アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2015年09月24日

赤い点滴

北斗晶さんが乳がんで今日手術されるとテレビやYahooニュースで知った。
北斗さんのアメブロの読者でありながら、最近バタバタしていて拝見できておらず慌てて見に行った。
今日の午前中に手術なんですね。もう手術室に入っておられるかもしれない。
手術が最高の状態で無事に済みますように祈っています。
北斗ファミリーの幸せ一杯の笑顔が早く戻りますように。

私が入院中、同室だった女性はみんな癌だった。乳がんに胃がん。
乳がんの手術が終わり退院した人の後に、初めて抗がん剤治療を受ける人が入院してきた。
抗がん剤治療を終えた人の後には、乳がんの手術を受ける人が入院してきた。
私の病は少し長引いたので、同室の人の入退院を見届けることになった。
今日はその時の抗がん剤治療を受けた人の話を書こうと思う。

抗がん剤治療を受けに入院してきた人は若くてスレンダーな女性だった。
綺麗でお洒落な装いで小さめのキャリーバッグを引き、今から旅行でも行くような恰好で入院してきた。
しかしその女性は乳がんで退院し、初めての抗がん剤治療の為に2泊3日で入院してきたのだった。
彼女は乳がんになって以来、食事から生活まで徹底して見直し今日に挑んだという。髪が抜けてしまう前に眉はアートメイクで綺麗に整えられていた。

手術後やっと体が回復し元気になった時に抗がん剤治療を受けないといけないのは辛いと言っていた。
抗がん剤とは癌細胞も攻撃するが、良い細胞をも攻撃してしまう。
(抗がん剤も現在は医学の進歩により改善されているとは思いますが)
気丈そうな女性だが、抗がん剤を投与する前は副作用がどれほど体に影響するのかわからず、とても不安だと話していた。

いよいよ抗がん剤治療が始まった。看護師さんが持ってきたのは、赤色の液体が入った小さな点滴だった。
普通の栄養補給の点滴とは明らかに違う、毒々しいぐらい赤い液体だった。
この赤い点滴はトラウマになる人が多いという。
副作用の出方は人によって違う。その女性の場合、投与した時は少し気持ち悪くなったようだが、吐いたりするまで酷くはならなかった。抗がん剤を投与中も同室メンバーとお喋りが普通にでき、治療後の夜の食事も全て食べれた。同室のメンバーで「副作用が軽くて良かったね」と喜びあった。
2泊3日の治療を無事に終え、若い女性は元気に退院していった。

女性特有の乳がん、子宮がんというのは酷な病気だ。手術で女性としての大切な機能を失い、その後の抗がん剤治療で髪をも失う。抜けた後に生えた毛はゴワゴワしたくせ毛のような、以前と違う毛の質になっているという。一番辛いのはステージによっても違うが、抗がん剤治療の副作用と再発の恐怖だ。
しかしみんな自分のファイトと家族や友達の励ましで、辛い闘病も乗り越えている。
人間とは脆いものだが強靭にもなれるものなのだと感じる。

自分の入院生活もすっかり忘れかけていた。病気だったことを思い出すのは良い気分ではないが、自分の病気のことも今後書いていこう。
ブログに書くことで一人でも同じ病気に悩む人の参考になればと願う。
posted by 小町 at 10:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康と病気
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4210816
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
広告

最新の記事
カテゴリー別記事
最新コメント
プロフィール
小町さんの画像
小町
アラフィフの専業主婦です。
プロフィール
写真ギャラリー
タグ
*Special Thanks*

フリー素材*ヒバナ *  * Re:vre
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。