2017年01月05日
暗号通貨(仮想通貨)の可能性~初心者むけ
仮想通貨が今後より大きく広がっていくためには
幾つかのポイントがあると考えます。
日本では、元ライブドアの堀江氏も度々ビットコインについて発信しています。
楽天の三木谷社長も具体的にビットコインを
楽天サイト内で使えるようにしていく旨を発言しました。
それ以外でも様々なサイトでビットコインに関わるサービスも始まり
今後大きく普及する素地が見え始めてきていると感じます。
世界中で更にビットコインが広がるポイントは大きくは4つあります。
① 多くの企業が参入する
・ビットコインを使用できるサイトが増える。
・ビットコインの両替が簡単にできる。
・ビットコインを使える店舗が増える。
・ビットコインを気楽に使えるサービスが広がる。
② 使い道が様々広がる
・ 普段の生活の中でビットコインが使えるようになる。
・ 電子マネー感覚でビットコインが使えるようになる。
・ 送金業務以外でもビットコインを使えるようになる。
③ 換金の利便性が高くなる
・ 両替所が日本各地に設置されるようになる。
・ 換金所が日本各地に出来るようになる。
・ 様々な換金サービスが広がる。
④ 認知度が広がる
・ 様々な企業が参入することでマスコミの話題となる。
・ 参入企業がそのサービスを宣伝広告でPRする。
参入企業、使い道、換金性、認知度。
様々な形で、広がることにより、ビットコインの付加価値はより
大きなものになっていく可能性がある訳なのです。
【 仮想通貨の問題点 】
仮想通貨が全て正しい情報として日本国内で流れているわけではなく
投機的なうたわれ方、ネットワーク商法としての取扱
様々な問題が既に出てきています。
どんな点に注意をすべきか?
問題点があるのか?
この点について少しまとめてみましょう。
① 詐欺的な取り扱い
仮想通貨は既に、世界中で1,000種類以上存在します。
日本国内でも多くの仮想通貨が聞かれるようになりました。
その中の多くはビットコインの値上がりを例に取り
あたかも同じように上昇すること伝え、販売されているものも多いです。
本来の仮想通貨の流通価格の数倍以上の価格で買えばどうなるか?
その仮想通貨がそれ以上に値上がりすれば儲かりますが
値下がりすれば目も当てられません。
高値で仮想通貨を買った人は大損をすることになります。
仮想通貨はあくまでも利用者側の利便性が高まることにより
自然に価値が高まっていくものだと自分は考えています。
② 投機的な取り扱い
今後これは日本国内で増え、問題になると予想できますが
“ 仮想通貨は今後大きく上昇しますよ!! ”
“ いま買っておけば儲かりますよ!!
そういって煽り立て、販売をするような業者が多数出てきています。
イラク・ディナールという通貨の売買が
日本でも数年前にブームになりました。
実質的な価値の数倍の価格で取引をされていました。
イラクが復興することで、ディナールの価値が上昇する。
そんな話を持ちかけられ、数千万円単位で投資をした人もいました。
仮想通貨というものは、こんな形で投機的に捉えるものではありません。
本来の仮想通貨の可能性から、様々な企業がビジネスに参入し
多くの使い道が広がった時にはじめて
その価値が大きく上昇する可能性があるのです。
③ 乱立する仮想通貨
現在は数百ある仮想通貨も、最終的には1つ
もしくは2つ、3つの仮想通貨に絞られることになるでしょう。
取り扱いができる場所の多い、利便性の高い
使用する人の多い仮想通貨が残ることになるでしょう。
自分の個人的な意見としてですが
ビットコインはその最先端にあると感じます。
仮想通貨としての時価総額が、他の通貨と比較して段違いに大きく
そして使える用途、場所が圧倒的に多いからです。
残った多くの仮想通貨は、実質価値を
最終的には無くすことになるかもしれません。
なぜ仮想通貨が乱立して新しくできるのか?
この点については明確です。
新しく作られる仮想通貨を創る人たちの欲があります。
もし、自分自身が新しい仮想通貨を創ることができたとすれば?
皆さんこれを考えてみてください。
全くゼロから、仮に100億円の仮想通貨を
世界中の人に持たせることができれば
100億円の資産を創ることができるのです。
この100億円を仮想通貨から現金や不動産に変えることができれば
本当の資産に生まれ変わります。
これに対しての規制が現在のところないのです。
新しい会社を作り、その株を日本中で100億円売ればどうなるか?
これは未上場株詐欺ですね。
法的に違法ですし、犯罪なのです。
仮想通貨では、この法律がまだ決められていないため
多くの人が魅力に感じる仮想通貨を作ろうと
多くの賢い人達、企業が乱立しているわけなのです。
④ 乱高下する価格変動
こちらのサイトをご覧下さい。
様々な仮想通貨の現在の時価総額を見て取れます。
http://coinmarketcap.com/currencies/views/all/
こちらのサイトに乗っている仮想通貨は既に400を超えており
これが現在でも新たに増えています。
最も大きなビットコインの時価総額は1兆4,780億円を超えています。
(2016年12月現在)
第二位のイーサリウムの時価総額は807億円程度であり、その差は歴然です。
時価総額が少ないということは
流通している量そのものが少ないということです。
仮想通貨としての安定性に欠けると見て取ることができます。
更にはこのサイトを見れば、日々の取引ボリュームもわかります。
ビットコインは日々数十億~百億円を超える取引があり
安定した日々の取引を誇ります。
実際に換金をしようとした時に、取引高が少ない仮想通貨は
取引できないリスクがあります。
こういう点からの注意も必要ですね。
自分は新興市場の株式で大きく資産を作ったこともありますし
大きく資産を失ったことも有ります。
新興市場株の最大の問題点は、取引流通量の少なさに有り
少しの買い・売りにより、価格が一方的に動く点にあります。
市場が暴落するタイミングでは、売りたくても一切売れない。
そんなことがままあります。
ライブドア・ショック時の新興市場の暴落を思い出して下さい。
売りたくても売れないまま価格が暴落し
信用取引をしていた人は、あっという間に多くの資産を失う。
そんなことがあったのです。
現在の仮想通貨の多くは、市場での使い道が広がらない限り
様々な手段での使用の利便性がはかられない限り
その価値は実質ゼロに近づいていくのではないかと思われます。
現在のこの時価総額の価値の差を考えれば
ビットコイン以外の仮想通貨に関しては、選択を本当に厳選する必要があります。
ただし全く新しい通貨が、新しい使われ方をもって誕生すれば別です。
既存の発行されている通貨であっても
例えばAmazonで使用できるようになったり
PayPalへの支払いが可能となったり。
数多くのキャッシュ・ディスペンサーで
実際の通貨への両替が可能となるなど、
使い勝手が画期的に広がれば、
その通貨の価値は上昇していくことになると考えます。
⑤ 換金性
現在の仮想通貨の問題のひとつは換金性にあります。
世界の多くの国がビットコインなど仮想通貨の両替に規制を掛け始め
交換ができなくなるリスクが存在します。
ただ、まだ議論が進んでいないので、今後数年は安泰だと考えられます。
あくまでも仮想通貨なので予期せぬ事が起きる可能性はありますが、
ロジックのしっかり している通貨なので
問題が発生するとなると、周囲の環境(両替所や規制などの問題)
によるところが大きいと思われます。
⑥ 価格のボラティリティの高さ
2015年のビットコインの安値は180ドル程度でした。
2016年の高値は800ドル程度です。
価格の上下が非常に激しいです。
この点は投資と言う側面で見た場合、非常に高いリスクとなります。
短期的な値上がりを見込んでの売買は好ましくありません。
分散投資の一部として、長期間保管し続けるのも選択です。
2016年は安定して値上がりしたビットコイン。
値上がりに目を奪われて忘れがちですが
リスクも高いことも理解してください。
あくまで新興技術に対する投資ですので
新興国の高金利の定期預金などとも比較して
圧倒的にリスクが高い分類であることは、理解しなければいけません。
資産分散の一環として考えるべきものなのです。
幾つかのポイントがあると考えます。
日本では、元ライブドアの堀江氏も度々ビットコインについて発信しています。
楽天の三木谷社長も具体的にビットコインを
楽天サイト内で使えるようにしていく旨を発言しました。
それ以外でも様々なサイトでビットコインに関わるサービスも始まり
今後大きく普及する素地が見え始めてきていると感じます。
世界中で更にビットコインが広がるポイントは大きくは4つあります。
① 多くの企業が参入する
・ビットコインを使用できるサイトが増える。
・ビットコインの両替が簡単にできる。
・ビットコインを使える店舗が増える。
・ビットコインを気楽に使えるサービスが広がる。
② 使い道が様々広がる
・ 普段の生活の中でビットコインが使えるようになる。
・ 電子マネー感覚でビットコインが使えるようになる。
・ 送金業務以外でもビットコインを使えるようになる。
③ 換金の利便性が高くなる
・ 両替所が日本各地に設置されるようになる。
・ 換金所が日本各地に出来るようになる。
・ 様々な換金サービスが広がる。
④ 認知度が広がる
・ 様々な企業が参入することでマスコミの話題となる。
・ 参入企業がそのサービスを宣伝広告でPRする。
参入企業、使い道、換金性、認知度。
様々な形で、広がることにより、ビットコインの付加価値はより
大きなものになっていく可能性がある訳なのです。
【 仮想通貨の問題点 】
仮想通貨が全て正しい情報として日本国内で流れているわけではなく
投機的なうたわれ方、ネットワーク商法としての取扱
様々な問題が既に出てきています。
どんな点に注意をすべきか?
問題点があるのか?
この点について少しまとめてみましょう。
① 詐欺的な取り扱い
仮想通貨は既に、世界中で1,000種類以上存在します。
日本国内でも多くの仮想通貨が聞かれるようになりました。
その中の多くはビットコインの値上がりを例に取り
あたかも同じように上昇すること伝え、販売されているものも多いです。
本来の仮想通貨の流通価格の数倍以上の価格で買えばどうなるか?
その仮想通貨がそれ以上に値上がりすれば儲かりますが
値下がりすれば目も当てられません。
高値で仮想通貨を買った人は大損をすることになります。
仮想通貨はあくまでも利用者側の利便性が高まることにより
自然に価値が高まっていくものだと自分は考えています。
② 投機的な取り扱い
今後これは日本国内で増え、問題になると予想できますが
“ 仮想通貨は今後大きく上昇しますよ!! ”
“ いま買っておけば儲かりますよ!!
そういって煽り立て、販売をするような業者が多数出てきています。
イラク・ディナールという通貨の売買が
日本でも数年前にブームになりました。
実質的な価値の数倍の価格で取引をされていました。
イラクが復興することで、ディナールの価値が上昇する。
そんな話を持ちかけられ、数千万円単位で投資をした人もいました。
仮想通貨というものは、こんな形で投機的に捉えるものではありません。
本来の仮想通貨の可能性から、様々な企業がビジネスに参入し
多くの使い道が広がった時にはじめて
その価値が大きく上昇する可能性があるのです。
③ 乱立する仮想通貨
現在は数百ある仮想通貨も、最終的には1つ
もしくは2つ、3つの仮想通貨に絞られることになるでしょう。
取り扱いができる場所の多い、利便性の高い
使用する人の多い仮想通貨が残ることになるでしょう。
自分の個人的な意見としてですが
ビットコインはその最先端にあると感じます。
仮想通貨としての時価総額が、他の通貨と比較して段違いに大きく
そして使える用途、場所が圧倒的に多いからです。
残った多くの仮想通貨は、実質価値を
最終的には無くすことになるかもしれません。
なぜ仮想通貨が乱立して新しくできるのか?
この点については明確です。
新しく作られる仮想通貨を創る人たちの欲があります。
もし、自分自身が新しい仮想通貨を創ることができたとすれば?
皆さんこれを考えてみてください。
全くゼロから、仮に100億円の仮想通貨を
世界中の人に持たせることができれば
100億円の資産を創ることができるのです。
この100億円を仮想通貨から現金や不動産に変えることができれば
本当の資産に生まれ変わります。
これに対しての規制が現在のところないのです。
新しい会社を作り、その株を日本中で100億円売ればどうなるか?
これは未上場株詐欺ですね。
法的に違法ですし、犯罪なのです。
仮想通貨では、この法律がまだ決められていないため
多くの人が魅力に感じる仮想通貨を作ろうと
多くの賢い人達、企業が乱立しているわけなのです。
④ 乱高下する価格変動
こちらのサイトをご覧下さい。
様々な仮想通貨の現在の時価総額を見て取れます。
http://coinmarketcap.com/currencies/views/all/
こちらのサイトに乗っている仮想通貨は既に400を超えており
これが現在でも新たに増えています。
最も大きなビットコインの時価総額は1兆4,780億円を超えています。
(2016年12月現在)
第二位のイーサリウムの時価総額は807億円程度であり、その差は歴然です。
時価総額が少ないということは
流通している量そのものが少ないということです。
仮想通貨としての安定性に欠けると見て取ることができます。
更にはこのサイトを見れば、日々の取引ボリュームもわかります。
ビットコインは日々数十億~百億円を超える取引があり
安定した日々の取引を誇ります。
実際に換金をしようとした時に、取引高が少ない仮想通貨は
取引できないリスクがあります。
こういう点からの注意も必要ですね。
自分は新興市場の株式で大きく資産を作ったこともありますし
大きく資産を失ったことも有ります。
新興市場株の最大の問題点は、取引流通量の少なさに有り
少しの買い・売りにより、価格が一方的に動く点にあります。
市場が暴落するタイミングでは、売りたくても一切売れない。
そんなことがままあります。
ライブドア・ショック時の新興市場の暴落を思い出して下さい。
売りたくても売れないまま価格が暴落し
信用取引をしていた人は、あっという間に多くの資産を失う。
そんなことがあったのです。
現在の仮想通貨の多くは、市場での使い道が広がらない限り
様々な手段での使用の利便性がはかられない限り
その価値は実質ゼロに近づいていくのではないかと思われます。
現在のこの時価総額の価値の差を考えれば
ビットコイン以外の仮想通貨に関しては、選択を本当に厳選する必要があります。
ただし全く新しい通貨が、新しい使われ方をもって誕生すれば別です。
既存の発行されている通貨であっても
例えばAmazonで使用できるようになったり
PayPalへの支払いが可能となったり。
数多くのキャッシュ・ディスペンサーで
実際の通貨への両替が可能となるなど、
使い勝手が画期的に広がれば、
その通貨の価値は上昇していくことになると考えます。
⑤ 換金性
現在の仮想通貨の問題のひとつは換金性にあります。
世界の多くの国がビットコインなど仮想通貨の両替に規制を掛け始め
交換ができなくなるリスクが存在します。
ただ、まだ議論が進んでいないので、今後数年は安泰だと考えられます。
あくまでも仮想通貨なので予期せぬ事が起きる可能性はありますが、
ロジックのしっかり している通貨なので
問題が発生するとなると、周囲の環境(両替所や規制などの問題)
によるところが大きいと思われます。
⑥ 価格のボラティリティの高さ
2015年のビットコインの安値は180ドル程度でした。
2016年の高値は800ドル程度です。
価格の上下が非常に激しいです。
この点は投資と言う側面で見た場合、非常に高いリスクとなります。
短期的な値上がりを見込んでの売買は好ましくありません。
分散投資の一部として、長期間保管し続けるのも選択です。
2016年は安定して値上がりしたビットコイン。
値上がりに目を奪われて忘れがちですが
リスクも高いことも理解してください。
あくまで新興技術に対する投資ですので
新興国の高金利の定期預金などとも比較して
圧倒的にリスクが高い分類であることは、理解しなければいけません。
資産分散の一環として考えるべきものなのです。
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