釣りのまにまに

食材探し其の弐

つづき。

でもね、残念だったのは最初の２匹だけだよ。
その後はね、めずらしくコノシロの群れはじっとしていていね、順調良く釣れますやん。
ってことはだ、狙おうって言ってたハネがこの日はあんまり付いてなかったってことだよ。
どっちにしてもコノシロ狙いで正解だね。^^

二人仲良く順調に釣ってるとね、
師匠様が"ワシ１２匹でええからな。"って。
なんとも控えめですやん。
塩に３時間ほど漬けるんだけど、そのスペースを心配してるんだって。
えらいなぁ。
私は、"魚は釣れるときにつっとけ！遠慮はイラン！"って教えを守ってますよ。

師「あんた、まだ釣んの」って。
そんなの言われながら釣ってますけど。

コノシロの釣り方はこうですよ。
まず群れの反応が出るでしょ？
そしたらその群れの一番上で掛けるのがベスト。
だって底で掛けたら上までに大抵外れてしまうよ。
それにね、べったんべったんの中通しでやるもんだからしんどいのさ。
なので、群れの一番上までサビキを落とすでしょ。
イメージでは、コノシロちゃんの頭に錘を乗っける感じ？
ちょっと待って魚信がなければ竿１本分そぉっと糸を出しますよ。
フォールに弱いのがコノシロちゃん。
この動きでね、大抵はドドッって乗ってきますよ。
そう、上がらない、重たくって上がらないって、例のお楽しみ ^^;
これが楽しんだけど、これが大変なんだ。
重くってだ、「う・動かんよ！」って。
なので２－３匹になるまで外れてくれるのを待つっと。
えらそうに言ってるけど、全部はずれてビックリすることもあるんだよ。
あげれる重さになったらゆっくりあげましょ。

これの繰り返し。
もしこれであたら無くって魚探に反応があればすぐさま仕掛けを回収しましょ。
そしてやり直し。
これの繰り返し。
そしたらね、１時間くらいでね。
「おや？こんなに釣ったか？」って。
調子が良ければこんな感じ。

久しぶりのコノシロちゃん。
今夜のお刺身、数日後の酢漬け、じゅる楽しみだねぇ。

本日の集合写真でございます。

総数３６匹
短い時間だったけど、充分に堪能できましたよ。

この後二人で持って帰る分をそれぞれ船上で捌いたんだけど。
師"わしな、１０匹でえぇわ"って。
私「ひぃ～、がんばります！」

がんばったぜ、２６匹。
ウロコ落として、頭落として、腹出して、血合い洗って、もうウロコまみれだよ。
え？そんなにしたら手がパッキンパッキン？って？
いえいえ、コノシロの良質な脂でね、ニベアいらずだよ。^^

釣りのまにまに

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