2019年11月16日
キューバ医療団の第一陣224人がボリビアから帰国
ボリビアから帰国したキューバ医療団メンバーたち
Trabajadores、2019年11月16日、Francisco Rodríguez記者
ボリビアで活動していたキューバ医療団のメンバー200人以上がきょう土曜日(11月16日)、第一便でハバナに到着し、キューバ高官らに出迎えられた。
閣僚評議会副議長で共産党中央委員会委員のロベルト・モラレス・オヘダは、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相とともに、ホセ・マルティ国際空港第三ターミナルに午後7時少し過ぎに着陸した飛行機から降り立った224人の医療団メンバーと握手をかわした。この場には全国医療労働者連合総書記サンティアゴ・バディア医師も出席した。
歓迎の挨拶において、ホセ・アンヘル・ポルタル・ミランダ保健相は、「皆さんの仕事の真の結果は、ボリビア国民の尊敬と愛情であって、それを皆さんはプロフェッショナリズム、純粋さ、ヒューマニズムによって初日から獲得する術を知っていた」、と称えた。
保健相はまた、「キューバの医療専門家は、患者の命を特別な感性で判断するために訓練されており、活動している国の内政問題に干渉することはない」、と強調した。
それゆえに、保健相は「医療協力者に対する米国政府側の攻撃は不正であり受け入れ難い。およそ60年もの間、164か国で40万人以上の職業人が実施してきた利他的な仕事を米国は貶めようとしている」、と形容した。
達成された義務のすべてのエネルギーをこめて、この第一便の医療団グループは到着時に、祖国への帰還の喜びと、介護と愛情を注いできた慎ましいボリビア国民とのコミットメントを表現した。
グループを代表して、ニルサ・ガルシア女医は、ボリビア国民と連帯し続けることを宣言し、命を救った子どもたち、若者たち、母親たち、そのほかの人びととの象徴的な事例を回想した。
女医は、自分たちの離任によって、ボリビア国民が保護されなくなることへの心配と悲しみと、ここ数年過ごさなければならなかった困難な環境におけるキューバ当局の配慮に感謝を表明した。
またポルタル・ミランダ保健相は、キューバ医療援助隊はボリビア国内のさまざまな地点で、13年間滞在し、1万7千人を超える職業人が7300万件以上の診察をし、150万件の外科手術をおこなっており、オペレーション・ミラグロ(奇跡作戦)だけで、およそ58万人のボリビア国民の視力を回復あるいは改善した、と回想した。
この医療援助隊による協力は、2005年にエボ・モラレス大統領とキューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロによって調印された協定の産物であり、これには、援助隊の派遣のほか、キューバで医学を学ぶためのボリビア人若者へのおよそ5000件の奨学金提供が含まれた。
左から、ロベルト・モラレス・オヘダ副議長、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相、ホセ・アンヘル・ポルタル・ミランダ保健相
テレスールTV ボリビアから224人のキューバ医療団が帰国(2019年11月16日)
En primer arribo desde Bolivia resaltan labor de brigada médica cubana
http://www.trabajadores.cu/20191116/en-primer-arribo-desde-bolivia-resaltan-labor-de-brigada-medica-cubana/
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