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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.28 ドットセロを超えて編

車両の中は暖かいけれど、このシーズンのこのあたりはまさに氷の大地。凍結した滝をいくつも見かけました。ルートガイドによるとドットセロ(Dotsero)という、カリフォルニア・ゼファー号のルートであるシカゴ〜サンフランシスコの中間点を少し越えたあたりみたいです。この地域には4140年前に爆発したという活火山があるみたいです。と言うことは紀元前2130年位。エジプトなどの古代文明が絶好調のころでしょうか。その当時ここはどんな感じだったんでしょうね?



すぐ側を走るコロラド・リバー(Colorado River)は所々表面が凍っています。



あんなに混み合っていたビューラウンジですが、今は人はまばら。とっても穏やかな昼下がりです。



こんな大自然の中ワイルドに暮らしている人もいるんですね。実際に暮らすと大変でしょうが、慌ただしい都会の暮らしが長くなったので少し憧れます。



見づらいかもしれませんが、下の写真の左下の小さな水平ラインが道路です。比率から岩崖の大きさが判りますか?写真だとわかりにくいのですが実物はかなりの迫力でした。



本当にスケールが大きいです。感動。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.27 ランチアフターランチ編

ランチを終え、胃袋も満たしたところでまたビューラウンジへ。

この辺りからは時折交叉したりしつつ、このカリフォルニア・ゼファー号、基本はコロラド・リバー(Colorado River)沿いを走ります。冷たそうな川です。



この辺りは本当に牧場が多く、たくさんの馬や牛、それに時には羊も見かけました。ちなみにタイトルの「ランチアフターランチ」はなんとなく思いついたダジャレです。Ranch after Lunch=昼食の後の牧場という意味です。ごめんなさい(汗

野生動物は見つけにくいので気付いた時には通り過ぎてしまい、中々いいショットが撮れませんが、野生の鹿を一瞬見かけただけでエキサイティングな気分になります。



動物達が大集合。



馬さんがお食事中。



服を着せてもらっている馬さん。嬉しそうに走っています。これで寒さをしのげるから♪
かわええ。



並んで歩く牛さん。ビートルズのアルバムジャケットみたい。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.26 食堂車編その5

アムトラック、カリフォルニア・ゼファー号のランチメニュー。どれを頼んでも食後についてくるコーヒー・紅茶・ミルクのどれか一つを選べます。

Fresh Made Vegetarian Entree Salad
本日の新鮮な野菜サラダ(メインディッシュとして食べられる大きなサイズ。暖かいロールパン付きで。オプションでサイドのチキンテンダーフライが$3.00で追加できます。)・・・・・$6.00

Chipotle Black Bean & Corn Veggie Burger
チポレブラックビーンとコーンのベジ・バーガー(スパイシーなスモーキーチリフレーバーの、野菜で出来たパティ・レタス・トマト・レッドオニオンのバーガー。サイドにピクルスとポテトフライ付き。お好みでチェダーチーズを追加できます。)・・・・・$7.75

Angus Steak Burger
アンガスステーキバーガー(グリルしたアンガス牛パティ・レタス・トマト・レッドオニオンのバーガー。サイドにピクルスとポテトフライ付き。お好みでチェダーチーズを追加できます。スモークベーコン2枚$2.00で追加できます。) ・・・・・$7.75

Today's Fresh Made Sandwich
本日の出来たてサンドイッチ(軽くスモークしたターキー(七面鳥)・チェダーチーズ・レタス・トマト・レッドオニオンに全粒粉の丸型パン。サイドにピクルスとポテトフライ付き。)・・・・・$8.00

Chef's Luncheon Special
本日のランチスペシャル(ウェイトスタッフにお尋ね下さい。ミックスライスとスモールグリーンサラダと暖かいロールパン付き。)・・・・・$9.00

ふーん、基本的にサラダとスペシャル以外は同系統なのね〜。どれもだいたい想像つくけどあんまり魅力を感じない・・・けど、隣のテーブルの人たちが食べているスープ?シチュー?のようなものが気になるな・・・。あれがきっと「本日のランチスペシャル」に違いないので、ウェイトレスに聞いてみた所、ターキーとポテトのチャウダーだとの事。即答でそれに決定。同席のボヘミアン女史はサラダ。ヘルシー志向ですね。それに向かいのナイスミドル夫婦はふたりともアンガスバーガー。やはり牛肉です。

2:00pm 営業終了が近いからかランチタイムだからなのかサラダとメインがほぼ同時に到着。アメリカだと珍しいのですが(一般的にはメインはサラダが終わった時に出るというイメージ)、私は実は同時に来た方がいわゆる三角食べが出来るのでありがたいのです。

このターキーとポテトのチャウダーはとても美味しかったです。写真を撮ってなくて残念ですが(毎回ですが相席なので食事を写真に取る勇気が無かったのです)、ボストンクラムチャウダーのような白いシチュー状のスープに角切りのじゃが芋とターキーが入っています。丸い大きめのボウルに入ってサーブされました。

楽しいテーブルで、美味しいランチ。時間はあっという間に過ぎました。でも、デザートは別腹♪

基本的にデザートの種類は変更が無いため、昨夜のあれも最高に美味しかったけれど、今回は違う味覚を試したくてチーズケーキとコーヒーでフィニッシュすることに。チーズケーキといえばニューヨークなので、戻ってからでいくらでも食べられるんですが、やはり味を知っておきたかったのです。試した所、お味の方は無難な美味しさでした。私のジャッジでは圧倒的に昨晩のあれの方が良かったですが、今回の旅でカリフォルニア・ゼファー号でデザートを食べるチャンスは搭乗初日の夜・中日の昼と夜・到着日の昼の計4回あるので、その中で一回はこのチーズケーキを食べるのも悪くないと思いました。

ゴキゲンでランチは終了し、一旦ルーメットへ退却です。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.25 食堂車編その4

右も左も豪華なコロラドの大自然。初めての長距離鉄道旅行だけれどアムトラックでの旅はとても素敵だと思いました。各サービス担当も素晴らしい。日本のようなきめ細やかで一挙一動までマニュアル化された丁寧なサービスでは無いけれど、皆さんとても感じよいあたたかさがあり、「ウェルカム」な心がこもっています。今は亡き某米系航空会社とは違い、ミールをぶっきらぼうに投げつけられたりしません(笑

1:30pm ミールといえば食堂車。そろそろお腹も空いてきたので、ランチの事も考えようと思い、ラストオーダーの時間を聞きにいきました。



すると、オーバーキャパシティのため、予定より早く終了すると言われました。今名前を残して予約すればテーブルが空き次第呼んでくれるそう。即、予約してビューラウンジにいる旨伝えます。

1:40pm 予想より早く名前が呼び出される。私の名前をわかりやすく発音してくれてありがとう。

テーブルにつくと、人の良さそうな中年夫婦とボヘミアンチックな中年女性が既に席に。

頬がピンク色で目元には笑い皺の刻まれた素敵なこの夫婦はこのホリデーシーズンにコロラド州内の息子夫婦を訪れた帰りで、同じくコロラド州内の田舎に牧場を持っているとの事。ああ、まさにイメージ通り。そんな田舎の素朴さがにじみ出てます。

金髪のショートカットに黒系のニットのショールを身にまとったアンニュイなボヘミアン女史はニューヨークに行った帰りで、カリフォルニア迄戻るそうな。やはりボヘミアンな彼女はすし詰めの飛行機でひとっ飛びよりもゆったりと鉄道で帰るのがお好きなのだそうです。

テーブルでのトークは無難な天気の話から始まりましたが、コロラドの冬は今年はそれほどでもないけれど去年はそれはそれは寒くって大変だったとか(私からすると今年も相当のように思えますが)、NYはそれは先週だったとか(地下鉄が休止したり本当に大変だったのです)、意外な盛り上がりですっかり打ち解けました。

ボヘミアン女史は途中てイーグルを見たと話してくれる。ウワー、私なんて野生の鹿を見ただけで初めてエンパイアステイトビル(Empire State Building)を生で見た時のように大興奮だったのに羨ましすぎる。女史は他にも数匹のカラスが空を旋回していたのが「とてもセクシーだった」とコメントされました。カラス達は、厳しい大自然の下で生存競争の決着を待つ動物を探していたのでしょうか。この表現、とても彼女の雰囲気に合っていて印象に残っています。日本だとカラスといえば公園でゴミ漁りしているイメージがあるかもしれませんが彼女の表現はカラスをあたかも何か違う動物のように思わせてくれます。

そうだ、メニュー決めなきゃ。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.24 コロラドロッキー編その4

グランビー駅(Granby)を出て、次の停車駅グレンウッドスプリングス駅(Glenwood Springs)までは3時間半程度あるので、遅延が広がらなければ4時頃に到着の予定。食堂車のランチタイムはラストオーダーの頃に滑りこんでも4時までには食事を終えられるはずなので、それまでビューラウンジで景色を眺めて過ごす事に。

牛さんが並んで(?)います。小さな牧場みたいですが、雪と寒さの中ご苦労様です。


川も流れています。夏場はこういう所でカヌーとか釣りとかしている人がいるのかな〜。いいですね♪


またもや牧場。ニューヨークでの生活では牧場には縁が無く、見かける動物の種類も限られていたので、動物を見かけるとついついカメラを向けてしまいます。


しばらくするとまた人間の生活の気配はなくなり、岩山が目立ち始めます。

右手をご覧下さい。巨大な岩です。


左手をご覧下さい。巨大な岩です。


おそらくこのあたりがゴア・キャニオン(Gore Canyon)と言われる峡谷ですが、アムトラックのルートガイドによると、この地域は両端が川で分断されていて、おまけに人や車が通れる「道」が無いため、このカリフォルニア・ゼファー号でなければあとはカヤック位でしか立ち入ることは出来ないという、まさに秘境の地なのだそうです。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.23 コロラドロッキー編その3

お昼時なので、ビューラウンジはさっきまでの混雑から一転してゆったりと、座席にも余裕があります。右を向いても左を向いてもまさに壮大なコロラドの大自然。来て良かったー!



アムトラックを利用して良かったと思うことの1つは、この絶景を広々とした暖かい車内で楽しめる事です。しかも自由に動き回れるので退屈もしないのです。車内の気温については、上半身は半袖Tシャツ1枚のアメリカ人もいたくらいで充分暖かかったです。私はそこまで暑がりではないのでTシャツってわけにはいきませんでしたが、それでも車内では長袖のカットソーに半袖を重ね着したくらいで大丈夫でした。(ただし、場所によってはそれでは寒い場合もあるのでストールやカーディガン等羽織るものがあるといいと思います) この旅行の前に色々なアムトラックについてのウェブサイトを見てみましたが、夏場については、逆にクーラーが効きすぎて寒いみたいですね。これはアムトラックだけでなく、アメリカの建物や乗り物全般について言えると思います。アメリカ人がクーラーがキンキンに効いているのが好きなのか、日本人がクーラーに弱いのか、どちらなのでしょう?いずれにせよもし夏場にアムトラックに乗ってみようと計画している方がいれば寒さ対策はきっとした方がいいですよー。



長ーーーい貨物(?)列車。 この写真↓で言うと、この幅の少なくとも3倍以上の長さです。カリフォルニア・ゼファー号のルートではこういうのと3回位すれ違いました。


雪山の中腹の針葉樹の間にポツンと家が。


日本のクリスマスケーキみたい。イメージとしては今時の凝ったのじゃなくてスタンダードなホイップクリームのかかったバージョンです。

それにしても、こんなところに別荘があったらいいなぁ。

12:20pm フレイザー駅を出てちょうど30分でグランビー駅(Granby)に到着。ここは標高7,936フィート(=2,419m)なので、モファット・トンネル(Moffat Tunnel)のあたりからすでに300m近く高度が下がっています。



ここグランビーはロッキーマウンテン国立公園(Rocky Mountain National Park)のゲートウェイステーションなのだそうですがさすがにシーズンオフのためか、すぐにあっさりと出発しました。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.22 フレイザー・ウィンターパーク編

天気はデンバーの曇り空が嘘のようにすっかり快晴に。雪はどんどん深くなり、線路脇に積み上がっています。

次の停車駅フレイザー・ウィンターパーク(Fraser-Winter Park)は、スノー・リゾート地のウィンターパークスキーリゾートの側に建てられたゲートウェイステーションです。アムトラックのルートガイドにはicebox of Americaと書いてあり、冬の気温は華氏-50°(=摂氏-46°C)の寒さにまで下がるそうです。クロスカントリーが出来る場所が沢山あるそうですが、スノースポーツだけでなく、バナナで釘を打ったりいろんな実験も捗りそうです。



ロッジのようなものが見えます。そろそろ到着しそう。



11:50am フレイザー・ウィンターパーク(Fraser-Winter Park)駅に到着です。もともと10:07am到着の予定だったので、デンバー出発時は45分の遅延だったのがこの時点で1時間と43分にまで広がりました。私はこのままサンフランシスコ(San Francisco)まで乗り換えなしなのでどれだけ遅れようと平気だったのですが、Amtrakは結構アッサリと遅れるみたいなので、乗り換えなど予定している人はスケジュールに余裕を持たせたほうが良いですよ。

広がった遅延を少しでも取り戻すべく、ここでの停車時間も大幅に短縮されましたが、それでも数分あるとサービススタッフが教えてくれたので早速外に出て見ました。リゾート地だけにここでの乗降客はそこそこ多かったです。感想は、寒い!そして眩しい!でした。ちょうどこの駅についた頃はピーカンで、太陽も一番高い所にいる時間帯だったので上からの日差しが一面の雪に反射して、とにかく眩しく、目を開けてられない位でした。普段は夏でもサングラスはしないのですが、ここでは無いと目が痛くなります。



というわけで日陰に退散。他の車両からも外の空気を吸いに出てくる乗客がいます。



写真を数枚撮って列車にトンボ返り。

12:00pm 列車は動き出し、私はまたもやビューラウンジへ。本日数回目のトライですが、戻ってみると席が空いている。しかも選べる。やったー♪



ぐふふ、作戦通り。このままランチのピークが終わるまでここにいようっと。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.21 コロラドロッキー編その2

ガラガラに空いていたラウンジカーにも人がちらほら入ってきた。それぞれにゆったりと読書をしたり、外を眺めたり。近くにいる若い女の子二人組みは窓の外を見て写真を取り始める。「今まで写真を撮るっていうと、自分とか友達を撮り合うって感じだったけど、これマジ綺麗だし!」なんて盛り上がっていて微笑ましかった。



そろそろ食堂車のランチタイムの営業が始まるので、空きが出るのを期待して2階のビューラウンジの様子を見に行ってみる。やはりまだ満席。目の前にこんな光景が広がっているだけに席を立つ人はなかなかいない。



席は空いていなくても階段や車両中央の通路で写真撮影に勤しむ。いわゆる立ち見です。



のどかな雪原にポツンと佇む鮮やかな黄色の小屋。



寝台車の2階廊下はこんな感じです。突き当りの角を曲がった所にコーヒーと紅茶のサーバーがあり、セルフサービスで、寝台客なら飲み放題です。



ダイヤは遅延中ですが、もう少しすれば次の駅、フレイザー・ウィンターパーク (Fraser-Winter Park)。まさに雪国〜。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.20 コロラドロッキー編その1

どんどん斜面を上がっていくカリフォルニア・ゼファー号。窓のそとに広がる壮大なパノラマビュー。(写真だと迫力があまり無く残念です)

この壮大な大パノラマを前に、ラウンジの売店の店員さんも写真をパシャリ。その気持ち、よくわかります。



そうかと思えば山側は遥か頭上まで岩山がせり出しています。



ようやくこの辺りの頂上エリアまで近づいて来ました。遥か彼方まで見渡せます。昔遊んだドラクエみたいw 暖かい列車に揺られてぬくぬくとここまで来てもこの景色には感動しますが、モンスターと闘いながら徒歩でこんなところまで来たら感動もひとしおに違いないわー、なんてね。でも、キメラはいなくてもごうけつぐま位なら本当にいそうだし、くさったしたい(!)に遭遇しないとも限らないのでやっぱり鉄道がいいわ。ロッキー「山脈」だけあって、ここからはこのくらいの高度でしばらく走り続けるみたいです。かなり高い所にいるみたいですが、ロッキー山脈には標高14,000フィート(=4,267m)を超える山がなんと53個もあるので、この地点でも見上げる山はたくさんあるのですね。



洞窟も、じゃなかった、トンネルも抜けるよー。


トンネルといえば、このあたりではいくつかのトンネルを抜けましたがそのうちの一つ、モファット・トンネル(Moffat Tunnel)という6.2マイル(=9.98km)もの長いトンネルは、この山脈の分水嶺にあたる所にあり、デンバー・リオグランデ(Denver Rio Grande)という鉄道会社はこの長大なトンネルを作る事によってデンバー〜ソルトレイクシティ(Salt Lake City)間の移動時間を大きく短縮させることに成功、そして大陸横断鉄道のこの地域の2社独占体制を打ち破ったという、別の意味での分水嶺でもあるトンネルだそうです。この地点で標高9,239フィート(=2,816m)だそう。ちなみに同じ位の標高にあるのはネパールのルクラ空港(標高2,800m)やエクアドルの首都キト(標高2,800m)。日本だと富士山の7合目が標高2700m位だそう。



山の天気は変わりやすいと言うけれど、トンネルを抜けるたびに空の雲が減っていくのは嬉しい。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.19 Big 10 Curve編

8:50am カリフォルニア・ゼファー号がデンバーを出発する直前にルーメットに戻ったけれど、ここからはアムトラックで1・2を争う景勝ルートと呼ばれるこの路線でも最大の見所が始まるらしいので、コートと荷物を置くや否やいそいそとビュー・ラウンジへ移動。定刻で列車はゆっくりと走り出しデンバーを出発。

8:55am なんと、ビュー・ラウンジは早くも満席。しかも立ち見がちらほら。やはりアムトラック鉄道自慢の景勝ルートだけに、皆景色を楽しみにしてるんですね。

9:00am いったん2階席は諦め、1階のラウンジの様子を見に行くと、うってかわってここには人がほとんどいません。この1階ラウンジには4人がけのテーブルが並んでいますが、一人で1テーブル余裕で使えるので結構穴場かもしれません。ここが気に入ったので早速席に座り、カメラを片手に景色を楽しむことにします。



しばらくすると、列車は大きく蛇行しながら山の斜面を登って行きます。ここは"ビッグ・テン・カーブ (Big-Ten Curve)"という名所だそうです。カーブは何回か通過したのにどうして複数形の"Curves"ではなく単数形の"Curve"なのか気になって調べたところ Big Ten CurveのTenはカーブの「数」ではなく、「角度」だそうで、「大きく急な10°のヘアピンカーブ」ということらしいです。



ロッキー山脈だけあって、かなりの高度まで上がって行きます。その途中にはとてつもなく大きな平原が広がっていますが、その中にポツンと家や牧場があったりします。(下の写真の中央より少し左下の黒っぽい帯状の部分は牧場?馬小屋?なんですよ)



その部分を拡大すると↓


スケールがおわかりいただけましたでしょうか?



スピードを落としながらもずんずん登っていくカリフォルニア・ゼファー号。青空も見えてきました。

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