2012年01月27日
「かきもち」考(1)
昨年に続いて知人から、寒もちをついたといって「なまこもち」をいただきました。昔から、東京では寒に入ってもちをつく習慣が有ったようで、私の母もよく「寒もち」という言葉を使っていました。寒もちは多くの場合に「延し餅にせず、なまこ型の(ちょうどフランスパンを少し押しつぶしたような形)にしたもので、5mm位の厚さに切って乾燥し「かきもち」にするのです。きっと、大寒のこの時季は気温が低く乾燥した北風が吹いて、もちを乾燥するのに好都合である為だと思います。
昨年はどこまで乾燥したら良いのかが分からず、結局、細かく割れてしまったので肝心の「かきもち」にはならず。油で揚げたり、少量の油をまぶして中華なべでじっくりいるように焼き、最後に電子レンジを補助的に使って「あられ」にして食べました。これはこれでおいしかったのですが、今年は是非、「かきもち」にするべくチャレンジしています。
干して1週間ほどになりますが、昨日、ためしにオーブンレンジで焼いてみました。かなりふくらみ、10分以上焼いても芯が残る状態でしたのでまだ乾燥不足と判断しました。今日また1枚焼いてみましたが、昨日よりは膨らまないもののまだ芯が残りもう一日待つことにしました。成り行きは明日以降ご報告いたします。
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