2016年05月04日
マネーリテラシーを早く身に付けよう
2003年にロトくじで
190万ポンド(約3億円)
当選した英国の少女キャリーは
大金を手にした直後から
家や高級車、ブランド品を買いあさり
ドラッグとパーティ三昧の日々送る。
交際した数人の男性は
ほぼ例外なく遊興費をせびったり、
彼女の金を盗んだりしては去っていった。
6年後の2009年には
45万円程度の弁護士費用が
支払えなければ破産という
状態にまで追い詰められ、
キャリーは2人の子供を抱えて
3つの仕事を掛け持ちしなければ
暮らして行けない状態に陥った。
宝くじの当選は
庶民のもっとも身近な夢だろう。
一度に
2億円とか3億円という
金額が手に入れば一生苦労なく
暮らしてゆけるように思える。
ところが実際は
宝くじの高額当選者の多くが
その後に破産をしているという。
一般的な給与所得者
(例えば年収500万円ぐらいだろうか)
がこうした大きな一時金を手にすると
仕事を辞めてしまうことが多いのだという。
それだけの資産を持った人が
40万円の月給で毎日満員電車に揺られたり、
上司に怒られたりしながら働くのがバカバカしくなるのは
当たり前のことかもかもしれない。
まとまったお金が入ると大抵
家を買ったり、車を買い替えたり、
いろいろなところに旅行に行ったり、
普段使うものや身につけるものも
高級になったりしやすい。
だが、
冷静に考えてみれば
2、3億円というのは
日本のサラリーマンの
生涯賃金と同じぐらいの金額なのである。
仕事をせず
収入のない状態であるならば、
せめて勤めていたときと
同じ生活水準を維持しなければ
足りなくなるのは当然の成り行きだ。
普通の人は
一気に潤沢な資金を持ち、
贅沢に慣れるとなかなか以前の
生活水準に戻すことができない。
蓄えはみるみる
減って焦りが出てくるが、
再び元の給料で働く気にもなれない。
そこで
なんとかお金を増やそうと
ビジネスや投資を始めてみる。
しかし多くの人は
そうしたことに慣れていないので
うまくゆかなかったり、
最悪の場合ウマい話に乗り
詐欺案件に引っかかったりして
大きくお金を失ってしまう。
特に最後の部分は退職金を
もらったサラリーマンも陥りやすい。
数千万円の
退職金を受け取るが、
月々の給与収入はなくなる。
一方で
支給開始年齢が
引き上げられた年金は
まだもらえないうえに、
将来十分な金額が受け取れるか
どうかわからないという不安も大きい。
なんとか手元の
お金を殖やそうとして
あまり経験もないまま
ビジネスや投資、怪しい案件の
洗礼を受けることになるのだ。
人は急に
大きな金額を手にすると
往々にしてその扱い方で
間違いを犯してしまうものらしい。
その間違いが
まだまだ元気に働ける
若いときに起こったものであれば、
時間とエネルギーを使って
復活することも可能だろう。
しかし、
高齢になってはじめて
手持ちの資金のほとんどを
失うケースはほぼ致命的である。
そうならないために
人生のなるべく早い段階で
あらゆる方法でお金に対する
「免疫力」
をつけておくことが大切なのだ。
まだ復活の利く若いうちに
ビジネスと投資で酸いも甘いも
経験しておくのである。
ビジネスは
当たれば大きく儲かることもある一方で
失敗すれば出資金が損失を被ることがあるし、
最悪の場合ゼロになってしまうが、
その経験は自分の中に蓄積される。
株式やFXなどの投資もまた然り。
買った銘柄や通貨が
たまたま暴騰したり、
時勢が良かったりすると
大きく利益が出ることもある。
しかし投資初心者は含み益が
出ているときには欲をかいて売れず、
暴落してから恐怖に駆られて
売却し損失を被るものである。
そうした痛い思いも
後々自分の血となり肉となる。
ときには有り金を
すべて失うこともあるかもしれない。
だがそれが
自分の人生の早い段階であれば、
また資金を作って再出発することも可能だ。
失敗や成功を繰り返して
経験を積み重ねながら
ある程度の期間継続することができれば
やがて売上も経費も利益も
それなりの金額になってゆく。
そのときには
数百万円、数千万円、数億円という
規模のお金を落ち着いて扱うことのできる
「免疫力」
がついているはずである。
190万ポンド(約3億円)
当選した英国の少女キャリーは
大金を手にした直後から
家や高級車、ブランド品を買いあさり
ドラッグとパーティ三昧の日々送る。
交際した数人の男性は
ほぼ例外なく遊興費をせびったり、
彼女の金を盗んだりしては去っていった。
6年後の2009年には
45万円程度の弁護士費用が
支払えなければ破産という
状態にまで追い詰められ、
キャリーは2人の子供を抱えて
3つの仕事を掛け持ちしなければ
暮らして行けない状態に陥った。
宝くじの当選は
庶民のもっとも身近な夢だろう。
一度に
2億円とか3億円という
金額が手に入れば一生苦労なく
暮らしてゆけるように思える。
ところが実際は
宝くじの高額当選者の多くが
その後に破産をしているという。
一般的な給与所得者
(例えば年収500万円ぐらいだろうか)
がこうした大きな一時金を手にすると
仕事を辞めてしまうことが多いのだという。
それだけの資産を持った人が
40万円の月給で毎日満員電車に揺られたり、
上司に怒られたりしながら働くのがバカバカしくなるのは
当たり前のことかもかもしれない。
まとまったお金が入ると大抵
家を買ったり、車を買い替えたり、
いろいろなところに旅行に行ったり、
普段使うものや身につけるものも
高級になったりしやすい。
だが、
冷静に考えてみれば
2、3億円というのは
日本のサラリーマンの
生涯賃金と同じぐらいの金額なのである。
仕事をせず
収入のない状態であるならば、
せめて勤めていたときと
同じ生活水準を維持しなければ
足りなくなるのは当然の成り行きだ。
普通の人は
一気に潤沢な資金を持ち、
贅沢に慣れるとなかなか以前の
生活水準に戻すことができない。
蓄えはみるみる
減って焦りが出てくるが、
再び元の給料で働く気にもなれない。
そこで
なんとかお金を増やそうと
ビジネスや投資を始めてみる。
しかし多くの人は
そうしたことに慣れていないので
うまくゆかなかったり、
最悪の場合ウマい話に乗り
詐欺案件に引っかかったりして
大きくお金を失ってしまう。
特に最後の部分は退職金を
もらったサラリーマンも陥りやすい。
数千万円の
退職金を受け取るが、
月々の給与収入はなくなる。
一方で
支給開始年齢が
引き上げられた年金は
まだもらえないうえに、
将来十分な金額が受け取れるか
どうかわからないという不安も大きい。
なんとか手元の
お金を殖やそうとして
あまり経験もないまま
ビジネスや投資、怪しい案件の
洗礼を受けることになるのだ。
人は急に
大きな金額を手にすると
往々にしてその扱い方で
間違いを犯してしまうものらしい。
その間違いが
まだまだ元気に働ける
若いときに起こったものであれば、
時間とエネルギーを使って
復活することも可能だろう。
しかし、
高齢になってはじめて
手持ちの資金のほとんどを
失うケースはほぼ致命的である。
そうならないために
人生のなるべく早い段階で
あらゆる方法でお金に対する
「免疫力」
をつけておくことが大切なのだ。
まだ復活の利く若いうちに
ビジネスと投資で酸いも甘いも
経験しておくのである。
ビジネスは
当たれば大きく儲かることもある一方で
失敗すれば出資金が損失を被ることがあるし、
最悪の場合ゼロになってしまうが、
その経験は自分の中に蓄積される。
株式やFXなどの投資もまた然り。
買った銘柄や通貨が
たまたま暴騰したり、
時勢が良かったりすると
大きく利益が出ることもある。
しかし投資初心者は含み益が
出ているときには欲をかいて売れず、
暴落してから恐怖に駆られて
売却し損失を被るものである。
そうした痛い思いも
後々自分の血となり肉となる。
ときには有り金を
すべて失うこともあるかもしれない。
だがそれが
自分の人生の早い段階であれば、
また資金を作って再出発することも可能だ。
失敗や成功を繰り返して
経験を積み重ねながら
ある程度の期間継続することができれば
やがて売上も経費も利益も
それなりの金額になってゆく。
そのときには
数百万円、数千万円、数億円という
規模のお金を落ち着いて扱うことのできる
「免疫力」
がついているはずである。
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