去年と一昨年はコロナ禍で中止になったので、3年ぶりの開催でした。川越市も今年で市制100周年の節目ですし、無事終わって良かったです。
川越市の山車
人形は猩猩(しょうじょう)、四ツ車
埼玉県を代表する百貨店「丸広百貨店」(発祥の地は飯能、本店は川越)が製作し、その後川越市に寄贈した山車です。
猩猩は人間のような姿をした中国の架空の生き物だそうです。私は日本の「疫病封じの妖怪」であるアマビエを何だか思い出してしまいました(^_^;)。
連雀町(れんじゃくちょう)の山車
人形は太田道灌、四ツ車
他の町内のより一回り大きな山車です。
昼間と夜の両方撮りました。夜のは沢山の提灯が並んできらびやかですね。
丸い提灯には一個一個に電球が入っていて、山車の中にバッテリーだか発電機だかが入っています。
大手町の山車
人形は天鈿女命(あまのうずめのみこと)、三ツ車
数少ない三ツ車(三輪車)の山車(他は元町二丁目、六軒町)で、夜の提灯は「大手町」ではなく、昔の町名である「江戸町」になっています。
天鈿女命は天岩戸に隠れた天照大神を外に誘い出すために舞を踊った女神です。
西小仙波町の山車
人形は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、四ツ車
天照大神の兄弟の素戔嗚尊が西小仙波の人形です。
喜多町の山車
人形は藤原秀郷、四ツ車
藤原秀郷は別名「俵藤太」(たわらとうた)とも言い、平安時代の平将門と同じ頃の武将です。
志多町の山車
人形は武蔵坊弁慶、四ツ車
志多町の会所には弁慶と草刈童子(弁慶が安宅の関の辺りで道を尋ねた子供達)の人形が展示してありました。
同じ時間に山車にも人形が乗っていたので、くまモンみたいに(?)複数体存在している事になります。
弁慶の後ろ姿
曳っかわせ(仲町と志多町)
元町一丁目の山車
人形は牛若丸、四ツ車
幸町(旧南町)の山車、人形は(能楽の)翁
幸町は旧南町と旧鍛冶町の2台の山車を所有しています。
六軒町の山車
人形は三番叟、三ツ車
こちらも「能」からで、三番叟です。黒の烏帽子が格好いいです。
川越まつりの山車のメインの提灯は町名の場合と人形名の場合とがあります。ちなみに六軒町は、昔は町名の「六軒町」表示の提灯でした。
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