アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.33 食堂車編その6
8:15pm 予約時間ちょうどに食堂車に。予想以上にガラガラで、相席者もなく一人のテーブルへ。へー。この時間だとこんなに空いているとは。
そういうわけでやっと写真が撮れました。前菜のサラダが来た所です。左側のバスケットにはドレッシングの個袋が入っていて、日本でもおなじみシーザー、こってり乳製品なランチ、イタリアン、サウザンアイランドなど数種類(たしか5種類位ありました)のドレッシングから選ぶことができます。食事に使われる皿や陶器風に作られていますがプラスチック製で使い捨て。アムトラックらしさが良く出ているデザインだけにちょっともったいない気がします。お水のグラスもプラスチックでした。最後にサーブされるコーヒーまたは紅茶のカップだけは本物の陶器でした。
8:20pm 女性が一人入ってきて、同じテーブルとなりました。とてもフレンドリーで感じのよい人。少しお話していると今度は髭のワイルドなオッサンが入って来ました。腕にはなんちゃって漢字のようなタトゥーが入っていますが角度的にあまり良く見えないのでそのままにしておきました。お互いに自己紹介しているとさらにもう一人登場。あ、この人ラップトップを持ってラウンジに入り浸ってた人だ。みんな結構社交的で、今回のテーブルは今までで一番話しが弾んで楽しかったです。
今回は時間が遅かったため、お目当ての本日のお魚「タラのヘルシーディナー」が売り切れてしまったため、アンヘルシーな禁断のステーキを試してみる事にしました。昨日同じテーブルについた人たちの絶賛ぶりに心動かされ、myタブーを破ったにもかかわらず、お味の方はそれほどでも無かったので少しがっかり。昔日本にいたときによく聞いた「アメリカのわらじみたいなビフテキ」とはこういうものか、という感想です。デザートはピーナッツバターアイスをお願いしたのですが、これも売り切れだとの事で無難なバニラアイスをウェイトレスが持ってきました。まぁ、バニラなら間違いのない味なので美味しくいただくことに。うん、おいしい。
結局写真は1枚しか撮れませんでしたが、楽しく食事をすることが出来ました。選択肢が少なくなりますが、ゆったり食事を楽しみたい人には遅めの時間帯がいいかもしれません。