2009年04月17日
男性更年期に・・・家庭でテストステロン補充
女性更年期は有名。イライラ・ほてり・急な発汗や、性器の不定愁訴(痛い・痒い・うずく・違和感など)や鬱病(うつびょう)類似症状。近年、男性更年期(PADAM/ADAM)の病態が明らかになっています。女性は閉経後急激に女性ホルモンなくなるので、更年期症状が出やすいですが、男性はゆっくりと男性ホルモン(テストステロン)低下するため、いつの間にか男性更年期になってる場合が多いです。テストステロンは病院でチェックしましょう。しかし、最近ではテストステロン値が正常でも起こりうる事が判明しており、そのような方もテストステロン補充療法で自覚症状が改善する事がわかってます。
エナルモン・デポー
病院で可能な治療は「エナルモン・デポー」。テストステロン注射剤です。昔から先天性の性腺機能不全(生まれつき金玉が萎縮して男性ホルモンが少ない、または分泌されない状況)に対して使用しておりました。2週から1ヶ月に1回注射で補充。
グローミン(テストステロン軟膏)
一方、病院では入手できないが、薬局で手に入るものは性機能学会でも話題のグローミン(テストステロン軟膏)があります。軟膏を陰嚢(ふぐり)に塗るだけです(陰嚢皮膚は金玉(精巣)に近く皮膚が薄く薬剤吸収効率が良いので、一般的な投与ルートとして選択されます。 取り扱い薬局は限られます。
グローミン:5g×2本入
テストステロン錠剤(プリズマホルモン)
錠剤(プリズマホルモン)も薬局で購入可能。軟膏同様、注射剤(エナルモンデポー)に比べ効果は弱く緩徐ではあるが、しっかりした薬効を持つ医薬品。ただし、男性ホルモンが性器だけでなく筋代謝・脂質代謝・頭髪などにも作用する事を考えると、性機能障害をメインと考えるならばグローミン軟膏(陰嚢または陰茎投与)のほうが理にかなっている。一方、更年期症状メインの場合は、より良い効果を期待できる。
プリズマホルモン錠 60錠(シートタイプ)
補充療法の注意
テストステロン補充療法は、前立腺癌患者さんや前立腺癌うたがい(PSA高値)患者さんはダメです。癌が育ちます。特に前立腺癌患者さんでホルモン療法中には男性更年期様症状でますが、それはテストステロン除去を目的とした治療ですので補充しないで下さい。50歳以上でPSA(前立腺癌の腫瘍マーカー)の検診したことのない方は、まず前立腺癌検診して前立腺癌の可能性を除外診断してください。50歳で3.0ng/ml以下、60歳で4.0/ng以下が大丈夫な目安です。病院や人間ドックが望ましいと思いますが、忙しい方は病院行かなくても自宅でがん検診が可能です。
2,760円からの自宅で簡単ガン検査キット!
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エナルモン・デポー
病院で可能な治療は「エナルモン・デポー」。テストステロン注射剤です。昔から先天性の性腺機能不全(生まれつき金玉が萎縮して男性ホルモンが少ない、または分泌されない状況)に対して使用しておりました。2週から1ヶ月に1回注射で補充。
グローミン(テストステロン軟膏)
一方、病院では入手できないが、薬局で手に入るものは性機能学会でも話題のグローミン(テストステロン軟膏)があります。軟膏を陰嚢(ふぐり)に塗るだけです(陰嚢皮膚は金玉(精巣)に近く皮膚が薄く薬剤吸収効率が良いので、一般的な投与ルートとして選択されます。 取り扱い薬局は限られます。
グローミン:5g×2本入
テストステロン錠剤(プリズマホルモン)
錠剤(プリズマホルモン)も薬局で購入可能。軟膏同様、注射剤(エナルモンデポー)に比べ効果は弱く緩徐ではあるが、しっかりした薬効を持つ医薬品。ただし、男性ホルモンが性器だけでなく筋代謝・脂質代謝・頭髪などにも作用する事を考えると、性機能障害をメインと考えるならばグローミン軟膏(陰嚢または陰茎投与)のほうが理にかなっている。一方、更年期症状メインの場合は、より良い効果を期待できる。
プリズマホルモン錠 60錠(シートタイプ)
補充療法の注意
テストステロン補充療法は、前立腺癌患者さんや前立腺癌うたがい(PSA高値)患者さんはダメです。癌が育ちます。特に前立腺癌患者さんでホルモン療法中には男性更年期様症状でますが、それはテストステロン除去を目的とした治療ですので補充しないで下さい。50歳以上でPSA(前立腺癌の腫瘍マーカー)の検診したことのない方は、まず前立腺癌検診して前立腺癌の可能性を除外診断してください。50歳で3.0ng/ml以下、60歳で4.0/ng以下が大丈夫な目安です。病院や人間ドックが望ましいと思いますが、忙しい方は病院行かなくても自宅でがん検診が可能です。
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