日々のつぶやき

「越後屋・・・お主も悪よのう」

という越後屋さんには失礼な決まり文句があるが、

「文科省・・・お主も悪よのう」。


裏口入学という時代劇に出てきそうな

古典的な贈収賄で現役局長が逮捕されてしまった。

この男の少し先輩は

破廉恥罪に当たるようなことをしでかしていたが、

何の後輩も負けてはいなかった。



相手方のトップ二人は、早々に辞任したらしいけれど、

御用聞きではあるまいに、

裏口から入った学生はどうしているのだろう。

私なら恥ずかしくていられいので退学してしまうのだが。



先輩のビーチさんは、

先日広島での講演の後援を広島の教育委員会から断られた。

これがニュースになるのがおかしいのであって、

天下り問題を起こしてクビになり、

なおかつ破廉恥なことをしていた元公務員に、

講演をしてもらおうという神経が理解できない。

愛知県のある市はビーチ氏に講演してもらったため、

怒った市出身のお金持ちが住民票を移すことにしたので、

何十億円という住民税を失うことになったらしい。




文科省は利権のスーパーマーケットだ。

利権は大量にある。

ある文科省出身のジャーナリストは、

こんなのは省内ではごくごく普通の出来事で、

佐野容疑者は科学技術庁出身なので大学とのコネクションが少ないため、

「ヘタをコイタ」という程度のモノらしい。




ここで、一つ疑問を呈しておくと、

私は『贈収賄』と書いたが、

ニュースでは『受託収賄』となって

『贈った方』のことは現在のところ不問になっている。



何故「贈った大学側」の人は逮捕されないのか。


検察側の意図を感ずる。

あるいは、この逮捕はもっと大きな事件の端緒なのかな、

とも思っている。


であれば、元の文部省のグループの一部の人たちは

「マズイ」と思っているだろう。

そうすると彼らは族議員に泣きつくことになる。


我々はしばらくの間、

この事件関して、

国会議員の誰がどのような発言をし行動するか

注意深く見ておく必要がある。