手が打点を記録した。
失策は、キューバのDaniel Alejandro Castillo遊撃手、オーストラリアのリリーフBlake Townsend投手にそれぞれ一つずつ出た。Blake Townsend投手は2安打を許したが、失点はすべて先発のWill Kortekaas投手の自責点となった。
残塁も両チームともに6個。
キューバ代表チームはこの勝利で2勝1敗とし、コロンビアとともにAグループ2位の座を維持し、唯一3戦全勝の日本チームを追っている。
明日8月1日にキューバ代表は韓国チームと対戦する。これに勝てば決勝ラウンド進出が決まる。
きょうのほかの試合結果は次の通り。
中華台北9対8メキシコ、コロンビア9対4チェコ、ベネズエラ16対3ニュージーランド、日本15対4韓国、米国11対1パナマ
大会公式サイト 試合結果
http://www.wbsc.org/ja/tournaments/2016-u15-baseball-world-cup/schedule-and-results/box-score/1299/
MUNDIAL SUB-15 EN JAPÓN Cubanos doblegaron a australianos
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38901
2016年07月31日
キューバ、日本に完封負け U-15ワールドカップ2日目(いわき市)
福島県いわき市で開催中の第三回WBSC U15ベースボール・ワールドカップ大会二日目、キューバ代表チームは7月30日、開催国である日本チームと対戦し、0対4で完封負けした。
キューバは、日本の2投手、Masaki OyokawaとYuma Fugoに6安打、7三振と抑えられた。
打撃陣で一人気を吐いたのが一塁手のLoidel Chapelliで、三塁打を含む3安打を放った。
一方、日本チームは、キューバの3投手、Franny Cobos (負け投手), Osdany Rodríguez 、Liván Chavianoに対して、7安打で5点を奪った。
先発のFranny Cobos投手は7回まで投げ6安打3失点、リリーフのOsdany Rodríguez投手も1点を失った。
日本チームの5番打者、Shoki Koyama三塁手は、二塁打を含む2安打、2打点と当たりを見せ、キューバ投手陣に止めをさした。
この日のほかの試合結果は次の通り。パナマ6対4中華台北、メキシコ11対3ニュージーランド、チェコ10対0オーストラリア、コロンビア10対5韓国、米国4対2ベネズエラ。
前回大会覇者のキューバは明日三日目にオーストラリアと対戦する。Aグループから決勝ラウンドに進出する2チームの席をまだ確保できていない。
明日のほかの試合は、Aグループがチェコ対コロンビア、韓国対日本、Bグループがベネズエラ対ニュージーランド、メキシコ対中華台北、米国対パナマ。
大会公式サイト キューバ対日本試合結果
http://www.wbsc.org/ja/tournaments/2016-u15-baseball-world-cup/schedule-and-results/box-score/1294/
MUNDIAL SUB-15 EN JAPÓN Ceden cubanitos ante nipones
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38897
2016年07月30日
コロンビアに完封勝利 WBSC U-15ワールドカップ開幕戦(いわき市)
第三回WBSC U-15 ベースボール・ワールドカップ2016が7月29日、福島県いわき市で開幕した。
初日の試合で、キューバ代表チームはコロンビアと対戦し、5対1で勝利した。
先発のOsiel RODRÍGUEZ GARCÍAは7回を2安打無失点に抑え、9三振を奪い勝利投手となった。抑えのEdgar Alberto MARTÍNEZ PALMEROも好投した。
打撃陣は13安打を奪い、守備の失策もなかった。
現地のキューバ大使館からの報告によると、打撃陣ではMalcom Yaniel NUÑEZ VILLANUEVA (ハバナ)が5打数4安打、Rolando Jesús ESPINOSA ORTIZ(シエゴ・デ・アビラ)が4打数2安打、Víctor Mesa RÍOS(マタンサス)が5打数2安打と、目だった活躍をした。
キューバ代表は明日、主催国である日本代表と対戦する。
日本チームは本日、オーストラリアと対戦し、4安打に抑え、13対0と勝利している。
このほかの初日の結果は次の通り。韓国14対4チェコ、ベネズエラ11対1メキシコ、パナマ16対1ニュージーランド、米国18対3中華台北。
大会公式サイト(キューバ対コロンビア試合結果)
http://www.wbsc.org/ja/tournaments/2016-u15-baseball-world-cup/schedule-and-results/box-score/1286/
MUNDIAL SUB-15 Cuba debuta con blanqueada
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38891
各塁でのブロック禁止に 国内リーグ会議が決定
来季よりベース上のブロック禁止に
来月に開幕する新シーズンより、捕手または内野手がボールを手に持って走者にタッチする際に、本塁および内野の各塁をブロックすると、一律にペナルティを課せられる。
また、守備選手への衝突を意図して、手足を前面に出して塁に走りこんできた選手も、同様にペナルティ対象となる。これはダブルプレーの阻止を目的に、主に二塁ベース上でなされる行為である。
以上、昨日開催された技術会議において、Luis Daniel del Riscoが参加者に説明した。
この措置はクリーンなプレーを目的としており、力強いプレーを禁止する意図ではない。
コヒマル・コンベンション・センターで開かれたJosé Antonio Castillo国内リーグ・ディレクター主宰の技術会議では、さまざまなテーマの中で、国技を代表しているという観点から、各市町村の球場で試合をおこなうことが提唱された。
この意味で、各チームの監督たちは、労働者国民に試合を提供するという今回の決定を支持した。距離は重要ではないが、ただ大事なのは設備環境が整っていることである。大半の球場がリーグ試合をおこなうに必要とされる条件を備えていないことが知られている。
また、今季出場する選手たちの30.7%が、最近サンティアゴ・デ・クーバの優勝で幕を閉じたU-23リーグの参加選手だったことが発表された。
このことは、新シーズンに出場する512人のうち156人が初出場であることを意味する。
Jesús Barrosoリーグ・ディレクターによると、この初出場選手たちの守備別内訳は、捕手18人、内野手36人、外野手34人、投手68人である。
さらに、新監督として、サンティアゴのReutilio Hurtado, カマグエイのOrlando González、マジェベケのVannoy Aradoの3人がデビューする。彼らを含め、監督会議に参加したすべての監督が任命証を受け取った。
8月7日の開幕試合は、José Ramón Cepero球場でのシエゴ・デ・アビラ対サンクティ・スピリトゥスの試合であるが、ピナール・デル・リオでのピナール対マタンサス、マジャベケ対インドゥストリアレス、イスラ・デ・ラ・フベントゥでのイスラ対アルテミサも記念すべき試合になるだろう。
また、カマグエイでのカマグエイ対ラス・トゥナス、グランマでのグランマ対オルギン、グアンタナモでのグアンタナモ対サンティアゴも開催される。
リーグの優勝チームは来年1月に決まり、そのあとメキシコでのカリブ・シリーズ、そしてWBC大会へと続く。
No se podrán bloquear las almohadillas a partir de la próxima Serie Nacional
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/07/29/no-se-podran-bloquear-las-almohadillas-a-partir-de-la-proxima-
serie-nacional/#.V5ws5UuLTIU
2016年07月28日
対抗戦最終戦は米国が勝利 キューバ2勝3敗
キューバ代表と米国大学生選抜との対抗戦第五戦は7月27日、ピナール・デル・リオのCapitán San Luis球場でおこなわれ、米国の代打Kiston HiuraがLiván Moineloから本塁打を放ち、2対1で勝利した。対抗戦は米国の3勝2敗で終わった。
来年の対抗戦は米国でおこなわれる。2012年の第一回はキューバが3勝2敗、第二回はノースカロライナで開催され米国が5戦全勝、2014年の第三回はAlfonso Urquiola監督の作戦によってキューバが5戦全勝と取り返し、翌年2015年はキューバが敵地で2勝3敗と敗れた。
明日7月28日午前10時から、el Centro de Convenciones de Cojímar(コヒマル・コンベンション・センター)にて、el congresillo técnico de la LVI Serie Nacional(国内シリーズ技術会議)の開催が予定されている。
V TOPE CUBA-USA Norteños aventajan a anfitriones
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38882
エクトル・メンドーサは日本でどうしているか グランマ紙ロング・インタビュー
エクトル・メンドーサは日本でどうしているか?
才能あるキューバ人投手のひとり、エクトル・メンドーサが東京郊外にあるトレーニングセンター、よみうりランドでグランマ紙のインタビューに応えた。
キューバ野球界の将来有望な投手の一人、イスラ・デ・ラ・フベントゥのエクトル・メンドーサは、今季、日本リーグの読売ジャイアンツの一軍で自分の長所を示せるだろうと自信を持っている。
メンドーサは今年1月、日本の野球界でもっとも長い歴史を持つとされ日本の首都を本拠地とする読売と連続三期目の契約を締結した。しかし東京ドームにおける彼の成績は期待通りのものにはなっておらず、現在は二軍で試合とトレーニングをしている。
「僕は次の機会を待っているところだ。うまくやれると確信している」、とメンドーサは、東京郊外にある超近代的な総合スポーツ施設であるよみうりランドでのいつものトレーニング開始直前に、グランマ紙とのインタビューに応えた。「チームはいま二位につけている。今季の残り試合で僕は多くの貢献ができると思う」。
- 一軍ではどうでしたか
一軍にあがったとき僕はいい成績を残せなかった。コントロールが乱れて、望むところに配球できなかった。直球をとてもよく打たれた。一軍のレベルは違う。二軍のときのようにはアウトをとれない。ここでは相手のことをとても深く研究するし、投球フォームや表情や動きなどの分析機能をもった多くの技術がある。
- トレーニングはどうですか
機械を使って、管理されたトレーニングをおこなっている。また僕にとって新たな球種であるスプリットフィンガーを完全なものにしようと取り組んでいるところだ。これで三振を増やしたいと思っている。すでにいくつかの試合で使ってはいるが、まだ完全に自分のものにはなっていない。
- キューバと日本とではトレーニング方法に違いがありますよね。どんな適合をしなければなりませんでしたか
キューバでは日本の選手ほど投げ込みをしていない。彼らは反復練習のおかげでコントロールを習得している。箸を使って食事をすることが役立つと言われたので、僕はそれを覚えたよ。
- 両国の野球にはどのような違いがありますか
バッターは両国ともすぐれているしレベルが高いが、投手陣は日本のほうが進んでいると僕は思う。また各球場の質も多少影響している。日本の球場ではエラーが出にくい。しかし僕は、キューバ野球はいろんな問題を抱えているとはいえ、日本野球をそれほどうらやむ必要はないと思っている。僕たちには伝統とすぐれたレベルがあるし、最終的に大国であり続けると思う。
- ここ数年でどんな教訓を得ましたか
僕はひとりの投手として自立することを学んだ。ここに来てから僕は変化し、成熟した。ピッチングに関してより多くの自信と技術を得た。トレーニング面においてもとても努力してきた。いまの僕の目標は、結果を出すことと、ケガなどをせず体調を維持し、事情が許せば、来年のWBC大会にキューバ代表として出場することだ。またキューバリーグにも出場したい。
- 契約の形式について何か意見は
キューバ野球連盟はわれわれの代理人であり、立派な仕事をしてきている。しかし彼らはもっと厳しく要求できるはずだし、もっと専門的なプロであれるはずだ。ほかの若い選手たちの中には最良のコンディションの選手たちがいる。年数や経験で実現するだろうし、契約件数がすすむにつれても可能になるだろう。
- 日本のリーグでキューバ人選手がさらに受け入れられる余地はあると思いますか
誰かを軽視する意味ではなく、ここにはキューバ人選手より低いレベルの選手たちもいる。というのは外国人選手はより多くのことを要求されるんだ。ホセ・アドリス・ガルシアは一試合目にヒットが出なかったという理由で二軍に落とされた。外国人選手は自分の地位を維持するためにはほとんど完全にプレーしなければならない。とはいえキューバ人選手には多くのチャンスがあると思う。特に若い選手は。
- あなたはキューバ投手陣のなかでもっとも期待される選手の一人であり、すでに国内リーグと日本リーグでの経験もある。メジャーリーグでプレーすることが頭に浮かんだことはありますか
野球選手はみな大リーグでプレーしたいものだよ。キューバと大リーグが合法な契約を可能とする協定を結べるよう期待している。そうなればキューバ人選手は大リーグで自分の力を発揮し、また母国に戻ってくることができるようになる。
(本文完)
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以下は動画のインタビュー内容
- 現在の状態はどうですか。また今季の見通しは
いまはとても体調もよく、たくさんトレーニングをおこなっている。もう一度一軍に上がって、そこで今季の残り期間を過ごせるように準備しているところだ。チームはいま二位につけている。今季の残り試合で僕は多くの貢献ができると思うし、力になりたい。いまはただ、また一軍にあがって自分の能力を見せるチャンスを待っている。
- キューバであなたに期待しているファンに
僕が力を発揮するところをいつも待っていてほしい。今年は望んでいた状況にはまだなっていないけれども、いま順調に準備しているし、懸命になって努力している。いつか神様と人生はそのことを祝福してくれると思う。すぐに実現すると思うし、そのためにここで必死になって打ち込んでいるので、僕のことを応援し激励し続けてください。僕に対する支援に本当に心から感謝しています。
¿Cómo le va a Héctor Mendoza en Japón?
http://www.granma.cu/deportes/2016-07-27/como-le-va-a-hector-mendoza-en-japon-video
2016年07月27日
米国大学生選抜2勝2敗のタイに 対抗戦第四戦
キューバ代表と米国大学生選抜の対抗戦第四戦は7月26日、ピナール・デル・リオのCapitán San Luis球場でおこなわれ、0対0のまま迎えた7回裏に米国がTJ Friediの2点タイムリーなどで4点を奪い、4対1で勝利した。
キューバ先発のYaifredo Domínguezは好投し、米国の先発J.B. Bukauskasとの投手戦になったが、その後継投したLiván Moineloの調子が悪く、3点を奪われた。その後のMiguel Laheraも不調でさらに1点を献上した。
対抗戦は2勝2敗の五分となり、明日の同地での最終戦で決着をつける。
V TOPE CUBA-USA Norteños empatan serie
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38875
2016年07月26日
キューバ代表2勝目 米国との対抗戦第三戦
キューバ代表と米国大学生選抜の対抗戦第三戦が7月25日、ハバナのLatinoamericano球場でおこなわれ、キューバ代表が5対1で勝利し、2勝1敗と勝ち越した。
キューバは1点を追う6回に、代打のYasiel Santoyaがライト前ヒットで出塁し反撃を開始。この回William SaavedraとJefferson Delgadoによる連続2点タイムリーなどで合計5点を奪って逆転した。
キューバ先発のUlfrido Garcíaは6回を4安打1失点と好投し、このあと継投したLázaro BlancoとHéctor Ponceも無失点で抑え、米国打線を封じた。
V TOPE CUBA-USA Anfitriones toman ventaja
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=38869