2017年01月04日
暗号(仮想)通貨ビギナーのための入門講座1
ビットコインという仮想通貨の本質は何なのか?
“ ピア・ツー・ピアネットワークによる、プルーフ・オブ・ワーク
でブロック・チェーンを維持することにより運営される仕組み “
となります。
シンプルに言えば、既存の金融のシステムとは切り離された
非常に堅牢なセキュリティの上で取引される仮想通貨です。
そして様々な仮想通貨がある中で、圧倒的なNO.1の地位を占めています。
現在、様々な仮想通貨が日本でも紹介されていますが
その99%以上は偽物、詐欺行為のものだと確信しています。
ビットコインと同じように他の仮想通貨を紹介している人たちがいますが
これは全くの間違いなのです。
【 ブロック・チェーンとは? 】
ブロックチェーンとは、通貨のデータをどのアドレスからどのアドレスに送ったということが記録されている履歴(データベース)ということになります。
そして、そのデータは一つの場所に保存されているのではなく、bitcoinに参加しているコンピュータに分散されて保存されています。
取引記録(トランザクション)をブロックにまとめて、そのブロックをチェーン(鎖)のようにつなげて保存したものになります。
こちらのサイトを見れば、現在取引されている生の情報が見れます。
非常に数多くのビットコインの取引が成立しているのが見て取れます。
世界では既に多く普及している現実があるのですよね。
https://blockchain.info
【 マイニングとは? 】
ビットコインマイニングとは?
現在、世界中で使われている仮想通貨ビットコインは
「金 (ゴールド)」と似たような 性質を持ちます。
仮想通貨でありながら、世界での流通量が限られていて
そして匿名性、公平性、安全性を持ち合わせているのが特徴です。
そして特に特徴的なのはビットコインを「掘る」事ができる事です。
高い演算能力を持ったコンピュータを使って
計算させる事によりビットコインを手にする事ができます。
この計算を掘る事になぞらえて、採掘の意味であるマイニングといいます。
ではコンピュータにどんな計算をさせているのか ?
これは、ある条件にあった数をみつけるために
何度も、何度も、数字を変えて計算させて
条件にあった数を見つけ出す事によりコインを採掘する事ができます。
これはビットコイン取引の正当性を確認するために行われている為の計算で
ビットコインの取引の裏側で行われている、いわばメンテナンスのようなものです。
マイニングを簡単に言えば
“ コンピューターに計算させるとビットコインがもらえる ”
ということになります。
“ 仮想通貨はインターネットである“
こう言われて多くの方は??? と思うかもしれません。
どういうことかといいますと・・・・
ビットコインという仮想通貨は
特定の機関や企業が運営しているわけではありません。
世界中の多くの企業、人が参加をし、この仕組自体を作り上げています。
インターネットというものも、特定の組織、企業、機関が
運営をするわけではなく、世界中でインターネットに接続する
様々な企業、人により、つながっているのです。
一方的なつながりではなく、碁盤の目のように
更にはそれが立体的につながることにより、安定さを保っています。
グーグルやAmazon、Yahooやマイクロソフトが
インターネット自体を運営しているわけではありません。
これらの企業は、インターネットと言うインフラを活用し
それぞれがインターネット上でサービスを展開したり
インターネットをより使いやすくするためのハードを提供しています。
仮想通貨も同様に考えればわかりやすいと思います。
インターネットが大きく急速に普及したように
仮想通貨が大きく普及するタイミングがあると考えます。
ちょうどそれがまさに今だと思っています。
今後様々な大手企業がサービスを展開し
そして様々なサイトでビットコインが使われるようになるでしょう。
利便性が高まれば高まるほど
その価値は上昇していくことになると考えられます。
【 小額決済での取引の拡大の可能性 】
ウエスタン・ユニオンという両替・送金所が世界中に広がっています。
日本にも多数できてきています。
銀行よりは両替レートもよく、送金手数料も安いです。
しかしやはり、数千円レベルの送金手数料はかかります。
誰がこれを一番利用しているのか?
世界中で出稼ぎに出ている外国人です。
例えばフィリピン人は、人口の10%、現在で言えば1,000万人が
世界中に出稼ぎをし、毎月祖国の家族に送金をしています。
仮に月5万円を送金するとして
それに対して3,000円の手数料がかかり
両替手数料が4%かかれば、合計5,000円のコストとなります。
送金額の10%をウエスタン・ユニオンに支払うことになります。
仮想通貨では、インターネット上で全てを完結できます。
圧倒的に手数料を下げることが可能になります。
この両替・送金手数料を1%に下げることができたとすれば
負担は500円で済み、毎月4,500円得をするとすれば?
ほぼ全員が仮想通貨に鞍替えする可能性があります。
1,000万人のフィリピン人が月5万円送金するとすれば
1ヶ月:5,000億円の送金規模になり
1年間では6兆円という途方も無い金額となります。
現在かかっているコストが10%であれば6,000億円です。
これが仮想通貨で1%に下がれば600億円になります。
仮想通貨での両替ビジネスを行うことで
この600億円を取り込める可能性があるということなのです。
世界中には多くの両替・送金所があります。
ウエスタン・ユニオンと同じレベルの会社も2社ありますし
他社に先駆けて、何処か大手が自社のシステムを
仮想通貨に変更していくことは考えられますよね!!
【 スマートフォンの広がりが仮想通貨の普及を加速させる 】
スマートフォンを使い、常に手元で全て完結される送金の仕組み
そして利便性を考えてみてください。
インターネットバンクが更に進化をしたイメージです。
海外送金だけでなく、商品の購入や様々な支払いが
この中で完結できれば???
潜在的なポテンシャルは非常に大きいわけなのです。
大手ECサイトが自社独自でサービスを展開することも考えられますし
専門サービスを提供する会社が出てくる可能性もあるでしょう。
昨年からは中国大手のテンセント社がウィーチャットでの決済システム
ウィーチャットペイをスタートし、現在爆発的に拡大しています。
アップルペイもしかり、同様の決済システムが次々出てくることになるでしょう。
【 仮想通貨の価値は高まる 】
ビットコインはマイニングという作業の中
2140年まで新たに生み出され続けています。
合計で2100万ビットコインになった段階で終わり、それ以上は増えません。
マウントゴックスの破綻では
1ビットコインの価値が、投機的に上下したため、
仮想通貨としての潜在的な可能性ではなく、
表面的な投機面だけが日本では多くニュースになりました。
これによって仮想通貨の投資の価値が全く勘違いされた形で
多くの日本人には伝わりました。
様々な利便性が理解され、多くの人がビットコインのウォレット、
財布を保有するようになることで、
総量が決まっているビットコインは1枚あたりの価値が
増していくことが予想されています。
自分も個人的な見解としてですが
今後もビットコインの価値は上昇していくと考えます。
PayPalでビットコインの使用が検討されています。
大手FX会社でビットコインの入金ができるようになりました。
ビットコインを引き出しできるキャッシュディスペンサーも
世界中に増えています。
ビットコインを使える場所が広がるに連れて
その価値が増していくと感じています。
ビットコイン、仮想通貨にかんするお問い合わせはこちらのLINE@まで。
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