ミチクサ。

夏か近づきつつある。

長く雨が降っていて
雨音が
少し怖さを感じる
今年の梅雨

久しぶりに
天気になり
色々なものに風を入れる。

一番は
やはり着物。
私の宝物だから
梅雨の晴れ間には
着物に風を通す。

着物が高くなる前に購入したので
まとめて買ったけれど
案外安くついた
着物を見ると
やはり日本人だな
と感じる
着物だけじゃなく
鼈甲も私は好きで
集めています。

これから
鼈甲も値段が上がるだろう

そんなことを考えながら
色々なサイトで
ウィンドウショッピングをする
もちろんネットだけれど・・・


ようやく
自分以外に気持ちを向けることができるようになった
蓮池のメダカ
いつ買ったか忘れたけれども
長くある
多肉植物
いつもはいてる靴

些細なことですが
ようやく
小さなことが
気にかかるようになってきた。

ようやく
私も落ち着いたんだな。

最後に来た
アクセサリー
本鼈甲のピアスとリング

凄くきれいで
その割にはお値段も安く

値打ちもの
最後の買い物にふさわしい
鼈甲だった

ようやく。
次に動けそう。

少し
雨が続き、
季節が変わる
低気圧の加減もあったのだと思う。

少し色々なお世話を
細かくすることがで出来なかったのですが
何と、
今日私の植木を見ると
虫に食べられて・・・

見事に子株が食べられてしまっていました。

メダカのほうも
落ち葉を取り
様子をうかがう。

本当に
ちゃんと見ていないと
簡単に壊れてしまう
目を離すな
ということは
こういう事なんだな
と実感。

雨が続いていたせいで
部屋の中も
湿気が凄い

今日は
久しぶりの晴天。
クローゼット
着物に空気を入れる。
汚れものを洗う。

天気は気持ちがいい。

ようやく
そうやって
実感できる
ようやく
生活を見つめることが
出来るような
気を回す
事ができるようになったように思う。

ようやく修行を終えた
修行人のように
広い世界を
仰ぐ

少しほっとする。

太陽も星です。
いつか滅びます。

父は何となく
こういうことをよく言っていました。

確かに太陽も
いつか滅びるだろうけれど
何を思って
この言葉を言っていたのだろうか・・・

なかなか
嫁にいけない
三人姉妹の真ん中。

お前も
いつかは女として
滅びていくんだぞ。

そこまで
考えていないかもしれないけれど
寿命は誰にでもある

そういうことを
言いたかったのかもしれない

どんなに
輝いていても
滅びるのが
人生。

そういうところなのだろうか。

横になりながら
何度か
この言葉を言っていた。

何となく
不思議と嬉しそうに言うのだ。

父も
滅びてしまった
でも世界はちゃんと回っている

でも父の言った
いつか滅びる。

この言葉は
私の中で生き続けている。