2020年04月12日
投資信託の魅力
投資信託とは、投資家から小口で資金を集め、その資金で運用会社が株式、債券、不動産など、様々な金融商品を運用し、その運用益を出資者の出資口数に応じて分配する金融商品のことです
今日は、この投資信託についての魅力である以下の3点について説明しようと思います
1.小額からの投資が可能
2.投資のプロが運用するので初心者も安心
3.投資しにくい地域にも投資できる
小額からの投資が可能
冒頭で「投資信託は投資家から小口で資金を集めて運用する」と言いました。
では、実際にどれくらいの額から投資信託を始めることが出来るのでしょうか
私が使用しているSBI証券の場合、なんと100円から1円単位で購入出来ます
(楽天証券でも100円から購入ができ、ネット証券の場合、ほぼ同程度の水準で買い付けができます)
これなら、最低購入額が数万〜数十万程度する、株式の個別銘柄取引と比べて、最初から大金を投資につぎ込むのが怖い方、そもそも、それほど投資に回す余裕が現時点ではない方など、初めて投資をされる方でも手を出すことが出来るのではないかと思います
また最近では、楽天証券が楽天ポイントで投資信託を買えるようになったり、SBI証券でもTポイントで投資信託を買えるようになったりと、投資信託へのハードルはどんどん下がっている現状であり、なおのこと参入がしやすいのではないかと考えます
投資のプロが運用するので初心者も安心
投資信託において、投資家がすることは「資金を供出すること」「供出先を選ぶこと」の2つだけで、具体的な投資先の個別銘柄選定は運用会社のファンドマネージャーと呼ばれる投資家のプロが行ってくれます
(ちなみに投資家が資金を供出する供出先をファンドと呼びます。)
従って、個別銘柄の選別スキルがない投資初心者にとって、非常に便利な金融商品です
ちなみに、『ファンド選びはどうしたらいいの』と思われる方もいらっしゃるでしょう。
後日、ファンドの選び方の説明もしますが、個別銘柄の選定をするより圧倒的にラクです
なぜなら、株式の個別銘柄投資は、投資するタイミング毎に各企業の事業内容や財務状況など様々な因子で分析して、適切な銘柄を選定していく必要がありますが、投資信託は株式、債券、不動産などの資産種別、日本国内、先進国(アメリカ、ヨーロッパ、など)、新興国(中国、インド、など)などの地域種別で分けられたセクターを選んでしまえば、ほぼ、どのタイミングであっても投資すべきファンドというのは数種類に決まってしまうからです。
(ただし、過去のファンドレベルを上回るような新しいファンドが登場することも度々あるので、より上を目指される方は最新情報確認の上、乗換を検討されてもいいかもしれません)
投資しにくい地域にも投資できる
日本国内の銘柄であれば、個別銘柄の購入ということも可能ですが、外国資産の場合は、なかなか個人で購入することが難しい場合が多いですし、仮に購入できたとしても、外国資産の個別銘柄分析をすることは非常に難しいです
その点、投資信託では、先進国、新興国の括りやアメリカ、ヨーロッパ、中国などの指定国の括りで株式、債券、不動産などの複数の個別銘柄をまとめて運用しているようなファンドがたくさんあります
このようなファンドを選んで投資することで、自分個人では個別銘柄投資することが難しいような地域にも投資をすることが出来ます
これにより、日本国内の資産しか持たない場合と比べ、安定的な投資を行うことが出来ます
(例えば、日本に大地震が起きて日本経済が滅茶苦茶になったとしても、海外資産をある程度持っていれば、全資産における損失の割合が緩和されます)
まとめ
以上のような利点をご覧になってお分かりになられたかもしれませんが、投資信託は投資初心者にとって有益な点が多く、最も取り掛かりやすい金融商品と考えられます。
将来的には株式の個別銘柄取引や短期売買のFXに手を出してみるのも良いと思いますが、まず初めに投資とは何か、というステップアップの段階として、初心者の場合は、投資信託の長期積立から始めてみることをお勧めします
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