2016年09月16日
フィリピンの不動産状況
【1】大学進学者が増加するフィリピン、学生向け物件への投資に注目
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経済成長に伴う所得の拡大や、海外出稼ぎ労働者(OFW)からの仕送りの増加で
金銭的に余裕のある世帯が増えてきているほか、就職する上で「大卒」を最低条件
としている企業も増えていることから、フィリピンでは大学進学者の増加が以前
よりも顕著になってきています。
一例を挙げると、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が、
今月6日に発表した2016年版の「世界大学ランキング」で、フィリピン大学に次ぐ
国内2位となった「アテネオ・デ・マニラ大学」では、数年前まで8,000人程度
だった学生数が、足元では約1万2,000人にまで拡大しています。
こうした状況の中、新たな投資機会として注目したいのが「学生向け物件」です。
フィリピンでは、通常のコンドミニアムを学生1人で借りるのは予算的に難しい
ため、多くの学生はワンルームの部屋などを複数人でシェアして居住できる
ドミトリー(寮)型の物件を探すことになります。
このドミトリー物件は、学生にとっては学校近くの住居に低コストで住めるメリ
ットがある一方、投資家にとっては通常賃貸時よりも1部屋当たりの賃料収入を
拡大できるため、満床稼働となれば非常に高い利回りを期待できるという魅力が
あります。
しかし、ドミトリー物件は数が少ないため、大学が多く集まり、学生数も増加し
ているマニラ首都圏などでは空きを見つけるのが非常に難しく、もし見つけられ
ても古く劣悪な環境な割りに、家賃も決して安くないといったものが大半となって
います。
そのため、現在マニラ市の学術エリアなどで少数ながら開発が進められている
学生向けドミトリー物件は、非常に高い競争力を発揮することが期待されており、
新たな投資対象として注目されているのです。
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経済成長に伴う所得の拡大や、海外出稼ぎ労働者(OFW)からの仕送りの増加で
金銭的に余裕のある世帯が増えてきているほか、就職する上で「大卒」を最低条件
としている企業も増えていることから、フィリピンでは大学進学者の増加が以前
よりも顕著になってきています。
一例を挙げると、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が、
今月6日に発表した2016年版の「世界大学ランキング」で、フィリピン大学に次ぐ
国内2位となった「アテネオ・デ・マニラ大学」では、数年前まで8,000人程度
だった学生数が、足元では約1万2,000人にまで拡大しています。
こうした状況の中、新たな投資機会として注目したいのが「学生向け物件」です。
フィリピンでは、通常のコンドミニアムを学生1人で借りるのは予算的に難しい
ため、多くの学生はワンルームの部屋などを複数人でシェアして居住できる
ドミトリー(寮)型の物件を探すことになります。
このドミトリー物件は、学生にとっては学校近くの住居に低コストで住めるメリ
ットがある一方、投資家にとっては通常賃貸時よりも1部屋当たりの賃料収入を
拡大できるため、満床稼働となれば非常に高い利回りを期待できるという魅力が
あります。
しかし、ドミトリー物件は数が少ないため、大学が多く集まり、学生数も増加し
ているマニラ首都圏などでは空きを見つけるのが非常に難しく、もし見つけられ
ても古く劣悪な環境な割りに、家賃も決して安くないといったものが大半となって
います。
そのため、現在マニラ市の学術エリアなどで少数ながら開発が進められている
学生向けドミトリー物件は、非常に高い競争力を発揮することが期待されており、
新たな投資対象として注目されているのです。
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