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JIT、2021年5月17日

メディアその他の記事は最近、この手続きは終わったと報じたが、それは嘘である。

キューバ野球連盟はきょう（5月17日）、米国フロリダ州で5月31日から始まる五輪予選大会に出場するために必要な査証がまだ取得できていない、と発表した。

「現時点まで、野球の米州五輪予選に出場するキューバ代表団のメンバーは一人も査証の発行を受けていない」、とツイッターに投稿されたメッセージは断言している。

「手続きは進行中である。開催国として、米国政府はすべての国の出場に便宜を図る責任がある」、と同投稿は述べている。

キューバは、優勝チームに五輪出場権が与えられ、2位と3位チームにはその後中華台北で開かれる世界予選への切符が授与される大会に登録した8か国の一つである。

現在32人に減らされたその代表候補チームは、マタンサスのビクトリア・ヒロン球場で調整の最終段階を迎えている。


キューバTV（2021年5月17日）

Delegación cubana no tiene visas aún para Preolímpico de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=204429

セサル・プリエト

JIT、2021年5月16日

米国フロリダ州で5月31日から争われる米州五輪予選大会に向けた強化試合でのキューバのライバルとして、ドミニカ共和国とニカラグアが発表された。

キューバ野球コミッションのリカルド・エイスメンディ技術長は本紙に対して、これらの強化試合は同じ舞台で開かれる本番前の日程の一環として、それぞれ5月27日と29日に予定されている、と説明した。

「わが国が五輪予選で戦うグループとは無関係のチームとの練習試合である」、と述べたエイスメンディは、大会に向けた最終段階でこのレベルの試合を行うことは有益だと考えている。

エイスメンディは、この土曜日（5月15日）にはINDERのオスバルド・ベント・モンティジェル会長が視察したマタンサスのビクトリア・ヒロン球場でのトレーニングの成果を強調し、首脳陣は試合の戦術的状況を特に重視してきたと詳述した。

厳しいことが知られている課題に対応できる適性を持つ選手たちを備え、グラウンド上での全面的奉仕と喜びを合わせた哲学に基づいた、バランスのとれたチームを構成するためにあらゆる詳細が検討されている、とエイスメンディは語った。

キューバはグループBに属し、ベネズエラ（5月31日）、カナダ（6月1日）、コロンビア（6月2日）と対戦する。米国、ドミニカ共和国、ニカラグア、プエルトリコで構成するグループAの上位2チームも参加するスーパーラウンドへの進出を目指す。

今大会では優勝チームに五輪出場権が与えられ、2位と3位のチームは中華台北で開催される世界予選への出場が可能となる。

Cuba jugará dos veces antes de lid preolímpica de beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=204424

（左より）5月14日の新規感染者数、現在の感染者数、退院者数、5月14日の死者数

Radio Rebelde、2021年5月15日、MINSAP

昨日5月14日終了時、合計2万6324人が入院しており、感染疑いが3983人、監視中が1万5477人、感染中が6864人いる。

新型コロナウイルスについて2万3533件検査され、陽性者が1383人判明した。キューバ国内での累積では、検査数は97万83件、陽性判明者は12万3221人となった。

きょうの新規感染者合計（1383人）のうち：1204人が感染者の濃厚接触者であり、153人は海外の感染源、26人が感染源不明であった。

1383人のうち、性別では、女性が741人、男性が642人だった。

1383人の50.3％（696人）が無症状であり、これで累積の無症状者は6万719人となり、ここまでの全感染者の49.2％を占めている。

1383人の年齢別では、20歳未満が204人、20歳から39歳は489人、40歳から59歳は487人、60歳以上が203人だった。


（左より）5月14日の検査数と新規感染者数、累計の検査数と感染者数


（左より）累計の感染者数、現在の感染者数、累計の回復者数、累計の死者数


（左より）回復中、重体、危篤、死者累計、退院累計、避難

（以下略）


キューバTV（2021年5月15日）

COVID-19 en Cuba: mil 383 nuevos casos y once fallecidos (+Video)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/covid-19-en-cuba-mil-383-nuevos-casos-y-once-fallecidos-20210515/

フィデル・カストロ（中央）とその同志たち、モデーロ刑務所から釈放（1955年5月15日）

Radio Habana Cuba、2021年5月15日、PL

キューバ国民はきょう土曜日（5月15日）、キューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロ（1926-2016）とその闘争の同志たちの釈放について、その66周年を機に回想する。

このモデーロ刑務所での収監は、1953年にフィデルによって指揮されフルヘンシオ・バティスタ独裁（1952-1959）に対する叛乱闘争の起点となったサンティアゴ・デ・クーバのモンカダ兵営とバヤモのカルロス・マヌエル・デ・セスペデス兵営への襲撃に関する裁判に基づくものであった。

ピノス島国立男性刑務所いわゆるモデーロ刑務所の解放は、全国で力をつけ、このときまでになされたフィデルらの理想を支持する最大の動員となった活発な恩赦請願運動のおかげで可能となった。

同刑務所からの釈放時にフィデルは、ヌエバ・ヘローナのマルティ通りにあるホテル「イスラ・デ・ピノス」で記者会見に応じ、キューバ国民に闘争の継続を知らせる「宣言」をメディアに提供した。

「われわれの解放は祝い事や休息というわけではなく、闘争と義務にかかわることである。第一日目から停戦なしに戦うこと、専制政治や極貧のない祖国のための激しい任務であり、進むべき最高の道は何者にも変えられないものである。」

「キューバの国は、自身を虐待する者たちに対して強大にそびえ立ち、国民の意識に新たな信頼が生まれ、並々ならぬ目覚めが生じる。これを圧迫しようとすることは、前例のない大惨事を引き起こすことであり、忌まわしい結果がその犯罪人たちの頭上に降りかかることであろう」、とフィデルは指摘した。

それから2か月たたないうちにフィデル・カストロはメキシコに向かい、その後グランマ号による航海を準備し、キューバのオリエンテ地方に上陸、シエラ・マエストラでのゲリラ闘争を開始した。この闘争は1959年1月1日に叛乱軍の勝利で終わった。


キューバTV　ドキュメンタリー「フィデルの釈放」（2015年）

Cuba recuerda salida de Fidel Castro de presidio
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/257363-cuba-recuerda-salida-de-fidel-castro-de-presidio

ハバナでの公共交通用のバス合計84台が、日本政府による寄贈の一部としてキューバに到着する

Radio Reloj、2021年5月14日

駐日キューバ大使館のカティア・モンソン経済商業担当参事官と、JICS（日本国際協力システム）の職員桃井拓真氏が、日本政府によるキューバに対する無償資金協力の第3回と第4回に対応する供与の実施に立ち会った。

駐日キューバ大使館のフェイスブックページに投稿された情報によると、今回の供与はハバナ向けのバスであり、公共交通の改善を目的としている。

今回の寄贈に対応する84台のバスは現在コロンビアで製造中であり、キューバには今年の7月から9月の間に到着予定である。一方、これらのためのメンテナンス機器は今月26日に日本から発送され、キューバには7月18日に届く予定である。

今回の情報によると、第4回目の日本からの寄贈実施は、合意されたスケジュールに応じて進行している。



Japón dona ómnibus para el servicio público en La Habana
https://www.radioreloj.cu/noticias-radio-reloj/vision-pais-es/japon-dona-omnibus-para-el-servicio-publico-en-la-habana/?fbclid=IwAR36MuuzyWWfCuTUd97K9xBe_LlrgyIBTgLNw8bYdl4iKfigYoWEbHIeX0E

プント・デポルティボの収録風景。ジョエル・ガルシア（左）とアンヘリカ・アルセ・モンテーロ（右）

Cubadebate、2021年5月14日、Joel García, Angélica Arce Montero, Reno Massola

5月31日から米フロリダで開催される野球の米州五輪予選大会で、キューバはベネズエラ、カナダ、コロンビアと同じグループBに入っている。

アルマンド・フェレール監督率いる代表チームは、5月31日開幕当日でベネズエラチームとの初戦に挑む。すでにベネズエラチームはキューバ戦に向けて、元大リーガーの右腕、37歳のアニバル・サンチェスの先発を発表している。

東京五輪への出場権が与えられる同大会でのキューバチームの可能性について、ジャーナリストのアンヘリカ・アルセ・モンテーロとジョエル・ガルシアが、クーバデバテ編集部で語り合う。

また、この討論の開始にあたって、5月11日の水曜日に死去したキューバ野球連盟のイヒニオ・ベレス会長への追悼をささげる。

この討論では以下の点についても取り上げている：

・五輪予選に向けたキューバ代表候補チームの一次カットについて
・ビクトリア・ヒロン球場でのトレーニングはいかに進んでいるか
・五輪予選一次ラウンドでのライバルチームの今年の軌跡

以下のサイトで見ることができる:

Facebook

Youtube

プント・デポルティボの動画


プント・デポルティボ（2021年5月14日）

Punto Deportivo: ¿Qué opciones tiene Cuba en el Preolímpico de béisbol? (+ Video)
http://www.cubadebate.cu/especiales/2021/05/14/punto-deportivo-que-opciones-tiene-cuba-en-el-preolimpico-de-beisbol-video/

Cubadebate、2021年5月14日

今週木曜日5月13日終了時、キューバは新型コロナウイルスの新規感染者1277人と死者7人を報告した。これで2020年3月以来の感染者数累計は12万1838人となった。現在キューバ国内の感染者は6453人いる、と公衆保健省（Minsap)全国疫学局長フランシスコ・ドゥラン・ガルシア博士が恒例のテレビ会見で発表した。

「残念ながらまた、キューバ全土で非常に高い感染指標がある1日となり、地域ごとに特殊性はあるが、実際にすべての県が感染を示していると言える」とドゥラン博士は会見開始に語った。

キューバはきょう金曜日（5月14日）、入院患者25215人、感染疑い3946人、監視中14816人、感染者6453人（感染中、前日比219人増）という状況で朝を迎えた。

感染者6453人のうち、6310人が安定した回復を見せている一方、集中治療には143人の患者がおり、うち46人が危篤で、97人が重体である。

木曜日（5月13日）にはキューバの分子生物学研究所で2万3137件の検査検体が処理され、そのうち1277人（5.52％）が陽性と判明し、この数字は過去最多となった。

2020年3月以来、累計で394万6550件が処理され、12万1838人が陽性と判明している（陽性率3.09％）。

木曜日の新規感染者1277人のうち：

・1174人（91.9％）が感染者の濃厚接触者。パンデミック開始以来、累計の濃厚接触者数は11万5217人（94.5％）。

・1212人が国内感染。65人（5.1％）は海外が感染源（ロシア58件、スペイン3件、フランス2件、米国1件、中国1件）で、2020年3月以来の累計は6350人（診断合計の5.2％）。

・32人はまだ感染源の特定がなされていない。2020年3月以来のこの種の累計は271人（0.2％）。

・456人（35.7％）は診断時点で無症状だった。本日までの累計は6万23人（キューバでの感染者合計の49.3％）。

年齢別では：

・175人が20歳未満で、うち138人が小児（18歳未満）である。5月の最初の13日間で2002人の小児患者が診断され、1日平均154人という「非常に高い数字」に至った。現在の感染者の中には882人の小児がいる。

この木曜日（5月13日）、小児感染者のうち11人は1歳未満であり（1歳未満の感染者の2020年3月以来の累計は846人）、その全員が感染者の濃厚接触者であり、感染者1人平均6人の接触者。

直近の週には、72人の乳児が新型コロナウイルス感染者と診断され、そのうち36人が6か月未満である。

・418人が20歳から39歳

・456人が40歳から59歳

・228人が60歳以上

キューバでの累計は、死者785人（7人増）、避難者2人、自国帰還者54人、回復者11万4544人（94.01％）で、この木曜日の退院者数は1051人だった。

（以下略）


キューバTV　MINSAP会見（2021年5月14日）

Cuba reporta 1 277 nuevos casos de COVID-19, la cifra más alta hasta el momento, y siete fallecidos (+ Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/05/14/cuba-reporta-nuevos-1-277-casos-de-covid-19-la-cifra-mas-alta-hasta-el-momento-y-siete-fallecidos-video/

ニカラグアのマルビン・ベナルド監督

Radio Rebelde、2021年5月14日、PL

野球の五輪予選開幕前の5月29日に米フロリダでニカラグアとキューバの両チームが親善試合を行う、とニカラグアのマルビン・ベナルド監督が発表した。

東京五輪への出場権を争う予選大会で両チームが別々のグループに組み込まれている環境を活用しての計画となる。

ニカラグアは米国、ドミニカ共和国、プエルトリコとともにグループAに属し、一方五輪3度優勝のキューバはカナダ、コロンビア、ベネズエラとグループBに含まれている。

私自身はキューバと2試合戦いたいと思っているが、これはすべてキューバがどの程度必要とするかにかかっている、と木曜日（5月13日）にメディアに語ったベナルド監督は、米大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツで9シーズン外野手として活躍した経験を持つ。

ベナルド監督は、五輪予選には可能な限り最高の選手たちを連れていく考えを強調するとともに、投手陣をチームの主要な要とし、次いで守備を重視する考えを改めて表明した。メンバー構成については、投手12人、内野手5人、捕手2人、外野手7人とし、ユーティリティープレイヤーも含める意向を示した。

ベナルド監督は、米大リーグに属している選手たちの許可を待って、最終メンバーのリストを来週発表する意思を改めて示した。

世界野球ソフトボール連盟が組織する米州五輪予選大会は、5月31日から6月5日にかけて、米フロリダ州のウエストパームビーチとポートセントルーシー各市を舞台に行われる。


ニカラグアのマルビン・ベナルド監督インタビュー（2021年5月12日）

Manager de Nicaragua anunció tope amistoso de béisbol con Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/257249-manager-de-nicaragua-anuncio-tope-amistoso-de-beisbol-con-cuba

マヤベケでの交通事故で複数人が死傷

Granma、2021年5月13日、Susana Antón Rodriguez記者

キューバでは、2021年の1月から4月までで、1時間12分ごとに1件の事故、20時間ごとに死者1人、1時間36分ごとに1人の負傷者、が発生している計算になり、この数字は昨年と比較すると事故率の減少を示してはいるが、依然としてわれわれに道路利用者としての正しい行動と市民としての責任の行使を繰り返し要求する。

全国交通安全委員会のレイナルド・ベセーラ・アコスタ事務局長によると、2403件の事故が起き、1804人が負傷し、155人が死亡しており、これらの数字はここ3年間での減少傾向を反映しているが、直近の先月においては、新型コロナウイルス対策による制限には関係なく、一定の交通事故が確認される。

キューバ国内での事故の主な原因には、車両制御の不注意、交通規則の軽視、スピード違反、技術的欠陥がある。

事故のうち3%では、歩行者に責任があり、それらの事故で10人が死亡し、103人が負傷している。

バイクと電動バイクの関与は、事故のうち41,3％、死者の29,6％、負傷者の37.4％を占めており、これらは保護ヘルメットの不正確な使用が大きく関係している。

交通安全委員会やその他の組織によって実施された取り組み結果の一環として、交通安全法第109条の違反により22万6140件の罰金が科せられ、運転免許不所持者が8759人見つかり、5万9815件の技術点検が行われ、1万4129件の欠陥が発見された。


キューバTV（2021年5月12日）

Accidentalidad en Cuba: un fallecido cada 20 horas (+Video)
http://www.granma.cu/cuba/2021-05-13/accidentalidad-en-cuba-un-fallecido-cada-20-horas-13-05-2021-02-05-35

イヒニオ・ベレス会長

JIT、2021年5月12日

深い悲しみを持ってわれわれは、2008年以来キューバ野球連盟会長を務めていたイヒニオ・ベレス・カリオン会長がきょう（5月12日）ハバナで死去したことをお知らせしなければならない。

イヒニオ・ベレス会長は、戦士の血統に忠実に、新型コロナウイルスによる合併症と何日間も戦ったが、ルイス・ディアス・ソト博士病院の専門家たちの努力の甲斐なく、死に至った。

1946年7月27日にサンティアゴのソンゴ・ラ・マーヤで生まれたイヒニオは、週末にプレーしていた父親のおかげで野球を始め、そのとき以来人生の最後の瞬間まで、情熱を持って野球と共にあった。

イヒニオは華麗にプレーしながら、向上心の一環として、当時の体育高等学校（ESEF）でも等しい情熱を燃やし、そこでは傑出した成績の他の学生たちとともに、第三回目の卒業生となった。

その学習や、グラウンド上での豊かな経験と、課せられたミッションに常に応答する完璧さによって、国内シリーズ4度、選抜シリーズ3度、革命カップ2度の優勝監督に輝いた。

国際大会でも、パンアメリカン大会（1987年、2003年）、ワールドカップ（2001年、2003年、2005年）、アテネ五輪（2004年）の優勝チームを率いて、頂点を極めた。

五輪優勝の2年後には、第1回WBCで準優勝に輝き、これはわが国の野球の歴史におけるクライマックスの瞬間とみなされている。

2007年から2014年まではキューバ野球の全国本部を指揮し、キューバ野球連盟会長としてパンアメリカン連盟副会長を兼任し、国際関係の任務を担った。

「それらの任命を私が依頼したわけではない。全面的な献身でこれらを遂行したが、加えてわが家族の計り知れない支援、これ無しでは不可能であったろう」、と数か月前イヒニオは、キューバとフィデルへの忠実さを高く掲げた義務感を持って、語った。

このイヒニオの死は、全国コミッショナーのエルネスト・レイノソを同じ原因で失った数日後にわれわれに訪れた。賞賛を待つことなく常に目標に向かう用意ができている戦士のようにイヒニオが最大の熱意を払った仕事を請け負う努力をわれわれが強化しなければならない。

イヒニオの死は、その最愛の人や仕事の同僚にとって取り返しのつかない打撃であり、彼らにわれわれは心から哀悼の意を表する。


キューバTV（2021年5月12日）


キューバTV（2021年5月13日）

Falleció Higinio Vélez, titular de la Federación Cubana de Beisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=204397

タグ：Higinio Vélez Federación Cubana de Béisbol