2016年05月18日
自己投資は、最後は英語。最後でいいのか。
最後は英語です。
世界でビジネスするうえでの共通言語ですので外国人を相手に臆せず意思疎通ができるくらいのレベルになっておく必要があります。当然、英語ができれば働きだしてからのキャリアの選択肢も一気に増えますので、まだ時間に余裕のある学生さんこそ、必死に勉強をするメリットが大きいはずです。
■ 収入に直結するスキルに注力せよ
●一般人は、必要以上には勉強しない
●小金持ちは、手当たり次第に資格を取る
●大富豪は、抜き出た職務スキルをひとつつくる
汎用スキルを身に付けたら今度は職務スキルを習得しないといけません。職務スキルといえば資格が思いつきますが、大富豪で資格マニアだという人はまずいません。たとえば、外国語。英語ができないビジネスマンはグローバルで相手にされませんのでその習得は当然だとして、それ以外に中国語もスペイン語もできますといった日本人の大富豪に出会ったことがありません。
語学力はすばらしい能力ですし、仕事の効率も上がるでしょう。ただ結果から逆算したときに本当にそれだけの時間と労力をかける意味があるのかということです。大富豪は効率より効果を重んじます。
効率とはプロセスの改善。効果は結果の改善。つまり職務スキルを選択するときのコツは、結果から逆算することです。そうすれば最短距離を見つけやすくなります。たとえば、語学について効果から逆算すると、通訳をひとり雇う方が早い場合もある、ということです。
やたらと資格を取るのも同じで、本人にすれば「就職先が増えるから」、「時給が上がるから」、「将来食べていくのに困らないから」といったさまざまな動機があるのでしょう。でも、本当にすべての資格が必要なのでしょうか。資格の取得には時間とおカネがかかります。これはまぎれもない投資です。そこで得られる結果はしっかり精査されるべきです。
効果重視の資格で最もわかりやすいのがMBA(経営学修士)です。仮にアイビーリーグのMBAに行くなら2年間の自分の時間と、学費・生活費として、どんなにコストを抑えたとしても1000万円以上かかります。非常に大きな投資額ではあるものの、年収800万円が1200万円になったら学費と生活費は2年半で回収できます。さらにMBAで過ごした2年間で得られなかった年収(800万円×2)も、プラス4年働けば回収できます。6年半働けばすべてペイできて、それ以降はプラスのキャッシュフローが続くわけです。
もちろん、MBAで築いた人脈も貴重な資産として今後活用できます。
2008年の金融危機以降、MBAの価値は相対的に下がったと言われています。しかし、仮にそうだったとしても、20代で取得してしまえば回収期間はたっぷりあるので、十分、効果を発揮できるはずです。費用が1000万円以上かかると聞くだけで「そんなおカネはない」「自分には関係ない」と思う人がほとんどでしょう。
でも、実際にMBAに自腹でいく人は、経済的なゆとりがある人たちとも限りません。親族や銀行(学資ローン)からおカネを集めて、大きな借金を抱えていく人もたくさんいます。ここでも大事なのは投資発想が持てるかどうかです。
■ すべては結果からの逆算
誤解されないように付け加えると、MBAはあくまでも一例であって、何もMBAに行けば大富豪になれると言っているのではありません。MBAの資格が発揮できるのは金融業界、商社、コンサル業界など。たとえば、ITベンチャーで働いている人がMBAを取ったところであまり重宝されません。
働く業界によってはファイナンシャルプランナー、税理士、会計士、TOEIC990点などの資格が最大効果を発揮する場合もあります。
すべては結果からの逆算です。普通の人が自分へ投資することを考えた場合、成長曲線として1次方程式をイメージする傾向が強いと感じます。時間と労力をかければ着実に結果が増えていくもの。コツコツ増えるタイプなので職務スキルを複数用意したくなってしまいます。
一方で、大富豪の考え方は2次方程式(y=ax^2+bx+c)に近いと思います。投資の効果が加速度的に伸びる分野を見抜き、そこを集中して伸ばす。その結果、同じ投資額でもより大きな効果を得られるというわけです。会社経営も似ていて、安定した収益源となる1次方程式の事業モデル(おカネと人をかければ収益が伸びるモデル)を回しつつも、どこかで大きな飛躍が期待できる2次方程式の事業モデルにも投資を続ける。そうすることで会社が大きく成長していくのです。
世界でビジネスするうえでの共通言語ですので外国人を相手に臆せず意思疎通ができるくらいのレベルになっておく必要があります。当然、英語ができれば働きだしてからのキャリアの選択肢も一気に増えますので、まだ時間に余裕のある学生さんこそ、必死に勉強をするメリットが大きいはずです。
■ 収入に直結するスキルに注力せよ
●一般人は、必要以上には勉強しない
●小金持ちは、手当たり次第に資格を取る
●大富豪は、抜き出た職務スキルをひとつつくる
汎用スキルを身に付けたら今度は職務スキルを習得しないといけません。職務スキルといえば資格が思いつきますが、大富豪で資格マニアだという人はまずいません。たとえば、外国語。英語ができないビジネスマンはグローバルで相手にされませんのでその習得は当然だとして、それ以外に中国語もスペイン語もできますといった日本人の大富豪に出会ったことがありません。
語学力はすばらしい能力ですし、仕事の効率も上がるでしょう。ただ結果から逆算したときに本当にそれだけの時間と労力をかける意味があるのかということです。大富豪は効率より効果を重んじます。
効率とはプロセスの改善。効果は結果の改善。つまり職務スキルを選択するときのコツは、結果から逆算することです。そうすれば最短距離を見つけやすくなります。たとえば、語学について効果から逆算すると、通訳をひとり雇う方が早い場合もある、ということです。
やたらと資格を取るのも同じで、本人にすれば「就職先が増えるから」、「時給が上がるから」、「将来食べていくのに困らないから」といったさまざまな動機があるのでしょう。でも、本当にすべての資格が必要なのでしょうか。資格の取得には時間とおカネがかかります。これはまぎれもない投資です。そこで得られる結果はしっかり精査されるべきです。
効果重視の資格で最もわかりやすいのがMBA(経営学修士)です。仮にアイビーリーグのMBAに行くなら2年間の自分の時間と、学費・生活費として、どんなにコストを抑えたとしても1000万円以上かかります。非常に大きな投資額ではあるものの、年収800万円が1200万円になったら学費と生活費は2年半で回収できます。さらにMBAで過ごした2年間で得られなかった年収(800万円×2)も、プラス4年働けば回収できます。6年半働けばすべてペイできて、それ以降はプラスのキャッシュフローが続くわけです。
もちろん、MBAで築いた人脈も貴重な資産として今後活用できます。
2008年の金融危機以降、MBAの価値は相対的に下がったと言われています。しかし、仮にそうだったとしても、20代で取得してしまえば回収期間はたっぷりあるので、十分、効果を発揮できるはずです。費用が1000万円以上かかると聞くだけで「そんなおカネはない」「自分には関係ない」と思う人がほとんどでしょう。
でも、実際にMBAに自腹でいく人は、経済的なゆとりがある人たちとも限りません。親族や銀行(学資ローン)からおカネを集めて、大きな借金を抱えていく人もたくさんいます。ここでも大事なのは投資発想が持てるかどうかです。
■ すべては結果からの逆算
誤解されないように付け加えると、MBAはあくまでも一例であって、何もMBAに行けば大富豪になれると言っているのではありません。MBAの資格が発揮できるのは金融業界、商社、コンサル業界など。たとえば、ITベンチャーで働いている人がMBAを取ったところであまり重宝されません。
働く業界によってはファイナンシャルプランナー、税理士、会計士、TOEIC990点などの資格が最大効果を発揮する場合もあります。
すべては結果からの逆算です。普通の人が自分へ投資することを考えた場合、成長曲線として1次方程式をイメージする傾向が強いと感じます。時間と労力をかければ着実に結果が増えていくもの。コツコツ増えるタイプなので職務スキルを複数用意したくなってしまいます。
一方で、大富豪の考え方は2次方程式(y=ax^2+bx+c)に近いと思います。投資の効果が加速度的に伸びる分野を見抜き、そこを集中して伸ばす。その結果、同じ投資額でもより大きな効果を得られるというわけです。会社経営も似ていて、安定した収益源となる1次方程式の事業モデル(おカネと人をかければ収益が伸びるモデル)を回しつつも、どこかで大きな飛躍が期待できる2次方程式の事業モデルにも投資を続ける。そうすることで会社が大きく成長していくのです。
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