たっさんの社会人生活の歴史。【第三章】
2015年10月21日
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【 第二章 】では、不動産投資と株式投資について。それに在宅ビジネス「SOHO」。「インターネットで稼ぐ」の小遣いサイトについて触れた。
1996年頃、私はサラリーマン生活を送りつつ「在宅ワーク」についての情報を調べていた。
至る所で「SOHO」という在宅ビジネスについての情報が飛び交っている。
この「SOHO」というのは「Small Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)」を略したものである。
文字が示す通り、小さな規模の会社を自宅で経営するスタイルである。
掘り下げて説明すると「法人格(株式会社、合資会社、合名会社、合同会社であること)」を持つ個人の事業と定義されている。
同様のビジネス形態として「テレワーク」、「フリーランス」、「マイクロビジネス」、「内職」などと区分されているが、客観的に見るならば同じようなものである。
会社にて勤務するスタイルではなく、自分の時間を自由に管理して就労するスタイルである。
この在宅ワークについては、非常に興味を惹かれた。
会社で就労するならば勤務時間が設定されているので、その勤務時間が終了しないと業務終了にはならない。与えられた仕事が終われば、他の仕事を探して勤務時間終了まで過ごす必要がある。
努力して仕事ぶりが評価されれば、微量の収入アップに繋がるわけだが、人間関係も絡んで来るので難しいところである。
しかし、インターネット環境が整備され在宅ワークが可能になるならば、自由に時間を管理できるのだ。早く仕事を終わらせれば自由時間が多くなる。
また人間関係に苦労しているならば、この在宅ワークで解消されるのだ。当然、就労時間を短くし過ぎると収入も減ってしまうが、それについても自由に調整できるわけだ。
よって被雇用者としては「在宅勤務」で「会社勤務と同様の収入」が得られるならば喜ばしい事この上ないのである。
能力差にもよるが、与えられた仕事を終わらせれば良いのだ。服装や身だしなみ、就業中の姿勢、休憩時間も自由なのだ。それでいて所得が安定しているならば、非常に理想的なビジネス形態である。
自由時間を増やすことが出来れば、その自由時間に副業をして収入アップも考えられる。
経営者としても出勤する従業員が減れば、会社のオフィスを縮小化することが可能となり、経費削減できるのだ。また従業員の就業時間を管理する必要が無くなり、残業代のカットも可能となる。
理論上では、理想的なビジネススタイルが導入されたのである。
しかし現実的には色々な問題が発生するわけである。
・・つづく。
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