2019年11月07日
『笑顔の父親no.19』『辛い闘いを・・・』
ノンフィクション著者.林田 力先生がTwitterで少しやり取りして下さって私のブログを書く意識が高まりました。
正直、これからの話は思いだすと辛い事が多くなるのでモチベーションが落ちてしまってまして、少し鬱が出てきそうになってました。
まだ上手く自分の鬱と付き合い方が出来てなくて・・・
林田先生、ありがとうございます。
それでは父が笑顔で闘い続けていた姿を思い出しながら書いていきます。
誕生日を無事?に向かえられた父ですが、その時既に咽頭癌の放射線治療の影響で喉が腫れ呼吸をするのも難しい状況の為、気道を確保する手術をして“声”も奪われていた。
それでも生きる決意をした父は私達夫婦がお見舞いに行く度に笑顔で向かえてくれて、ジェスチャーと筆談で会話を楽しんでくれて…
それでも父が伝えたい事が上手く伝わらない時は母にあたる事もあったけど…
私達には笑顔で接してくれました。
週に一度はお見舞いに行っていたのですが、行く度に父の伝えたい事がわからない事が増えてきて…
母が言うに痴呆が始まってきてしまったらしく、現実と過去が混じりあうようになってきたそうでした。
それでも私達夫婦がお見舞いにきた時は、見失いそうな現実を必死に捕まえて笑顔で向かえてくれていました。
父は、肉体的にだけでなく現実の「自分を見失いそうな自分」とも必死で闘い続けていました。
その事を考えると胸が締め付けられる思いでしたが、笑顔で向かえてくれる父に答えるように私達夫婦もなるべく笑顔でお見舞いに顔を出すようにしていました。
次回『迫りくる・・・』
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