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2016年10月04日

2度あることは3度ある〜踏んだり蹴ったりの日〜

先日「2度あることは3度ある」という諺を実感した。良い事も悪い事も、重なる時には重なるものだ。
父の皮膚癌が発覚し、母が緊急入院し、私は足の爪を剥す怪我をした。全部一日での出来事。踏んだり蹴ったりとはこのことだ。両親の病気については、また後日まとめて話そうと思う。今日は一番軽い私の怪我の話を。

私の怪我は母の付き添いで緊急外来の病室内でのことだ。病室のスチール椅子に足先をぶつけた。母に気がいき自分に無頓着になったのだろう。自分では冷静なつもりでも、動揺していたのだと思う。
爪はスチール椅子にコツンと爪先を当てただけだ。母に気を取られて痛さにも鈍感になっていたのだろうか。爪が薄皮一枚残して直角に突き刺さり、血が流れている様子を見て初めて自分が怪我をしたと知った。普段病院に行く時はスニーカーを履くようにしているが、今回は急ぎだった為にサンダルだった。慌てた為に既に怪我の元を自分で作っていた。

緊急外来は患者さんで先生も看護師さんも多忙だ。そんな時に爪一枚剥したぐらいで処置してくれと言えない。それでも患者さんの措置がひと段落したところで看護師さんが足の爪の手当をしてくださった。血を水で綺麗に流し、ガーゼで拭き細いテープで爪と指を軽く止め上から大きいバンドエイドを巻いてくれた。いずれ爪が剥がれ落ちるまで、爪は残しておいたほうが痛くないそうだ。昔は消毒液を使っていたが今は水道水で綺麗に洗い流すらしい。消毒液だと良い菌も殺してしまうからだとか。但しこれは化膿しない限りの応急処置だ。それでも優しく手当をしてもらうと、不思議なもので痛さは和らいだ。

怪我をして2日間、歩きたくなかったが母の見舞い、父の食事の準備、旦那の仕事手伝いで終日外出が続いた。爪先の当たらない大きめの靴を履き注意して歩いたが、足先は真っ赤に腫れあがり歩くとズキズキ痛い。結局化膿し、皮膚科に行った。抗生物質の飲み薬と抗生物質入りの軟膏を塗り手当してもらった。2日経ち、やっと痛みは治まった。爪を怪我したら、できるだけ早く専門医にかかるべきだ。

母と私は同日に3つ悪い出来事があったので、「これで終わりやね」と言って笑った。今度は良い出来事が2つ、3つと重なるように願いたい。
posted by 小町 at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康と病気
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