2021年05月15日
日向に於ける石器時代の遺蹟と其の分布 その6
九州南部縄紋式土器の特徴 1
我が日向及び、是に隣れる肥、薩、隅等九州南部地方に於ける縄紋式土器の特徴は、關東、奥鋳n方に於いて見るが如き、明なる縄紋を有するものは比較的少なく、多くは箆或は指頭を以て抉りたるが如き、陰刻を以てあらはしたる文様を有する點にあり。
種々の不規則なる曲線を唐草風に配合せる意匠は、大體に於て關東、奥鋳n方に見るものに類似すれども、中には頗る原始的にして、雜駁なる線條を無意味に描出せるが如きもの亦少からず。
其の形態に於ても、亦關東、奥鋳n方に於けるが如く變化に富めるもの少なく、把手、注口の如きも未だ發達を見るに至らず、概して精巧の點に於て、關東、奥鋳n方のものに及ばざること頗る遠し。
我が日向及び、是に隣れる肥、薩、隅等九州南部地方に於ける縄紋式土器の特徴は、關東、奥鋳n方に於いて見るが如き、明なる縄紋を有するものは比較的少なく、多くは箆或は指頭を以て抉りたるが如き、陰刻を以てあらはしたる文様を有する點にあり。
種々の不規則なる曲線を唐草風に配合せる意匠は、大體に於て關東、奥鋳n方に見るものに類似すれども、中には頗る原始的にして、雜駁なる線條を無意味に描出せるが如きもの亦少からず。
其の形態に於ても、亦關東、奥鋳n方に於けるが如く變化に富めるもの少なく、把手、注口の如きも未だ發達を見るに至らず、概して精巧の點に於て、關東、奥鋳n方のものに及ばざること頗る遠し。
タグ:日向国史
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