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2021年02月23日

フランク・ルイス・メディーナ 外科手術成功し回復へ

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フランク・ルイス・メディーナ

JIT、2021年2月23日

ピナール・デル・リオの野球選手フランク・ルイス・メディーナは、鼠径ヘルニアによって生じた症状悪化のために受けた外科手術が成功し、回復に向かっている。

キューバ野球連盟の医師長フランシスコ・モンテシーノス博士は、サンクティ・スピリトゥスのカミーロ・シエンフエゴス病院でおこなわれたこの手術の担当医師たちがこの手術結果に満足を表明している、と発表した。

博士はまた、この卓越した投手は現在あらゆる条件が保証された術後経過の段階にあると説明し、医療チームのラセル・マルティネス医師が回復状況を常時観察している、と述べた。

キューバリーグ準決勝を戦う、ピナール・デル・リオとグランマの選手および首脳陣も同じく、この優れた救援投手の状況を見守っており、迅速な回復を願っている。


フランシスコ・モンテシーノス医師による発表(2021年2月23日)


準決勝第二試合 ピナール・デル・リオ対グランマ(2021年2月21日)

Se recupera el pelotero Frank Luis Medina
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=195846
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2021年02月22日

エディルセ・シルバ SNSでの規律違反行為によりプレーオフ出場停止処分

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JIT、2021年2月22日

キューバ野球コミッション(CNB)はきょう(2月22日)、サンティアゴ・デ・クーバの一塁手エディルセ・シルバが、同チームとラス・トゥナスが第60期キューバ野球リーグ準々決勝を再開する試合に出場できない、と発表した。

この詳細が記されているプレスリリースを本紙は以下に掲載する。

CNBの声明

キューバ野球コミッショナーは、サンティアゴ・デ・クーバの選手エディルセ・シルバ・ラ・オーが、同チームとラス・トゥナスとの準々決勝再開となる試合に出場停止の処分が下されたことを発表する。

この決定は、SNSを使用し、現実を歪めたほか、大会規則が明確にしているように、大会組織者と解決すべきだった意見を流布して犯した規律違反に対応したものである。

本件の調査を担当している委員会は、同選手が過ちを認め、自身の悪態を特定した数多くのファンからの意見を含む批判に対し積極的に反応したことを考慮した。

ポストシーズンの意義や、今回の同選手の行動に反対の意思表示を示したチームの全体的態度も検討された。国が国内スポーツに付与している優先事項に対しより確かに対応するために向けられたあらゆる評価を討議する意思を持っていることをわれわれは強調するが、しかし同様に、規律違反が決して放置されることはない、ということを繰り返しておく。

2021年2月22日、ハバナ

キューバ野球コミッション

Informan sobre sanción a pelotero Edilse Silva
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=195830
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キューバ 野球カリブカップへの参加意思表明 キュラソーで4月17日開催予定

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フランク・マダン

JIT、2021年2月22日

キューバはきょう(2月22日)、キュラソーの首都ウィレムスタットで4月17日から24日にかけて開催される、野球の第三回カリブカップに参加する意思を発表した。

キューバ野球連盟(FCB)のイヒニオ・ベレス会長は、同大会には開催国のほかに、プエルトリコ、ドミニカ共和国、米領バージン諸島、パナマ、ペルー、チリ、アルバの各チームが参加することを同大会組織委員会が確認した、と発表した。

ベレス会長はまた、ベネズエラとコロンビアにも招待状が送られていると語り、さらには、同大会は、まだ公式決定がなされていない五輪米州予選トーナメントに向けたキューバチームの準備の一環となる、と述べた。

本件について、キューバコミッショナーのエルネスト・レイノーソは、代表メンバーは、今季キューバリーグ終了時に編成される候補メンバーから選抜されると語り、それは、現在取り組んでいる海外リーグとの契約交渉プロセスから生じる可用性に対応したものとなる、と説明した。

「今回の目的は、日本でわが国を代表している選手たちに起きているような、準備の一環としての、海外リーグからわが国へ届く要請を有利なものにすることであり、かつ、それらの手続きに関係していない選手たちを集めたチームでキュラソーに渡航することである」、とコミッショナーは説明した。

これについてコミッショナーからは、複数の海外チームからの求めに応じて現在検討がなされている選手リストが提供された。

氏名(チーム)国名

César Prieto Echevarría (CFG) - MÉX
Roel Santos Martínez (GRA) - MÉX
Raico Santos Almeida (GRA) - MÉX
Yoenni Yera Montalvo (MTZ) - MÉX
Lisbán Correa Sánchez (IND) - MÉX
Pablo Guillén (VCL) - MÉX
Josimar Cousín la Rosa (MGG) - MÉX
Geiser Cepeda Lima (SSP) - MÉX

Erly Casanova Callaba (PRI) - FRA

Eddy A. García del Toro (IND) - ITA
Héctor M. Ponce Frenes (IND) - ITA
Wilfredo Y. Aroche Jiménez (IND) - ITA
Lázaro E. Blanco Matos (GRA) - ITA

Frederich Cepeda Cruz (SSP) - MEX
Guillermo Avilés Difurnó (GRA) - MÉX
Yoen Socarrás Suárez (SSP) - MÉX


キューバTV(2021年2月22日)

Béisbol cubano confirma interés en III Copa del Caribe
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=195828
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2021年02月19日

キューバ 核実験全面禁止条約機構に正式加盟 169番目の批准国に

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(左より)核実験全面禁止条約機構ラシーナ・セルボ事務総長、国連キューバ常駐代表ロイパ・サンチェス・ロレンソ、核実験全面禁止条約機構準備委員会Ivo Šrámek議長

Cubadebate、2021年2月19日

きょう2月18日、キューバは核実験全面禁止条約機構に、正式に、加盟した。

ウイーンで開かれたセレモニーにおいて、同組織の事務総長ラシーナ・セルボ博士は、同組織の準備委員会議長でチェコ共和国大使のIvo Šrámekとともに、キューバを公式に迎え入れ、大量破壊兵器の削減におけるキューバの援助を強調した。

セルボ事務総長は今回の決定を歴史的なものと表現し、キューバが署名国として185番目、批准国として169番目の正加盟国となったことを強調した。また、今回のキューバの批准が他国の加盟を後押しすることになることへの自身の希望を表明した。

在ウイーンの国連常駐代表ロイパ・サンチェス・ロレンソは、加盟受け入れに感謝し、核軍縮・あらゆる核実験の完全および効果的な禁止・大量殺戮兵器の全面除去に関するキューバの決意を強調した。また、1967年のトラテロルコ条約で批准された非核地域としてのラテンアメリカ・カリブ地域の重要性に言及した。

さる2月4日、キューバはニューヨークの国連本部において、核実験全面禁止条約の批准書を寄託した。

(Granma ACN の情報による)

Cuba integra oficialmente la Organización del Tratado de Prohibición Completa de los Ensayos Nucleares
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/02/19/cuba-integra-oficialmente-la-organizacion-del-tratado-de-prohibicion-completa-de-los-ensayos-nucleares/
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2021年02月18日

セサル・プリエト メキシカンリーグと契約

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セサル・プリエト(中央)、オルメカス・デ・タバスコと契約

Radio Habana Cuba、2021年2月18日、PL

オルメカス・デ・タバスコが、メキシカン野球リーグ(LMB)の2021年シーズンに向けて、キューバの至宝の一人、セサル・プリエトの契約を発表した。

キューバ野球リーグの首位打者プリエトはわがチームの外国人補強選手の一人である、と同チームは公式ツイッターアカウントに投稿し、そのラインナップにこの二塁手が加入することを知らせた。

21歳のプリエトは、キューバの最も有望な選手の一人とみなされており、今季は最多安打(128安打)と首位打者(打率.403)の部門を制し、シエンフエゴスとの自身最高のシーズンを迎えている。

国際的に活躍するキューバ選手プリエトは、二塁打21本、三塁打6本、本塁打6本、51打点、78得点、31四球を記録し、三振は318打数でわずか11個であった。

ただし、同選手の重要な達成は、連続試合安打の新記録を樹立したことである。サンティアゴのレイ・イサークが持っていた従来の記録(37試合)を破り、45試合連続安打を記録した。

1年前にも、メキシカンリーグはプリエトをメンバーにしていたが、2020年シーズンはコロナ禍のためにキャンセルとなった。

オルメカス・デ・タバスコは、5月21日、22日、23日に「2月27日百周年球場」において、ビジターのティグレス・デ・キンタナ・ルーとの三連戦で、今季を開始する。

1985年にガナドーレス・デ・タバスコという名称で創設された同チームは2019年、同リーグ南地区の8位に終わっており、これまでの最高成績は1993年の優勝である。

LMBの2021年シーズンは、アギラ・デ・ベラクルースとマリアチス・デ・グアダラハラという新たな2チームを加え、全594試合が行われる。開幕戦は2019年王者のアセレーロス・デ・モンクローバ対スルターネス・デ・モンテレイの試合となる。


スイング・コンプレート(2021年2月18日)

Talento del béisol cubano fichado en la Liga Mexicana
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/248182-talento-del-beisol-cubano-fichado-en-la-liga-mexicana
posted by vivacuba at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol

キューバ唯一の叫びは「祖国か死か」

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Radio Habana Cuba、2021年2月18日、PL

1960年3月5日、フランスの蒸気船ラ・クブレ号爆破事件の犠牲者の葬儀において、フィデル・カストロが発した「祖国か死か、われわれは勝つ」という叫びは、キューバ当局による数多くのメッセージのなかで繰り返し使われてきた。

キューバ革命の歴史的指導者フィデルの言葉はSNSのツイッターで拡散され、そこではさまざまなキューバの公的機関が、彼の思想、自由についての表現、あらゆる侵略と工作意図の拒絶の有効性を証明した。

「自分たちの祖国を攻撃する併合主義者たちの合唱ほど悲しいものはない。「祖国と命」は芸術でも作品でもない」、とキューバ国立劇場は、#CubaEsCultura(キューバは文化)と #MejorArteParaTodos(皆のための最高の芸術)というハッシュタグをつけて、同じくツイッターに投稿した。

「アルバの家」は「祖国のために歌え、祖国に敵対するのではなく」と促し、一方キューバ舞台芸術評議会は「祖国か死か、これで良し!」とキューバ国家唯一の叫びを投稿した。

一方、音楽録音編集会社(EGREM)も、ヨトゥエル・ロメロ、デスセメル・ブエノ、マイケル・カスティージョ(通称エル・オソルボ)、エリエーセル・マルケス(エル・ファンキー)、ヘンテ・デ・ソーナによる楽曲に対するSNSでの非難に加わった。

キューバ文化省、アルテックス芸術文学促進本部キューバ映画産業芸術協会(ICAIC)も、昨日SNSで公開された楽曲「祖国と命」を拒絶する声をあげた。

「米州の家」のアベル・プリエト議長によると、この楽曲はニュアンス無しの明らかな政治的メッセージを持ち、ルサンチマンによる侮辱的な最悪の反キューバプロパガンダを伴った、大量のスローガンとある種のバランスになっている。

キューバ人作家プリエト議長は、資本主義と新自由主義という日常的な大量虐殺のなか多くの人々が放置されているフロリダから祖国と命について語ることは不気味な冗談のようだ、と語っている。


フィデル・カストロ演説(1960年3月5日)


「祖国か死か」、初めて発せられたのはいつか


キューバTV キューバでは祖国がなぜ命か(2021年2月18日)

El grito de Cuba será siempre Patria o Muerte (+Video)
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/248133-el-grito-de-cuba-sera-siempre-patria-o-muerte-video
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2021年02月16日

キューバのワクチン候補ソベラナ02 メキシコでの臨床試験実施へ

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メキシコのシウダ・フアレスでワクチン接種を受ける保健従事者

Granma、2021年2月16日

新型コロナウイルス感染症のパンデミックとの戦いにおけるキューバのワクチン候補4種の一つ、ソベラナ02は、メキシコで臨床試験の対象となりうる。同国の発表による。

メキシコのマルセロ・エブラルド外相は、メキシコ保健省がこのワクチンの実施と開発を担当しているキューバの研究所と、メキシコ国内での第三段階の試験実施に向けて交渉をしている、と述べた。

キューバは1億回分のソベラナ02を生産する能力を作りだしているが、その発展はこのソベラナ02のみならず、その他の3種類の候補、ソベラナ01、アドバラ、マンビサにおいても示されている。

ロシア・トゥデイ(RT)のサイトが発表したところによると、メキシコは新型コロナウイルスに対する独自のワクチンを開発中である。

このメキシコ製ワクチンの実現に向けたプロジェクトは、メキシコ科学技術評議会(CONACYT)が民間企業との協力で進めている。

メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、このワクチンの試験名はパトリア(祖国)である、と発表した。


RT キューバは今年全国民にワクチン接種が可能(2021年1月20日)


テレスール キューバ大統領 ワクチン開発の前進を強調(2021年2月10日)

Prevén realizar de la vacuna cubana Soberana 02 en México (+Video)
http://www.granma.cu/mundo/2021-02-16/preven-realizar-ensayos-de-la-vacuna-cubana-soberana-02-en-mexico-video
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2021年02月14日

キューバ国境警備隊 1トンのマリファナを積んだ高速艇を捕獲 乗組員はバハマ人3人

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Cubadebate、2021年2月14日、PL

国境警備隊が、キューバ東部のグアンタナモ県マイシ市近くの海域で、バハマ人乗組員3人が乗った高速艇を捕獲した。この船はおよそ1トンのマリファナを運んでいた。

この国際的麻薬密売行動は、ウィンドワード海峡を通じて積み荷を通し、バハマに進み、米国の市場へ向かおうとしていた。

今回の船は、ここ数か月の間にキューバ海域で捕獲された麻薬を積んだ高速艇としては2番目のものであり、昨年5月から現在までにウィンドワード海峡でキューバ当局が阻止した大規模なマリファナ密輸行動としては4番目のものとなる。

キューバは、違法な麻薬取引のために自国の空域および海域を利用しようとする者に対し、非寛容の毅然たる政策を維持している。


キューバTV(2021年2月13日)

Capturan embarcación cargada de marihuana en el oriente cubano
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/02/14/capturan-embarcacion-cargada-de-marihuana-en-el-oriente-cubano/
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ハバナ コロナ禍での理解と助け合い

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ハバナの夜

Cubadebate、2021年2月14日、Carlos Gómez

ディアナと私はきょうの撮影のメディアをダウンロードし点検していて遅くなった。私たちはタクシーで夜8時55分に職場を出発した。運転手は不安そうで、23番通りまでの200メートルの直線で私たちは、夜9時を過ぎてしまう危険についてありとあらゆる可能性を覚悟した。

ちょうど23番・C通りを曲がるところで、予想通りのことが起きた。20歳から30歳くらいの警察官5人が、私たちを止めて、こんばんはと言ったので、私たちは彼らにほとんどしゃべらせずに、遅くに乗ったこと、23番・20番通りに着くまで数分あること、時限には違反しないことを話した。完全にあわててしまい、緊張していた。

申し訳ないが、と彼らは言い、実はあなたたちを止めたのは、もうこの先交通手段が何もなくなるので、1人の女性(70歳)をイエロ橋の先の彼女の自宅まで送り届けてもらいたいためだと説明した。もちろん私たちは了解したが、心配だったため、この先で止められたときのために、ナンバーを控えるよう頼んだ。彼らは素直にナンバーをメモし、全員笑顔で礼を言った。

まとめ:すべてが失われてはいない。ほかの人の見本になれば、多くの人の理解に寄与すればと願う。

Desde las redes: Apurados por el toque de queda, pero siempre hay tiempo para comprender y ayudar
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/02/14/desde-las-redes-apurados-por-el-toque-de-queda-pero-siempre-hay-tiempo-para-comprender-y-ayudar/
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2021年02月13日

ミスター・ホームラン ペドロ・ホセ・ロドリゲス死去

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ペドロ・ホセ・ロドリゲス

Juventud Rebelde、2021年2月13日、Benigno Dequinta、Norland Rosendo記者

彼がプレーするのを見なかった人びとも、その打撃の伝説は知っている。ペドロ・ホセ・ロドリゲスはボールを叩き、それが恐怖で立ちすくみフェンスの向こう側に消えてゆくのを見るために、生まれた。それはキューバでも、海外でも同じだった。「お通りなさい、ミスター・ホームラン」、と彼のことをボビー・サラマンカは名付けた。

彼は8歳のとき、第4回国民学校大会において10歳から13歳のカテゴリーのチームでデビューし、9歳のときにはすでに、本人より年長の選手たちのチームの3番打者だったが、のちにエリート大会で認められる強打者として抜きんでていた。

自身初のセリエ・ナシオナル(1973-74年)では、新人選手としての最多本塁打11本を記録した。この記録を同名の息子が第40期に15本塁打で破ったことは彼の誇りである。

チェイートが打席に向かうと球場全体がお祭り騒ぎになり、彼をはじめアントニオ・ムニョスやエクトル・オリベーラが属した「オレンジ・クラッシャー」の時代には、この3人を抑えることを達成した投手は、自分がキューバで最も幸せな男だと感じることができた、と語られている。

彼は常に、自身の情熱はボールが飛ぶのを見ることだと言っており、打率よりも本塁打を追い求め、2ストライクになってもスイングをコンパクトにはしなかった。

彼は5つの選手権連続で本塁打王だった。その1年目は、1976-77年のセリエ・ナシオナルでアスーカネロスのユニフォームを着て9本塁打を放ったときだった。1977年の選抜シリーズではラス・ビジャスで16本塁打を記録した。その翌年のセリエ・ナシオナルではシエンフエゴスで13本塁打を打ち活躍を続けた。ベストはまだそれからだった。1978年の選抜シリーズではシリーズ記録となる28本塁打を放ち、1978-79年のセリエ・ナシオナルでの19本塁打で連続本塁打王の記録を締めくくった。

彼は一度もセリエ・ナシオナルでは王者にならなかったが、少なからずの人が3Aレベルと考えていた選抜リーグでラス・ビジャスと栄冠に輝いている(1978年、83年、85年)。

ペドロ・ホセは、彼を野球のグラウンドから遠ざけた懲戒がもしなかったとしたら、500本塁打に近づいていたことだろう。特筆すべきことは、キューバでは誰も、リナーレスもキンデランでさえも、本塁打に対する三振の割合は彼より多い。チェイートの三振は本塁打の1.5倍である。

キューバリーグでの289本塁打のなかで、1978年にラティーノアメリカーノ球場でのピナール・デル・リオとのプレーオフで偉大な投手ロヘリオ・ガルシアから放った1本はいまだ語り継がれている。

チェイートはここキューバで本塁打の王様だったが、海外の大会でもその足跡を残した。とりわけ1978年のメデジンでの中米カリブ選手権では10試合で15本塁打を放ち、2試合連続で3本塁打を記録した。そのうちの1試合は、キューバ代表チームがプエルトリコに31対2で勝った有名な試合だった。

ペドロ・ホセは死んだ。「ミスターホームラン」の伝説は残る。


キューバTV(2021年2月13日)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス インタビューPART1(2014年)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス インタビューPART2(2014年)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス インタビュー(1999年)


キューバTV ペドロ・ホセ・ロドリゲス引退式(1992年)

El jonrón está de luto: ha muerto Cheíto
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2021-02-13/el-jonron-esta-de-luto-ha-muerto-cheito
posted by vivacuba at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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